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呪いの使い魔-02


サモン・サーヴァントで花城花鶏を召喚したルイズは彼女を連れて自室へと戻った。
何故か息も絶え絶えになって。
ルイズは花鶏に向かって怒りの言葉を浴びせ掛ける。

「ハァ、ハァ……、次あんなことしたら本気でぶっ殺すからね!」
「何よ?ちょっと胸揉んで筋なぞっただけじゃない!」
「ちょっとじゃないわよ!!」

部屋へ戻る間にパラダイスフィンガーなる叫びと共に体中を蹂躙されまくったルイズは、顔中を真っ赤にしながら怒る。
しかし、花鶏はそんなルイズの謗りをまったく意に介さずに視線をルイズの胸へと集中させていた。
花鶏の視線に気付くと、ルイズは再び怒りの声を上げる。

「何処見てるのよ!!」
「ああ……いいわあ。すっごくいい!その少年の様に平べったい胸……。正に芸術だわ……」
「小さくて悪かったわね!!好きで小さくなったわけじゃないわよ!!」
「まあ、智やこよりちゃんに比べたら大きいわね」
「……………………!!」

ルイズは怒りたくても何をどう怒ればいいのか分からなくなって、声にならない声を上げた。
暫くした後、冷静に冷静にと自分に言い聞かせながらベッドに腰掛け、改めて花鶏と対峙する。

「……取り敢えずアンタは私の使い魔になったわけだけど……それは分かるかしら?」
「なあに?いきなりそういうプレイ?ルイズちゃんったらマニアックねえ……」
「ち・が・う!!……アンタ自分の左手を見て見なさいよ!!」

花鶏は左手を確認する。
そこには謎のルーン文字が刻まれていた。

「……何よこれ?彫り物?そういうのは趣味じゃないっての!」
「それは使い魔のルーンよ。つまり、アンタは私の従順な使い魔なの。分かった?」
「私に受けをやらせようってわけ?」
「……もういいわ。取り敢えず使い魔は主人の目となり耳となる力があるの。要するに感覚の共有ね。どう、何か見える?」
「白いレースが見えるわね」

花鶏は何時の間にか屈み込みながらじっとルイズのスカートの奥を観察している。

「……………………!!」

ルイズは慌ててスカートを押さえた。
花鶏はペロリと舌を出す。

「じっくり堪能させて貰ったわ」
「あああああ、アンタねえ!!……つ、次行くわよ」

ルイズは気を取り直して話を再開する。
「次に、使い魔は秘薬の材料を持って来るの!例えば苔とか硫黄とか薬草とかね。出来るかしら?」
「ルイズちゃんに生えた苔ならいくらでも採取出来るわ。寧ろしたいわね」
「何ワケ分かんないこと言ってんのよ!!」
「あら?もしかして無毛?」
「……………………!!」

ルイズは力任せに枕を殴り付け、気を落ち着かせようとする。
これが男だったら撲殺ものだが、エロ魔人とは言え花鶏は女の子である。
同姓に暴力を向ける様な真似はルイズとしてもしたくなかった。
二度三度深呼吸してから三度口を開いた。

「最後!最後よ最後!使い魔は主人の身を守るの!!……でも、貴女はどう見ても普通の女の子だし、それは無理よね」

ルイズがそう言うと、花鶏の眉がピクリと動く。

「ちょっと、それは聞き捨てなら無いわね。私にルイズちゃんが守れないって?」
「でもアンタ、ただの平民でしょ?」
「違うわ!私は由緒正しきズファロフ家と花城家の末裔よ!」
「その『ズファロフ家』も『ハナグスク家』もここトリステインでは聞いたこと無い名前だわ。第一、貴族なのに杖を持ってないってどういうことよ?」
「杖?」
「そう杖。杖はメイジである証。貴族ならば皆持っている筈よ。それを持ってないってことは平民だと考えた方が自然じゃない。まあ、どっかの野蛮な国は平民でも貴族になれるみたいだけどね」

ルイズが見下すようにそう言うと、花鶏は部屋の中に置いてあったワインを開ける用のナイフを手に取ると、それをルイズに渡した。

「?こんなのどうするのよ?」
「それを私に投げてみて」
「ハァ?そんなことしたらアンタ怪我するわよ?」
「いいから思いっ切り投げなさい。でないと指で弄くってイカすわよ?」
「!分かったわよ」

ルイズは花鶏の雰囲気に圧されて、花鶏に向けてピュッとナイフを投げた。
そんなにスピードは出ていないが、この至近距離なら避けるのは難しいかも知れない。
投げた後でルイズは後悔していた。

「あ、あぶな……」

声を掛けようとしたルイズは一瞬目を疑った。
花鶏は体に触れるギリギリに指でナイフの刃先を掴んで見せた。
あとコンマ1秒遅ければそのまま花鶏の肌に突き刺さっていた。

「……え?今、どうし……え?」
「ま、こんなとこかしら」

花鶏はつまらなさそうにナイフを元あった場所へ戻した。
その後、ルイズの方へ振り返る。

「私、バトルならちょっとはイケるわよ?」

そう言って花鶏はフッと笑って見せた。
その姿があまりにも美しく、ルイズは思わずポーっと見惚れてしまった。

その後、ルイズは花鶏に背後から優しく胸を愛撫されたことで我に返ると、掃除洗濯を押し付けてベッドに潜り込んだ。
当然、花鶏が他人の洗濯などやる筈も無く、翌朝揉めることになるが、それは次のお楽しみ。


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