あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

日本一の使い魔-09





「ええ、何ででしょか?自分でも解らないのですが、そうしなくてはって使命感がありました。」
と紙芝居屋のイチーロ・ミーズキ氏は語る。
「彼は何か私に閃きをくれました。彼をもっと知りたいと思います。ゼェェェェット!」

突如現れたヒーローに街が賑わっている頃、二人は買い物をしている。
「ねぇ、ケンは変身しないと戦えないの?普段のケンでも十分のような気もするんだけど」
「俺は、飛鳥と一緒に戦っているんだ。飛鳥の意思、俺の意思、二つの意思で戦うんだ。」
本来、早川は生身で銃弾を鞭で叩き落としたりしているのだが、普段だって飛んでくる矢を箸で
つかんだり出来る位のハイスペックである。
早川は少し考えた後、
「ヒーローというものは格好がいいことが第一条件なんです。ヒーローは傷ついていた方が
かっこいいからな。」
と言うがルイズは
「傷ついてないし!しかも、ヒーロー物と言えばこの人って言われる俳優のようなセリフは!
相手ボコボコだし!ズバッカー登場だけだし!むしろ突っ込みどころ多すぎて
何から突っ込んでいいか解らない位だし!ゼエゼエ……」
と誰しもが思う所を、とうとう言ってしまう。しかし早川は、
「次はどこに行くんだい?ご婦人の買い物は長くて困るよ」
と華麗にスルーを決め込む。


ルイズ達が次の買い物をしようと移動していると、さっきの騒ぎを見ていた子供達だろう、
停まっている馬車の上から飛び降り
「ずばっと!あたーーーーーっく!」
と真似をしている。バランスを崩し転落しようとする子供を早川はサッっと抱きかかえ、こう諭す。
「ズバットは変身しているから無事なんだぞ、だから危ないから真似しちゃダメだ。」
何かを考えるルイズ、そして思いつく。
「変身、変身……そうだ!ケン。あんたに武器を買ってあげるわ!そうと決まれば行くわよ!」
なぜそうなるのかは解らないが武器を買いに行く事になる。
肩をすくめる早川。
「だってあんたは、変身前の武器持って無いでしょ?あんたの変身するまでの流れ疲れるのよ。
そりゃー読者の皆様は喜ぶかもしれないけど、話考える内の8割が登場シーンのアイデアってどう言う事よ!
って私、後半何言ってるんだろ?忘れて頂戴。とにかく武器を買いに行くの!ほら行くわよ!」


一方その頃、早川達を追ってきたキュルケ、タバサの二人はというと。
「ケン達こっちに来ているのは間違い無さそうね」
街の人間達が、赤い服の男が札付きのワルを退治したとの話が耳に入る。
子供達がズバットについて話をしているので、二人の特徴を伝え行き先を聞いてみる。
「ねぇ僕たち、ここを桃髪のツルペタお姉さんと、こんな格好のお兄さん見なかった?」
「ああ、武器を買いに行くって行ってたよ」
「そう、ありがと。じゃあね。タバサ行きましょ」


武器屋に到着したルイズと早川はというと
「ねえケン。あんた、どんなのだったら使える?」
早川に対し質問するが、愚問である。なぜなら何でも使えるからである。
「どんなのって言ってもねぇ」
おおもむろに剣を取り華麗な演舞を舞う。おもむろに槍をとると華麗に使いこなす。
早川は武器を握ると体が軽くなる事を感じる。本来は武器の使い方も解るはずなのだが、
元々何でも完璧にこなすので体の変調しか気が付かない。
「(武器を握ると体が軽くなる、力も強くなってるな)」
「何でもござれで」
唖然とする二人。すると店の片隅から声がする
「おうおう、武器ってのは踊りに使うもんじゃねーぞ」
「喋ってたのはあんたかい?」
早川は乱雑に積み上げられた剣の方へ歩み、その中から一振りの薄手の長剣を取り出す。
刀身の表面には錆びが浮き、お世辞にも見栄えが良いとはいい難い。
「おうよ……っておでれーた。おめえ『使い手』か」
「それって、インテリジェンスソード?」
「そうでさ、若奥様。意志を持つ魔剣、インテリジェンスソードでさ。
 いったい何処の魔術師が始めたんでしょうかねえ、剣を喋らせるなんて趣味の悪い」
感心する早川。
「俺作られてから長い事経つが、また『使い手』の手に握られるなんて思わなかったぜ」
「その『使い手』ってのはなんだい?」
「まぁ、あれだアレ!あれだよ……って忘れちまった。まぁいい。俺を買え。そのうち思い出すだろ」
「たしかに、お前さんを握ってると力が沸くっていうのかな。ルイズこの剣にするよ」
あきらかに不満そうなルイズ。
「そんなボロっちいののどこがいいのよ?」
「やい、貴族の娘っ子。俺っちは魔剣デルフリンガー様よ。ボロっちいとは何だ。」
「はいはい、ケンが言うから仕方なく買うけど」
早川はデルフリンガーに向かい
「俺は早川健。よろしくな」
「おうよ。相棒」


二人とは入れ違いに武器屋に入ってくるキュルケとタバサ。ここにルイズとケンが来ていないかと
尋ねると、投売りの剣を一振り買ったという。
「ふーん。ヴァリエール家はセコイわね。私はもっといい物を……」
「もし、若奥様。もしかして、あのお付きの方に贈るつもりで?」
「そうよ。それがどうしたの?」
「これなんかいかがです?」
店主が薦める剣は見事で、一・五メイル位の大剣だった。柄は長く両手で扱う剣であろう、
立派な拵えで、装飾も見事だった。所々に宝石が散りばめられ、刀身が光っている。
更に店主は
「何せこいつを鍛えたのは、かの高名なゲルマニアの魔術師シュペー卿で、魔法がかかってるから
鉄だって一刀両断でさ。ほら、ここにシュペー卿その名が。こいつはいい品ですぜ」
剣の見た目、しかもその剣がゲルマニア産と言う事で買う事にした。
「まぁ、あの旦那でしたらその剣も難なく扱えるでしょうがね。毎度あり」
「ダーリンは何でもニホンで一番らしいわ」
「へぇー。ニホンってのは良く解りませんが、ウチの商品を全部器用に扱ってましたからね」
今まで黙っていたタバサだが
「そんな人が投売りの剣を買った。気になる……」
「ただヴァリエールがケチなだけよ。さぁこれでダーリンは私にメロメロよ」



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