あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!クロスオーBANG!!-04


 次回予告
「ガンパードだ。ギーシュとかいう気障な野郎が、よりによってケガレシアに決闘を挑んできた。いけ好かねえ奴だが、ガイアークに殺されるのを見過ごすわけにはいかねえな。
 GP-04 決闘ストーム
 ――GO ON!!」

 ルイズは呆然としていた。
 いつの間にか自室に隠し扉が作られていたばかりか、その向こうは明らかに学院ではない正体不明の建造物内部に通じていたのだ。
「ど……、どこなのよ、ここ!?」
「言ったはずでおじゃる。わらわ達の居城、ヘルガイユ宮殿でおじゃる」
 部屋の隅で何やら機械を操作していたキタネイダスが、2人の気配に気付いて振り向く。
「おお、ケガレシア! 丁度よかったぞよ、あと少しでマジックワールドでの蛮機獣第1号が完成するぞよ……む、ルイズもいたのか」
「その様子ならたぶん間に合うでおじゃるな」
「間に合う?」
「なに、自分から蛮機獣性能テストの実験台になりたいという奇特な小僧がいるでおじゃるよ」
 ケガレシアはギーシュと決闘するに至った経緯を、キタネイダス・ヨゴシュタインに説明した。
「なるほど、それは好都合なり」]
「挑戦を受けたケガレシアには悪いが、我が害気目蛮機獣でひとひねりぞよ」
 喜色満面で決闘の勝利を確信しているケガレシア達の聞いた事の無い言葉への質問を、ついでに召喚以来感じていた疑問を尋ねる好機と考えてルイズは声をかけた。
「……ねえケガレシア」
「どうしたでおじゃるか?」
「蛮機獣っていったい何なの? それにケガレシア達っていったい何者? 人間でもゴーレムでもなさそうだけど……」
「そういえば、そこのところの話はまだしていなかったでおじゃるな。まず蛮機獣でおじゃるが、機械生物……マジックワールド風に言えば『生きているゴーレム』といったところでおじゃる。
作った者によって害地目・害水目・害気目の3種類に分類されるでおじゃる。わらわが作れば害水目、ヨゴシュタインなら害地目、キタネイダスは害気目といったように」
「そして我らは蛮機族ガイアークなり。元々はマシンワールドというここマジックワールドとは別の世界の住人だったが、訳あってマシンワールドともマジックワールドとも異なるヒューマンワールドという世界にいたなり」
「そこをルイズに召喚されて、ここマジックワールドに転送されたのだぞよ」
「ケガレシア達もケガレシア達で結構苦労してるのね……」
「果たしたい目的があり、そのためなのだから辛くはないでおじゃる。ルイズも魔法を使いこなすべく訓練をしているようでおじゃるが、辛く思ってはいないでおじゃろう?」
「……ええ。その通りよ、ケガレシア」
「さて、そろそろ頃合なり。ルイズ、ケガレシア、ヴェストリの広場とやらに向かうなり。キタネイダス、我らも一緒に行くなり」
「わかっているぞよ」

 ――GP-04 決闘ストーム――

 ルイズ達4人がヴェストリの広場に到着すると、既にギーシュと何十人もの観客が集合していた。
「待っていたよ、使い魔諸君。この青銅のギーシュから逃げなかった事は褒めてあげよう」
「貴様ごときになぜ逃げる必要があるでおじゃる?」
「それからお前と戦うのはケガレシアではないなり。ルイズの手前、お前に勝ち目の無い相手とは戦わせられないのでな」
「もっとも、死力を尽くしてようやく正気が見えるという程度だぞよ」
「そこまで言うなら見たまえ、僕のワルキューレを!」
 そう言ってギーシュがバラの杖を振るうと花弁が1枚散って地面に落ち、そこから青銅製の武装した女性型ゴーレムが出現する。
「なるほど、それが貴様の手駒か。ならばこちらの手駒も見せるぞよ」
 そう言ってキタネイダスは右手を上げた。
 すると突然ヴェストリの広場に一陣の風が吹き始めた。風はいっこうにやむ気配を見せず、反対にみるみるうちに強まっていった。

