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第八十三話「才人の秘密」


ウルトラマンゼロの使い魔
第八十三話「才人の秘密」
羽根怪獣ギコギラー 登場



「あー、今日は疲れたなぁ……」
 夜、才人はルイズの部屋で大きなため息を吐きながらぼやいた。本日は朝から二大怪獣と
戦ったと思えば、突然学院にやってきたクリスに振り回されてヘトヘトであった。
 一方で、ルイズは不機嫌そうな様子であった。
「……ルイズ、まだ怒ってんのか?」
「お、怒ってなんかいないわ!」
「怒ってるじゃん。まだクリスのこと気にしてるのか?」
 才人に指摘されると、ルイズは若干ムキになる。
「そんなわけないでしょ! そ、そういうあんたこそッ! クリスのこと、そんなに気になるの!?」
「気になるっていうか、何だかとんでもないことになりそうだなーって思うだけだよ。何せ姫君だろ? 
しかも、ちょっと変わってるしさ」
「そうね。王女自ら留学なんて驚きだわ。どんな事情があるのかしら……」
 その意見には、ルイズも同感であった。
「まぁとにかく、俺は疲れたしもう寝るわ。おやすみー」
「ええ、おやすみ」
 才人とルイズは並んでベッドに入る。疲れ気味の才人は、すぐに眠りに落ちていった……。

 ……怪獣クレッセントをやっつけた俺とゼロ。そして俺たちはどうにか学校に間に合うことが出来た。
「はぁ……はぁ……。何とか遅刻しないで済んだみたいだな……」
「もう、毎朝毎朝ギリギリですよ……」
 苦言を呈してくるシエスタ。そ、そう言われると耳が痛い……。
 でも、何だかんだで間に合っただろ? しかも、怪獣と一戦交えたにも関わらずさ。割と時間に
余裕あるんじゃないかな? ……っていうか、ありすぎな気もする。あれから大分時間が経ったような
感覚があるんだよな。一日分くらい? いや、それは時間経ちすぎか……。
 なんて思っていたら、俺たちの後から校門をくぐってくる人たちがいた。それも、片方は先生だ。
「あッ、あの先生はウチの担任じゃないか。名前は……」
 何て名前だったっけ……。担任の名前が出てこないって、俺ってそんな記憶力悪かったかな……。
「そうそう、矢的先生! 矢的先生と一緒にいる奴は誰だ?」
 矢的先生は外国人の生徒を一人連れていた。ぽっちゃりとした体格……オブラートに包まずに
言うとデブだ。まるでマリコルヌみたいだな。いや、マリコルヌ以上だ。
 シエスタが俺の疑問に答えた。
「確か、オリヴァンという男子ですね。何でも、ここ最近登校していなかったそうです」
「登校拒否って奴か。外国からの留学生なのに、世知辛いな」
「多分、それで先生が迎えに行ったんでしょうね」
 俺は矢的先生とオリヴァンとかいう男子に注目する。
「……先生、ぼく、やっぱり学校に行くの嫌だよ。みんなぼくをいじめるんだ……」
 オリヴァンはかなり弱気で、びくびくとした奴だ。あんな態度じゃあ、いじめっ子に目を
つけられるのも無理はないだろうな。
 先生はそんなオリヴァンに言い聞かす。
「オリヴァン、勇気を出すんだ。勇気を出してぶつかっていけば、みんなの見る目も変わるよ。
人間、誰だって勇気を持ってる! オリヴァンにだってもちろんあるとも。それを表に出すのは、
何も難しいことじゃないさ」
「でも……」
 説得されてもオリヴァンがうじうじしていたら……先生はいきなりその場で逆立ちをした。
「見ろ、オリヴァン。こうしてると、地球を支えてる気分になるんだ。地球をしょって立つ! 
