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使い魔大作戦!-6

使い魔大作戦! 決闘! レポート2

「いやだーッ!!いきたくないー!!」
「うるさいわね!ここまで来たんだから覚悟を決めなさい!」

泣き叫ぶ横島を無理やりズルズルと引きずっていくルイズ
彼の必死の抵抗の証か、引きずられたあとには横島の爪で引かれたのだろう
両手合わせて10本のラインが続いていた。
ここが石を敷詰めたつくりの通路であるということは気にしてはいけない。

昨日の食堂での一件でなりゆき上、横島はギーシュと決闘することになってしまった。
こちらの世界に来て日が浅い横島も、メイジである彼らの反則っぷりは日常的に目にしており
はっきり言って霊力が封じられた今、到底かなう相手ではないということは明白であった。

「今からでも遅くないっスよ~!頭下げて水に流してもらいましょう?ね?お願いだから!」
「それだけは絶対ヤ。だいたい、先に手を出したのはあんたでしょうが」
「ぐ・・・・それはそうっスけど・・・あ!そもそもあの時土下座でもしてれば丸く収まったんじゃないか?!くそーッ!!」
「あんたにプライドというもんはないのか・・・・」

ルイズは軽くため息をつくと、すぐ先にある広場へと視線を向けた。
見ると、大勢人が集まっている。おそらく決闘をおもしろ半分で見物に来た野次馬だろう。
普段はあまり人でにぎわうことはない静かな広場も、いざ決闘となれば
ギャラリーが集まる決闘場に早変わりということである。


ルイズはそれらをかき分け、広場の中央、ギーシュが待つであろうそこへと歩を進める。
ちなみに、引きずられながら人ごみの中に放り込まれた横島の状況は皆様のご想像にお任せしたい。

「よくぞ来たね。逃げずによく来たと、一応は褒めておこうじゃないか」
「いや、あのですね、俺としてはできれば穏便に(ry
「・・・・ギーシュ、あなたこの決闘がとんでもなくくだらない理由が発端だってことわかってる?」
「あ、あの、あんまり相手を刺激しないで(ry
「う、うるさい!うるさい!うるさい! とにかく!決闘を受けた以上、君も貴族の誇りをかけて全力で戦いたまえ!」
「今のあんた、はげしくかっこわるいとだけ言っておくわ・・・・」
「おーい」

ルイズとギーシュ、スルー力は互角のようだ。

「へらず口もそれまでさ!ワルキューレ!」

ギーシュが手にしていた薔薇を大きく天に掲げ、叫ぶ。
その衝撃で、薔薇ははらりと一枚花びらを散らせた
刹那、その花びらが見る見るうちに変化していき、鎧をまとい、槍をたずさえた女戦士へと姿を変えた。

「最初に言っておく!僕のワルキューレはかーなーり強い!」
「出たわね!いくのよ!アホ犬!」
「俺はポ○モンかー!! いけるわけないでしょうッ!」
「いいからさっさといけ!!」

逃げ腰の横島の背中を蹴っ飛ばし、無理やりワルキューレとの距離をつめさせるルイズ。
ちなみに横島を前に出した後、ルイズが思いっきり後退したのは言うまでもない。


「ちょ!そんな横暴なーーー!」
「そちらから来ないのなら、こちらからいくよっ!」
「へ?ぶっ!!」

言うやいなや、ギーシュの指示を受けたワルキューレは容赦なく横島に蹴りをお見舞いする。
青銅で作られた身体から繰り出される打撃は、常人のそれを大きく上まった「重さ」を持っていた。
さすがのルイズもこの光景には言葉を失ってしまった。

「おやおや。決闘は使い魔まかせで、自分は安全地帯へ退避とは・・・・あきれたメイジだな、君は」
「う、うるさいわね! 立ちなさい!アホ犬!立つのよ!」
「・・・・自分が戦うんじゃないからって好き放題言いやがって~!」
「?!」

顔面にワルキューレの蹴りがクリーンヒットしたにもかかわらず、むっくりと起き上がる
横島にギーシュはちょっとした危機感を覚えた。

(この平民・・・・できるのか?)
(あ、あかん!シャレにならん!あんなのまともに食らってたら死ぬ!死んでしまう!)

