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第百二十七話「王立図書館の恐怖」


ウルトラマンゼロの使い魔
第百二十七話「王立図書館の恐怖」
冷凍怪獣ペギラ
ペットロボット ガラQ 登場



 ――そろそろ夏が近い季節にも関わらず、トリステイン王国領土の平原が一面の銀世界に
なっていた。見渡す限りの大地が氷雪に埋もれており、木や草花には霜が降りている。仮に真冬で
あったとしても、トリステインの気候ではここまでの光景にはならないだろうというほどに
氷で閉ざされていた。
「バアオオオオオオオオ!」
 その犯人は、銀世界の真ん中に立つ一体の巨大生物。腕はヒレ状の翼となっており、足には
水かきが生えている。首はトドかアザラシのような鰭脚類に似ていて、まぶたが常に半開きなのが
おとぼけな印象を受けるが、この状況で一目瞭然だがその実はかなりの力を秘めた冷凍怪獣だ。
名をペギラ。本来は寒冷地にのみ棲息する怪獣なのだが、何らかの事情でトリステインの地に
迷い込んできたのだろう。そして降り立った場所を中心として自分に棲み良い世界に変えてしまった
ばかりか、氷の世界はペギラの冷凍光線によってどんどんと拡大していっている。このままでは
トリステイン全体が凍りついてしまうかもしれない。
 人間は環境への適応能力が優れているという訳ではない。それなのに世界で最も繁栄している
生物になることが出来たのは、高い知能によって環境の方を自分たちの暮らしやすいように変える
能力があるからだ。そこが通常の生物と一線を画すところだが、これを見ると怪獣にも同じ能力が
備わっていると言うことが出来るだろう。しかも怪獣には人間などはるかに超越する戦闘能力まで
ある。このままでは数え切れない人間がペギラによって蹂躙され、ハルケギニアという星が滅茶苦茶に
荒らされてしまうのは誰が見ても明らか。
 しかしそんな惨状を阻止するためにはるか遠くの宇宙から次元の壁を越えてやってきた、
新時代の英雄がいる。
「シェアッ!」
 そう、我らがウルトラマンゼロ! 彼は宇宙空手の構えを取り、これ以上トリステインを
氷に閉ざさせないためにペギラに果敢に立ち向かっていく。
「バアオオオオオオオオ!」
 だがペギラは口から霧状の冷凍光線を、膨大な量で吐き出す。それは俊敏なゼロでも回避
することは不可能であった。
「グゥッ!?」
 冷凍光線によってゼロは途端に苦しみ、身体が徐々に凍りついていく。ウルトラ族は光の種族。
身体の内に計り知れない光のエネルギーを持ってはいるが、それ故に極低温に対する耐性は持たない。
冷凍怪獣は全ウルトラ戦士が苦手とするところなのだ。
 しかもペギラは冷凍光線を発する能力に特化している。まさに相性は最悪だ。如何にゼロでも、
ペギラのもたらす猛吹雪を突破することは出来ないのか?
『――はぁぁぁぁぁッ!』
 そう思われたが、しかし、ゼロは全身から凄まじい熱量を発することで氷を溶かし、冷凍光線を
はねのけた上に、ペギラ本体まで熱波によってひるませた。
『俺たちは!』
『これくらいの寒さじゃあ!』
『参らないぜッ!!』
 ゼロと、このハルケギニアで彼と一体となった地球からの来訪者、才人の声がそろった。
 初めは事故によってゼロと融合し、否応なしに彼とともに戦う羽目になっただけの才人で
あったが、ハルケギニアで様々な戦いと試練を乗り越える内に大きく成長して、今や誰もに
認められる立派な戦士となった。ポール星人がもたらした氷河期も踏破したことのある彼の
精神力は、ペギラの冷凍光線も寄せつけない熱さなのだ。その精神がゼロの力に直結している。
 ゼロと才人、この二人は名実ともにハルケギニアの新たなる英雄であると言えよう。
『お返しだぜ! 俺たちの魂のビッグバン、とくと味わいなぁッ!』
 ゼロは握り締めた拳に真っ赤に燃える炎を宿し、ペギラへとまっすぐ駆けていく。
「セイヤァァァッ!」
 そして決まる灼熱のチョップ、ビッグバンゼロ!
 弾けた熱波が辺り一面に広がり、銀世界を吹き飛ばして氷雪を瞬く間に溶かしていった。
「バアオオオオオオオオ!!」
 熱すぎる一撃をもらったペギラはたまらずに戦意を失い、勢いよく空に飛び上がって黒い煙を
吹かしながら北に向かってまっすぐ飛び去っていった。このまま本来の生息域である、北方の
寒冷地へと去っていくことだろう。そのまま人間と折り合いをつけて生きていくのが、ペギラに
とっても人間にとっても最良の道なのだ。
「ジュワッ!」
 そしてペギラが立ち去っていったことで、ゼロもまた大空に飛び立って帰還していった。
ハルケギニアのほとんどの者が知らないことだが、彼の帰る場所はトリステイン魔法学院。
才人はそこで自分を召喚した少女、ルイズの使い魔として日々の生活を過ごしているのだった。

