召喚されたモノの外見についてはまとめwikiのお絵かき掲示板ログ139を参考にしてください。
「宇宙の果てのどこかにいるわたしの僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!わたしは心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」
本日何度目かの爆発が巻き起こる。
そしてついに、ルイズの呼びかけに答えしものが、土煙の向こうにその姿を現した。
そしてついに、ルイズの呼びかけに答えしものが、土煙の向こうにその姿を現した。
「……なによコレ」
それは、大きな頭だった。
というか、よく見ると作り物だ。所謂おめんであった。
「ゼロ!ゼロのルイズ!おめんなんて呼び出してどうするの!」
「うるさいわね!」
おっほっほ、と笑いながらヤジを飛ばすのは、見物していた宿敵のキュルケである。
ルイズはキュルケをギロリと睨んだ。
「さ、ミス・ヴァリエール。契約を」
コルベールの言葉に、渋々おめんを持ち上げる。
何というか、非常にムカつく造作だ。
ごんぶとのタラコクチビルも、中途半端にニヤけた目元も、ちょろっとだけあるキューピー人形のような髪も、そのすべてが絶妙なイヤらしさを演出している。
「うわっ、重た……ったくなによ、こんなもん本当にかぶれるのかしら」
ルイズは思わず、そのおめんを頭にかぶせてみた。
というか、よく見ると作り物だ。所謂おめんであった。
「ゼロ!ゼロのルイズ!おめんなんて呼び出してどうするの!」
「うるさいわね!」
おっほっほ、と笑いながらヤジを飛ばすのは、見物していた宿敵のキュルケである。
ルイズはキュルケをギロリと睨んだ。
「さ、ミス・ヴァリエール。契約を」
コルベールの言葉に、渋々おめんを持ち上げる。
何というか、非常にムカつく造作だ。
ごんぶとのタラコクチビルも、中途半端にニヤけた目元も、ちょろっとだけあるキューピー人形のような髪も、そのすべてが絶妙なイヤらしさを演出している。
「うわっ、重た……ったくなによ、こんなもん本当にかぶれるのかしら」
ルイズは思わず、そのおめんを頭にかぶせてみた。
「……とれないわ」
まさしくジャストフィットであった。
「むぎーーー!だめ、取れない!しかも前見えない!」
引っ張ってもなにしても,そのおめんはルイズの頭から外れなくなってしまったのだった。
「コレなんなのよォーーーーッ!!」
「なにって、おめんでしょ」
「見ての通り」
キュルケと、その隣のタバサが冷静にツッコんだ。
キュルケはニヤニヤ笑っている。
「そんな召喚された得体の知れないもんかぶったりするからよ」
「あんた今『こりゃ面白くなってきた』って顔してるでしょ!」
さんざん喚いてもおめんは取れず,ルイズは焦ってきた。
「ねえ、……これ、やばいわよ、いやマジで。ちょっとマジで真剣に考えましょうよ」
「そうね、どうする?一年生も呼んできて見せよっか」
「画家を呼んで肖像画を描かせる」
「あんたらねーーーーッ!」
ぜんぜん真剣に取り合わないキュルケとタバサに、ルイズはキレた。
「とりなさいよ!ねえ!なにしてんのよあんたら!はやくしなさいよ、殺すわよ!さあ!早く!とれーーーー!!」
「なんか精神的余裕がなくなったら、どんどん嫌な奴になってきたわね」
「うッ!」
喚くルイズが、突然首のあたりをおさえた。
「く、空気があまり入ってこない……、まま、まずいわ……、酸欠になっちゃう……」
「そりゃそんなに騒ぐから……」
見物していた生徒たちからツッコミが入る。
「あんたら呑気ね!そりゃあんたらはいいわよね!おめん付けてないんだもんね!」
「なに言ってんの」
その時、ルイズは足を引っかけて、びたーん!と盛大に転んだ。
おめんは前がぜんぜん見えないので、石に躓いてしまったのだった。
ルイズはがばっと跳ね起きた。
「あんたら今、足かけたでしょ!誰よコラ!ぶっ殺してやる!」
「心が狭くなって人間不信になってる……」
「どこ!あんたら!ここはどこ!どこ行った!わたしを置いて逃げやがったな畜生ども!」
「完全に混乱して自分を見失ってる」
「しょせんルイズはこの程度の人間だったということさ」
「むッ!そこかーーーーッ!!」
ルイズはがばっ!とタバサの使い魔・シルフィードに飛びかかった。
シルフィードは困って、きゅいきゅい鳴いた。
「実に面白い。予想外。今度他の人でも試してみよう」
タバサがなんだか物騒なことを呟いた。
さすがに見かねたキュルケが、ルイズに話しかける。
「しょうがないわねえ、ルイズ。それ割ってあげるわ。いらないでしょ?そんな使い魔」
「ホントに!?お願い!」
