あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ソーサリー・ゼロ-1

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 君が眼を開けるとそこは、暖かな陽光がふりそそぐ草原だ。
 つい今しがたまで、大魔法使いの居城であるマンパン砦を目指してザメン高地を進んでいたはずなのだが、岩だらけの地面は柔らかな芝草に、
暗雲たれこめる空は綿雲の漂う蒼穹へと変化している。
 上体を起こして眼をこすりつつ、君は呆然とする。
 歩きながらいつしか眠りに落ち、平和な故郷の夢を見ているのだろうか?
 それともこれは、君を阻止せんとする大魔法使いの罠なのだろうか?
 考える君の視界に小柄な人影が入りこむ。
 身長五フィートあまり、黒いマントと白い清潔そうなシャツ、灰色のスカートをまとった少女だ。
 長く薄赤い髪と大きな瞳が目立つ顔には、当惑の表情が浮かんでいる。
 少女は意を決したように大きく息を吸い込むと、君にむかって
「あんた誰?」と尋ねる。
 なんと答える?

 重大な任務を帯びた魔法使いだと正直に答える・二六四へ
 身分を偽り、旅の商人だと言う・三三へ
 お前こそ誰だと高圧的に尋ね返す・一九八へ



三三

 君が身の上を偽って自分は行商人だと説明すると、少女はあからさまに落胆した態度を見せる。
「ゼロのルイズが呼び出したのは、冴えない平民だ!」
「商人ならちょうどいい、これからはお小遣いに苦労しなくて済むんじゃないか?」
 遠巻きに君たちの様子を見ていた、やはりマント姿の少年少女たちがさかんに囃したてる。
 ≪ゼロのルイズ≫と呼ばれた少女が彼らの嘲笑に対して怒鳴るのを傍目に、君は頭をめぐらせ考えをまとめようとする。
 これが夢や幻ではないとすれば、どうやら君は遠く離れた土地へと魔法かなにかで送り込まれてしまったらしい。
 言葉が通じ、遠くに石造りの城らしき建物が見えることや人々の服装からして、この土地の文化はアナランドやカレーより洗練されてはいるが、
根本的な差異はないようだ。
 この地は、大海の向こうに存在するという悪名高きアランシアか、混沌としたクールなのだろうか?
 視線をルイズと呼ばれた少女に戻すと、彼女は少年少女たちの指導者らしき眼鏡をかけた賢人めいた男となにやら話をしているが、
やがて君のほうを振り向くと、小さな杖を掲げつつ呪文を唱えはじめる。

“我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール”

“五つの力を司るペンタゴン”

“この者に祝福を与え我の使い魔となせ”

 この少女は魔女だ!
 素早く行動しなければならない。一六三へ。



一六三

 動かずに少女が何をするかを見届けるか(一〇七へ)?
 おとなしくしているつもりがないのなら、剣を抜いて斬りかかるか(二一四へ)、術を用いることもできる。

 ZAP・三二二へ
 MAG・三四一へ
 KIN・三五五へ
 DUD・四六〇へ
 MUD・三六五へ



二一四

 君が剣を抜いて進み出ると、少女は悲鳴をあげてその場にへたり込む。
 どうやら、君の反撃をまったく予想していなかったようだ。
 魔女とはいえ、無抵抗の少女を手にかけることに抵抗を覚え、とりあえず剣を下ろして話しかけようとするが、次の瞬間どこからともなく
一陣の強風が吹きつけ、君を吹き飛ばす!
 石に後頭部をしたたか打ちつけ(体力点二を失う)意識が遠のく君が最後に聞いたのは、
「儀式を続けなさい、ミス・ヴァリエール……」という言葉だ。六へ。

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