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ソーサリー・ゼロ第四部-02

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一三六

 扉を開けると、薬品と埃と油、そのほかさまざまな物が入り混じった臭気が鼻をつくが、君は嫌悪感よりもむしろ、懐かしさを覚える。
 この匂いは君にとって昔からなじみ深いものだ──しかし、どこで嗅いだのだろう?

 本塔と『火の塔』のあいだの一角、『研究室』──見た目は小さく粗末なあばら家だが──の主であるコルベールは、笑顔で君を出迎える。
 彼は立ち上がると、長衣の袖についた粉末を払い落とし、君に椅子を勧める。
 テーブルの上には薬品の入った瓶や壺、乳鉢やガラスの管が並んでおり、何かの実験の最中だったようだ。
 君は挨拶をすませると、単刀直入に話題を切り出す。
 自分の左手に刻まれた≪ルーン≫に関して、何か新しくわかった事はないか、と。
 コルベールは申し訳なさそうな表情を浮かべると、力なくかぶりを振る。
「前にも申し上げたとおり、その≪ルーン≫自体は、とくに珍しくもないありふれた物です」
 そう言って眼鏡をずり上げると、君の手をとり、≪ルーン≫をもっとよく見ようと顔を近づける。
「ふむ……あらためて見てみると、心なしか線がゆがんでいるようにも見えますな。まるで、石工が碑文を慌てて刻み込んだかのような……」
 コルベールの言葉を聞いて、君は不安を覚える。
 ルイズは≪コントラクト・サーヴァント≫の術に失敗し、君に間違った≪ルーン≫を刻んでしまったというのだろうか?
 君がおどおどした表情を浮かべているのに気づいたコルベールは、慌てて
「いやいや、どうか心配なさらず」と言う。
「あの時、あなたは気を失っていたのでご存知ないでしょうが、ミス・ヴァリエールが正しい手順にしたがって≪コントラクト・サーヴァント≫を
執り行ったことは、このコルベールが保証しますぞ。何も恐れることはありません」
 コルベールの気遣いの言葉は、暗澹たる思いにとらわれた君の耳にはほとんど届いていない。

 君は、かつてタルブの村で、ルイズが≪始祖の祈祷書≫に書かれた呪文を唱えはじめたたときの、デルフリンガーの言葉を思い出す。
「……おでれーた。この呪文は≪虚無≫じゃねえか! まさか娘っ子が『担い手』だったってのか!?」
「だが、相棒は『使い手』じゃあねえ……。こいつはどういうこった?」
 やはり、なんらかの間違いがあったのではないかという暗い考えが沸き上がり、君の脳裏を占める。
 間違いは、ルイズの魔法か?
 それとも、自分自身か?

 コルベールは話を続ける。
「韻竜や亜人など、高い知性をもつ存在に≪ルーン≫が刻まれた際、それが使い魔の心身に与える影響についても調べてみましたが、
なにしろ事例がそう多くないうえに、大半は史料というより風聞か伝説のたぐいといったありさま。ほとんど参考にはなりませんな。
有名なところでは、千五百年前のアルビオンに君臨した≪烈火王≫アルバート五世と、使い魔の火韻竜ウォースパイトの物語が
知られていますが、これもさんざん脚色されており、どこまでが真実なのやら……」
 普段の君ならば、コルベールが語る太古の王の物語に興味を示したかもしれぬが、あいにくと今はそのような気分ではない。
「……老境の王がついに崩御すると、その使い魔であるウォースパイトも主に殉ずるかのごとく、突然に息を引き取ったというくだりなどは、
美談ではありますが眉唾ものですな。なんといっても、韻竜は人間とは比較にならないほどの長寿を誇るそうですから。
他には、翼人を召喚したというアルトベルク=エーレンシュタイン伯爵の記録など……」
 君はコルベールの話をさえぎり、彼の尽力に感謝の言葉を述べると、席を立つ。
 結局のところ、左手の≪ルーン≫が君に及ぼす影響については、なにひとつわからずじまいということだ。
 雑談に興じる気にもなれぬ君は、『研究室』から立ち去る。五〇七へ。