 ……このゼロの飛び去っていく姿を、ある場所から何者かが、不可思議な能力を以てじっと
観察をしていた。
『あれが、新しく現れた現実世界の英雄、巨躯なる超人、ウルトラマンゼロ。そして……』

 さてペギラを撃退した後、才人はルイズとともにトリスタニアを訪れて、アンリエッタから
ある頼みごとを受けた。
「ここがトリステインの図書館かぁ~。おっきいな!」
「当たり前でしょ、王立なんだから。すごく価値のある資料も保管されてるのよ。……まぁでも、
わたしもこんなに大きいとは思ってなかったけど」
 日が地平線の向こうに沈みそうな時間帯に、ルイズと才人は雄大で豪奢な造りの建築物の
前にやってきていた。ここはトリステイン王国立図書館。トリステインが保有する様々な種類の
資料がこの建物の中に保管されている。
 才人はアンリエッタからの依頼の内容を、ルイズに確認する。
「それで、この中に夜な夜な幽霊やら人魂やらが出るってことだったよな? でも見間違い
じゃないのか? 幽霊なんて、大体はそんなオチだぜ。まさかシャドウマンがそこらにいる
はずもないだろうし」
「それを確かめるのがわたしたちの仕事でしょうが」
 アンリエッタからの話によると、ここ最近になって図書館で幽霊を目撃したという話が
持ち上がっていると、図書館の司書から報告があったというのだ。貴重な図書を狙う窃盗犯の
仕業かもしれないので、事の真偽と幽霊の正体を早急に調査しなければならない。しかし折悪く、
アンリエッタはある式典に出席するためロマリアに赴かなければならず、その準備で王宮は
忙殺されている状態。それで他に手が空いていて、アンリエッタの信頼がある人員として、
ルイズと才人にお鉢が回ってきたのだった。
「でも幽霊の正体暴きなんて、騎士というより探偵の仕事みたいだよなぁ。まぁ、剣の出番が
ないのならそれに越したことはないんだけどさ」
「俺としてはちょいと残念だがな。出番がねえのは寂しいぜ」
 デルフリンガーが鞘から少しだけ顔(?)を出してぼやいた。
 幽霊の正体はまだ見当もつかないが、誰かが危害を受けたという話はないとのこと。大袈裟な
対応は必要ないだろう、ということでオンディーヌは学院に置いてきて、ルイズとの二人だけが
アンリエッタに騒動の解決を頼まれた。……はずなのだが……。
「それなのに……どうしてタバサはここにいるのかしらね……?」
「シルフィもいるのね!」
「パムー」
 ルイズたちの後ろについているタバサの傍らのシルフィード人間体が手を挙げ、その肩の上の
ハネジローも真似して手を挙げた。才人はタバサにヒソヒソと尋ねかける。
「何でシルフィードは人間の姿なんだ?」
「街中で風竜の姿だと目立つ」
 なるほど、とうなずいている才人をよそに、ルイズはタバサに再度問いかけた。
「タバサ、どうしてあなたがわたしたちと一緒に来てるのかしらね? またサイトの護衛とか
言うつもりじゃないわよね」
 タバサは臆面もなく首肯してみせた。タバサは才人たちが学院からトリスタニアへと出かけるのに
目敏く気づいて、追いかけてきたのだ。シルフィードの速度からは誰も逃れられない。
 ルイズは目くじらを立ててタバサに詰め寄る。
