あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

さらば黄金勇者 ~ブリミルよ、永遠に~

「ついに…ブリミルの元についちゃったのね」

「ああ」

「長かったわね」

ルイズ、キュルケ、ギーシュの三人は今までの冒険の旅を思い出していた。



「さらば黄金勇者 ~ブリミルよ、永遠に~」



きっかけはルイズがサモンサーヴァントで宝石を召喚したことだった。
召喚された宝石はパワーストーンと呼ばれるかつてブリミルに仕えし勇者が封印された石であった。
ルイズはその封印を解くことにより、勇者の主となったのだ。
その勇者・ドランはルイズにこう告げる。

「全ての勇者を目覚めさせブリミルの元へお向かい下さい、
さすればブリミルは主たちに虚無の力をお授けになるでしょう」

かくしてルイズたちの冒険の旅が始まった。



ガリアへ、ゲルマニアへ、ラドグリアン湖の湖底へ、アルビオン大陸の内部へ、聖地へ、東方へ。
文字どおり世界を股にかける大冒険の末に全ての勇者を目覚めさせたルイズたちは、
ブリミルがなんと星の彼方にいることを突き止めた。
かくしてトリステインを飛び出し、ハルケギニアを飛び出し、聖地を越え、
ロバ・アル・カリイエすら踏破した少年少女達はついに星をも飛び出し星海をかける旅に出たのであった。

だがその旅は決して平坦なものではなく、むしろ危険に満ち溢れたものであった。
襲い来る亜人や怪物、吸血鬼やエルフなどの先住民族、
そして何よりしつこく三人を追い回す刺客・ワルドとその黒幕であるガリア王・ジョゼフ。
そんな数多の危機を三人は勇者達と力を合わせ乗り越えてきたのであった。

その冒険の旅も、ブリミルの元へたどり着くことで終わりを迎えようとしていた。
「何せ星の周りにでっかく「ブリミル」って書いてあるくらいだものね」

「ああ、間違いなくこの星こそ始祖ブリミルのおわす星」

「ドラン達ともここでお別れ、か。わかってはいたことだけど寂しいわね」

最初は輝いて見えたブリミルの星に相応しい白亜の街並みも、
ドラン達との別れを自覚しだすと色あせて見えてくる。

「ってちょっと待ちなさいよ。実際色あせてるじゃないの!」

「地の文にツッコムのはいくら元ネタがゴルドランでもメタがすぎないかい?
でも確かに変だね、真っ白だった街並みがなんだかだんだん茶色っぽくなって…?」

「「「な、なんじゃこりゃー!!!」」」

正に激変だった、眩しくすらあった白い街並みは一瞬で茶色い街並みに。
いうなれば白磁気が一瞬で素焼きに変わったかのようだった。
しかも暮らしている人間すら普通の人間から( ゜。゜)って感じの簡素な顔つきの謎生命へと変化している。

「どうなってんのよ!ここブリミルの星じゃないの?」

「あ、あたしに聞かれたってわかるわけないでしょ!」

挙動不審な三人に( ゜。゜)の一人が話しかける。

「ブリミル?あんたらなに言ってるんだね、ここはブリミルじゃのーてブリシノレじゃ」

「ブリミルじゃ…」

「なくて…」

「ブリシノレ…?」

………
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!   
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・   
                                             
            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
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 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー        
           ルイズ                 ギーシュ         キュルケ

「ブリシノレだなんてふざけるにも程があるよ!」

「いたいけな少年少女の心を弄んだわね~!許せないわ!!」

「丸焼きにしてあげなきゃ気がすまないわね!」

「とにかくまずはドラン達と合流を」

「いや、その必要は無いみたいだ」

ギーシュと同じ方向を向くとそこには

「主~!」

異変を感じて主たちの元へとかけつけた勇者達の姿があった。
最初に目覚めた黄金勇者・ドランと彼に従う黄金竜ゴルゴン、黄金忍者空影が合体したスカイゴルドラン。
陸海空、果ては宇宙までどんなところへでも勇者達を運んでいける鋼鉄武装の二つ名を持つアドベンジャー
空の騎士・ジェットシルバー、星の騎士・スターシルバー、大地の騎士・ドリルシルバー、炎の騎士・ファイアーシルバーが合体したゴッドシルバリオン。
最後に目覚めた(筈だった)黄金将軍レオンと黄金獣カイザーが合体したレオンカイザー。
彼ら8人(今はある意味4人だが)がルイズ達と共に戦ってきた勇者達である。
「スカイゴルドラン!大変よ、ここはどうやらブリミルの星じゃないみたいなの」