五〇七

 君は石造りのベンチに腰掛けると、デルフリンガーの刀身を鞘から覗かせる。
 自分に刻まれた≪使い魔≫の≪ルーン≫が、実は誤ったものなのではないかという考えに悩む君は、魔剣にそのことを打ち明ける。
「ああ、相棒の≪ルーン≫か……」
 デルフリンガーは思案するような声をあげる。
「たしかに、娘っ子のような≪虚無≫の担い手には本来、特別な≪ルーン≫とそれに応じた能力を与えられた≪使い魔≫が、つき従うはずだ。
たとえば、あらゆる武器を使いこなす≪神の楯ガンダールヴ≫だな。ほかにも三人くらい居たはずだったが、細けぇことは忘れちまった。
とにかく、相棒の≪ルーン≫は四種類のどれでもねえ、どこにでもある代物だ。おまけに、普通の≪使い魔≫みてえに感覚を共有する
──つまり、娘っ子の見聞きした物を相棒が感じ取ったり、その逆ってことだが──そんなこともできねえんだよな?」
 君はうなずく。
「お手上げだな。どうなってんだか、俺にもさっぱりわからねえよ」
 デルフリンガーが溜息らしき音を立てると、その鍔は小さく揺れる。
「まあ、別にいいんじゃねえか? 相棒にゃあ≪使い魔≫の力はねえけど、すげえ魔法があるんだ。なにより、
娘っ子を何度も助けてきたじゃねえか。相棒はよくやってると思うぜ? 気落ちするこたねえって」
 魔剣の励ましの言葉に、君は曖昧にうなずく。
 ルイズが術をしくじったのでなければ、君が≪虚無≫のルーンを刻まれなかった原因は、自身にあるのではなかろうかと考える。
 自分は≪虚無≫の担い手にふさわしからぬ、間違った存在なのではないだろうか?

 ベンチに座ったまま思い悩む君の耳に、名前を呼ぶ声が飛び込む。
「こんな所にいたのね! 早く来て!」
 顔を上げると、君の『ご主人様』であるルイズが目の前に立っている。
 汚れひとつない白いシャツ、黒いマント、腰まで届く薄紅色の髪、鳶色の大きな瞳──顔つきも装いも普段と変わらぬ彼女だが、
少し息を切らしており、顔には汗の玉が浮かんでいる。
 どうやら、君の姿を求めて学院じゅうを駆け回っていたらしい。
 君は立ち上がって自分を呼ぶ理由を訊くが、ルイズはそれに構わず焦った口調で
「いいから急いで! 正門前に馬車を待たせているのよ! オールド・オスマンもお待ちなんだから!」と言うと、
君の上着の袖をつかみぐいぐいと引っ張る。
 ルイズの言葉に従い、学院の門に向かって小走りに駆けながら、馬車に乗ってどこへ行くのだと君は尋ねる。
 ルイズは振り返って答えるが、その声からは非常な困惑が感じられる。
「トリスタニアの王宮よ。わたしとあんたとオールド・オスマン、三人そろって急ぎ出頭するように、だって!」
 君は戸惑う。
 偉大な老賢人であるオスマンはともかく、一介の女学生とよそ者の平民に、何の用があるというのだろう? 二六八へ。