 丁度その頃、学院長室にコルベールを伴ったロングビルが入室してきた。
「何じゃ? 2人揃って」
「ヴェストリの広場で決闘をしている生徒がいるようです。大騒動になっていて、止めに入ろうとする教師もいますが生徒達に邪魔されて止められないようです」
「まったく、暇を持て余した貴族ほど質の悪い生き物はおらんわい。で、誰が暴れておるんだね?」
「1人はギーシュ・ド・グラモン」
「あのグラモンとこの馬鹿息子か。親父に輪をかけて女好きじゃからの。大方女の子の取り合いじゃろう。まったくあの親子は……。相手は誰じゃ?」
「ミス・ヴァリエールの使い魔なのですが、どうもゴーレムを作って戦わせようとしているようです」
「……それは本当か、ミスタ・コルベール」
「教師達が決闘を止めるために、『眠りの鐘』の使用許可を求めておりますが」
「たかが子供の喧嘩を止めるために秘宝を使ってどうするんじゃ。放っておきなさい」
 ロングビルが退室するのを見て、オスマンは杖を振り壁に掛かった姿見にヴェストリの広場の様子を映し出した。

「な、何これ? タバサ、わかる?」
 キュルケは訳がわからず、手近にいる中で最も風属性に詳しいタバサに質問した。
「……起こしてるのがいる……」
「え、どこに?」
「……お出まし……」
 タバサの指差した方向から、高さ・直径共に2メイル程度の竜巻が飛来してきた。
 竜巻はやがてルイズ達の前に降り立つと、回転速度を落とし禍々しさを漂わせるゴーレム……蛮機獣の正体をあらわにする。
「バラララララ、センプウバンキ!!」
「センプウバンキ、蛮機獣の恐ろしさをそこの小僧に体で覚えさせてやるぞよ」
「かしこまり。小僧、お前じゃ何回やっても何回やっても俺は倒せないぜ?」
「言ったな……! ならばセンプウバンキとやら、メイジの恐ろしさを思い知れ! 突撃だ、ワルキューレ!」
 センプウバンキ目指して突撃していったワルキューレだったが、
「エアーマーン」
 ――ゴウッ!
 センプウバンキが胴体のプロペラファンから発生させた突風の前に、あっさり元来た方向に吹き飛ばされた。
「何だ、まだ風速50メイルだぞ? 確かにメイジは恐ろしいな。その程度の力でガイアークに喧嘩を売るとは恐るべき馬鹿共だ」
 吹き飛ばされ凄まじい勢いで自分に向かって転がってくるワルキューレを、ギーシュは紙一重で回避した。転がる度ワルキューレは破損していく。
「それで終わりか?」
 センプウバンキの挑発にギーシュは激昂、杖を振って6体のワルキューレを作り出す。
「一斉攻撃だ、ワルキューレ!」
 その言葉に3体のワルキューレがセンプウバンキの風をかいくぐって体をつかみ、動きを封じた。そこを残る3体が袋叩きにしようとした時、
「バラララララララ」
 登場時同様センプウバンキは体を高速回転させて竜巻と化し、6体のワルキューレ全部を弾き飛ばした。
 その勢いでワルキューレのうち3体が空中激突し大破、残る3体にも即座に追撃がかかる。
「センプウプロペラ攻め」
 左腕のプロペラファンが連続発射され、ワルキューレを切り裂いていく。
 連射はワルキューレ全滅後も止まらず、最後には大道芸のナイフ投げの要領でギーシュの周囲の壁面に突き刺さり、ギーシュを張り付けにした。
「ぼ……、僕の負けだ……」
 事ここに至ってはギーシュは最早戦闘続行不可能。杖を落として降伏を宣言した。
「ふん、その分別がもっと早くついていれば、余計な恥をかかずにすんだでおじゃるよ」
「センプウバンキ、もう戻っていいぞよ」
 キタネイダスからの帰還命令を受けて、センプウバンキはまたも自身を竜巻に変えて空の彼方に消えていった。


蛮機獣センプウバンキ
【分類】害気目
【作製者】害気大臣キタネイダス
【作製モデル】扇風機
【口癖】「バラララララ」「エアーマーン」
【身長】218cm
【体重】221kg
「扇風機」をモデルとして製造された蛮機獣です。
 扇風機とは、暑い時期に使われるプロペラファンを回転させて風を発生させる道具です。
 センプウバンキは、体の各部に強力なプロペラファンを持っています。
 プロペラファンを高速回転させ、最大風速100メイルの竜巻や突風を発生させる事ができます。
注1)発生させる竜巻は何回やっても回避できないうえ、タイム連打を試してみても無意味です。
注2)何回やっても相手が倒せなかったとしても、次は絶対勝つために産業革命だけは最後まで取っておきましょう。



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