あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

03.明日ハレの日、ケの昨日


03.明日ハレの日、ケの昨日(*1)


 その年の召喚の儀式は、初めは例年のように進行していた。生徒達の召喚呪文に
よって、普通に使い魔として見かける生き物達が召喚される。猫やカラス、蛇に
フクロウ。特殊なところでは風竜が呼び出され、周囲を驚かせたくらいだ。

 しかし、ある男子生徒の召喚から状況が一転する。彼のところに現れたのは、
何と妖精だった。身長七十サントほどのそれは透明な羽を持ち、何より人間の
言葉で挨拶をしてきたのだ。
 初めはエルフの類かとも思われたのだが、その愛らしい笑顔が周囲を魅了した(*2)
聞けば、特別なことは何も出来ない(*3)という。それでも、召喚した男子生徒は
得意満面で妖精とコンタクト・サーバントを行った。風竜には敵わないけれど、
それでも十分特殊な生き物だ。メイジの力を見るなら使い魔を見ろ、というでは
ないか。今はただのドットクラスだけれど、きっと自分には秘められた力があるに
違いない――。
 残念ながら彼のその希望は儚くも砕かれることになる。次々と呼び出される
妖精達。先ほどの妖精を羨ましそうに見ていた生徒達が一転、今度は嬉しそうに
契約をしていく。

 そして毛色の変わった生き物が呼び出されはじめた。基本的に人間の姿をして
いるものの、鳥の様に翼があったり、虫の触角が生えていたり、猫の尻尾が二本
生えていたり、捻れた角が生えていたりと様々である。ただ共通しているのは、
みな女性――それも少女と言っても良いような年頃の姿をしていること。そして
みな知り合いだということだ。
 彼女たちは自分たちのことを『ヨーカイ』なのだと話した。妖精とは比べものに
ならない力を持っており、契約すれば使い魔として働くという。

「まあ妖怪って基本的に、人を襲って食べたりするんだけどね。でもそれはそこの
大きいの(*4)だってそうでしょ? 大丈夫大丈夫、使い魔として呼び出されたん
だから、ちゃんと使い魔をするよ」

 角の生えた少女――自らを伊吹萃香と名乗った――は笑顔でそういうと、腰に
ぶら下げた奇妙な形の入れ物を口につけた。ゴクゴクと喉が動き、プハァと息を
吐き出す。酒臭い。それを見た召喚主は、コンタクト・サーバントしただけで
酔っちゃいそう、と現実逃避気味に考えていた。本当は考えなければならない
ことは他に沢山ある。どういう種の生き物なのか。何が出来るのか。自分の
専門属性は何になるのか。そして、コンタクト・サーバントをすべきか否か。
彼女は助けを求めるように、引率の教師を振り返った。

 召喚の儀式は神聖なものであり、契約は絶対のもの、とはいうものの、引率の
教師であるコルベールは内心頭を抱えていた。敵意はない。自分たちから進んで
使い魔をやるという。その点はとても望ましいことだ。しかし、自分の中の何かが
危険信号を発している。これは危険な生き物だ、と。

 結局彼は、召喚と契約の続行を決めた。召喚の儀式で使用される、魔法に対する
信頼があるからだ。また今までの記憶にも記録にも、召喚した生き物が制御
できなかったということはない。

 彼女は諦めて、自分の呼び出した酒飲みとコンタクト・サーバントを行った。
案の定、酒臭い。眉をしかめる様に気づいた様子もなく(*5)、萃香はどこから
ともなく取り出した茶碗に酒をつぐと、召喚主に向かって差し出した。萃香達の
ところでは、主従関係を結ぶ場で酒を飲むしきたりがある(*6)、という。匂いを
嗅いだだけでも、かなりアルコール度数が高いことが分かった。彼女たち貴族も
一応普段からワインを嗜んでいるが、それは様々な香料を入れたり甘みをつけたりと
アルコール度を薄めたものを少し飲むだけだ。ここまで度数の高いものをそのまま
飲んだことはない。それでも彼女は、その酒を一息に呷った。使い魔になめられる
わけにはいかない、と思ったのかどうか。しかし彼女は茶碗を手から取り落とし、
目を回して倒れ込んだ。地面にぶつかる前に、彼女の使い魔となった萃香が軽々と
彼女を抱え、ゆっくりと地面に寝かせてやった。そして手を叩き笑う。
その心意気は見事、と。
 それを見ていた他の妖怪や妖精も、手に手に湯飲みや茶碗を取り出した。
そして自分の召喚主に対して笑いかけた。さあ、私たちも、と。こうして召喚の場が
宴会場へと変わっていくのであるが、未だ召喚を行っていない者達には
それどころではない。なにしろ次に呼び出された生き物は、今までとは段違いに
危険だったのだから。
 背格好自体は十歳に満たない少女の様。日傘を差し、背中には蝙蝠のような羽、
笑った口元には牙のような犬歯が見える。彼女は辺りを見回すと、威厳に満ちた
口調で言い放った。