「うむ、そのようだ。あれを見てくれ」

空を指すスカイゴルドラン、そこには輝く道のようなものが空に向かって伸びていた。
そしてそこを茶色い列車のようなものが走っている。

「あれは光のレール!ってことはやっぱりここは終着地点じゃないってことだね」

「しかもそこを走っていくってことはあのブリシノレあたし達の冒険の旅を横取りする気!?」

「ドラン達!命令よ!!あのふざけたブリシノレをとっちめてきなさい!」

「「「「「「「「心得た!!」」」」」」」」




満点の星空、どんなリアリストでもロマンを掻き立てずにはいられない光景。
だがそれに相応しくない野太い歌声が突如響き渡った。

「ファーストキスから始まる~♪二人の恋のヒストr」

「勝手に恋のヒストリーを始めるな!!」

「ハニ~!?」

光のレールから列車ごと蹴り落とされるという壮絶なツッコミを
スカイゴルドランから受けて落ちていくハニワ(偽ブリミル)。
しかし列車は変形し人型となると空中で静止した。

「やはり立ち塞がるか、ブリミルの勇者達よ」

「そ、その姿は…」
「アドベンジャー!!?」

変形前の列車も確かにアドベンジャーの走行形態と瓜二つであったが、
走行形態自体が蒸気機関車に似た姿でありあまり驚くに値しなかった。
しかし変形後のその姿は顔が( ゜。゜)であることと色が茶色であること以外はアドベンジャーそのものであった。

「アドベンジャーだけではないぞ!見るがいい!!」

ブリシノレの叫びに呼応するように現れる三体の巨大な影。
それはスカイゴルドラン、ゴッドシルバリオン、レオンカイザーに
やっぱり顔が( ゜。゜)で茶色であること以外は瓜二つな巨人であった。

「どうだ、黄金勇者ゴルドランを見て研究し作り上げたお前達の複製!
このブリシノレの力、見せくれるわ!!」

自分のオリジナルへと襲い掛かる複製達。
スカイゴルドランは空中でドッグファイトを、アドベンジャーは重火器による撃ち合いを、
ゴッドシルバリオンは地上で力比べを、レオンカイザーは長刀による切り合いとそれぞれ違う戦い方ながら結果は同じだった。

「ぐわ!」

「馬鹿な!」

「偽者如きに!」

「こうもやられるとは!」

オリジナル達の敗北である。

「どうだ。これらはオリジナルであるお前達より22%強く作ったのだ!!」

「22%強く、だと!?」

「22%の力の差!思い知るがいい!!」

勇者達は懸命に偽者達と戦っているがブリシノレのいうようにあらゆる面で22%上をいく
偽者相手では勝機がなく、徐々に追い詰められていく。
「パチモン作るだなんて品のない真似して!」

「オリジナリティがないわよ!!」

「まぁ二次創作な僕らもパチモンみたいなもんだk」

不穏当な発言をしたギーシュがルイズとキュルケから制裁という名の錬金(爆発)とファイアーボールを食らう。
いくら元ネタゴルドランでもいっていいメタと悪いメタがあるのだ、多分。

「ここは任せよ!お子達よ!!」

突如空から聞こえてきた声に上を見上げる三人。(ちなみにギーシュは焦げたままだ。丈夫な男である)
そこには鮫のような形をした物体が飛んでいた。

「あ、あれは…」

「「「ワルド!!?」」」

「違ーう!私はジャン・ジャアク・フランシス・ド・ワルドではなーい!!
正義の海賊ゼン・ゼンリョウ・フランシス・ド・イード船長だー!!」

「「ちなみに私達も一緒でーす!!」」

ワル…じゃなくてイードの叫びに続いて二人の女性が声を上げる。彼女達はフーケとイザベラ。
どこが気に入ったのかワルドにベタボレしてストーカーをしていたのだが色々あって今はワルドに似た面影を持つイードの元にいるのである。