ルイズは必死になって答えた。
「タバサ、頼める?」
キュルケがそう言うと、タバサはこくりと頷いた。
「少し痛いかもしれない」
「なんでもいいから!早くして!」
「わかった」
そう言うと、タバサは自分の身長より大きな杖を、まるで野球のバットのように振りかぶった。
「むぎーーー!だめ、取れない!しかも前見えない!」
引っ張ってもなにしても,そのおめんはルイズの頭から外れなくなってしまったのだった。
「コレなんなのよォーーーーッ!!」
「なにって、おめんでしょ」
「見ての通り」
キュルケと、その隣のタバサが冷静にツッコんだ。
キュルケはニヤニヤ笑っている。
「そんな召喚された得体の知れないもんかぶったりするからよ」
「あんた今『こりゃ面白くなってきた』って顔してるでしょ!」
さんざん喚いてもおめんは取れず,ルイズは焦ってきた。
「ねえ、……これ、やばいわよ、いやマジで。ちょっとマジで真剣に考えましょうよ」
「そうね、どうする?一年生も呼んできて見せよっか」
「画家を呼んで肖像画を描かせる」
「あんたらねーーーーッ!」
ぜんぜん真剣に取り合わないキュルケとタバサに、ルイズはキレた。
「とりなさいよ!ねえ!なにしてんのよあんたら!はやくしなさいよ、殺すわよ!さあ!早く!とれーーーー!!」
「なんか精神的余裕がなくなったら、どんどん嫌な奴になってきたわね」
「うッ!」
喚くルイズが、突然首のあたりをおさえた。
「く、空気があまり入ってこない……、まま、まずいわ……、酸欠になっちゃう……」
「そりゃそんなに騒ぐから……」
見物していた生徒たちからツッコミが入る。
「あんたら呑気ね!そりゃあんたらはいいわよね!おめん付けてないんだもんね!」
「なに言ってんの」
その時、ルイズは足を引っかけて、びたーん!と盛大に転んだ。
おめんは前がぜんぜん見えないので、石に躓いてしまったのだった。
ルイズはがばっと跳ね起きた。
「あんたら今、足かけたでしょ!誰よコラ!ぶっ殺してやる!」
「心が狭くなって人間不信になってる……」
「どこ!あんたら!ここはどこ!どこ行った!わたしを置いて逃げやがったな畜生ども!」
「完全に混乱して自分を見失ってる」
「しょせんルイズはこの程度の人間だったということさ」
「むッ!そこかーーーーッ!!」
ルイズはがばっ!とタバサの使い魔・シルフィードに飛びかかった。
シルフィードは困って、きゅいきゅい鳴いた。
「実に面白い。予想外。今度他の人でも試してみよう」
タバサがなんだか物騒なことを呟いた。
さすがに見かねたキュルケが、ルイズに話しかける。
「しょうがないわねえ、ルイズ。それ割ってあげるわ。いらないでしょ?そんな使い魔」
「ホントに!?お願い!」
ルイズは必死になって答えた。
「タバサ、頼める?」
キュルケがそう言うと、タバサはこくりと頷いた。
「少し痛いかもしれない」
「なんでもいいから!早くして!」
「わかった」
そう言うと、タバサは自分の身長より大きな杖を、まるで野球のバットのように振りかぶった。
「 少 林 寺 撲 殺 拳 !! 」
「りゃーーーーーーーーーッ!!」
ボグシャァ!!
タバサは杖でルイズのおめんを思いっきりぶっ叩いた。おめんにビシィ!とヒビが入った。
「しゃーーーーーーーーーッ!!」
バリャァ!!
さらに杖を叩き付けると、ルイズのおめんが割れた。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
ドコドコドコドコドコ!!
タバサはルイズのボディに強烈なパンチを何発も叩き込んだ。
「オラぁぁ!!」
タバサはルイズを全力で蹴っ飛ばした。
「ちゃーーーーーッ!!」
タバサの渾身の右ストレートで、ルイズは30メイルも吹っ飛んで、森の木に激突した。
ボグシャァ!!
タバサは杖でルイズのおめんを思いっきりぶっ叩いた。おめんにビシィ!とヒビが入った。
「しゃーーーーーーーーーッ!!」
バリャァ!!
さらに杖を叩き付けると、ルイズのおめんが割れた。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
ドコドコドコドコドコ!!
タバサはルイズのボディに強烈なパンチを何発も叩き込んだ。
「オラぁぁ!!」
タバサはルイズを全力で蹴っ飛ばした。
「ちゃーーーーーッ!!」
タバサの渾身の右ストレートで、ルイズは30メイルも吹っ飛んで、森の木に激突した。
「ねえ……途中から記憶ないんだけど、なんで頭だけじゃなくて身体中に傷があるのかしら」
「さぁ」
「てゆーかわたしこの学校やめるわ」
「さぁ」
「てゆーかわたしこの学校やめるわ」
『清村くんと杉小路くんと』からおめんを召喚