「タバサ、ちょっと出しゃばりすぎじゃないのかしら? 行く先々にわたしたちについて回って。
これじゃあストーカーよ? 涼しい顔してないで、自重ってものを覚えた方がいいんじゃなくて?」
 タバサは涼しい顔で言い返した。
「あなたに指図されることじゃない」
 ピキ、と青筋を立てたルイズが杖を抜こうとするのを才人は慌ててなだめる。
「だぁーッ! こんなとこで喧嘩になるなよ! そ、それより、ここの図書館の司書の人は
まだなのかな? ここで待ち合わせのはずだよな」
「お待たせしました」
 噂をしたら、ちょうど図書館の司書と思しき人物がやってきた。
 才人は王立図書館の司書と言うから年配を想像していたが、それとは裏腹に眼鏡を掛けた
うら若き女性であった。肩の上には丸っこく赤い奇妙なものを乗せている。一見生き物かの
ようだが、よく見れば人工物であった。
「司書のリーヴルと言います。この子は使い魔のガラQです」
「ガラQ! ヨロシク!」
「パム!」
 肩の上のガラQなる赤い真ん丸が短い手をひょっこり上げて挨拶すると、ハネジローが
快活に挨拶を返した。
 ルイズは早速リーヴルという女性に、幽霊騒動の話を持ちかけた。
「リーヴル、図書館に出る幽霊のことなんだけど、それって目撃されたのは夜だけなの?」
「ええ、今のところは」
「分かったわ。それじゃ一旦宿に戻って、夜になってからまた来ましょう」
「よろしくお願いします」
 と頭を下げたリーヴルは……ルイズに鍵の束を手渡した。
「これが図書館の鍵です。では、私はこれで」
 言い残してその場を立ち去ろうとするリーヴルに、タバサも面食らった。
「ち、ちょっと! まさか帰るの!?」
「ええ。もう閉館の時間で、本日の業務も全て終えましたので」
「わたしたちだけで図書館にいろっていうの!?」
「私の仕事は時間内の図書館の管理だけです。他の時間は仕事の範疇外です。時間外の労働に
ついては、国を通して申請して下さい。それでは……」
 淡々と告げられてルイズたちが唖然としている内に、リーヴルはスタスタと帰っていってしまった。
「あ、ちょっと待ちなさいよ! ……行っちゃった」
「い、如何にもお役所仕事って感じの人だったな……」
 苦笑いを浮かべる才人。肩をすくめ、図書館の方へ向き直る。
「仕方ない。今から王宮に行くのも何だし、俺たちだけで見て回ろうぜ」
「はぁ、しょうがないわね……」
 ルイズと才人はそのまま宿の方角へ歩いていくが、タバサはやや怪訝な様子でリーヴルの
去っていった方向を見つめていた。
「お姉さま、どうしたのね? 置いてかれちゃうのね」
 シルフィードが急かすと、タバサはポツリとつぶやいた。
「……司書が夕方には帰るなら、誰が夜中に図書館内で幽霊を目撃したの?」
「あッ、そういえば……」
 シルフィードとハネジローが首をひねったが、答えは出てこなかった。
「うーん、難しいことは分からないのね。それより早く追いかけないと、あの意地悪な桃色髪に
宿から閉め出されるかもしれないのね」
「……」
 タバサはまだリーヴルの去った後に目を向けていたが、シルフィードに手を引かれて、
ルイズたちの背中を追っていった。