いやぁ、地球は重いが、出来ないことじゃないぞ。これに比べたら、人にぶつかっていくことなんて
簡単なもんさ」
 先生が説いていると、校舎から一人の男子が先生たちのところへ向かっていった。……高校生と
いうより、中学生みたいな背丈だなぁ。
「先生、クラスを代表してオリヴァン君を迎えに来ました」
「おぉ塚本、ありがとう。ほら、オリヴァン、お前を心配してくれる人だってちゃんといるんだぞ。
お前は一人じゃない!」
「オリヴァン君、教室に行こう。みんな待ってるよ」
 先生と塚本という男子の二人の説得で、オリヴァンもようやくうなずいた。
「……うん」
 ……先生って大変なんだなぁ。でも矢的先生は困った奴にも体当たりの指導をして、いい先生だ。
 っと。俺たちもそろそろ教室に行かないとな!

 俺とシエスタは降車の中へ入っていき、下駄箱で上履きに履き替えた。
「それにしても、今朝ぶつかってきた子は何だったんだろうなぁ。ぶつかってきて、謝りもせず
行っちまうなんて、失礼な奴だったが」
「でも、かわいい子でしたよね」
「それはまぁ、そうだったけど……」
 シエスタのひと言に、つい同意する俺。見た目だけなら、俺の好みのど真ん中なんだけどなぁ……。
 と思っていたら、シエスタがこっちをじっと見つめているのに気づいた。
「シエスタ、どうした?」
「……前から思ってたんですが……サイトさんは、ああいう小さな女の子が好きなんですか?」
「ぶはッ!」
 シエスタが変なことを言うので、思わず噴き出してしまった。
「いきなり何言ってんの!? 別に俺は小さな女の子がタイプとかじゃなくて……」
 弁解しようとしたら……いきなり背後から誰かに飛びかかられた! 更にふくよかな胸に
頭が押しつけられる!
「ダーリーンッ!! おはよう!」
「うわッ!? キ、キュルケ!」
 今飛びついてきたのはクラスメイトのキュルケだ。俺を「ダーリン」なんて呼んで、毎朝
抱きついてくる……んだったかな。個人的にはそうであってほしいが。
「もう、キュルケさん! 毎朝毎朝……! サイトさんから離れて下さい!」
「あら、いやよ。あたしの中のダーリン分が空っぽなの。だ・か・ら、ダーリン分を充填しなくちゃ!」
 抗議するシエスタに、キュルケは訳が分からん理屈を並べた。ダーリン分って何だ。俺はサプリメントかッ。
 うお、本気で息が苦しくなってきた……! さすがに命の危機があるので、俺は力尽くで
キュルケから離れる。
「あん、ダーリンったら。無理矢理離れたりしちゃ、ダメ」
 唇を尖らせるキュルケ。その後ろには、眼鏡をかけた小柄な女の子が控えている。同じく
クラスメイトのタバサだ。口数少なくて、何を考えているのかよく分からない。
「もう、キュルケさんったら! サイトさんをぎゅーってしていいのは、幼馴染であるわたしだけなんですッ!」
 シエスタはシエスタで、こっちも訳が分からん理屈をのたまっていた。そんなの、されたことないけど……。
「全く、二学期になっても毎朝毎朝、よくも飽きずに同じことやれるわね、あなたたち」
 通り掛かった金髪縦ロールの女子が呆れ気味に言った。モンモランシーだ。
 その彼氏のギーシュもやってくる。
「みんな、おはよう! 爽やかな朝だね! まるで、このぼくのように!」
「……ギーシュ。お前はどこの世界でも変わらないな」
「どこの世界でも? 何を言ってるんだ、きみ?」
 ギーシュにツッコまれた。あれ、内から沸き上がった台詞をつい口に出してしまったが、
俺は本当に何を言っているんだろうか。
「そこのあなたたち! いつまでも廊下でたむろしてないで、早く体育館に移動して下さい。
始業式始まりますよ。もう、二学期になっても相変わらずなんだから」
 朝から騒々しい俺たちに、クラス委員長の春奈が呼びかけてきた。いっけね、もうそんな時間か。
 俺たちは雑談を打ち切って体育館へと移っていって、始業式に出席したのだった。

「みんな、始業式でも話があったように、今日から二学期が始まるぞ。全員、夏休み中は元気でいたかな?」
 始業式が終わると、教室でホームルーム。矢的先生は本当に熱血さが全身から溢れ出ている先生だなぁ。
「それで、二学期最初の授業と行く前に、みんなに一つお知らせがある」
 ん、お知らせ?