「私はレミリア・スカーレット、誇り高き吸血鬼の貴族。
 さあ、私を召喚した幸運な子は誰?」
「吸血鬼!」

 コルベールは油断なく杖を構えると、レミリアに相対した。彼の知っている限り、
吸血鬼などといった人間に敵対する知性体が召喚されたことはない。

「吸血鬼が一体どうして召喚されたのだ?」
「もちろん、使い魔をするためよ」

 そこの連中と同じよ、と酒を飲んでいる妖怪を指さした。指された方は笑って
手を振り返す。

「いや、私が聞きたいのはそういうことではなく……」
「何故、こんな得体の知れない連中が大量に召喚されてるのか、ってこと?」
「……まあ、そんなところだ」

 明らかな敵意を向けられてなお、レミリアは悠然と笑い言い放った。

「後に召喚される妖怪の中には、説明が得意なのもいるわ。
 彼女達に聞いてちょうだい」

 知識人っぽいのとか、家庭教師っぽいのとか、と含み笑いをするレミリア。

「後に……ということはまだ君たちのような人外が呼び出されるというのか?」
「そうよ。まあ、その中でも私が一番(*7)だけど」

 何が一番(*8)なのやら、と妖怪連中から戯れ言が飛ぶが、一睨みで黙らせる。

「むやみに人間を傷つけるつもりはないわ。貴族の誇りにかけて、ね」

 貴族の誇りを出されてしまっては、人間達も黙るしかない。それに納得も
していた。人間にも平民と貴族がいるように、吸血鬼にも普通の吸血鬼と高貴な
吸血鬼がいるのだ、と。粗野な平民と違い、貴族には礼儀と誇りがあるものだ。
それは、吸血鬼でも変わらないのだろう。
 コンタクト・サーバントを終わらせると、レミリアはニヤリと牙を見せて笑った。

「吸血鬼に相応しい主人にしてあげるわ」(*9)

 レミリアを呼び出した女生徒は、顔色を青くしながらも頷いた。普通の下級貴族で
ある自分にそんなことが可能なのか。いや、やるしかないのだ。吸血鬼を使い魔に
した貴族など、きっと後世にも名前が残るだろう。貴族にとってそれはこの上も
ない名誉なことである。
 こうして召喚の儀式は継続された。レミリアの言ったように、それからも様々な
妖怪が呼び出される。中には、どう見ても人間にしか見えない者達もいた。
 例えばキュルケが呼び出した者は、自らを蓬莱人だと名乗った。それが何を
意味するかは不明だったが、少なくとも彼女は炎を操ることが出来た。呪文も
なしに火を生み出す様に精霊魔法なのか、と騒然となったが、当の本人は至って
平然と答えた。

「そこの大きいのだって火を吐くんだろ(*10)? まあそれと同じようなもんさ」

 それに精霊魔法は、その地に存在する精霊と契約して発動する魔法。逆に言えば、
契約をしなければ発動できない。召喚されたばかりの彼女に、そんな時間や呪文の
詠唱はあったか。答えは否だ。
 それでも、いきなり彼女のような存在が呼び出されていれば、また話は違った
だろう。魔法を使わずに特殊なことが出来る者に対する偏見は大きい。だが今回の
召喚の儀式では、妖精に始まり吸血鬼まで、特殊な生き物が数多く呼び出されている。
さすがに人間達も感覚が麻痺してきていた。慣れてきた、とも言える。
 その最たる例として、自らを神と称する者が召喚されたが、比較的スムーズに
コンタクト・サーバントまで至っていることがあげられるだろう。

「神って言うけど、こっちの世界じゃ精霊みたいなものかね」

 背中に縄を結ったような飾りを付けた(*11)女性は、そう言いつつどっかりと
腰を下ろした。

「なにしろ今までいたところには、神様が八百万もいたからね。こっちは神様は
一人なんだろ?」

 彼女を召喚した男子生徒は、どう返答したらいいのか分からず、とりあえず頷いた。
この世界の神と言えば始祖ブリミルということになるのだろうか。もちろん、
神聖な存在であり、威厳があって厳かな存在なのだろうと思っている。しかし……。
ちらりと横を見る。そこではやはり神を自称する少女が、召喚主の女生徒に後ろから
抱きつかれて困っていた。

「あーうー、私は神なのだぞー」
「か~わい~」

 蛙を模した帽子をかぶった少女は手足をばたばたさせるが、威厳の欠片もない。
どういう経緯でこうなったのかは彼にも分からなかったが、可愛いことは確かだ。

「あははは、土着神の頂点も形無しね、諏訪子」
「そう思っているなら助けてよ、神奈子」

 それも親交(*12)よ、と取り合う様子もなく、神奈子はどこからともなく盃を
取り出した。同じく、どこからともなく取り出した瓶から何かを注ぐ。言うまでも
なく、酒だ。

