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ヴァナ・ディールの使い魔-00


戦いを運命づけられた二柱の神。
その調和と混沌の力は決して混ざり合うことなく、
世界は果てしなく続く闘争のための舞台となり、
安定と崩壊の狭間に囚われ続けていた…。

調和の神コスモスに呼ばれた最初の戦士たち。

シャントット。

プリッシュ。

二人はコスモスを守る為に混沌の神カオスの戦士たちとの戦いに明け暮れていた。

そんなある日のこと。
プリッシュは訪れたカオスの神殿で1人の戦士と出会う。
名前も記憶も失った戦士はただ光の如く輝きを放っていた。
コスモスの元へとプリッシュは彼を連れて行く。
そして仲間にすることを提案した。
彼はそれを承諾し、共にカオスの戦士たちと戦う仲間となることをコスモスへと誓った。

それから更にいくらかの時を経て。
世界に突如鏡が現れる。
プリッシュはシャントットと共にその鏡を調べようとして、
二人とも鏡の中へと吸い込まれてしまう。

コスモスは二人の存在がこの世界から消失したことを感じ取ると、
二人の無事を強く祈った。




ここはトリステイン魔法学院。
今は春の使い魔召喚の儀式の真っ最中であった。。
二年生になった生徒達が使い魔を召喚していく中、一人の少女が思い詰めたような表情をしていた。
彼女の出番になると、周囲の生徒たちが次々と口を開く。
その言葉の多くは誹謗中傷であった。
頭頂部の禿げ上がった中年の男が咳払いと射抜くような視線で生徒たちを黙らせる。
どうやら、この儀式を執り行う教師のようである。
彼に促されると、少女は杖を取り出し一歩前に出て詠唱を行う。
すると、目の前で爆発が起きた。
その光景に周囲の生徒たちは笑い出す。
少女は羞恥と悔しさで顔を真っ赤にしながら、もう一度詠唱を行って杖を振る。
しかし、結果は再びの爆発であった。
そんなやり取りが暫く続くと、周囲の生徒たちもこの状況に飽きだしていた。
少女を嘲笑していた者たちも殆どがそれを止め、友人と話を始めたり、居眠りをしたりしていた。
途中から爆発した回数を数えることも止め、一心不乱に詠唱を繰り返していた少女もそろそろ限界が来ているようであった。
精神的にも肉体的にも疲労困憊である。
少女はこれが最後と決め、今まで以上に念を込めて詠唱を行った。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール…五つの力を司るペンタゴン!我の運命に従いし使い魔を召喚せよ!」

ルイズが詠唱を終えると、地面に光の柱が現れ、膨大なエネルギーがそこへ収束する。
ルイズは期待の眼差しでそれを見つめていた。
次の瞬間、無情にも爆発が起きる。
しかし、先程までとはその規模が明らかに違っていた。
爆風で周囲の生徒たちが使い魔ごと吹き飛ばされる。
教師は地面にどしんと腰を落とし、飛ばされないように踏ん張っていた。
ルイズはしっかりと自分の足で立ちながら注視していると、もくもくと上がる土煙の中に二つの影が現れる。
それを見つけた瞬間、ルイズの顔がパァァと輝いた。

「私の…使い魔!」

やがて土煙が薄くなり、中の様子もはっきりとしていくにつれて周囲の様子がざわついて来る。

「おい…あれって」
「まさか…」

煙が完全に晴れると、中から二人の人物が確認出来た。

片方は小柄な体型に浅黒い肌の少女。
もう片方はその少女よりも更に小柄で、まるで子供のような少女。

しかし、皆が注目したのはある一点だけであった。
二人に共通した特徴。
長く尖った耳。

「うわあああああああ!エルフだああああああ!」
「大変だ!ゼロのルイズがエルフを召喚したぞ!!!!」
「た、助けてくれ~~~~!!!!」

騒ぐ周囲を余所に、ルイズは放心していた。
メイジにとっては命の次に大事な杖を右手からするりと落としてしまうくらいに。
ルイズは呟いた。

「あんたたち…誰?」


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