「実は今日から、このクラスに新しい友達が加わることになった。つまり転校生だ!」
 おお、転校生とは。俺の前の席のギーシュが、女の子か!? と興奮して隣のモンモランシーに
たしなめられた。
「早速紹介しよう。さぁ、入ってきてくれ!」
 矢的先生が廊下に向かって呼びかけると、扉が開かれて転校生という子が教壇に上がってきた……
って、あの子は!?
「し、失礼しますッ!」
 あの子は、朝ぶつかってきた女の子じゃないか! う、嘘だろぉ!? 同じクラスになるなんて、
どこのラブコメ漫画だよ!
「ル、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールです。ルイズって呼んで下さい」
 長い名前だな……。まぁ、このクラスの奴らも大概長いのが多いけど。ここは日本のはずだよな? 
……まぁ、いいか。
「この度、父の仕事の都合でこの街に引っ越してきました。まだ分からないことだらけなので、
色々教えて下さい」
 かなりしおらしいな……。朝とはまるで別人だ。日頃からあれだけ大人しければ……。
 ん、日頃から? あいつの日頃なんて知らないだろ、俺。おかしいな、妄想癖に目覚めたのか?
 矢的先生がルイズの紹介をする。
「ルイズ君のお父さんは外交官をされていて、今回、お仕事の都合で転校してきたんだ。
みんな、仲良くするんだぞ」
「はいはい、先生! 手前どもにどうぞお任せあれ!」
 小気味よく返事をしたのは、通称落語。博士、スーパー、ファッションの四人組でよく行動している
クラスメイトだ。……あいつらも塚本同様、高校生というよりは中学生っぽいんだよなぁ。
「さて、ルイズ君の席だが……平賀の隣がちょうど開いてるな。そこに座るといい」
「はい」
 げ! こっち来るのかよ……。こういう時って、どんな顔をすればいいんだ? とりあえず、
ギーシュを見習って無駄に爽やかな感じで、朝のことなんて気にしてませんよー的に振る舞おう……。
 そう決めた俺は、こっちに近づいてきたルイズに、爽やかな感じで話しかけた。
「よ、よよよ、よう」
 駄目だった! 思いっきりどもったよ! 爽やかさ、微塵もなかった!
「ああああああああ!! あんたは!?」
 俺のことに気づいたルイズは大声を上げた。それで矢的先生が笑う。
「何だ、平賀はもうルイズ君と友達だったのか。それならちょうどいい。平賀、お前がルイズ君に
色々教えてやってくれ」
 ええッ!? 何か先生に変な誤解をされている!
「俺がですか!?」
「こんな奴にですか!?」
 ルイズが如何にも不満げに言い放った。俺の台詞を真似するんじゃないよ!
「はっはっはっ! 息もぴったりだな」
 先生、勘弁して下さいよ! どこを見ればそう見えるんですか!
 ルイズはきっと俺をにらんでくる。
「あんた、何でこんなところにいるのよ!」
「何でって、ここの生徒だから当たり前だ!」
 言い返してやったら、ルイズはとんでもないことを言い出した。
「……やめなさい。そ、そそそそ、即刻、た、退学しなさいッ!」
「む、無茶苦茶言うなぁ!」
「命令よ! 退学なさいッ!」
「断るッ!」
「二人とも、その辺にしなさい。ルイズ君、席に着いて」
 口喧嘩する俺たちを先生がたしなめた。
「でもッ!」
「席に着くんだ。授業が出来ないだろう?」
「矢的先生の言う通りですよ、ルイズさん。学生は勉強が本分です。平賀君と何があったか
知りませんが、お話は授業の後にして下さい」
 博士も諭した。あいつは俺とは大違いの優等生だな。
「……はい」
 やっと静かになったルイズは、しぶしぶと俺の隣の席に腰掛ける。くっそー、これから
こいつが隣なのかよ……。どうしてこうなるんだか……。
 そうして二学期最初の授業が始まったのだが……途中で、外に異常が発生した!