霊力のない横島に残された唯一の取り柄。
他は平均値以下にもかかわらず、ただひとつ飛びぬけて高いもの。
すなわち、美神の荷物持ち兼丁稚奉公時代に鍛えられた並外れたタフネスこそが、今の彼の支えになっているのだ。

「せ、戦略的撤退!」
「逃がさないよ!」

まっすぐ突っ込んでくるワルキューレから逃れるべく
回れ右をし、ルイズがいる方向へと逃げ出そうとする横島の壁になるように
もう一体のワルキューレが彼の退路をふさぐ

「な?!ふ、増えた!?」
「これがゴーレムの利点さ!ワルキューレ!」

あらたに表れたワルキューレの槍のひと突きをすんでのところでかわし、転がるように横へ飛ぶ横島。
だが、力の差は歴然であった。

「2対1なんて卑怯だとは思わんのかーッ!!」
「思わないね!死にたくなければ君も全力を出すことだ!」

(う、動きが早すぎて見えん!どうすりゃいいんだ!死にたくない!死にたくないよーッ!!)
(どうした!なぜ攻めに転じない!)

(いくらねーちゃんの姿をしててもゴーレムはイヤーッ!!・・・・ゴーレム?はっ?!)

それは、彼が死を意識した瞬間に見た一種の走馬灯だったのかもしれない。
だが、今の彼にとってその突然のフラッシュバック現象は、もといた世界で
自分の身をを心配する人達が起こしてくれた奇跡だと、そう考えるほかないほどの奇跡的なひらめきであった。

「ふ・・・・ふは、ふははははははッ!青銅のギーシュ敗れたり!」
「なに!?突然何を言い出すんだ君は!」

いきなり高笑いをはじめる横島に、ギーシュを含めその場にいた者すべてが疑問に思うと同時に、不気味だな、と思った。

「フ、青銅だろうが黄金だろうが、所詮はゴーレム!逃れようのない致命的な弱点があるってわけさ!」
「なんだと?!」

ゴーレムの致命的な弱点。今まで聞いたこともない話にギーシュは動揺する。
その口ぶりや、挙動から見ても時間稼ぎのハッタリとは思えない。
まさかこの平民、ゴーレムについて自分の知らないの秘密を知っているというのか!?


「ほぉ~う?その様子だと知らないようだな!ならば言ってやる!
 ゴーレムの身体には必ずemeth(真理)という文字が刻まれてる!
 だが、そこからe一文字を消してやればmeth。
 つまり死を意味する文字となる!それがゴーレムの唯一にして最大の弱点さ!」

人造魔族事件の折に、ワルキューレの数十倍の大きさのゴーレムを美神は
いとも簡単にその方法で自らの下僕としていた。
上記の薀蓄は、その理由を聞いたときの返答をそのままコピペしたものである。
横島は幸運にも、逆境の真っ只中でそのことを思い出したのだ。

「・・・・・・・・」

得意げに言い放ち、完璧に自分の勝利を確信した横島のアホ面をよそに
いままで散々野次を飛ばしていたギャラリーがシン、と静まり返る
ギーシュとルイズもそれにならうように静かだ

(き、決まった!今の俺かっこいいよ!GSとしてやってけるよ!)

