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ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-08


場所と時はかなり飛んで、フーケのもとへ。

フーケはあの事件で捕まってから、あまりにもゆったりな日々をすごしている。
もちろん場所は牢獄、数週間後には死である。
貴族に平民が失礼な事をするだけで死刑になるという裁判制度。
フーケのした事なら2秒で判決が出る位だ。

「…色々な死刑場を見た事があるけど、ここはどんな殺し方なんだろうねぇ。」

村であるようなギロチンか、それとも公開絞首になるのか はたまた牢で犯されてから殺されるのかねぇ。
最後は嫌だ、まぁギロチンも切れなかったら切れるまで刃を打ち付けるからギロチンも嫌だ。
あーでも、公開絞首ってのも苦しそうだ死刑囚の様を見た事があるが、あんだけ汚い死に方も嫌だわね。
まぁ、ぶっちゃけるなら。死ぬ事が嫌だねぇ。
杖が無ければか弱い乙女…か。
まったく…あんな奴に捕まるなんて…。

と、ランスの容姿を思い出しながら、怒りを……のはずが。
何故か頬が薄く赤くなって、気持ちも高揚していた。

「おいおい、なんでそこで…――。」
「独り言とは楽しそうだな、フーケ。」

ひぁっ!と、突然の来客に驚き、尋常じゃない程の顔の赤さになっていた。

「なななな、なんだい ノックぐらいしなさいよ!」
「ノックとは、この鉄の棒にすればいいのか?」
「い、いや、なんでもない…ふぅ、私に客なんて珍しい。で何の用だい。」

慌て取り乱していたフーケは、何も無かったように話を再開する。

「…では簡単に言おう。」
「あぁ、その方が助かるさね。私も頭がいいわけじゃない。」
「私が属している組織はハルケギニア全てを纏め上げ、聖地を奪還しようとしている。」

フーケはとても勘がいい、この時点でこの仮面の男が何を言いに着たか分かった。

「そんな理想論は紙の上にでも描くんだね、で、あんたらの組織ってのは?」
「同志にならないなら詳しく教える事はできない、簡単に言うなら新しいアルビオン…と言ったところかな?」
「新しいアルビオン? …でもあんたはトリステインの貴族でしょう?」
「我等の組織は世界中の同じ志を持つ貴族が集まり、今の堕落したハルケギニアを新しく強靭な大陸にし。
 聖地の回復を狙っている、国境などない。」
「ふーん、で…私をナンパしに来たのかい?」
「あぁ、そうだ。しかし君の選択肢は一つしかない、我等の組織を知ったからには来て貰わないと…。」
「…死んでもらう。か、どっちにしろもう死ぬ事は決定してるんだけどねぇ。」

とはいえ、フーケはまだ生きていたいと思っている、この条件は中々良い物である。
そう考えるフーケは手錠を仮面の男に差し出し、頷く。

「決まりだな、いくぞ。」




そして場所はトリステイン魔法学院。


「はぁー…。」

ルイズ達は学院内から教室に向かう途中にその可愛らしい顔で気だるそうにため息をついた。

「どうした、ルイズ。ため息なんかついて。」
「今日はミスタ・ギトーの授業なのよ…。あの先生極度のナルシストなの、言い回しもなんか癇に障るし…。」
「確かにナルシストはうざいな。」

(…あんたもでしょ、同属嫌悪?)
ルイズはそう思ったが流石に口には出さず、きっちりかっちり心に留めて置く。
こうして教室に入る。
少したつと、教室のドアが開き、ミスターギトーが現れる。
長い黒髪に漆黒のマントのその姿はとても不気味である。

「あー、確かにナルシストみたいだ。」

ランスが突然問題発言を言い出した為。
ルイズが噴出した。

「…ん、あぁ、…ふん。平民風情がよく言う。」
「す、すいませんミスター・ギトー。」
「ミス・ヴァリエールの使い魔だったな、ミス・ヴァリエールは自分の使い魔に礼儀を教える事も出来ないのか。」
「…すいません。」