「ギャオオオオオオオオ!」
「!? 今の音は……!」
 突然、窓の外から飛び込んできた咆哮の音に教室は急激に騒然となった。そして外を見やると、
「ギャオオオオオオオオ!」
 空の彼方から、真っ赤な眼をした青黒い怪獣が、腕と一体化している翼を広げて滑空しながら
こっちへと迫ってくるところだった! 顎の皮膚がだらりと下に伸び、顎髭のようになっている。
 端末で調べると、あれは羽根怪獣ギコギラーという奴のようだ。かなり凶暴な性質の怪獣だ!
 くそッ、今日は何て日だ。一日に連続して怪獣が現れるなんて! ……同じ一日だよな? 
何故か自信がないんだが……。
「きゃああッ! 怪獣だわ!」
「うわああああッ!」
 ファッションとスーパーが悲鳴を上げる。それを皮切りに教室内に騒乱が起こった。
他のクラスも同様だろう。
「みんな、落ち着くんだ! 避難訓練の時のことを思い出しながら、慌てず順番に避難するように!」
 矢的先生が慌てる皆を鎮め、テキパキと指示を出してクラスを避難させていく。大分手慣れた様子だ。
先生、こういうの慣れてるのか?
『才人……!』
「ああ……!」
 けれど俺は隙を見て、こっそりと皆の間から脱け出していった。もちろん、ゼロに変身して
ギコギラーを迎撃するためだ!
 人気のないところを見つけてそこへ駆け込むが、念のためにキョロキョロ周囲を見回して、
周りが完全に無人であることを確認した。
『才人、確かに誰もいないだろうな?』
「ああ、大丈夫だ。ちゃんと確かめた」
『分かってると思うが、くれぐれも変身するところは見られないようにな。お前がウルトラマンに
変身するって誰かに知られたら、俺は地球にはいられなくなっちまうんだ』
「ああ。……?」
 今のゼロの言葉に、俺は首をひねる。
『どうした?』
「いや、もう割と色んな人に知られてるような気が……」
『何言ってんだ、そんなことあるもんかよ。色んな人って誰だよ』
 そう言われると……思い浮かんでこないな。どうしてそんなことを思ってしまったんだろうか……。
『おかしなこと言ってねぇで、変身だ! ギコギラーはもうすぐそこまで来てるぜ!』
「ああ、そうだったな! よし、行くぜ!」
 ゼロに促されるまま、俺はウルトラゼロアイを装着して変身を行った!
「ジュワッ!」
 俺から変身したゼロは、地上に降り立ったギコギラーの前に颯爽と立ちはだかる!
「ギャオオオオオオオオ!」
『ギコギラー、俺が来たからには、地球には指一本手出しさせねぇぜ!』
 宇宙空手の構えを取ったゼロは、猛然とギコギラーに飛びかかっていった。
「ギャオオオオオオオオ!」
「シェアッ!」
 ギコギラーの打撃をいなし、反対にチョップ、蹴り上げ等の猛襲で弱らせる。そして隙を見て
首投げを仕掛けた! 格闘の技量ではやっぱりゼロに軍配が上がる。
「ギャオオオオオオオオ!」
 しかしギコギラーも怪獣の意地で、負けていない。翼を大きく羽ばたかせて、突風を巻き起こした。
『うおッ!』
 さすがのゼロも風をいなすことは出来ず、姿勢が崩れる。そこを突いてギコギラーが地を蹴り、
飛びながらの両足蹴りを見舞った!