「どうやら俺の偽者はいねーみたいだな!俺が加勢すりゃ勝てるぜ!!」

イード達三人が乗っている鮫型戦艦が人型へと変形する。
彼こそ8人の勇者達が邪悪なものへと渡った時の為に用意された9番目の勇者、海賊戦艦キャプテンシャークである。
地上に降りたキャプテンシャークは猛然と偽勇者たちへと切りかかる。
「ふっふっふ!甘いわ!!来い!キャプテソシャーク!!」

しかしその前にやはり顔が( ゜。゜)な偽キャプテンシャークが立ちはだかる。

「ば、馬鹿な!俺の偽者までいるだと!?」

「放映当時ならいざ知らず既にゴルドランが放映終了して約15年!
しかも大人の都合で最終話まで発売されなかったビデオもDVD化されたことで補完完了!
キャプテンシャークの複製とて当然用意しているわ!!
スタッフロールを暗記するまで繰り返して見た研究成果を見るがいい!!」

やはり22%強化されている偽者に押されるキャプテンシャーク。
そんな危機的状況でありながらイードは突如笑い出した。

「どうした、何がおかしい」

「先ほどお前は甘いと言ったな?だが甘いのはお前だ!
キャプテンシャークの力は研究していてもこの私の力までは理解していないようだな!」

「何を言う。ゼロの使い魔とて当然研究対象!
原作の小説は勿論、アニメ・漫画・ゲームまでチェックしている!
だが所詮はタイガー戦車が驚異的な戦力として扱われる程度の世界観!
お前の助力があったとてキャプテンシャークの22%には及ぶまい」

「確かに単純な戦力では私はキャプテンの1%にも及ばないかもしれない。
だがこれがクロスオーバーものであることを忘れたか!!」

ビシッ!とブリシノレを指差すイード。
見えてないはずなのだがその迫力にブリシノレは慄く。

「な、なに?」

「クロスオーバーの醍醐味の一つに、異なる能力を合わせた際の妄想というものがある。
ゼロ魔系でポピュラーなものをあげるとF○teのエ○ヤがガンダールヴになれば投影宝具の真名開放までいけるんじゃね?などだ。
異なる作品の力を合わせた時は戦力は足し算ではない、掛け算となるのだ!!
ゆくぞキャプテン!!」

「アイアイサー!!」

「これぞ我らの!」

「最終奥義!」

「「「「「「「「「「ユビキタス・ギガンティック・エクシード!」」」」」」」」」」
「ちょ、ちょっと待てーーーーーーい!!
な、なんだそれはーー!!」

「ただの風の遍在だが?」

「遍在で増えるのは魔法の使い手だけであろう!」

「何を言う!使い手だけ増えるのなら杖も服もないマッパな人間が現れる筈。
つまり風の遍在は自分と自分が装備していると思っているものを増やすのだ。
キャプテンシャークは限定的だが私が操縦可能、つまり私が装備しているも同然!
よって私が遍在の魔法を使えば当然キャプテンも遍在する!!」

「意思を持つものを増やすのはいくらなんでも無理があるだろ!」

「意思があっても無機物だったら増やせる!(ソースはアヌ○ス神・妖○流舞)
これでキャプテンシャークの戦力は400%アップ!
22%アップ如きでこの差はひっくり返せまい!ゆくぞ!!」

「ハ、ハニーーーーーーーー!!?」

その後のキャプテンシャークズによる集団暴行を眺めならルイズ達はこう呟いたそうな。

「勇者が数を頼みに自分より強い奴を倒すって正直どうなのよ?」

「だいたいクロスオーバー二次創作だからってやっていいことと悪いことがあるよね。
だいたいネーミングがガイ○ーの丸パクリだし」

「っていうかソースは二次創作って最低SSの基本よね」




「これからは原作だけじゃなくて二次創作もチェックせねばならんのか。
スコップが何本あれば足りるだろうか」

結局キャプテンシャーク&イードの反則技で逆転されたブリシノレは地上でルイズ達の旅立ちを見ていた。
そんな彼の元へハニワが一人慌てた様子でやってきた。

「大変です!ブリシノレ様!!次の冒険者達がやってきました!!」

「なんだと!?よっしゃー!原作的に死亡フラグな気がするけど今度こそ騙すぞ皆の者!!」

「「「「「「「「「「おー!!!」」」」」」」」」」



「タバサ様!前方にふざけた惑星が!!」

タバサと呼ばれた少女は無表情のまま親指を立て首をかっきりながら言った。

「破壊して」



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