あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

使い魔は甦る


ルイズが呼び出したのは、カエルだった。
そう、それこそそのへんの池や川に行けばすぐ見つかるような黄色い普通のカエル。
ゲコゲコと鳴き、なんの変哲もないカエルを呼び出したルイズに、クラスメイトたちは拍子抜けした様子を見せる。
「ゼロのルイズが呼んだのはカエルか」
「なんだつまらない。このまま失敗続きかと思ったのに」
「でも、カエルということはルイズの系統は水なのかしらね」
「だがそれにしても貧相なカエルじゃないか。そう思わないかいモンモランシー」
「奇遇ね。わたしが呼んだのもカエルなんだけど、なにか言い残すことはないかしらギーシュ」
反応はそれぞれなれど、ともかくルイズが魔法を成功させたのは事実であった。
しかし、はじめて魔法が成功して、本来一番喜ぶべきであったはずのルイズの反応は違っていた。
「きゃーっ! カエルーっ!」
巨大な爆発が起こり、カエルの姿は一瞬でかききえる。ルイズはカエルが大の苦手だったのだ。
だが、使い魔を爆破してしまったのでは契約ができない。仕方がないので、翌日にまたチャレンジさせてもらうことになった。
ところが翌朝、目が覚めたルイズの目の前には、あのカエルがベッドの上に乗ってゲコゲコと自分を見つめている姿があったのだ。
「きゃーっ!」
また爆発が起こり、カエルは吹っ飛んで消える。
が、ルイズの悪夢はこれで終わらなかった。なんと、そのカエルは何度爆破されようが叩き潰されようが、必ず翌日の朝には復活してルイズの前に現れたのである。
そのため、現れるたびに悲鳴をあげて爆破していたルイズもしだいにあきらめてそのカエルとコントラクト・サーヴァントをかわした。
ルーンは使い魔のカエルの胸に現れた。
その後、カエルはギーシュやフーケやワルドその他とのいざこざでつぶされたり切られたりして死んだけれども、必ず甦った。
やがて、そのカエルが虚無の魔法の生贄として必要なリーヴスラシルだとわかり、ルイズは迷わず使い魔を生け贄にささげた。
「これで、やっとこのカエルとも別れられる……」
が……やはりというか、カエルは翌日もルイズの前に何事もなかったかのように姿を現した。
そしてルイズは悟った。
ああ、このカエルは何度死んでも無限に甦るのだ。破壊されても生け贄にされても。いや、破壊され生け贄にされることこそ、この使い魔の能力であり存在意義なのだろう。
無限に自らを生け贄にし、他者が生け贄にされるのを防ぐ究極の自己犠牲の使い魔。
その後もカエルはその命を散らせて、甦り続けた。
人々は、畏怖と感謝をこめてその使い魔をこう呼んだという。そう「黄泉ガエル」と。

遊戯王GXから黄泉ガエルを召喚。
ちなみにこんなモンスターです。

攻/守100
水属性 水族
自分のスタンバイフェイズにこのカードが墓地にあるとき、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。

スタンバイフェイズ=朝、ということでどうぞ。
弱く見えますが、この黄泉ガエルが組み込まれた【ガエル】デッキは世界大会で優勝するほど強力でした。



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