ルイズとクラウドが無事部屋にたどり着いたのはもう空が明るくなってきている頃だった
「・・・風任せってのはいささか問題ありだけど・・・まぁいいわ」
クラウドを脇に抱えたままベッドに飛び込むルイズ、その際クラウドが大きく歪んだが風船なので気にしない
「・・・・あれは私じゃない、絶対私じゃないからね・・・」
コントラクトサーヴァントの直後、大爆発をした使い魔の事をまだ気にしていた
ちゃんとルーンは手(?)に刻まれているし契約自体は成功したのだ・・・じゃあ何故爆発したのか?
やっぱり自分がゼロのルイズだから・・・そのせいで使い魔を爆発させてしまったのかと頭を抱えるルイズ
なお当のクラウドは既に夢の中だったりする
ちゃんとルーンは手(?)に刻まれているし契約自体は成功したのだ・・・じゃあ何故爆発したのか?
やっぱり自分がゼロのルイズだから・・・そのせいで使い魔を爆発させてしまったのかと頭を抱えるルイズ
なお当のクラウドは既に夢の中だったりする
「・・・いい気なものね」
そう言いながら優しく頭をなでるルイズ、寝ぼけながらその腕に触手を絡ませてくるクラウド
「これからよろしくね、クラウド・・・」
ルイズもそのまま眠りにつく、これからはゼロのルイズなんて呼ばせないんだから!と夢に見ながら・・・
翌朝、クラウドの触手を掴みながらルイズは食堂へと向かっていた
と、そこに炎のように赤い髪の毛の少女(・・・でいいんだろうか)キュルケと彼女の使い魔フレイムに出くわした
と、そこに炎のように赤い髪の毛の少女(・・・でいいんだろうか)キュルケと彼女の使い魔フレイムに出くわした
「あら、お早うルイズ。」
「お早う、キュルケ。」
「お早う、キュルケ。」
キュルケはまじまじとルイズの持っているクラウドを見回す、人見知りなのか思わずルイズの後ろに隠れるクラウド
「ふ~ん・・・本当に風船を召還したのね・・・」
「ふ、風船って!そりゃ、見た感じ風船みたいだけど・・・でも!私を引っ張って空を飛ぶ事だって出来るのよ!」
「こんな小さな体で?冗談でしょ?」
「ホントよ!そりゃ移動は風任せだけど・・・」
「ふ、風船って!そりゃ、見た感じ風船みたいだけど・・・でも!私を引っ張って空を飛ぶ事だって出来るのよ!」
「こんな小さな体で?冗談でしょ?」
「ホントよ!そりゃ移動は風任せだけど・・・」
そんな二人が言い合っている中クラウドとフレイムは何か通じるものがあるのか会話をしているようだ
「プワ?プワプワ」
「カゲ~カゲカゲ」
「カゲ~カゲカゲ」
「そういうアンタの使い魔・・・やけに変わったサラマンダーね、二足歩行するサラマンダーなんて初めて見るわよ」
「ん~そうなのよね、尻尾は燃えてるし火も吹くからサラマンダーには違いないんだけど・・・」
「ん~そうなのよね、尻尾は燃えてるし火も吹くからサラマンダーには違いないんだけど・・・」
普通のサラマンダーは大体虎ぐらいの大きさで四速歩行なのにキュルケのフレイムは身の丈60サント強でしかも後ろ足二本で立っているのだ
見ればクラウドと握手を交わしているから前足は手としても機能している
見ればクラウドと握手を交わしているから前足は手としても機能している
「まっ、これからはゼロのルイズなんて呼ばせやしないんだからね!行きましょクラウド」
そう言ってクラウドを引っ張ってキュルケの前から立ち去るルイズ
「あらら・・・あの娘ったら、あんなに嬉しそうにしちゃって」
自信に満ち溢れたルイズの背中を見ながら何やら思うところのあるようなキュルケであった
「ところで貴方って何を食べるのかしら」
「ぷわ?」
「ぷわ?」
食堂前まで来たところでルイズはハッと気づいた
この図鑑にも載っていない生き物は何を食すのかと