「さあ、私たちもやろうじゃないの」

 確かにもう辺りは、酒を飲まない方が不自然な状態にまでなっている。
 楽器ごと宙に浮いた三人組が音楽を奏でると、翼を持った少女が歌を歌う。
やたら偉そうな妖精が空中にダイアモンドダストを発生させると、別の妖精が
輝きを集めて虹を作る。幻の蝶(*13)や見たこともない赤い葉っぱが辺りを舞い、
どこかに消えていく。ついでにコルベールはしきりに頷きながら、奇妙な帽子を
かぶった者から話を聞いている。制止役がこれでは、騒ぎが収まるわけがない。
 これは酒でも飲まないとやってられない。彼は神奈子から杯を受け取ると一気に
呷った。奇妙な味だが悪くない。

 最初の爆音が響いたのは、ちょうどその位だった。
 生徒達はその音に振り返り、ああ、あいつか、と呟いた。ゼロがまた魔法を
失敗した、と。

「ゼロ?」

 その声に一人の少女が反応した。紫色のゆったりとした服(*14)に身を包んだ
自称魔女は、視線を自分の召喚主の男子生徒へと向ける。その全てを見通すかの
ような視線にたじろぎながらも、彼は問いに答えた。

「あいつは魔法を成功したことがないんだ。だからゼロ」

 彼が指さす先で、一人の女生徒が杖を構える。他の生徒に比べ、幾分幼い感じが
する少女は真剣な面持ちでサモンサーバントの呪文を唱え杖を振った。が、
二度目の爆音が響いただけで、何も召喚されない。
 なるほど、と彼女は頷くと感想を述べる。

「ふーん。零点ね」
「そうさ。零点――」

 しかし魔女は召喚主の口をふさぐかのように指を伸ばした。

「零点なのはあなたよ」
「は?」

 呆けたような顔を面白くなさげに一瞥すると、魔女は少し大きな声で説明を始めた。

「費やされた魔力のうち、サモンサーバントの分は正しく消費されてるわ。
 あの爆発は余剰分が行き先をなくして発生しているだけ」
「まさか。だいたい何でそんなこと――」

 わかるんだよ、と続けようとして、ジロリとにらまれる。

「貴族の合間にメイジをやってるあなた方には分からないかもしれないわね。
 だけど私は生まれたときから魔法使いなのよ。言葉を話すより先に魔法を
 使っているの」

 魔法の動きを知るなんて呼吸をするのと同じ事よ、とつまらなそうに言うと、
手に持った本に視線を落とした。この世界は発動体が必須とされるようなので、
常に持ち歩いているこの本が発動体だと言うことにしてある。別に嘘だという
わけではない。上級スペルを詠唱する際には、一部の負担を本に蓄えた魔力で
代替わりしているのだ。疲れないために。

 しかしこの世界の魔法は彼女の知っているそれとは全く違う。呪文はあくまで
キーワードでしか過ぎない。もちろん各自が持っている魔力は消費されているが、
消費分に対して発動される内容が高度なのだ。大体、この程度の魔力消費で空間を
転移するゲートを開けるなど、彼女の常識からすれば冗談の様である。まるで、
合い言葉を唱えると、世界そのものが魔法を発動しているかのようだ。
 この魔法はどのような原理で構築されているのか。これからの研究対象を考えると、
彼女は興奮を覚えるのだった。なぜなら彼女の名前はパチュリー・ノーレッジ。
知識こそが彼女の生き甲斐なのだから。

「で、でもさ、じゃあなんで何も召喚されないんだよ」

 本に向かって顔を伏せたまま、上目遣いにルイズを見ると、このやり取りが
聞こえたのか当のルイズと目があった。絶対に諦めない、という眼差し。
 その視線に知り合いだった人間を思い出す。彼女もよくこんな目をしていた。
普通の人間の魔法使いだったくせに。いや、だからこそ、か。
 そんなことを考えていると、再び爆音が轟いた。

「ふん、やっぱり失敗は失敗だよな。あいつはゼロなんだから」
「……零点。おめでとう、これでダブルゼロね。ダブルオーの方がいいかしら」
「なにーっ」

 最近流行だったみたい(*15)だし、などとよくわからない解説が追加される。

「なぜ召喚されないのか、ということを考えず失敗と思考停止するのは、
 愚か者のやることよ」
「僕が愚か者だって――」
「違うというなら考えてみなさい」

 ピシャリと言い切られ、歯がみをして悔しがる。なんで僕は使い魔にこんな
言い込められないといけないんだろう。こんなことなら普通の動物がよかった。
と数分前とはまったく逆のことを彼は考え始めた。そんな様子を歯牙にもかけず
パチュリーの考察と解説は続く。