「よぉし!そうと決まれば!その鎧ひん剥いてでも文字をーーーぶっ!」
「汚らわしい手で僕のレディ達に触れないでくれたまえ!」
「・・・・それに、僕のワルキューレに弱点などない!」

2体のワルキューレによるダブルキックが横島の腹部に鮮やかに決まった。
横島はまるでスローモーション映像のようにゆっくりゆっくり飛び上がり
そのままゆっくりゆっくり、後ろにいたルイズのすぐ横にぐしゃりと音をたてて落下した。
きたねぇ花火だ。


「うそつきー!!」
「なにがだ!?」

鮮血で広場というリングを真っ赤に染めながらも、ガバッと起き上がった横島がルイズに怒鳴る。

「だって!ゴーレムでしょ?!あれでいいはずなのに!形勢逆転の大チャンスだと思ったのにー!!」
「知らないわよ!だいたい、あんたが言ってるような話、聞いたことないわ!」
「う、ウソだーッ!!ファンタジーとしてなんかおかしいぞこの世界!俺が正しいんやーッ!!」
「世界観否定までするな!色々と危険よ!」

この世界にまで八つ当たりしだすほどに錯乱する横島。
先ほどまでの絶対的な自信は木っ端微塵に吹き飛んでいた。

「お話はすんだかな?」
「げっ!?」
「・・・・正直その頑丈さには恐れ入るが、僕は君をかいかぶり過ぎていた様だ」
「あ、あの・・・・」
「一撃で決める!ワルキューレ!」

ギーシュの一声でさらにワルキューレは5体増え、計7体となった。
7体ともなればその猛攻はすさまじく、横島の近くにいたルイズも否応なく巻き込まれるはめに。

「む、無敵の爆発魔法でなんとかしてくださいよォーッ!!」
「うるさいっ!私だって!私だってね!なんとかできるもんなら・・・・!」
「・・・・?」
「フッ、使い魔くん。それは無理な話だ・・・・なんたって彼女は」

薔薇を振るう手を止め、ギーシュが嘲笑するかのように口を開いた



「そうそう!なんたって天下の「ゼロのルイズ」様だもんな!援護魔法なんて期待するほうがバカだぜ!」
「間違えてお前が吹っ飛ばされかねねーぞ、平民!HAHAHAHAHA!」

ギーシュが最後まで言い終えることなく、周りにいた野次馬から次々とルイズに対する一般的な見解が飛び出す。

「それは、どういう・・・・?」
「彼女はろくに魔法も使えないということさ」
「で、でも!俺を何回も魔法でぶっとばして――――」
「失敗するといつもああなるの!」
「しかし・・・・っ?!」

横島は心底びっくりした。気丈で、自分に対して容赦がなくて、理不尽な命令を平気でして、洗濯板で、かわいげのないそんな彼女が
今、自分の目の前で言葉に口を真一文字につむぎ
スカートの裾をぎゅっと握り締め、目じりにわずかな涙をため、必死に耐えているのだ。

「・・・・興ざめだな。ルイズ。降参したまえ」
「・・・・・・わかった、わ・・・この勝負」

(女性の涙はいつ見ても慣れないな)
その場にへたりこんでうつむくルイズと、その光景にあっけに取られている横島を見
もはや、これ以上の戦いは無意味だと判断したギーシュは、7体のワルキューレを退かせ、二人に歩み寄る

横島は、静かに決意していた。


「・・・・まだです」
「?」
「あ、あんた、なにを・・・・?」

「まだギブアップするには早いっスよ、ご主人様!」

ゆっくりとこちらを見据え、そう宣言する使い魔。
何を言い出すかと思えば、このバカ犬は・・・今の状況をわかってるのだろうか

「ちょっと!あんたなに言ってんの!?どう考えたってー!」
「魔法が使えないぐらいなんスか。そんなん俺も同じです。逆に言えば絶対爆発する魔法が使えるってことじゃないっスか」
「そ、それは!」
「プライドかけてるんでしょ?だったら絶対負けられないじゃないっスか」
「そういう問題じゃー」
「ご主人様がいったんスよ?あんたにプライドはないのかって、ありますよ俺にだって」
「・・・・・」

強い決意を秘めたその言葉と瞳に、ルイズは口ごもってしまう

「それに、泣いてる女の子はほっとけないっスよ」
「ばっ!泣いてなんかない!」
「ぶっ!」

なんだか使い魔に言われっぱなしなのも癪なので、一発殴っておく
小さな子供を諭すような口調が、暗に子ども扱いしているようでむずがゆいような
腹が立つような、まったくこの駄犬は・・・!