この図鑑にも載っていない生き物は何を食すのかと
「・・・・・・・まさかこの顔で肉食・・・なんて事はないわよね・・・?」
食堂に入った後クラウドから手を放しまずは自分の朝食から先に済ませることにした
使い魔がご主人様より先に食事をとるなんてとんでもない事だしね!と思いながら
8割方食べ終わった後ふと視線に気づく、見るとクラウドが自分の食べている皿の上に載った付け合せのフルーツを見ているようだ
使い魔がご主人様より先に食事をとるなんてとんでもない事だしね!と思いながら
8割方食べ終わった後ふと視線に気づく、見るとクラウドが自分の食べている皿の上に載った付け合せのフルーツを見ているようだ
「コレ・・・食べたいの?」
試しに一切れ手に乗せてクラウドの顔まで運ぶ・・・と黄色のバッテンの中心に丸い穴が開き果物はそこに吸い込まれていった
「って口あったの!?やっぱそこが口!?」
「プワ?」
「プワ?」
しかし咀嚼音は全くせずゴクンと飲み込む音がした・・・歯は無いのかもしれない
とりあえずもう2,3切れ果物を与えてやったらクラウドは満足したように体をさする、食費はあまりかからなくて済みそうだ
とりあえずもう2,3切れ果物を与えてやったらクラウドは満足したように体をさする、食費はあまりかからなくて済みそうだ
食事を終えたらクラウドを連れて教室に向かう、クラウドを連れての初めての授業だ
教室にルイズが入ってきた途端、ガヤガヤと騒がしかった教室はシンと静まり返る・・・
何やらヒソヒソ声で「風船を召還した」とか「使い魔を爆破した」という囁き声が聞こえるがルイズは気にしていなかった
風船だからなんだ、クラウドはただの風船じゃない、れっきとした私の使い魔だ。
使い魔を爆破した?それは私じゃない・・・と思いたい、だがアンタ達にどうのこうの言われる筋合いは無い、そりゃあ爆風には巻き込んでしまったが
そうこうしている間にいかにも魔法使いといったイメージを纏った女性が教室に入ってくる
優しい感じも覗かせる彼女は、生徒達のいる席をぐるっと見回してから満足そうに言った。
教室にルイズが入ってきた途端、ガヤガヤと騒がしかった教室はシンと静まり返る・・・
何やらヒソヒソ声で「風船を召還した」とか「使い魔を爆破した」という囁き声が聞こえるがルイズは気にしていなかった
風船だからなんだ、クラウドはただの風船じゃない、れっきとした私の使い魔だ。
使い魔を爆破した?それは私じゃない・・・と思いたい、だがアンタ達にどうのこうの言われる筋合いは無い、そりゃあ爆風には巻き込んでしまったが
そうこうしている間にいかにも魔法使いといったイメージを纏った女性が教室に入ってくる
優しい感じも覗かせる彼女は、生徒達のいる席をぐるっと見回してから満足そうに言った。
「皆さん、春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に様々な使い魔達を見るのが楽しみなのですよ」
いつもの場合なら珍しいルイズの使い魔に目が行くところなのだろうが生憎クラウドはそこまで注目を引くような使い魔で無かったのでいつもの流れは割愛(待て
使い魔紹介もザッと終わり通常の授業が始まる
使い魔紹介もザッと終わり通常の授業が始まる
どっか~ん
ルイズが錬金に失敗し爆発するというお馴染みの光景・・・しかし今回はそれに輪をかけた
誘爆・・・本来は直接攻撃で倒れた際に相手にダメージを与える道連れ特性・・・しかしルイズの爆発に何らかの要素が作用したのか
クラウドも大爆発を起こしたのだ
クラウドも大爆発を起こしたのだ
普段の数倍の規模で爆発したルイズの魔法、そのあまりの爆発にシュヴルーズに警告した後巻き込まれまいと机の下に避難していた生徒すら巻き添えにし
