「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ!
私は心より求め、訴えるわ!我が導きに応えなさい!!!!」
私は心より求め、訴えるわ!我が導きに応えなさい!!!!」
ピンクブロンドの髪をうねらせた少女は、杖を振るわせながら切羽詰ったように声を張り上げた。
巻き起こる爆発。
吹き上がるキノコ雲。
飛ばされ転がるマリコルヌ。
そして、煙幕の中から巨大な影が現れた。
巻き起こる爆発。
吹き上がるキノコ雲。
飛ばされ転がるマリコルヌ。
そして、煙幕の中から巨大な影が現れた。
「え・・・・・・まさか、成功したのか?」
「石像が浮いてる・・・・・・ゴーレム?」
「あれ、なんか犬が乗っかってないか?頭のとこ」
「ゴーレムに乗って空飛ぶ犬・・・・・・?」
「石像が浮いてる・・・・・・ゴーレム?」
「あれ、なんか犬が乗っかってないか?頭のとこ」
「ゴーレムに乗って空飛ぶ犬・・・・・・?」
それは、ゴゴゴゴゴと重低音を響かせながら石像に乗り、空に浮かぶ犬であった。
「み、みみみミスタ・コルベール!こここ、こういう場合はどうすればいいんです!?あの犬と契約
すればいいんでしょうか!?」
すればいいんでしょうか!?」
ゴーレムは動揺する少女とバーコードサンシャインの前にゆっくりと近づくと、いきなり爆発
を起こした。
を起こした。
「やっぱり爆発したぞ!」
「さすがゼロのルイズだな!」
「さすがゼロのルイズだな!」
あまりにあまりな事態のはずなのだが、心配するような声はまったく見られない。
煙幕が晴れると、そこには白い一対の翼を広げる少女がルイズの上に圧し掛かっていた。
ルイズと同じ髪の色をしたその少女は、ゆっくりと目を開け、立ち上がる。
煙幕が晴れると、そこには白い一対の翼を広げる少女がルイズの上に圧し掛かっていた。
ルイズと同じ髪の色をしたその少女は、ゆっくりと目を開け、立ち上がる。
「おはようございますです、ご主人様!」
「ご・・・・・・ご主人、様?」
「はいです!ご主人様がくるみのご主人様ですぅ!きゅ、きゅ、きゅいーーーーーーーん!!」
「ご・・・・・・ご主人、様?」
「はいです!ご主人様がくるみのご主人様ですぅ!きゅ、きゅ、きゅいーーーーーーーん!!」
遠目に見守るクラスメイト達のそばで、「きゅいっ!きゅいっ!きゅーーーーーーーーーぅっ!」
と張り合って叫び、青い短髪の少女に杖ではたかれる蒼い竜の姿があった。
と張り合って叫び、青い短髪の少女に杖ではたかれる蒼い竜の姿があった。