「サモンサーバントで発生するゲートは、強制的に相手を転送させるものではないわ。
 対象となったものが触れて初めて効果を現す。逆に考えれば、触れなければ
 召喚されないという事よ」
「……じゃあ、触ろうかどうしようか迷ってるっていうのか?」
「そうね。意図的に触れずにいることを選択しているのかもしれないし、
 何らかの事情で触れられない状態になっているとも考えられる――」

 少し離れたところでそのやり取りを聞いていた狐の妖怪、八雲藍は、口元に
笑みを浮かべ呟いた。紫様も人が悪い、と。
 もうほとんどの生徒は召喚を終えている。見回したところ、幻想郷にいた妖怪は
一人を除いて全員召喚されているようだ。その残った一人こそ、八雲藍の主人であり
幻想郷の賢者といわれた八雲紫。少々戯れに過ぎるのが玉に瑕。今回もその戯れだと
思ったのだ。

「紫様を使い魔にするのだ。これくらいの苦労は越えられねばな」

 早々に酔いつぶれてしまった自分の新たな主人に膝枕(*16)をしながら、藍は
しみじみと呟いた(*17)

 そしてルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの召喚魔法
失敗が二十回を超え、儀式の場はますます盛り上がっていた。

「さあ、次の呪文で召喚できたら、銀貨一枚につき二枚払うよー」

 頭から兎の耳が生えた妖怪が、賭け事を始めている。

「人の失敗を賭に使うなーっ!」

 ルイズの怒声もなんのその。生徒達や妖怪達が、おもしろ半分に賭け金を出し
始めた。

「あんた達も賭けるんじゃないわよっ!」

 手に持った杖を突きつけるルイズだったが、次で召喚すれば問題ないでしょ、
と笑って返され二の句が継げなくなる。どうやらみな、酷く酒に酔っているらしい。
 一体どうしてこんなことになったのだろう? もちろん答えは決まっている。
このヨーカイといかいう連中の所為だ。でもその一人がさっき言っていた。
魔法自体は成功している、と。本当のことかどうかは分からない。けれど、
今のところ縋ることの出来る唯一にして最高の言葉だ。だから自分は魔法を
唱え続ける。続けられる。
 そんなことを考えながらも呪文を唱え、杖を振った。が、爆発。また失敗だ。
賭けた者からは罵声が、賭けなかった者からは歓声があがる。

「じゃあ次は銀貨一枚で、銀貨三枚ねー」

 兎の声に、先ほどより多くの賭け金が集められた。思わず怒鳴ろうとしたが、
よくよく考えれば賭けるということは、召喚の成功が、つまり魔法の成功が
期待されているということだ。酔っぱらい共の戯れだとしても少しだけ気分が良い。
 詠唱、そして杖を振り……また爆発。何も現れない。汗が目にしみる。まだまだ
諦めるには早すぎる。
 集中、詠唱、杖、爆発。一体何が召喚されるというのだろう。
 深呼吸、集中、詠唱、杖、爆発。もう周囲が騒ぐ声も気にならない。

「そう。重要なのは集中することよ」

 その様子をじっと見ていたおかっぱ頭の少女が呟いた。背中には二本の刀、
隣には半透明な物体がふわふわと浮いている。半分人間である彼女は、努力して
技術を習得するということを人の半分程度は慣行している。だから、周囲の声にも
拘わらず召喚呪文を唱え続けるルイズという少女を、彼女は内心応援していた。
もっとも、彼女の主人はそうとは思っていないようだが。

「無理だと思うんだけどな」
「何故?」

 鋭い視線で見つめられ、腰が引けそうになる。背の武器で斬りつけられたら……
と思うと気が気ではない。コンタクト・サーバントは終わっているので危害を
加えられることはないだろう、とはいうものの、やはり怖い。もちろん、その前に
魔法で何とか出来るとは思うが……

「ダメよ~、妖夢。ご主人様が怖がっているじゃないの」
「何を言うんですが、幽々子様!」
「あらあら、怖い怖い」

 突然横から現れた女性は、広げた扇子で口元を隠すと含み笑いを漏らした。

「妖夢は真面目すぎるのよ」
「性分ですから」

 憮然として答える妖夢。その様子はまるで教師に叱られた生徒のようであり、
現役の生徒である彼女の主人は不意に親しみを感じた。

「もっとこう、余裕を持った方がいいと思うのよ」
「幽々子様は余裕がありすぎです!」
「そうねぇ。でも『今の』ご主人様は真面目な人みたいだし、
 従者が余裕を持たないとね~」

 その言葉に妖夢はハッとさせられた。なるほど、従者とは主人を補う者だ。
幽々子様の下では今までの自分でよかった。しかし新しい者の従者になるという
ことは、自分も変わっていかなければならないのではないか。