癇に障るが予想内、ここは謝るしかない。

「では、授業を始める、知っての通り私の二つ名は疾風、疾風のギトーだ。」

教室はとても静かになっている、この様子を満足げに見ると、ギトーは言葉を続けた。

「さて、最強の系統はどれか。知っているかね?ミス・ツェルプストー。」
「虚無じゃないんですか?」
「おとぎ話を聞いているんじゃない、現実的な答えを聞いてるんだ。」

いちいち引っかかる言葉にむかむかしながらキュルケは答える。

「火ですわ、全てを燃やし尽くす、情熱の火。」
「残念ながら違う、そうだな、試しに私に君の得意な火をぶつけてきたまえ。
 その赤毛が飾りではないのならな。」
「分かりました…やけどじゃ済みませんよ?」
「かまわん、本気できたまえ。」

キュルケから常に保っている笑みが消えた。
胸の谷間から杖を引き抜くと、炎のような赤毛が逆立った。
杖を振ると、差し出した右手の上に炎の玉が現れる、その玉は直径1mにまで膨れ上がる。
生徒達は机の下に避難する、がランス達やタバサは普通に椅子に座っている。
キュルケがその炎の玉を勢いよく押し出す。
対するギトーは炎の玉を避けず、杖を引き抜き、剣を振るようになぎ払う。
烈風が舞い上がる。
炎の玉はその烈風によって掻き消え、その炎の玉を放ったキュルケを吹き飛ばす。

「諸君、風が最強たるその所以は、簡単だ、全てを薙ぎ払う事が出来る。
 全ての系統…試した事はないが虚無すらも、風の前では――。」
「キュルケちゃん、大丈夫か!」
「え…えぇ、ダーリン…少し背中を打っちゃっただけよ…。」

ギトーが吹き飛ばしたキュルケの体を心配しにランスが駆け寄り、安全を確認する。

「…っ。君の使い魔は授業を妨害するのが好きだな。」
「…すいません。…ほら、ランスも謝りなさい!」
「嫌だ。」
「何言ってるのよ!とっとと謝りなさい!」

ギトーががやれやれと言ったように顔を少し左右に振る。

「…よい。私が直々にレクチャーしてやろう。」

そう言うと、腰に会った杖を引き抜き、ランスに向ける。
シィルはおろおろし、謙信は腰の刀に手を掛ける。

「平民の1人ぐらい、いなくなったって構わないだろう?ミス・ヴァリエール。」

脅しではないその声でルイズに問う。
そんな一触即発の中に救世主は現れた。

「授業は中止ですぞーー!今日の授業は全て中止!!」

コルベールは突然、教室に入ったと思うと、教室中に伝わる大きさで話す。
そんなコルベールにギトーが少ししかめっ面をする、ランスに。
運が良いな。と言うと、コルベールに訳を聞いた。

「どうしてだね。ミスタ・コルベール。」
「本日はゲルマニアをご訪問していたアンリエッタ姫殿下がお帰りの途にこの魔法学院を訪問されるとか。」

教室がざわめく。

「ふむ、なるほどな…。 生徒諸君、授業は中止だ精々覚え良くする為杖を磨くといい。」
「ミスタ・ギトーの言うとおりですぞ!生徒諸君はいまから正装して姫殿下のお出迎えを!」

その言葉に生徒達は重々しく一斉に頷く。
そして、閃光のような速さで準備が始まり、いつのまにかランス達は外にいた。

「この数分の間、何があったのか覚えてないんだが。」
「わ、私もです…。」
「…質量を持った残像が一杯見えた。」

そう、謙信の言う通り。正に残像の如く人が準備に取り掛かっていたのである。
そして、ルイズに連れられいつの間にか外というわけである。

「ところでルイズちゃ――。」
「しっ!静かに!馬車が見えたわ。」

馬車の行列よりも人の行列の方が凄い事になっているその列の奥から。
輝いている馬車に、何かの隊列。多分護衛の部隊かなんかである。

「わぁー、かがやいてます!」
「うおー、すg――。」
「静かにって言ってるでしょ!」

最後まで台詞が喋れない口惜しさが今分かる。
遮った張本人は馬車を見てぽやーっとした顔で固まっている。
そして、学院内にて輝いている馬車は止まった。
そこに、召使達が駆け寄り、絨毯をしいていく。
正面をくぐった先に本塔の玄関があり、そこに立って王女達を出迎える物は学院長オスマン氏であった。
呼び出しの衛士が緊張しながらも、王女の登場を告げる。

