あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

黄金の使い魔-01


嘆きの門を前に黄金の鎧に身を包んだ12人の戦士達が今、最期の時を迎えようとしている。

「今一度 今一度言わせてくれ 若き青銅の少年達よ」
「地上の愛と」
「正義の為に」
「我等は往く」

「「命と魂の全てを注ぎ込んで」」

「「「「「「今こそ燃えろ黄金の小宇宙よ」」」」」」



「「「「「「「「「「「「アテナ、この暗黒の世界に一条の光明を!!」」」」」」」」」」」」






迸る光、薄れゆく意識の中で戦士達は女神の声を聞いた。






何度目かの大きな爆発音。
ここはトリステイン魔法学院、春の使い魔召喚の儀式の真っ最中である。


「また爆発かよ!!」
「サモン・サーヴァントすらマトモにできないのかよ!」
「さすがはゼロのルイズだな!」
「ヴェルダンディイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」


「うるさいうるさいうるさい!!!見てなさい!次こそは成功するんだから!」


爆発を引き起こしたのはルイズという少女。
すでに5回も召喚に失敗し爆発を起こしている

だが、今回は様子が違った
砂塵が徐々に晴れていく

―――ぼんやりと影が見えた

(召喚に成功した!!私はもう『ゼロ』じゃないわ!!!何が召喚されたのかしら?あの大きさからして、龍やグリフォンとまではいかないまでも、ツェルプトーのサラマンダーよりは大きいわ!)



ここはどこだ?なぜ俺は生きている?
まさかエリュシオン・・・・?




しかし砂塵が完全に晴れた時、そこに居たのは人間の戦士だった
しかし黄金の鎧を纏ったそれはただ戦士というには余りに神々しく、そして余りに気高かった

(へ・・・・平民!?)

「あら、いい男♪」
「ゼロのルイズが平民を召喚したぞ!!」
「・・・・・!!!」
「ルイズ!召喚が成功しないからって平民を雇うなんて・・・さすがゼロはやる事が違う!」
「眼を覚ましておくれ!!!!ヴェルダンディィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」
「あんな黄金の鎧・・・どこかの貴族の直属の衛兵じゃないのか?」
「ヴァリエール家の衛兵だったりしてな!!」
「でもマント付けてるし貴族じゃないのか?」
「貴族が鎧なんか着るかよ!!!」

嘲笑や蔑みの中、頬をひきつらせながら少女は尋ねた


「―――あなた、名前は?」


違うようだな・・・
思えば生まれてこの方アテナを守る為に戦い生きてきた
死の間際、今度は一人の人間として生きろと仰って下さったが今更俺にどんな生き方が出来ると言うのか・・・
様々な考えを巡らせながら戦士は周りを見渡す


周りにはマントをつけた少年少女達
そして目の前にはなぜだか怒っている桃色の髪の少女


「平民の癖に貴族を無視するなんて何様よあんた!!名前は!?」


「人に名を訪ねる時は自分が先に名乗る物だ」


「あんたねぇ・・・まぁいいわ、今回だけ大目に見てあげる、私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
 あんたのご主人様よ!あんた、名前は?」


全く悪びれた様子もなく戦士は答える。
露骨に不機嫌そうに応答する少女を気にする様子もない。


「ご主人様?」

「そうよ!あんたは私に召喚されたの!これから私の使い魔として私に仕えるのよ!」

イライラした口調で少女は答える。


なるほど・・・それで見覚えの無い場所で寝ていた訳か
これもアテナの意思なのだろうか
それにしても折角アテナに頂いた新たな人生だというのに、俺はまた誰かを守る生き方を選ぼうとしている
つまるところ、私は結局こういう生き方しか出来ないという事か、全く我ながら度し難いな・・・

「いいだろうルイズ、私はあなたを守る戦士となろう」

「当り前じゃない!!それより、そろそろ名前を教えて欲しいんだけど!!」









「私の名はアイオリア、獅子座(レオ)のアイオリアだ」


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