 数時間後に完全に日が落ちてから、ルイズたち一行は図書館に舞い戻ってきた。正門の鍵を
開け、中に入っていく。
 図書館は点在している仄かな魔法の照明のみが中を照らしており、辺りはかなり薄暗く、
かつしんと静まり返っている。一行の他には誰もいないのだから当たり前ではあるが。
 シルフィードがぶるぶると震えて口を開いた。
「うぅ、何だか不気味な雰囲気なのね。ほんとにお化けが出てきそうなのね」
「あんた、夜中は外で寝てるじゃない。それなのに暗いのが怖いの?」
 突っ込むルイズ。
「お外は夜でも虫の声や風の音がするのね。ここは何の音もない、自然にはない世界だから薄気味悪いのね。
全く、人間ってどうして自分たちの住処から音を無くしちゃうのか、理解に苦しむのね」
「パムー」
 シルフィードがぼやいていると、才人がふと平然としているタバサに尋ねかけた。
「そういえばタバサ、幽霊が出るかもしれないって話なのに、お前怖くないのか? この前は
幽霊嫌いとか言ってなかったっけ」
 するとタバサはギクリと身体を震わせる、珍しい反応を見せた。それに気づいてルイズが
胡乱な目を向けた。
「何よタバサ、あんた幽霊怖いの? ……でもそんな風には見えないわね。まさか、嘘吐いたんじゃ
ないでしょうね。サイトに、何のために?」
 軽く冷や汗を垂らすタバサを見て、何かを察したシルフィードがにんまりした。
「そうなのね! お姉さま、お化けがとってもお嫌いなのね。そういうことだから、勇者さまに
お姉さまを守ってもらいたいのね! さあさあ」
 タバサをぐいぐいと才人に押しやるシルフィード。
「お、おいシルフィード、ちょっと待ってくれよ……!」
 戸惑う才人だが、それ以上にルイズが癇癪を起こした。
「ちょっとぉッ! 何やってるのよあんたたち! 邪魔しに来たんなら帰ってくれる!?」
「落ち着けってルイズ。そんなに怒らなくてもいいだろ。お前は怖くないのか?」
「な、何が怖いもんですか! お化けが怖いなんて、そんな子供っぽいこと……!」
 とのたまうルイズだったが、その時にどこか奥の方でバサッという物音がした。
「きゃあああッ!?」
 その途端にルイズは大きな悲鳴を上げ、才人の片腕に抱きつく。
「ル、ルイズ、今のはどっかで本が落ちただけだよ。怖がることないじゃないか」
「ぷぷぷー。何だ、結局お前も怖いのねー」
 シルフィードに笑われ、ルイズはハッと我に返った。
「こ、怖がってなんかないわよ! サイトが怖がると思って抱き寄せただけなんだからね!」
「へぇー?」
 才人が含み笑いを浮かべて自分に目を向けるので、ルイズはキッとにらみ返した。
「何よサイト。ご主人様が怖がったって言いたいの?」
「いや、そんなことはないけどさ」
「お姉さまは怖いって言ってるのね! 抱き締めてあげるのね!」
 再びタバサをぐいぐい才人に押しやるシルフィード。才人はタバサの控えめながらも柔らかい
感触と肌のぬくもりを感じて赤面した。
「だ、だからシルフィード、ちょっとやめてって……」
「こ、この犬ぅ~……!」
 するとルイズはメラメラと嫉妬心を燃やして、クルッと背を向けた。
「もういいわよッ! 真面目にやる気がないんだったら、わたし一人で姫さまからの任務を
遂行するわ! 犬はそこでタバサと竜とじゃれ合ってればいいわッ! それじゃあね!!」
 すっかりへそを曲げたルイズは憤然としながら、一人で図書館の奥へと行ってしまった。
「あッ、おいルイズ! 一人で行くな、危ないぞ!」
 慌ててそれを追いかけていく才人。残されたタバサはジロッとシルフィードをにらむと、
杖でその頭を叩いた。
「いたい!」
「おふざけが過ぎる」
「ごめんなさい、お姉さま。シルフィはただ、お姉さまがあの男の子ともっと仲良くできたら
いいなって思っただけなのね。……でもお姉さまだって、割と満更でもなかったような」
 そう言ったら、タバサはポカポカと杖で何回も叩いた。
「いたいいたい!」
「パム~」
 そんな二人の様子をながめて、ハネジローがやれやれといった感じに首を振った。