「トリステイン王国王女、アンリエッタ姫殿下のおな――ーりーーーーーッ!。」

しかし、がちゃりと開いて現れたのはマザリーニ枢機卿と呼ばれる、白髪の男性であった。
そのマザリーニが馬車の横に立ち、続いて降りてきた王女の手を取る。
生徒達から歓声が上がった。

その王女はにっこりと微笑を浮かべると、優雅に手を振った。

「あれがトリステインの王女?ふん、私の方が綺麗じゃないの。」

キュルケがつまらなそうに呟く。

「ねぇ、ダーリン。どっちの方が綺麗だと思う?」
「んー、そうだな、どっちも。ところで年は?」
「つまんない返答ね。年齢は17歳じゃなかったかしら?ミス・ヴァリエール。」

キュルケがルイズに話を振るが、返答がない。
ずっとアンリエッタ姫殿下を見ていた…と思ったら、頬を染め出した、どうやら視線の先が変わったようだ。
ランスがその視線の先を興味心身に辿って見ると…。
そこには羽帽子を被った凛々しい姿の貴族がへんなのに跨っている。

「ふん。俺様以下だな。」

とにかくランスは自身がありすぎるのである。
しかし、キュルケもその貴族に頬を染めている。
「つまらん。」と言いながら姫殿下が学院内に入るのを見送る。
完全に見えなくなると、周りの生徒達もぞろぞろと解散していく。
ルイズも自分の部屋に戻っていこうとしたが、足がおぼついてない。
危ないと思い、シィルが肩を貸す。
やっとの思いでようやく部屋に着き、ルイズはベッドに腰掛けた。

「ルイズちゃんがおかしい。」
「はい、動きませんね。」
「謙信ちゃんは何か分かるか?」
「多分、恋をしたんだと思う。」
「あいつに?」
「多分。」

そう、謙信もこれとは違うが似た症状になっていた事がある。
ランスに馬乗りして、何を間違えたか一目ぼれ。
それ以降ランスを前に戦闘をする事が出来なかった。

「ほー、こいつも恋するんだな、気に入らん。」
「まぁまぁ、恋する乙女は美しいっていうじゃねぇか。」
「あ?何処から?」

その声の主は謙信の腰から聞こえた。
「おいおい、忘れちゃうとは悲しいねぇ。」
「儂だってずっと喋れないが剣だから仕方ないと思ってる。」

そう、デルフリンガーである。
どうやって喋らせるのかを店主に聞いてなかった為、買ったその後鞘から収めてしまっていたのだ。
そしてギトーがランスに杖を向けた時、偶然、デルフの柄を握っていた、その時少しだけ鞘から出たようだ。
ようやく喋れると思ったが、いつのまにか姫の行列にばったり会って、ランスがルイズから台詞を遮られて。
これじゃ喋れないと思い、ようやく部屋にて現在に至る、今はカオスと話し合っている。