「・・・・!」

あれ、私・・・・
気付けば、さっきまでの暗い気持ちがどこかへ吹き飛んでしまっていた。

「つぅう・・・・」
「あ、あんた・・・・まさか」


顔を抑えつつオーバーリアクションに痛がる横島を見やる。
こいつ・・・・私をはげまそうと・・・・?

「お取り込み中悪いがね、結局続けるのかい?早く決めてくれないか」

まさか、ね
そこまでで考えるのをやめたルイズは、まっすぐにギーシュを見やる
どうやら今の今まで待っていてくれたらしい。案外いい奴なのかも。

「決まってるわ!続行よ!ね、ヨコシマ?」
「へ?は、はい!」
「そうか、ではこちらも全力でいかせてもらう!」

薔薇を持ちなおし、すっと前に突き出すギーシュ

「さぁて!二人で勝ちにいくわよ!」
「了解っス!」

ルイズが前に、そのすぐ後ろに横島がつく。
第2ラウンド開始の合図である。


「いい?ギーシュはあの薔薇でゴーレム達を操っているの。つまり、あれさえなければ・・・・!」
「ゴーレム達に指示を送れなくなるってわけっスね?」
「当たりよ!」

ワルキューレ軍団の猛攻のなか、なんとかそれをかわしつつ、作戦を練るルイズと横島。
横島にとってこの雰囲気は、どこか美神とともに数々の修羅場を潜り抜けた感覚を思い出させていた。

「なにか企んでいるな?だが!」

ギーシュが薔薇を振り下ろすと、7体のワルキューレが一寸の狂いもなく、二人に跳びかかる。
だが、それもすんでのところでかわされる。

「えぇい!ちょこまかと!」

ルイズ達の運動神経が飛躍的に上昇したわけではない。
ギーシュも疲れているのだ。狙いに正確性がなくなってきている。
しかし、それはルイズ達も同じ条件であった。両者とも向こうから大きく仕掛けてくる瞬間を待っている状況である。

「はぁはぁ・・・・ってな具合で、あれが使えませんかね?」
「・・・・わかった。やるだけやってみるわ。その後はどうするの?」
「あとは俺に任せてください!我に策あり、ですよ」
「さっきみたいなのはもうごめんよ?」
「ぐはっ!大丈夫ですって、今度は正攻法っスから!」
「フフ、わかった。信じるわ」


その言葉を最後に、横島は身を隠していた木影からだっと駆け出し、ワルキューレをひきつけるようにその眼前を走る。
その姿を確認したルイズは、杖をとりだし詠唱をはじめる
どうやら先に仕掛けたのはルイズ達のようだ。

「これで終わりだ使い魔くん!」

仕掛けてきたのが横島一人だけなのが不自然であったが、それは今のギーシュには些細なことであった。
ギーシュの指示に、7体のワルキューレがいっせいに横島に攻撃をしかける。
ルイズは、そんな光景に思わず詠唱を中断しそうになったが「勝つ」という自分の言葉を思い出し、心を踏ん張らせた。
7体の攻撃が横島に迫る!



「のっぴょっぴょーん!!」



ルイズの詠唱が終わるのと、ほぼ同時に横島が大声で叫んだそれは
あまりの脱力感全開のギャグゆえに、一瞬だがワルキューレ達の動きさえも止めた。
        • 予想外の展開に、ルイズも口をあんぐりと開けてフリーズしてしまったのは言うまでもない。


刹那、今度は地面が大爆発。
ルイズの詠唱による爆発である。
その威力は、ギーシュやワルキューレ達がいたあたりの地面を吹き飛ばし、それによって舞い上がった粉塵があたりをぼやけさせた。
そう、はじめからこれが狙いだったのだ。

「ルイずってぶっ!!」
「言われなくても!」

脱力ギャグと大爆発、寝耳に洪水といったギーシュは爆煙の中では、どうみても隙だらけです。本当にありがとうございました。
横島といえば、数秒のタイムラグで狙いをわずかにずらしたワルキューレ達の熱烈な法要を受けた。