「……努力します」
「そうそう。変われる、というのは人間の特権ですもの」

 再び口元を扇子で覆い、笑い声を漏らす。その言葉は、果たして誰に向けられた
ものか。

 そんな周囲の会話ももはや聞こえる様子もなく、ルイズの召喚失敗は回を重ねる。
 兎の賭の倍率が十倍にもなり、辺りが夕日に包まれてもまだ召喚は成功しなかった。
肩で息をする。喉も渇いた。魔力が尽きかけていることが、自分でも分かった。
これで最後にする。そう気合いを入れ、呪文を唱えた。そしてイメージする。
自分が最高の使い魔を使役している姿を。

「!」

 杖を振ると共に起きる爆発。だがその中に、人影が見えた。

「おや……?」

 その姿に真っ先に反応したのは藍。なぜならその容姿が彼女の想像と違って
いたからだ。片手には日傘。これはよい。髪の色は金色。これも想像通り。
だが頭には黒いとんがり帽子を被り、黒い服の上に、白いエプロン。ドロワーズも
露わについた尻餅の下敷きになった箒。これではまるで、知り合いの魔法使いの
ようではないか。その人間の名前は――

「魔理沙っ!」

 何人もの妖怪が叫んだ。疑惑に満ちた声で。単純に驚きで。喜びをにじませて。
嫌そうな声色で。溜め息と共に。
 静寂の中、呼ばれた本人はゆっくりと立ち上がるとスカートに付いた土埃を払う。
そして不貞不貞しく笑みを浮かべると、口調だけは残念そうに第一声を放った。

「くっそー、ついに捕まっちまったか」
「ついに……ってどういうことよ」

 その魔理沙の正面に立つ少女、ルイズ。杖を構え、肩で息をする様を一瞥し、
魔理沙は納得するように二度三度と頷いた。

「ん、ああ、あんたが私を召喚したのか。よろしくな。勝負に負けたんだ。
 潔く使い魔になってやるぜ」
「ししし勝負ってなんのこここことかしら?」

 あくまで冷静な魔理沙に対し、ルイズは興奮のあまり口が回っていない。

「根比べさ、召喚の。あんたが私を捕まえるのが先か、魔力が切れるのが先か。
 寿命まで無料奉仕してやろうってんだ。これぐらいは試させてもらわないとな」
「じじじ寿命ですって?」
「ああ、私はこいつらと違って、普通の人間だからな」

 周囲に座った妖怪を指さしながらの言葉。普通の、人間。その意味をルイズが
理解できるより先に、周囲が反応した。

「普通の人間って事は平民か?」
「なんだ、これだけ大騒ぎして結局普通の平民かよ」
「これって失敗だよな!」
「やっぱりゼロのルイズね」

 いつも通り巻き起こる嘲笑。肩を落とすルイズ。よりにもよってただの平民とは。
また失敗なのか。しかしそれを認めるわけにはいかない。例えそれが強がりと
見られようとも。ルイズは顔を上げ、言い返そうとした。いつものように。
 しかしルイズより先に、目前に立った少女が大声を上げた。

「ああ、そうだ! 私は霧雨魔理沙! 普通の人間だ!」

 ルイズに背を向け、ルイズを守るように、霧雨魔理沙は立っている。

「だがなっ!」

 だからルイズだけは気がついた。他の人間から隠すよう背に回した右手に、
光が集まっていることに。

「普通の人間の……魔法使いだぜ!」

 そういうなり、右手の光――魔力塊を真上に向かって打ち出した。
 一瞬の静寂。そして閃光。
 まるで花火のように、光り輝く星屑が夜空に広がる。きらきらと輝くそれは
幾何学的な模様を徐々に変えながら、ゆっくりと広がっていく。

「わぁ……」

 其処此処から感嘆の声があがる。四つの系統のどれにも属さない魔法。しかし
誰もそのことを言い出さない。
 それほどに美しかったのだ。
 そして何が起こるかうすうす感づいている妖怪連中は、にやにやと笑っていた。
人に馬鹿にされてただで済ますほど、霧雨魔理沙という人間は温厚ではないのだ。

「おっと、ちょっと魔力を調整しそこなったぜ」

 わざとらしい声とともに、上空に広がった七色の星屑が一斉に地面目がけて
落ちてきた。(*18)
 そりゃあもう、唐突に。

「うぉあっあたる、あたる!」
「馬鹿っこっちくるな!」
「いやーっ」
「ブリミル様、お救いをーっ」

 右往左往した挙げ句、互いにぶつかって倒れてみたり。地面に伏して祈ってみたり。
 そんな様子を、魔理沙の召喚主であるルイズは唖然として眺めていた。
 普通の人間? 魔法使い? 先住魔法? 星屑?
 自分は一体、何を呼び出したんだろう?