教室をごっそり校舎から吹き飛ばした
教室をごっそり校舎から吹き飛ばした
教室内にいた生徒達は全員黒こげのアフロ姿というギャグ漫画のような姿になっていたがケガ人は何故かいなかった
その後当然の罰としてルイズは教室の修理兼後片付けをする羽目に・・・
その後当然の罰としてルイズは教室の修理兼後片付けをする羽目に・・・
教室の後片付けが終わった頃、日はすっかり傾いていた
昼食が摂れなかったので早めの夕食を取ろうとルイズは食堂にクラウドを連れて出向いた
中途半端な時間にしては人が結構いるようでその中には召還系SSにおいて使い魔の初の見せ場となるステータスご披露のための噛ませ犬、色男ギーシュもいた
昼食が摂れなかったので早めの夕食を取ろうとルイズは食堂にクラウドを連れて出向いた
中途半端な時間にしては人が結構いるようでその中には召還系SSにおいて使い魔の初の見せ場となるステータスご披露のための噛ませ犬、色男ギーシュもいた
「それで、誰と付き合っているんだ、ギーシュ?」
「何度も言うように僕に特定の女性はいないと言っているだろう。薔薇は、多くの人を楽しませる為に咲くのだよ」
「そんなことを言って……」
「何度も言うように僕に特定の女性はいないと言っているだろう。薔薇は、多くの人を楽しませる為に咲くのだよ」
「そんなことを言って……」
年頃の少年達の年相応の会話であろうが毎度毎度懲りないものである
彼が食事を追え席から立ち上がるときポケットから小瓶が落ちる
そしてそれをまだ生まれて間もない好奇心の塊ともいえるクラウドが拾った
彼が食事を追え席から立ち上がるときポケットから小瓶が落ちる
そしてそれをまだ生まれて間もない好奇心の塊ともいえるクラウドが拾った
「プワ?プワヮ!」
「ん?君はルイズの使い魔の・・・」
「ん?君はルイズの使い魔の・・・」
クラウドはギーシュが落としたその小瓶を彼に返そうと差し向ける、しかしそれを受け取らないギーシュ
教えもしないのに落し物を持ち主に返そうとする・・・なんと心がけのある使い魔だと普通は感動のシーンのはずなのにギーシュはそれを受け取ろうとしない
首・・・はないので傾げるように頭を傾けるクラウド、そしてむきになり小瓶をギーシュに無理にでも押し付けようとする
教えもしないのに落し物を持ち主に返そうとする・・・なんと心がけのある使い魔だと普通は感動のシーンのはずなのにギーシュはそれを受け取ろうとしない
首・・・はないので傾げるように頭を傾けるクラウド、そしてむきになり小瓶をギーシュに無理にでも押し付けようとする
「ルイズ!!君の使い魔の躾はどうなっているんだい!こんな人に無理やり押し付けようだなんて!」
「あら?ごめんなさいギーシュ、まだその子にはあんまり躾は教えてないの。でも教えもしないのに落し物を持ち主に返そうとするなんてとってもいい子じゃない」
「あら?ごめんなさいギーシュ、まだその子にはあんまり躾は教えてないの。でも教えもしないのに落し物を持ち主に返そうとするなんてとってもいい子じゃない」
確かに傍から見れば落し物を拾った使い魔がそれを落とし主に返そうとする・・・普通は躾のなっている行為だと皆に褒められよう
だが今はどうにもギーシュにとっては都合が悪い、なにせその小瓶の持ち主が今彼の隣にいる少女とは別の少女なのだから
だが今はどうにもギーシュにとっては都合が悪い、なにせその小瓶の持ち主が今彼の隣にいる少女とは別の少女なのだから
「おっ?!その香水はもしやモンモランシーの香水じゃないのか?」
「そうだ!その鮮やかな紫色は、モンモランシーが自分の為だけに調合している香水だぞ!」
