ルイズが子山羊を召喚しました。
「使い魔になんてしないで下さい。 僕の次に召喚される兄さんの方が大きくて強いですよ」
子山羊はそう言って去って行きました。
人語を話したのはとりあえずスルー。
「使い魔になんてしないで下さい。 僕の次に召喚される兄さんの方が大きくて強いですよ」
子山羊はそう言って去って行きました。
人語を話したのはとりあえずスルー。
ふたたびの召喚。
今度現れたのは、角も立派な大きなたくましい山羊でした。
しかし。
「僕を使い魔にするより、次に召喚される兄貴の方が大きくて強いからそっちにしなよ」
山羊はそう言ってまた去っていきました。
なんでしゃべれるんだお前。
今度現れたのは、角も立派な大きなたくましい山羊でした。
しかし。
「僕を使い魔にするより、次に召喚される兄貴の方が大きくて強いからそっちにしなよ」
山羊はそう言ってまた去っていきました。
なんでしゃべれるんだお前。
そして三度目の召喚。 爆発。
土煙の中からぬうと現れたのは。
土煙の中からぬうと現れたのは。
それは山羊と言うにはあまりにも大きすぎた。
大きく険しく重く、そして大雑把すぎた。 それはまさに以下略。
大きく険しく重く、そして大雑把すぎた。 それはまさに以下略。
「使い魔にしてやるわ!」
ルイズが怒鳴りました。
『やってみろオラァ!こっちにゃ二本の槍がある!これで目玉は田楽刺し!
おまけに大きな石も二つある!
にくも! ほねも! こなごなにふみくだくぞ! 谷底にブチまけてやる!』
こうして、すさまじいたたかいがはじまりました……。
ルイズが怒鳴りました。
『やってみろオラァ!こっちにゃ二本の槍がある!これで目玉は田楽刺し!
おまけに大きな石も二つある!
にくも! ほねも! こなごなにふみくだくぞ! 谷底にブチまけてやる!』
こうして、すさまじいたたかいがはじまりました……。
一方ティファニアはすてきな三人組を召喚して孤児の王国を作り上げ幸せに一生を送った。
おわり。
おわり。