「あー、別に危険じゃないぜ。ちゃんと消えるし」

 その声にルイズが顔を横に向ける。いつの間にかルイズの横に並んだ魔理沙は、
困惑したという口調で嘯いてみせた。
 事実、それは地面に一つも届いていない。流星の様に落ちてきた星屑は、最初から
幻であったかのように、中空で溶け込み消えていく。その様子もまた幻想的で、
混乱していた生徒達は徐々に呆けたように空を見上げていった。
 一方妖怪達は、いつもの宴会芸に大喝采である。やはり酒の席にはこの花火が
ないと始まらないとばかりに再び音楽が始まり、静寂が一転、喧噪に包まれる。

「さて、と」

 そんな様子に満足したのか魔理沙は、ルイズを見るとウインクして見せた。

「契約をしなきゃなんないんだろ?」

 言われて思い出す。そういえばまだコンタクトサーバントを行っていない。

「さっさとやろうぜ。せっかく注目を外したんだしな」
「注目を……?」

 おうむ返しの質問。頭が混乱して、考えがまとまらない。

「いくら女の子同士でも、人の注目浴びながらキスをするのはちょっとな」

 ファーストキスだからな。と帽子を目深に被りなおしながらつぶやく。
 その頬が夕日の下でもそれと分かるほど赤く染まっていることに、ルイズは
気がついた。普通の人間で、魔法使いで、先住みたいな魔法を使って、でも、
中身はルイズと同じ少女なのだ。
 そのことに気がついたルイズは、ようやくいつもの調子を取り戻した。

「感謝しなさい。わたしみたいな貴族の使い魔になれるなんて、名誉なことなんだからね」

 胸を張り宣言する。その様子に魔理沙は、ニヤリと笑い言葉を返す。

「さすが私のご主人様だ。そうこなくっちゃな」

 こうして、魔法が使えない貴族、ルイズと、魔法が使える普通の人間、魔理沙は
コンタクト・サーバントを行ない、主従となったのであった。



 そして二時間後。月明かりの中、ルイズは目を回して倒れていた。別にルイズに
限ったことではない。多くの生徒はルイズ同様、召喚の儀式が行われた草原に制服の
まま倒れ伏している。
 全ての原因は魔理沙だ。コンタクト・サーバントが終わるとルイズの手を引いて、
妖怪達の宴会に飛び込む。ここまではいい。自分が酒を飲み、ルイズにも酒を飲ます。
これもある意味当然の流れだ。だけど言ってしまったのだ。「さすが私のご主人様だ、
いい飲みっぷりだぜ」と、他の生徒を挑発するように。その結果がこれだ。

「みんななさけないわね」

 余裕を装うキュルケも、目が虚ろ。手に持ったグラスは今にも滑り落ちそうだ。
ルイズより先に酔いつぶれるわけにはいけない、と半ば意地で意識を保っていた
ものの、そろそろ限界らしい。自慢しようにも当のルイズはさっさと潰れている。
その使い魔は、狐っぽいのと日傘を挟んで深刻そうな話をしている。さあどうしよう。
 その揺れる視線が親友の姿を捉えた。青い髪を持った小柄な少女、タバサ。
いつものように本を開いてはいるが、遠い目をして何か呪文のように呟いている。
ずりずりと膝立ちで近づいたキュルケのことも、目に入っていない。

「…………」
「なに一人でぶつぶつ言ってるのよ」
「亡霊だから幽霊じゃない……
 騒霊だから幽霊じゃない……
 半人半霊だから幽霊じゃない……
 亡霊だから――」(*19)
「ねえ、タバサ~」

 反応のないタバサに業を煮やし、何気なく肩に手を掛ける。が、ビクン、
と一瞬背筋が伸び、こてんと倒れてしまった。
 倒れてしまった親友を一人寝かしておく訳にはいかないわよね、とようやく
理由が出来たキュルケは、タバサを抱きしめるように横になり、自分の意識を
手放すことが出来たのだった。

 一方タバサの使い魔となった風竜――もちろん実際には風韻竜なのだが――
のシルフィードは、そんな主人の事も気づかずに、他の使い魔達との会話に
夢中だった。他の使い魔とはいっても、妖怪が主である。それも特に、幼い雰囲気の
連中だ。

「きゅいきゅい!」
「へえ、一人で二百年も」
「きゅいきゅい」
「へーそーなのかー」
「きゅいきゅいきゅい」
「うんうん、その気持ち、よく分かるよ……あ、八目鰻、食べる?」
「きゅい!」
「えへへ~おだてても何もでないわよ~」
「みすちー、私のはー?」
「もうとっくに食べちゃったでしょ?」
「きゅい……」
「あー、いいのいいの、こいつが食いしん坊なだけだから」
「ひどいよー、そんな嘘、言いふらさないでー」
「そうそう、食いしん坊と言ったらやっぱり、アレよね」(*20)
「きゅい?」

 まだまだ話は尽きそうもなかった。
 脳天気な話をしている連中もいれば、ただ杯を傾けている連中もいる。
蓬莱山輝夜と八意永琳、そして鈴仙・優曇華院・イナバは、言葉少なに月を
見上げていた。

