あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロの守護月天 3

「う~ん・・・・」
 まだ目覚めきっていない頭がいい臭いを知り、閉じられたまぶたが微かに朝日を感じる。
ルイズが寝ぼけながらも、むくりとベットから起き上がる。
「あ、御主人様。おはようございます」
すでに起きていたエプロン姿のシャオが元気よくあいさつをした。
「ん~、おはよ。・・・ってなにそれ?」
 ルイズは起きて一番に目についたテーブルの上にある山について質問した。
それがなんなのかは、見たことはなくてもだいたいの検討は彼女にもついている。
ただ、その量の多さに少し理解が追いついていないのだ。
「ごはんです!」
 そう言って見たことの無い料理が載った皿をシャオは持ち上げた。
ちなみに、そのルイズが見たことのない料理とは中華料理のことだ。
「いや、それは分かるから。そういう意味じゃなくて、それどうしたの?」
「さっきマルトーさんに頼んで厨房をお借りして作ってきたんです。いっぱい食べてくださいね」
にっこりと微笑むシャオと大量の料理を目の前にしたルイズは、朝から立ちくらみを感じていた。


「おはよう、ルイズ。って、どうしたの?妙に辛そうじゃない」
「うぅ、なんでもないわ・・・」
キュルケの質問に、食べすぎで苦しくなっているルイズが答える。
 最初、ルイズはある程度食べたら残そうと思っていた。
だが食べている姿を嬉しそうに眺め、残そうとすると悲しそうな表情をするシャオを前にそれができず結局完食したのだ。


「お友達ですか?」
「そんな良いものじゃないわ。ただの腐れ縁よ」
 シャオの質問にやたらとぶっきらぼうな答えをルイズは返した。
その答えにキュルケは少し不満そうに顔をしかめる。
「腐れ縁なのは否定しないけど、もうちょっと言葉を選んでみたら?
あと貴女、月の精霊なんですってね。ルイズに愛想が尽きたらいつでもあたしのところにいらっしゃい。歓迎するわよ」
そういうとキュルケは笑いながら去っていった。

「き~っ!なんなのよあいつは!!ツェルプストーは使い魔も奪っていこうっていうの!?」
ルイズはキュルケの去り際のセリフに地団駄を踏んだ。
 昔からツェルプストーはヴァリエールから色々なものを奪っていっただけに、余計に心配になる。
そんな落ち着きを無くしたルイズに、シャオは静かに言う。
「私は例えどんなことが起こっても、絶対にご主人様を守り続けます。それが守護月天の私の使命ですから。
だから安心してください。ね?」
シャオはそのことをルイズに優しい声で諭した。
「そ、そんなこと、あなたはわたしの使い魔なんだから当たり前じゃない」
怒りとは違う感情で顔を赤く染めながらも、ルイズは強がりを言い放ったのであった。

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