二六八

 君とルイズ、オスマン学院長の三人が乗った四頭立ての馬車は、そのきらびやかな外見には似合わぬ無作法なほどの速さで街道を駆け抜け、
学院を出てから一時間ほどで、夕陽を浴びて茜色に輝くトリスタニアの町へと到着する。
 そのまま『ブルドンネ通り』を一直線に突き進み、王宮の門をくぐり抜け、広々とした中庭でやっと停まる。
 馬車から降りた君は、こわばった手足をさすり、溜息をつく。
 ルイズは学院長のほうを向くと、疲れきった声で
「あの、オールド・オスマン。これはいったい、どういった事なのでしょう?」と尋ねる。
 君とルイズは、馬車の中でオスマンと向かい合って座っていたが、ひどい揺れのためにまともに話すこともできず、倒れこまぬよう手足を
踏ん張り、舌を噛まぬよう歯を喰いしばっていたのだ。
「私にもわからんよ。やって来た使者は事情も話さず、とにかく来てくれ、急を要するとの一点張りじゃ。やれやれ、年寄りの身に馬車の揺れは
きついわい。どうせなら、竜籠をよこしてくれればよかったものを」
 痛む腰に手を当て、杖につかまりながら、オスマンが愚痴まじりに答える。
「なんにせよ、ただごとではなかろうて」
 その言葉と同時に、皺と白い髭に覆われたオスマンの顔はきっと引き締まり、眼には真剣な光が宿る。
「どれほどか忘れてしまうほど長いあいだ生きてきた私にとっても、このような呼び出しを受けたのは初めての事じゃ。
あまりよい報せは期待できぬな」
 そう言うと、君たちを出迎えた侍従に導かれるまま、宮殿の中へと踏み入る。

 トリスタニアの王宮は以前に訪れた時と変わらず、豪奢かつ壮麗きわまる場所であり、こういった場所に不慣れな君は、なんともいえぬ
居心地の悪さを感じてしまう。
 君たち三人は長い廊下を進んだのち、とある部屋へと導かれる。
 長方形の室内は、置物や帳(とばり)で優雅にしつらえられている。
 立派なつくりの長いテーブルを囲んで、十人ほどの男女が腰を下ろしているが、入ってきた君たち三人に向けられた顔はどれも深刻なものだ。
 彼らの中でまず目についたのは、テーブルの端に座った細身の男だ。
 灰色の長衣をまとい、縁なし帽をかぶっている。
 痩せ細り、真っ白な髪と口髭を生やしたその姿は老人のようだが、よく見れば、まだ中年とも思える。
 この数週のあいだ城下町で噂を集めてきた君は、すぐに男が何者かを推察する。
 彼はトリステイン王国の事実上の最高権力者、摂政を務めるマザリーニ枢機卿に違いない。
 平民たちの──貴族からもだが──彼に対する評判はかんばしからぬものであり、その貧相な姿を皮肉った『鳥の骨』というあだ名で知られている。
 王族をないがしろにして、権力をほしいままにする奸臣と中傷する者さえいるが、国の内外の問題を的確に処理する、
精力的で有能な人物であることは間違いないらしい。
 今の彼は、何らかの容易ならぬ問題を抱えており──君たち三人はその件で呼ばれたのだろう──苦悩に身も心もさいなまれているようだが、
それでも、何物も見逃さぬ鋭い眼は曇らず、背筋はぴんと伸び、活力にあふれている。
 マザリーニ枢機卿の背後、テーブルから少し離れた椅子の上には、アンリエッタ王女の姿がある。
 君たちが入ってきたのに気づいて軽く会釈をするが、その顔は以前会ったときとはうってかわって、不安と恐怖に青ざめている。
 部屋には、王女の他にもうひとりだけ女が居る。
 白いシャツと、足首まで覆う長いスカートをまとい、波打つ豊かな金髪をもつ美しい女だが、その表情は険しい。
 どういうわけか君とルイズに向かって、刺すように鋭い視線を眼鏡のレンズ越しに浴びせかけてくる。
 君は、その顔立ちをどこかで見たように感じ、心の中で首をかしげる。
 君よりやや遅れて金髪の女に気づいたルイズは、あっと小さく声を上げる。
 マザリーニは、王宮にふさわしからぬ身なりで現れた君を見てわずかに眉を上げるが、すぐに表情を取り繕うと立ち上がり、
君たち三人に挨拶と急な呼び出しを詫びる言葉を送る。
 枯れ木のような見た目からは想像もつかぬ、芯の強そうな声だ。
 そして彼は、テーブルを囲んで座る人々を次々に紹介する。四九〇へ。

