あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロのレゾ

「……この樹が……私の墓標です……」

言って、彼は大きく息を吐く。
オリジナルを越えようとしたコピーが、この世界で最後に見た物は、

彼の中の悪意を吸出し、青々と茂る『神聖樹』だった。



「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ!
私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!!!」

それとは異なる世界ハルケギニア

声が響き渡った場所は、貴族の子供たちが集い、魔法を習得するための学び舎。
その名をトリステイン魔法学院と言い、今は使い魔召喚の儀式の真っ最中である。

1人の少女の目の前、其処で“本来”起こる筈の無い爆発。

「……また……駄目だったの?」

この少女は、生徒たちの中で未だに召喚の成功しない、唯一の生徒であった。

「諦めろよルイズwww」
「ゼロは、何回やってもゼロww」

生徒うちの何人かが、冷やかし始める。
ルイズの顔が見る見る赤くなる、穴があったら入りたかった。

その内に先ほどの、爆発で起きた土煙が晴れ始める。
其処には、赤い闇がわだかまっていた。

「エリ……シエル……?」


(……私は……何故……オリジナルを越えようとしたのか?)

『レゾ』は急にそんな事を疑問に思い始めた、
そして、考えているうちに“余にも”死んでしまうのが遅いことに気が付いた。

「私は、生きているのですか?」

気が付いたら声を上げていた。
もう誰も居るはずは無いのに……

また妙なことに気が付く。
彼の手には、壊れたはずの錫杖が握られており、「しゃん」と、涼しげな音を響かせていた。
消えたと思った、魔族の成分も感じられる。

「一体…何が?」

眼を開いてみる。

徐々に晴れていく土煙の中、桃色の髪の少女が此方を見ている。


「エリ……シエル……?」

この二人の出会いは、後に世界を揺るがす出来事となる。

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