「そいつが、ギーシュ、お前のポケットから落っこちたって事はつまり君の今のお相手は『香水』のモンモランシーだな?!」
「おいおい、君達。それは違う。彼女の名誉の為に言っておくが……」
「そうだ!その鮮やかな紫色は、モンモランシーが自分の為だけに調合している香水だぞ!」
「そいつが、ギーシュ、お前のポケットから落っこちたって事はつまり君の今のお相手は『香水』のモンモランシーだな?!」
「おいおい、君達。それは違う。彼女の名誉の為に言っておくが……」
ハッとギーシュが隣を見ると栗色の髪の少女がボロボロと涙を零している
「ギーシュ様、やはりミス・モンモランシーと……」
「彼らは誤解しているだけだよ、ケティ。いいかい?僕の心に住んでいるのは君だけ……」
「彼らは誤解しているだけだよ、ケティ。いいかい?僕の心に住んでいるのは君だけ……」
と、ギーシュは弁明を最後まで言うことが出来なかった。
先ほどまで涙を流していた少女から飛んできた平手打ちによって途中で止められてしまったのだ
先ほどまで涙を流していた少女から飛んできた平手打ちによって途中で止められてしまったのだ
「その香水があなたのポケットから出てきたのが何よりの証拠ですわ!さようなら!」
そのままギーシュに背を向けスタスタと立ち去るケティという名の少女、ギーシュは黙って彼女の背を見つめるしか出来なかった・・・いやそれすら出来なかった
何故なら彼女が去った直後に金髪巻き毛の別の少女が立ち塞がったからである
何故なら彼女が去った直後に金髪巻き毛の別の少女が立ち塞がったからである
「や、やあモンモラシー・・・」
「やあ・・・じゃないでしょこの色魔!!」
「やあ・・・じゃないでしょこの色魔!!」
凄い剣幕でモンモラシーと呼ばれた金髪の少女はギーシュを攻め立てる、そしてこのゴタゴタの原因となったとうのクラウドは
皆がこの痴話喧嘩に夢中になっている間に皿の上の果物をつまみ食いしていた、実に暢気な者である
皆がこの痴話喧嘩に夢中になっている間に皿の上の果物をつまみ食いしていた、実に暢気な者である
ワインをギーシュの頭にぶっ掛けた後「嘘吐き!!」と一括してその場を立ち去るモンモラシー、ギーシュの姿はもはや哀れとしか言いようが無い
見るとその肩はふるふると震えている
見るとその肩はふるふると震えている
「どうしてくれるんだねミス・ヴァリエール!!君の使い魔のおかげで二人の少女の名誉が傷つけられ僕はこの様だ!!」
「浮気してたアンタが悪いんでしょうが!!人のせいにしないでほしいわ!!」
「浮気してたアンタが悪いんでしょうが!!人のせいにしないでほしいわ!!」
痴話喧嘩が終了したかと思いきや今度はギーシュがいちゃもんをつけ始めたのでまた周りの野次馬共はワッと熱くなる
興味の無くなった生徒達が席に戻ると「果物が無いっ!?」という声もチラホラと聞こえる
興味の無くなった生徒達が席に戻ると「果物が無いっ!?」という声もチラホラと聞こえる
「うぅ・・・決闘だ!僕は君の使い魔に決闘を申し込む!」
「け、決闘!?」
「け、決闘!?」
いきなり突拍子も無いことを言い出すギーシュになかば呆気に取られるルイズ、クラウドは背景のごとく食堂の天井付近を徘徊している、そして梁に引っかかった汚い手袋を見つけた
「貴族同士の決闘はご法度なのは貴方も知ってるでしょ!?」
「知っているとも、だから僕はこの騒ぎの原因の君の使い魔に決闘を挑んでいる!」
「知っているとも、だから僕はこの騒ぎの原因の君の使い魔に決闘を挑んでいる!」
無茶苦茶だ・・・使い魔が貴族に決闘して勝てるはずが無い・・・ルイズは血の気が引いた
「おいおいギーシュあんまり虐めてやるなよ~w」
「そうだぜ~wいくら何でもそりゃ可哀想ってもんだぜ~」