「イナバが二つに見せてるんじゃないの?」

 波長を操作できる鈴仙なら、光を操作して一つのものを二つに見せることなど
雑作もない。

「姫様が一つ増やしているんじゃないですか?」

 先日の夜が終わらない騒ぎの元凶は、輝夜が作り出した偽物の月である。
 二人そろって盃を干すと、大きな溜め息をついた。そんな二人を照らす月も、二つ。

「確かに世界が違えば、月が二つあってもおかしくはないのでしょうけどね」

 永琳も、遅れて溜め息をついた。

「本当にあなたたちって、違う世界から来たのね」

 永琳の主人が口を挟む。言葉の意味に気がついたから。

「それにしては驚いてないのね」
「もう驚き疲れちゃったわよ」

 大体なんで貴族である私が、夜の野外に酒盛りなんてしないといけないのかしら、
それも地面に座り込んで、などとブツクサ呟きつつ、盃を傾けた。そしてちらりと
斜め向こうを見る。そこでは彼女と付き合っているキザっぽい少年が、自分の呼び
出した使い魔に何かを囁いていた。あんな光景を見せられたら、酔うに酔えない。

 うふふ、という笑い声にキッと使い魔を睨むが、永琳は嬉しそうに笑うばかりだ。

「若いっていいわね」

 しばらく睨んだ末の言葉がこれだ。色々とやるせなくなって、永琳の主人である
モンモランシーは一息に盃を干したのだった。

 一方、そのキザっぽい少年の使い魔となったアリス・マーガトロイドは、安堵の
溜め息をついていた。やっと酔い潰せた、と。
 基本的には悪い人間ではないと思う。選民思想が少々気になるが、まあ特権階級の
子息ならこんなものだろう。服装のセンスが悪いのも、多分なんとかできる。
だが、語彙の乏しさはなんとかならないものか。延々と同じ口説き文句を
聞かされると、最初いい気分だっただけ落差が酷い。

「?」

 そうして落ち着いてみると、なにやら視線を感じる。月の姫達と共にいる少女が
なにやらこっちを見ているようだ。アリス自身がそちらを向くと見ていないフリを
するが、周囲の状況は腕にさりげなく抱えた上海人形により、常に把握している。
人形の目は彼女の目なのだから。もっとも、状況自体はわかっても、それが何を
意味するものなのかを推測するには、アリスには経験が足りなすぎた(*21)
特に男女間の人間関係における心情については。こうして今しばらくの間、アリスは
据わりの悪い思いをするのだった。

 一方、そんな状況を早速手帳に書き留めている者もいる。

「『三角関係勃発か?』
 ……うーん、
 『主人と使い魔の恋は成り立つのか?』
 の方がいいですかねえ」
「アヤ、今度は何を書いてるの?」

 問うたのは彼女の主人。ポッチャリとした体型の彼は、先ほどまで使い魔の
射命丸文から質問責めにあっていたのだ。律儀に使い魔からの質問に答えて
いたのは、時に鋭くなる言葉の槍が、妙に心地よかったから。

「ふふふ、秘密ですよ」

 そんな文の不敵な笑みもまた、彼の心を撫で上げるようである。これって
もしかして恋なのかな?(*22) などと考えるマリコルヌ少年が、自身の性癖に
気がつくのはもう少し先のことである。

 一方、文はそんな主人の様子よりも、目の前で起きている出来事の方が重要だった。
そこでは唯一使い魔となった人間、霧雨魔理沙と、主人達の教師であるコルベールが
興味深い話をしていたのだ。先程の藍と魔理沙の会話も興味深いものだったが、
こちらの話もまたそれに劣らず面白そうだ。

「ほう、変わったルーンだ」
「ふーん、そうなのか?」

 コルベールに言われ自分の額を撫でる魔理沙。コンタクト・サーバントにより浮かび
上がる使い魔のルーンが、魔理沙は額にあった(*23)。月明かりの下、手元の本を
広げるコルベール。誰からもらったのかそれは、幻想郷縁起(*24)であった。苦労して
魔理沙のページを探すと、そこにルーンの形状を書き込んでいく。

「しょうがないなぁ」

 そんな魔理沙の言葉と共に、辺りが明るくなる。見上げれば、本の上に明かりが
ともっていた。星も集まれば、月よりも明るい。その輝きをしばし見つめた
コルベールは頭を振ると、魔理沙に問いかけた。