四九〇

 マザリーニの紹介によって、君たちを睨みつけてきた金髪の女がラ・ヴァリエール公爵の長女、つまりルイズとカトレアの姉である
エレオノールだと明らかになる。
 言われてみればどこかルイズに似ているが、それ以上に公爵夫人に似ている、と君は思う。
 その厳格で妥協を許さぬ高圧的な雰囲気は、母親に瓜二つだ。
 彼女は『王立魔法研究所』という所に勤めているという。
 エレオノールの向かいに座った、長身の老人には見覚えがある。
 ニューカッスルの城で君たちを倉庫まで案内した、ウェールズ皇太子の侍従であるパリーだ。
 彼が無事だということは、ウェールズも元気にやっているのだろうか?
 少し離れた所に座った青年貴族は、ガリア王国からやって来たカステルモール卿だ。
 先を尖らせた髭が目立つりっぱな顔立ちは気品に満ちているが、まとう衣服はひどい有様だ。
 上等そうな上着とシャツはいたるところ鉤裂きができ、血と煤で汚れているうえに、マントの端は焼け焦げている。
 また、彼の瞳はどこか虚ろだ──戦乱に故郷を追われ、疲れ果てた難民のそれを彷彿とさせる。

 最後に紹介されたのは、白い髪と髭をなびかせ、堂々とした体躯の初老の男だったが、その男の名前と肩書きを耳にして、
君とルイズはそろって驚きの声を上げる。
 男はホーキンス将軍──≪レコン・キスタ≫に牛耳られたアルビオンの軍を指揮する、名高い軍人だったのだ。
 君も何度か、噂話で彼の名を耳にしたことがある。
 内乱の起きる前から、アルビオンにこの人ありと謳われていた勇将だという。
 ルイズは警戒の色を浮かべて
「≪レコン・キスタ≫の叛徒!?」と小声で叫ぶが、
マザリーニは静かにそれを諌める。
「落ち着きたまえ、ラ・ヴァリエール嬢。驚くのも無理からぬことだが、今のホーキンス将軍はクロムウェルの配下ではない。
将軍はクロムウェルの恐るべきたくらみを知り、その事を諸国の宮廷と軍に警告すべく、トリステイン軍に下ったのだ。祖国を、いや、
ハルケギニア全土を救おうとして」
 君はびくりと身じろぎする。
 『恐るべきたくらみ』とは、風大蛇の言っていた謎の兵器のことをさすのだろうか?
 ホーキンス将軍は何も言わずにうつむいているが、その表情は、マザリーニやアンリエッタのそれよりさらに深く重々しい、
絶望的な苦悩を感じさせるものだ。
 マザリーニは苦渋に満ちた表情で話を続ける。
「しかし、警告は間に合わなかった」
 その言葉を聞いたホーキンスの肩が、わずかに震える。
「≪レコン・キスタ≫とその同盟者──野蛮でけがらわしい、未知の亜人と蛮族ども──は、ガリアの王都リュティスに奇襲をかけた」
「なんと!?」
「嘘っ!?」
 オスマンとルイズが同時に叫びをあげ、椅子から立ち上がる。
 君はあっけにとられて、声も出せない。
 ハルケギニアの地理に詳しいわけではないが、リュティスの都が、天空を漂うアルビオンから何百マイルも離れている事くらいは知っている。
 クロムウェルは、そんな場所へどうやって軍勢を送り込んだのだろうか? 四六九へ。