「もう、サイトの馬鹿! 知らないッ……!」
 ルイズはぷりぷりしながら書架の間を通り抜けて進んでいく。
「いつまで経っても、ご主人様の気持ちが分からないんだから! すぐ女の子にデレデレして……!」
 不平不満を垂れながら歩いていたら……行く先に、本が六冊床に落ちているのを発見した。
「あら……? さっき落ちたのはこれかしら。でも、どこから落ちたのかしら」
 左右に目を走らせたルイズだが、両隣の書架は綺麗に本が並んでいて、落下の形跡は
見当たらなかった。書架の上にでも積んであったのだろうか?
 ともかく床に落ちたままなのは落ち着かないので、拾って棚に戻そうと本に手を伸ばすと……。
「え……?」
 その六冊の本から、妙な輝きが発せられた。

 才人はルイズの姿を捜しながら、薄暗い図書館の中を彷徨っている。
「おーいルイズー、どこ行ったんだー? くそッ、見失っちまったな……」
 頭をかく才人にデルフリンガーが意見する。
「いくら広くても限度があるだろうさ。外に出たんじゃなけりゃあ、しらみ潰しに捜せば
見つかるだろうよ」
「そうだよな。全く、幽霊より先にルイズを見つけなきゃいけなくなるなんて……」
 ぼやいたその時、奥の方からドサッと何かが倒れる音がした。先ほどの本の音とは違い、
明らかにもっと重いものの響きだった。
「!? 今のは……」
『サイト!』
 ゼロが焦った声を発した。
『ルイズの気配が妙だ! 急に動きがなくなった……! こりゃちょっとまずいかもしれねぇぜ!』
「何だって!? ルイズッ!」
 慌てて音の聞こえた方向に走る才人。そして、ルイズが床に倒れているところを発見する
こととなった。
「ルイズ! 何こんなところで寝てるんだよ!」
「動かさないで!」
 ルイズの身体に触れようとした才人を、同じく異常を察して駆けつけてきたタバサが呼び止めた。
「頭を打ってるかもしれない」
「そ、そうだな。ルイズ、しっかりしろ! ルイズ!」
 才人は手を引いて、ルイズに何度も呼びかける。だが一向に目覚める気配がない。
「ルイズ、どうしたんだよ……?」
 タバサがルイズの容態を診て、眉間に皺を刻んだ。
「完全に気を失っている。落ち着けるところで手当てした方がいい」
「そうか……。じゃあ控え室にルイズを運ぼう。大事じゃなければいんだけど……」
「シルフィード」
「はいなのね!」
 才人とシルフィードで協力してルイズの身体を持ち上げ、気をつけながら控え室まで運んでいった。
「パム! パム!」
 その一方でシルフィードの肩から飛び降りたハネジローが、ルイズの側に落ちていた六冊の本を
妙に警戒して鳴き声を上げた。
「……?」
 それを見たタバサは、本を全て拾い上げて、才人たちを追いかけて控え室に持っていった。

 それからルイズは気つけ薬を飲まされたり魔法を掛けられたりしたのだが、少しも目を
覚ますことがなかった。一体、ルイズの身に何が起きたというのか……。


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