「それは一体どういうものなんだね?」
「星の魔法だぜ」

 さも当然だと言わんばかりの返答に、コルベールは再度頭を振った。
この世界で人間が使う魔法と言えば、四つの属性に分類されるものだ。例外として
コモンマジックと、伝説と言われる虚無。しかしこの魔法は、そのいずれにも該当
しないものだ。いや、少なくともコモンマジックと属性魔法には該当しない。では虚無
魔法か? いや、あれは遠い伝説のものだし、そもそもこの人間は、杖を使ってすら
いない。では先住魔法か? いや、彼女は人間だ。それは間違いない。マジック
アイテムを所持しているものの、自身は普通の人間であることは、ディテクトマジックで
確認済みだ。ならばそのマジックアイテムの力なのだろうか?
 コルベールは使い魔の印を書き写す作業に戻りながら、考えを巡らす。それを
知ってか知らずか、さらにコルベールを混乱させる事を口にする。

「他には、恋の魔法とかもあるぜ」
「は?」
「ま、星も恋も、遠くにあって憧れるものさ」

 何かの聞き間違いかと思った。今、恋、と言ったのだろうか?
 どこか遠い目をしてのその言葉に、コルベールは聞き返せなかった。いずれ詳しい
話を聞く機会もあるだろう。彼は三度頭を振ると、本を閉じた。

「ん、終わりか?」
「うむ、これは後日、調べることにしよう。
 それより一つ、聞いておいて欲しいことがある」
「あー?」

 聞き返す魔理沙は十分に酔っているように見える。これから話すことを覚えて
いてくれるかも怪しい。それでもコルベールには伝えておきたいことがあった。

「他でもない、君の主人となる者のことだよ」

 当のルイズは、魔理沙の脇で横になり、寝息を立てている。その寝顔がどことなく
微笑んでいるように見えるのは、うがちすぎであろうか。

「もう知っているかもしれないが、彼女――ミス・ヴァリエールは、
 魔法が使えないのだ」
「でも、私を呼び出したぜ?」
「ああ。だが明日以降も魔法が使えるかどうかはわからない。
 今回が特別なのじゃないかとも思う」

 もちろん、そうでないことを願うがね、という言葉とは裏腹に、コルベールの顔は暗い。

「ははん。だから面倒を見ろって?」
「そういうわけではないが……覚悟して欲しい、ということだ」
「ふん、覚悟か。
 そんなのは、この世界に来ることを決めた時に、とっくに終わってるぜ」

 魔理沙は手に持った茶碗に残った酒を一気に空けた。

「なにしろ私は、普通の人間の魔法使いだからな」

 そういうと、おーい、酒が切れたぞー、と傍らの集団に声をかけた。コルベールが
何か言うより早く、新たな酒が魔理沙の茶碗に注がれる。ついでにコルベールの
手にも、コップが持たされた。

「お、おい、私が飲むわけには――」
「まぁまぁ、そういいなさんな。これからも長い付き合いになるんだしさ」

 傍らに巨大な鎌を置いた女性が気軽に肩を叩き、コップに酒を注ぐ。その容姿に、
コルベールの相好も思わず崩れる。彼とて木石ではない。女性に酌をされれば
それなりに嬉しい。(*25)

「昨日までの日々に別れを。明日から世界に祝福を」

 生真面目な雰囲気の女性が盃を掲げると、まだ意識のあるものは自らの酒杯を
掲げた。数瞬の静寂。ある者は離れてきた家を想い、ある者は残してきた者達を想い、
ある者はそこにあった自然を想い……みな幻想郷のことを想い、そして別れを告げた。

 こうして今までの昨日は終わり、全く新しい明日が始まったのである。
 人間にとっても、妖怪にとっても。

 *1:タイトルは、同人弾幕ゲーム「東方風神録」のBGM名より借用
 *2:こうやって人間をだまして悪戯する
 *3:空を飛ぶのと弾幕を撃つのは、幻想郷では標準技能。
 *4:大きいの談「きゅいきゅい、きゅいきゅいきゅい!」(訳:そんなことないわ! 普通の風竜と一緒にしないで欲しいのね!)
 *5:絶対に気がついてる。
 *6:酒を飲むありがちな口実。
 *7:多分カリスマ度。
 *8:多分幼女度。
 *9:レミリアの能力は、運命を操る程度の能力。
 *10:大きいの談「きゅいきゅい、きゅいきゅいきゅい!」(訳:そんなことないわ! 野蛮な火竜と一緒にしないで欲しいのね!)
 *11:正装。
 *12:親交=信仰。って神主が言ってた。
 *13:見ているだけなら安全。
 *14:実は寝間着らしい。
 *15:早くも幻想郷入りしていた?
 *16:尻尾枕だったかもしれない。
 *17:とてもこき使われたらしい。回転しながら特攻とか。
 *18:この弾幕はフランからのパクリなのか?
 *19:現実逃避。あるいは自己暗示。もちろん、全部幽霊。
 *20:ご想像にお任せします。
 *21:魔法ヲタクかつ人形ヲタク。
 *22:恋ではなく変です。
 *23:ミョ(略)ンなルーン。
 *24:妖怪にとってはイラスト付きの自己紹介本。自己アピールあり。だから信頼性は不明。
 *25:それに体型的にも嬉しい。


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