あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロの守護月天 2

「つまりあなたは月の精霊で、そのリングを覗けた人を守ってくれるわけね?」
「はい、そうなんです」
ルイズは自分の部屋で、シャオに色々と詳しいこと(主に自己紹介の延長線上の内容)を聞いていた。

「リングから出てきたから普通の人間じゃないとは思っていたけど、まさか月の精霊だったとわね」
断言する。今のルイズはひっじょ~に機嫌がいい。
なにせ自分の召喚したシャオが、長い歴史を持つトリステイン魔法学院で行われた『春の使い魔召喚の儀式』で召喚された使い魔の中でも
トップクラスのレアモノである月の精霊だったこと。
そして、そんな高位な存在の彼女が契約前から従順であること。
更に、彼女の右手に刻まれたルーンが珍しいモノであることをコルベールが証言したことが追い討ちをかけている。
「ふふふ、ついにわたしの時代が来た!って感じね」
力強くガッツポーズを取っているルイズとは対象に、シャオは不思議そうに夜空を眺めていた。

「それにしても不思議なところですね。空に二つも月が浮かんでいるなんて」
本来シャオのいる世界の月は一つしかないのだから、不思議がるのも当然なのかもしれない。
「? 月が二つあるのってそんなに不思議なことかしら?」
月が二つあることが常識であるこの世界の住人のルイズは、当然のことながら疑問に思う。
「はい。わたしが前の御主人様に仕えていた時は一つしかありませんでしたから」
「へ~、じゃあ途中で増えたのよ。きっと」
「そうかもしれませんね」
なんだか、やけに強引な会話が行われたが彼女たちが納得したのだからいいのかもしれない。


「ところで、使い魔でしたっけ?どんなことをするんですか?」
質問タイムの立場を入れ替えるように、今度はシャオが質問をする。
「あ、そういえばまだ説明してなかったわね」
聞かれるまでさっぱり忘れていたことを思い出し、ルイズは説明を始めた。

「まず、使い魔は主人の目となり耳となる能力が与えられるわ。つまりシャオが見てるものや聞いたことがわたしにも伝わるはずなんだけど・・・」
「なにか見えますか?」
「いーえ、まったく見えないわね。まぁその辺はどーでもいいわ」
やや投げやりな感じで次の説明に移る。
「それから、使い魔は主人の望むものを見つけてくるのよ。例えば秘薬の材料のコケとか硫黄とか」
(まぁ、秘薬の材料を持ってこられても作れないんだけどね・・・・)
ルイズは少し苦い感情でそのことを思った。
「食材だったら集めてこれるんですけどね」
「へぇ、じゃあ今度珍しい食べ物でも探してきてもらおうかしら」

そして、彼女は本題を発表した。
「そして、最後のこれが一番重要。使い魔は主人を守る存在なのよ!」
ルイズがビシッ!とシャオを指差すと、自信満々に彼女は答える。
「はい。守ることなら一番得意ですよ。それが私の使命ですから」
「召喚したときもそう言ってたわね。あとは身の回りの世話かしら」
もっとも、それは使い魔の役割ではないがその辺は黙っておくことにした。

「さてと、色々話してたら眠くなっちゃったわ」
ルイズは小さくあくびをすると、ベットに座った。
「ベットは一つしかないから一緒に寝ましょ」
「いいんですか?」
シャオは少し戸惑ったように聞き返す。
「えぇ。女の子を床の上で寝かせるわけにはいかないからね」
サイト、女の子ってのは女の子ってだけで色々と得をするように世界は回っているみたいだぞ。

夜空には空に浮かぶ二つの月がいつもよりも輝いていた。この世界に現れた月の精霊を歓迎するかのように。

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