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とりすていん大王-11


時間が来ました 始まりますよ

とりすていん大王 11回目

「「「アルビオンばんざーい ウェールズ王ばんざーい」」」

お父さん、ギーシュ、サイトの三人の大活躍でレコン・キスタは敗れ去りました
巨大お父さんの頭突きでレコン・キスタ首領 クロムウェルは気絶し、ワルドは命からがら逃げ出しました
クロムウェルが気絶した事でアンドバリの指輪で操られていた人々は正気に戻り、王党派が逆転したのです
激しい戦いが終わって数日後、いまだ復旧作業中のアルビオン城ですが王の間ではウェールズ王子の戴冠式が行われていました

「諸君!!私、ウェールズ・テューダーは今日、ここに正式にアルビオンの王となる」
新しくアルビオンの王となったウェールズ王の挨拶が続きます
「あの苦しいレコン・キスタとの戦いで我々は三人の勇者に出会い救われた」
王の間に居並ぶ将校、貴族、女官、皆、真剣な顔で話を聞きます
「今日、私はその三人に感謝の意を込め、シュバリエの称号を送りたいと思う」
広間を埋め尽くす軍人の中には我が事の如く、男泣きまで始める人も出ています
「そして、これをもって、私の、アルビオン新国王としての初仕事としたい!!」
大広間どころかお城すらも壊さんばかりの拍手と歓声が響きます

「サイト・シュバリエ・ド・ヒラガそなたにシュバリエの称号とウェストウッド周辺を所領として治める権利をここに託す」
恭しく、サイトはお辞儀をしてウェールズ王からマントを拝領しました
その時、ウェールズ王はサイトにそっと耳打ちをしました
『テファを宜しくな』
『任せてください』
サイトの拝領が終わると次はお父さんの番です

「諸君、残りのお二方はアルビオンの貴族ではない、彼らは我等が親愛なる兄弟国 トリステインの貴族だ」
その言葉に辺りが騒ぎ出しました
「諸侯も知っての通り、本来シュバリエはその者が住まう国から承る物である」
その言葉に何人かの貴族が頷きます
「しかし、彼らは、本来ならば関わりの無いこの国を救ってくれた その感謝の気持ちは語るに語りつくせぬ」
真剣な顔で自分を見つめる幾千もの顔を見てウェールズ王は満足そうに頷きました
「よって特例として感謝の意を込め、シュバリエの称号を送るものとする!!」
先ほどより一層の響きの拍手と歓声が響きました
そしてお父さんがウェールズ王の前に進み出ます
先ほどのサイトの様に恭しく一礼して、シュバリエの証のマントを受け取りました
そして最後に控えているのは・・・

「ギーシュ・ド・グラモン前へ」
会場の貴賓席で泣く声が聞こえます 息子が遥か遠くアルビオンで武功を上げ、シュバリエまで頂くと言うのでやってきたグラモン元帥の鳴き声です
「ようやった、ようやった」
息子の晴れ姿に感極まり人目も憚らず泣いています それを見て男泣きをしてる将校もいます
他の招待客は、トリステインからはアンリエッタ姫やルイズにモンモランシー、ゲルマニアからはアルブレヒト三世にキュルケ、
ガリアからはイザベラ王女とタバサが来ています

カツン・・・カツン・・・
静かに足音が響きます、そして
ある貴族は言いました それは雄雄しく、立派だったと
ある軍人は言いました 何者にも恐れぬ勇者とはあの男の事だと
ある大臣は言いました 恐れて縮こまるどころか堂々としておる 立派なものだと
ある女官は言いました 目のやり場に困りますと 隠した手の指から覗きながら
ある友人は言いました 少しは場をわきまえろと
ある王女は言いました ・・・・・・いい!!次の花壇騎士団の正装はあれにすると
ある皇帝は言いました まぁ、平和が一番だよねー はやくマイワイフの所に帰りたいなーと

威風堂々とマントをはためかせてその男はウェールズ王の前に進み出ました
その横顔は歴戦の勇士のようでもあり、またまだ幼さの残る少年の様でもありました
ウェールズ王の前で歩みを止めるとやはり恭しくお辞儀をしてマントを拝領します 
そしてそのマントを天高く高々といい笑顔で掲げました
そして、その時、その場の人々の心は一つになりました
王も、王女も、姫も、皇帝も、女官も、軍人も、大臣も、父も、友人一同も、
同じ一言を叫びます
「「「「「「へ、へ、変態だーーーーー!!」」」」」」
ブーメランパンツ一丁の姿でギーシュは満足そうにシュバリエの称号を受けたのでした

無事にシュバリエの授与も終り、三人を称えるパーティが開かれました
途中でサイトと一緒に来ていたテファニアのフードが取れて エルフだ!!と大騒ぎになったり、
エルフじゃなくてハーフエルフだとわかってみんなが なーんだハーフエルフか 良かったー と安心したり
ギーシュに寄ってくる若い女官をモンモランシーが追っ払ったり、
アルブレヒト三世がどうせならとウェールズ王とアンリエッタ姫の婚姻を進めて 本当にいいのですかと聞いたら
「世界平和が望みですが何か?」
と返されてなんかむかついたり、
ルイズが私ってなんなのかしらと落ち込むのを見てお父さんが慰めたり、
様々な事がありました そして、時は過ぎて

「じゃあな、俺たちはウエストウッドに帰るよ」
「それでは ごきげんよう みなさん」
馬車に揺られてサイトとテファニアがウエストウッドに帰って行きます
「私は、王女を送ってから学院に戻るから」
「ほら、早くしな!!公務が待ってるんだよ」
タバサとイザベラ王女がシルフィードの背に乗ってガリアに飛んでいきました
そして、今、トリステイン、ラ・ロシェール行きの船に多くの見送りや町の人々が異国から来た英雄達を見ようとつめかけていました
「「「アルビオンばんざーい トリステインばんざーい」」」
盛大なお見送りに見守られて船は出発します そしてその船の舳先では、

「さぁ、モンモランシー帰ろう、僕らのトリステインへ」
「ええ、ギーシュ、帰りましょう」
薔薇の造花をまだ見えないトリステインに向けて指し、モンモランシーの肩を抱くギーシュと抱かれてうっとりとするモンモランシーを見て
ルイズは呟きました
「結局私、いいとこ無しじゃない ふんだ」
その言葉にお父さんはただただ HAHAHA と笑って答えるだけなのでした













その頃、山奥の廃屋では
「捜索隊・・・・・・こないわねぇ」
いまだに土くれのフーケこと、マチルダお姉さんが来もしない捜索隊を待っていたのです
「ひまだわぁ・・・」


  続く


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