「わかってるわよ!」

結果、ルイズはらくらくとギーシュの手から薔薇を奪うのであった

「なっ!?僕の薔薇がーー!」

「お、おいこれってまさか・・・・?」
「あいつらの勝ちってことか?」

どっと沸くギャラリー、それはルイズと横島。二人の勝利を祝福する歓声であった。
        • 一部、「卑怯者―!」「恥を知れー!」といった罵倒があったことも記しておく。


「勝負あったわね、ギーシュ。下手に動けばこの杖がどうなっても知らないわよ」
「おのれ、卑怯なッ・・・・」

ギーシュはこれ異常ないくらいの卑怯な手段で杖を奪われたのだ。
それは当然の反応であった。

「・・・・だが、まぁいいか。負けたよ。頭に血が上っていたとはいえ、あんなバカみたいな作戦にひっかかるとはね。一生の不覚だよ」
「ギーシュ、あなた・・・・?」

(そんな目で見つめられれば、降参するしかないさ)

どうやらギーシュも一応は納得し、この結果を受け入れたようである
一方、抜け殻のように動かなくなったワルキューレに押しつぶされている横島。
二人はそれを見るや、どちらともなくぷっと吹き出した

「おもしろいな、彼は。ある意味でうらやましいよ」
「そう?気苦労ばっかりよ。ま、おもしろいってとこだけは同意するけどね」

しばし互いに見詰め合う二人、食堂の一件のようなものではなく、それは和やかな雰囲気であった。

「昨日や、さっきは悪かった。許してくれ、ルイズ」
「いいえ、こちらこそ言い過ぎたわ。ごめんなさい、ギーシュ」

ギーシュがすっと手を伸ばしながら、言う
ルイズも同じように手を伸ばし、答えるように謝る。
しっかりと握られた二人の手に、ふたたびギャラリーが沸くのであった。



「よろしいのですか、オールド・オスマン?」
「なぁに、若者はああやって友愛と親睦を深めていくもんじゃよ」
「はぁ・・・・」

ところ変わって

学院長室では『遠見の鏡』に映し出された決闘の結末を見ながら、オールド・オスマンが生徒たちの校則違反を快く思もっていないコルベールを嗜めていた。

「それにしても、ミス・ヴァリエールの使い魔。なかなかどうしておもしろい男じゃの?」
「ええ、その彼についてなんですが」

さりげなく話題をかえ、コルベールの食いつきそうな話を振るオールド・オスマン。
狙いは成功したようで、コルベールは以前サモンサーヴァントの儀式の直後
横島が気絶している際にとった、彼の手の甲に刻まれたルーンのスケッチを差し出した。

「これは・・・」
「はい・・・」


「ちょっと珍しいの」
「ちょっと珍しいですよね」


二人の声が絶妙なタイミングで重なった。


「現在、様々な文献をしらみつぶしに当たっていますが、これに該当するものはまだ・・・・」
「ふむ、言いたいことがあるなら言ってみい、コルベールくん」

これ以上の言及を躊躇するようなコルベールを、オールド・オスマンはやんわりと急かした。

「はい・・・・もしかしたら、彼はあの伝説の使い魔、ガンダールヴ(ry

「「そういえばさっきあんた、どさくさにまぎれて私のこと呼び捨てにしてたでしょ?!」」
「「え?い、いやだって、そっちも名前で呼―――っぶ!」」
「「うるさい駄犬!まぁだ躾がたりないようねぇ!」」
「「ちょ!そんな殺生な、ぁあ、アッーーーーー!!」」
「「まぁまぁ、二人とも」」

コルベールの言葉を遮ったのは、いまだ決闘のその後を映し出す『遠見の鏡』から聞こえるバカ騒ぎであった。
ちなみに横島をシバくルイズ。それを止めるギーシュ、といった構図である。

「ではないでしょうね。常識的に考えて・・・・」
「まずありえんじゃろうなぁ」


こうして、横島が発端で起こった決闘騒ぎは、平穏無事に終わったのであった。

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