「もちろん解っているさ、それぐらいの事は。ミスヴァリエール、君が今この場で使い魔の無礼を詫びると言うのなら許してあげなくも無いが?」
「そうだぜ~wいくら何でもそりゃ可哀想ってもんだぜ~」
「もちろん解っているさ、それぐらいの事は。ミスヴァリエール、君が今この場で使い魔の無礼を詫びると言うのなら許してあげなくも無いが?」
悪いのは全部自分のくせに・・・しかしルイズはクラウドが助かる方法がそれしかない・・・そう思うと体が勝手に膝をついていた、そして・・・
その下がった頭の向こう側から手袋が飛んできてギーシュの顔にぶつかった
埃まみれの手袋がギーシュの顔からずり落ちる、そして何が起きたんだと前を見るとそこにはルイズの使い魔がフワフワと浮かんでいた
埃まみれの手袋がギーシュの顔からずり落ちる、そして何が起きたんだと前を見るとそこにはルイズの使い魔がフワフワと浮かんでいた
「ほほぅ・・・・ミスヴァリエール、君の使い魔は決闘を受ける気が満々のようだね・・・」
「ちょ!?今の無し!!いやホント何かの間違いで」
「ヴェストリの広場で待っている!!君も貴族の使い魔なら必ず来たまえ・・・皆の前で徹底的に叩き潰し・・・いや風船だから割ってくれる」
「ちょ!?今の無し!!いやホント何かの間違いで」
「ヴェストリの広場で待っている!!君も貴族の使い魔なら必ず来たまえ・・・皆の前で徹底的に叩き潰し・・・いや風船だから割ってくれる」
そういうと取り巻きと共に食堂を出て行くギーシュ、ルイズはもう顔面蒼白である
い、今からでも謝れば・・・いやクラウドをどこかに隠さないと・・・などなど考えてるとギーシュが出て行った戸から強い風が吹き込んできた
そしてクラウドは風に流され外に飛んでいった
い、今からでも謝れば・・・いやクラウドをどこかに隠さないと・・・などなど考えてるとギーシュが出て行った戸から強い風が吹き込んできた
そしてクラウドは風に流され外に飛んでいった
「ちょっ!?!?待ってー!?!?」
ヴェストリの広場にギーシュが仁王立ちしている、周りの観客席には暇な生徒達野次馬共がうじゃうじゃ群がっていた
僕にここまで恥をかかせるとは・・・徹底的に痛めつけてやろう、まぁ殺しはしない。
ヴァリエールが泣きながら土下座してきたところを貴族らしく大きな心で許してやるのだ
広場に一迅の風が吹く、するとその風に乗ってクラウドがやってきた
僕にここまで恥をかかせるとは・・・徹底的に痛めつけてやろう、まぁ殺しはしない。
ヴァリエールが泣きながら土下座してきたところを貴族らしく大きな心で許してやるのだ
広場に一迅の風が吹く、するとその風に乗ってクラウドがやってきた
「逃げずにここに来るとは見上げた根性だ、褒めてあげよう」
「ぷわ?」
「僕はメイジだから魔法を使って戦わせてもらう。文句は無いだろう?因みに僕に与えられた二つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手するよ。」
「ぷわわ」
「何を言っているかわからないが良いだろう、全力でかかってきたまえ」
「ぷわ?」
「僕はメイジだから魔法を使って戦わせてもらう。文句は無いだろう?因みに僕に与えられた二つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手するよ。」
「ぷわわ」
「何を言っているかわからないが良いだろう、全力でかかってきたまえ」
そしてルイズがクラウドを探している間に決闘は始まった、広場の方が騒がしい・・・まさか!
ルイズは広場の方へと走った、既に決闘は始まっていたのだ・・・
ルイズは広場の方へと走った、既に決闘は始まっていたのだ・・・