「――まぁ、剣だから仕方ないけどね?さびしいんだよ。」
「…すまない。」
「いやぁ、相棒の謝る事じゃないさ、あの野郎が教えなかったのが悪い。」

突然、ドアをノックする音が聞こえた。
シィルがすぐにドアを開ける。
そこには、黒い頭巾をかぶった少女がいた。

「どなたですか?」
「…っ部屋を間違えましたわ…。」
「―― …その声は姫殿下!?」
「…いえ、違います。」

と、口でいいながらも手でルイズにジェスチャーしている。
片手でジェスチャーしながら口で呪文を言って、片手で杖を振る。
なんとも器用である。

「…ディテクトマジック?」
「どこで聞き耳のぞき穴があるかわかりませんからね。…ルイズ、お久しぶりね。」

そういって、頭巾をはずした、正体はトリステイン王国の姫アンリエッタであった。

「おー、姫様だ。」
「姫様ですねー。」
「…姫様だな。」
「――姫様よ!?もっとこう…驚き方ってもんがあるんじゃないの!?」
「ルイズ、そう大きな声を出されては困ります。」
「失礼しました…。」
「あなたまで堅苦しく私に話しかけるなら、私は一体誰を友とすればいいの?」
「ごめんなさい姫、とても、とても懐かしいです。」
「あぁ、ルイズ、懐かしいルイズ。」

姫がルイズを抱きしめる、身長さが結構あるので大きな人形を抱いているかのよう。

「エロスを感じる!!」
「そういえば信長さん達元気にしてるでしょうか…。」
「うむ、あー団子食いたいなぁ…。」
「…私も食べたくなってきた。」
「…実は、織田さんには劣るでしょうけど…一応作り方教えてもらいました。」
「マジか!今すぐ厨房借りて作りにいけ。」
「…私からも頼む。」

こんな話をしてる内に、アンリエッタとルイズの話が進む。

「…ここからの話は客人には悪いのですが…秘密事項ですので。退席を…。」
「…あれらは私の客人ではなく私の使い魔です。」
「人ですよね。」
「人です。」
「人?」
「人。」
「…人?」
「しつこいです。」
「ごめんなさいね、貴方は昔から変わっていたけれど、相変わらずね。」
「好きであれを使い魔にしたわけじゃありません。」
「で、どなたが使い魔なのかしら?」
「…全員です。」
「…2人?」
「いえ、何か小走りで行ったピンクの髪の子もです。」
「…3人?」
「えぇ。」
「何で3人なんでしょう。」
「こっちが聞きたいです。」
「…では、話しましょうか。」
「はい。」
「私はゲルマニアの皇帝に嫁ぐ事になったのですが――。」
「ゲルマニアですって!あんな蛮人の成り上がり族の国に?」
「そうよ、でも仕方ないの。同盟を結ぶ為なんですから。」

アンリエッタはルイズに政治情勢を説明した。
アルビオンの貴族達が反乱を起こして、今にも王室が倒れそうな事。
反乱軍が勝利を収めたら、次にトリステインに進行してくるであろう事。
それに対抗する為の婚約である事。

「そうだったんですか…。」

ルイズは沈んだ声で言う、アンリエッタの望まない結婚と言うのは口調で分かる。

「いいのよ、ルイズ物心付いた時から好きな相手と結婚でき無い事はわかってたから。」
「姫…。」
「礼儀知らずのアルビオンは私達の同盟を良しとしません。ゲルマニアはどうか分かりませんが、トリステインという土地は
 彼等にとっては貿易港、殆ど武力を持ってないって事ね。」
「そんな!トリステインの兵は皆屈強です!」
「いえ…質より数に劣るのですよ…空の船団もありますしね。」
「…それで、その結婚を妨げるような材料がアルビオンにあると?」
「そお、始祖ブリミルよ……、この不幸な姫をお救いください。」

アンリエッタは、両手で覆うと、床に崩れ落ちた。
その芝居の掛かった演技のせいで、ランスが呆れる謙信はそれを観客のように見ていた。

「言って!姫様!いったい、姫様のご婚姻を妨げるような材料とはなんなんです!

ルイズも興奮してその演技に乗る、ランスは既に聞いていない。

「…わたくしが昔にしたためた一通の手紙なのです…。」
「手紙?」
「そう、それがアルビオンの貴族たちの手に渡ったら…、彼等はすぐゲルマニアの皇室にそれを届けるでしょう。」
「どんな内容なんですか?」
「…それは言えません。でも、それを読んだら、ゲルマニアの皇室は…。この私を赦さないでしょう。ああ、婚姻はつぶれ
 同盟は反故。となると、トリステインは…。」