『ぐあッ!』
「ギャオオオオオオオオ!」
 かなりの重量のあるキックに、ゼロは手痛いダメージを受けた。大きな翼を有するギコギラーは
飛行能力に優れる怪獣。そのため、どっしりとした体格に似合わぬ身軽な動きが出来るんだ。
重量とスピード、一見すると相反する要素を兼ね備えていることがギコギラーの強みだと、俺は分析した。
 ギコギラーはまたフライングキックを繰り出してくる。今度はかわしたゼロだが、
『うッ!』
 長い尾が首に巻きつき、ギコギラーに引きずり回されてしまう!
『ぐわぁぁぁッ!』
「ギャオオオオオオオオ!」
 地面との摩擦で苦しめられるゼロ。どうにか尾の拘束から逃れるも、そこに口からの熱線を
叩き込まれて大ダメージを食らった。カラータイマーが赤くなる。
『ぐっはぁッ!』
『ゼロ、頑張れ! 俺も力を貸すぞ!』
 ギコギラーの猛攻撃に追い詰められるゼロを応援する俺。更に念を込めて、ゼロに力を与えるぜ。
これが少しはゼロのパワーになってくれればいいが……。
『助かるぜ、才人。気合いが戻ってきたぜ!』
 よし! ゼロの身体に力がみなぎってきた! ここから反撃の狼煙を上げるぜ!
 ギコギラーはまた翼を羽ばたかせて突風を起こそうとするが、ここまででギコギラーの
手持ちの札はあらかた見た。もうお前の攻撃は、ゼロには通用しないぜ!
「セアッ!」
 額のランプから緑色のレーザーが照射される。エメリウムスラッシュだ!
 素早い光線の一撃がギコギラーの翼を撃ち、羽ばたきを阻止した。
「ギャオオオオオオオオ!」
 ひるんだところでゼロは一気に相手の懐に飛び込み、みぞおちに強烈な横拳を突き入れた!
「セェェイッ!」
「ギャオオオオオオオオ!」
 殴り飛ばされたギコギラーはかなりのダメージを負ったはずだ。この勢いで倒せるはずだ!
 だがギコギラーは再度飛翔し、今度は全身を使った突進を繰り出してきた! 危ない、ゼロ!
『なぁに、これぐらい! おおおぉぉッ!』
 ゼロのブレスレットが閃光を放ったかと思うと、ゼロの体色が真っ赤に染め上げられた!
『ストロングコロナゼロッ!』
 超パワータイプの戦士に二段変身したゼロは、ギコギラーの突進を真っ向から受け止めた! 
そして回転を加え、大空高くに放り投げる!
『ウルトラハリケーンッ!』
「ギャオオオオオオオオ!」
 竜巻の勢いで頭上へ吹き飛んでいったギコギラーに、とどめの必殺技がぶち込まれる!
『ガルネイト、バスタァァァーッ!!』
 真っ赤な噴火のような光線が刺さり、ギコギラーは空中で瞬時に爆散した! やった、ゼロの大逆転勝利だ!
『すげぇぜ、ゼロ! やっぱりゼロは強いな!』
『へへッ、これは俺たちの力だぜ。俺たち二人の力がありゃ、そんじょそこらの奴に後れは取らねぇよ』
 嬉しいことを言ってくれるゼロ。だけど……二人、に何か違和感があるな。ここにもう一人が
加わっていたような……。いや、人? だったっけな?
 変な疑問を抱いていたら、また視界が急激にぼやけてきた! くそッ、一体何だっていうんだ……!

「……んッ、ふあぁぁ……もう朝か……」
 ……朝が来て、才人は今日もルイズのベッドから起床した。
「んー……今日もまた地球の、日本の夢を見たような……。でも、どんな内容だったかな……」
 はて、と頭を傾げる才人だが、夢のことは忘却の彼方にあり、どんなに首をひねっても
思い出すことはなかった。


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