四六九

「嘘ではございません」
 カステルモールは立ち上がると、絞り出すように声を上げる。
「わたくしは、ほかならぬリュティスより参った者にございます。始祖のご加護で昨晩の襲撃を生き延び、この尋常ならざる変事を伝えるべく、
急ぎトリスタニアに参った次第にございます」
 君たち三人のなかで最初に我に返ったのは、オスマンだ。
「して、被害のほどは? ジョゼフ陛下や大臣たちは?」
 カステルモールは力なく答える。
「ヴェルサルテイル宮殿全域が奴らに蹂躙されました。『グラン・トロワ』は炎上。国王陛下とイザベラ殿下は、
今朝わたくしがリュティスを発った時点では、行方知れずのまま。敵は大軍であり、生ける津波のごとく押し寄せてきました。
わたくしが所属する『東薔薇花壇騎士団』をはじめ、警備の兵たちは全滅。身分の貴賎を問わず、生きてヴェルサルテイルを抜け出せた者は
そう多くはありません……」
 そう言って、カステルモールは顔を歪める。
 君は、カステルモールの表情が生気に欠けていた理由を知る。
 この貴公子は、突然の嵐のような激しい闘いに巻き込まれ、血なまぐさい虐殺を目の当たりにして、心を打ちのめされてしまったのだ。
 オスマンは眉間に深い皺を寄せ、カステルモールの話に聞き入る。
 ルイズは、ぼんやりと宙を見つめている。
 話の内容があまりに衝撃的なため、放心してしまっているのだろう。

 カステルモールの話は続く。
「地獄から現れたかのごとき輩(やから)──醜い亜人と、残虐きわまりない蛮族どもは、夜明けとともに攻撃をやめ、
ヴェルサルテイル宮殿へと引き返していきました。しかし敵は、こうしている今も王宮を占拠し、庭園を我が物顔でうろつき回り、
略奪に明け暮れているはずです。トリスタニアへ向かうべく竜の背にまたがったその時にも、奴らの狂喜の叫びが、風に乗ってわたくしの耳に
飛び込んできたのですから。それは、聞いたこともない奇妙な名前の連呼でした。奴らが棲む魔の国の名前なのか、そこの邪悪な王の名か、
あるいは意味などない鬨(とき)の声なのか。
ともかく、敵はこう叫んでいました。『カーカバード! カーカバード!』と!」
 君は愕然として凍りつく。
 なぜこの世界で、≪旧世界≫の汚点、『さいはての毒虫の巣』と呼ばれる危険に満ちた地の名前が叫ばれるのだ?
 わけがわからず、とにかく何かを言おうと口を開きかけた瞬間、部屋の扉の外から枢機卿を呼ぶ声がする。
 マザリーニは眉をひそめ、立ち上がると
「何事だ、騒々しい! 今は秘密の会議の只中だぞ」と言ってとがめる。
 扉の外から、おびえた声が返ってくる。
「お許しください、猊下(げいか)……しかし、アルビオンからの使者が……」
「なに!?」
 マザリーニの顔がさっと青ざめる。
「莫迦な、あの者たちは、回答の期限まであと七日あると言ったばかりではないか! クロムウェルの気が変わったとでもいうのか?」
「いえ、今回は捕虜を引き渡しに来たとのことです」
「なんだと……?」
 マザリーニはしばらく考え込んでいたが、意を決したように扉の取っ手をつかむ。
「失礼ながらしばらく中座いたしますぞ。お許しを、オールド・オスマン。ああ、ラ・ヴァリエール嬢……」
 マザリーニが呼びかけた相手はルイズではなく、その姉のエレオノールだ。
「わたしが居ないあいだ、オールド・オスマンと妹君に事情を説明しておいてくれたまえ。今日、この宮殿で何があったかを」
 エレオノールは緊張した面持ちでうなずき
「はい」と答える。
 君は、ここに残っておとなしくエレオノールの話を聞くか(五七四へ)?
 それとも、アルビオンの使者とやらをひと目見るため、枢機卿に同行するか(三六六へ)?


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