ルイズは息せきって、アンリエッタの手を握った。

「一体、その手紙はどこにあるのですか?トリステインの存亡に関わる、その手紙は!」
「それが、手元にはないのです。実はアルビオンの王権派に…。」
「プリンス・オブ・ウェールズ公の手に?」
「ああ、破滅です!遅かれ早かれ、反乱勢に囚われてしまう!そうしたら手紙も明るみに!あぁ!破滅です!」

ルイズが息を呑んだ。

「では、姫様、私に頼みたい事とい――。」
「…少し、いいか?」
「――…あによ。」

ルイズが冷めた。ランスは寝ている。
アンリエッタが頷いた為続けた。

「…思うのだが、その手紙…ウェールズ公とやらがちゃんと消してくれるのでは?」
「…その理由は?」
「ウェールズ公はアンリエッタ殿と両思い…。…なら、ウェールズ公も貴殿を案じて、それに関するもの全ての証拠を消すはず…。」
「…。」

アンリエッタが言葉に詰まる。
そこでランスがむくりと起きる、聞き耳は立てていたようだ。

「謙信ちゃんの言うとおりだな、それに手紙の1通なんて相手に脳があれば偽造という手段も考え付くだろうな。」
「偽造は…、王家の手紙には王の韻が押してあるから…偽造は不可能です。」
「国家間での重要な手紙ではないはずだ、そんな手紙はすぐに処分するはず…。」

謙信も元は国主、今は帝なのだが…。
もちろん外交や内政は愛がやっていたが、外交での大事な書をずっと保管してはいなかった。
忍者に取られて利用されるからである。
契約書の類なら保管するが…。

「俺は外交とかそういうのは知らんが、多分ラブレターかなんかだと思うな。」
「…っ。」

アンリエッタが動じる、額には冷や汗が落ちている。

「図星か。」
「…なら、ウェールズ公はきっとその手紙を消してくれるだろう。」
「…その言葉、信じていいんでしょうか…。」
「信じるなら、ウェールズ公を信じるべきだ。」
「…そう、ですね…そうですよね。…ルイズと使い魔達、悩みを聞いてくれてありがとう、素敵な使い魔をお持ちね。」
「…はい。」
「では、私も一国の長…もう少しいたかったけれど…。」

そう言って、アンリエッタは立ち上がった。

「使い魔さん達、貴方達は何処から来たのですか?」
「ん、あぁJAPANだ。JAPAN。」
「ジャパンとは…どこの国でしょうか…。」
「姫様!それ以上詮索しないでください。」
「…そうね、ではさようなら…。」

部屋を出る為にドアを開けると、そこには何故かギーシュが倒れていた。

「ギーシュ!なんであんたが!」
「いいいいや、たまたままた通りかかっただけだよ!?」
「はぁ…、ここで話したこと、私がいた事全て秘密ですよ?」
「わ、分かりました!あん――。」

アンリエッタがギーシュの言葉を遮る。

「廊下で名前を言われても困ります。」
「…すいません。」
「では、私は学院長室に行きますので、また!」
「はい!ひ…さようなら!!」

ルイズも姫様と言い出しそうになるところを寸前でこらえる。
そして手を振りながらその高貴な背を見送る。
そしてその背が見えなくなると、ランスが悩んでいた。

「うーむ…。」
「どうしたの?ランス。」
「姫はかわいいんだが…どうしたものか…。」
「え?」
「いや、な。俺様の物にするにはどうしたらいいか…。」

ルイズのハイキックがランスの頭に炸裂する。

「ぐお!、何しやがる!」
「厭らしい事を考えてる使い魔へのお仕置きよ!!」
「そういや、前馬で引きずりってた事もわすれてないぞ!」
「ふん!お仕置きの一環よ!」
「なんだとー!ケツ出せー、ケツ叩きじゃーー!!」

ランスは日々生きている。
この後結局、圧倒的な力の差でルイズは尻を100回叩かれた。
そして尻が赤くなっているルイズを余所に、シィルが帰ってくる。
だが、どうやら原料はあるのだが、種類が違うようだ。
こうして団子はお預けになってしまった。


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