あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

とりすていん大王-01


とりすていん大王 一回目

ドカーーン ドカーーン

今日はトリステイン魔法学院の2年進級の大切な使い魔召喚の日、みんなが思い思いの使い魔を呼び出す中、
この物語の(一応)主人公 ルイズは魔法を爆発させるばかりで成功しません
ドカーーン ドカーーン
そして何十回目かの失敗の後、ついに!!

「見ろ、煙の向こうに何かいる!!」
「ついに召喚されたのか?」
「あ、あれは・・・」
それはオレンジの体毛に包まれたふよふよと宙に浮かぶ座布団のよーな猫のよーな何かでした
「「「「なんだ?あれ?」」」」

誰もが見た事も無い物体に首をかしげる中、一人だけ目を見開いて驚愕の表情でその召喚された何かを見つめる女の子がいました
名前をタバサといいます
「あ・・・あれは・・・・」
ぷるぷるとその可愛らしい指先を謎の物体に向けて指すタバサちゃん
「え、タバサあれが何か知ってるの?」
お友達のキュルケが驚いた表情でタバサちゃんの次の一言を待ちます そして出てきた言葉はとんでもないものでした。
「あれは、お父さん!!」
「「「「お父さん!?」」」」
その場にいた全ての人が絶叫しました
「ちょ、ちょっと!!何、あの変なのが貴方のお父さんな訳!?」
召喚者のルイズはかなり取り乱しまくりです、そりゃそうです、魔法学院に通う子供の父親と言うことは少なくとも貴族、
しかもタバサちゃんは留学生、つまり、他国の貴族の強制拉致、国際問題です 殆ど涙目、と言うか泣いてます。
そんなルイズの思いを知ってか知らずか、タバサちゃんはまたハッキリといいました
「違う、私のお父さんじゃない」
その言葉に少し安心したのか、勢いを取り戻したルイズがタバサちゃんに喰ってかかりました
「何よ!!紛らわしいじゃない!!じゃあ誰のお父さんだって言うのよ!!」
するとタバサちゃんは冷静にまたとんでも無い事を言ったのです
「モンモランシーの」
「・・・・・・え?」

その瞬間、お父さんと呼ばれていた物体が急に大声を上げて光りだしました
「ぶっるうううわあああああ!!!」
「きゃああ!?」
「な、何と言う覇気だ、こんな覇気は私も経験した事が無い」
そして光が収まったその時、お父さんは引率のミスター○コミズに
「コルベールだ!!」
失礼、ミスターコルベールに
「始めまして、娘がいつもお世話になっております、モンモランシーの父です」
「あ、これはご丁寧に」
「これはつまらないモノですが・・・」
「いえいえ、お気になさらず」
貴族のご挨拶のお土産ランキング第4位、(貴族の友社調べ)ラグドリアン湖饅頭(こし餡12個いり)をコルベール先生に大人の挨拶で手渡してました
「「「ええーーーー?」」」
ここに(モンモランシーの?)お父さんの使い魔生活が始まるのでした。

「いやいやいやいや!!始まらない!!始まったら問題!!」
大慌てで拒否の姿勢を示すルイズ、それもそうです見た目は変な猫?かもしれませんが級友のお父さんを使い魔なんかにしたなんて
実家のお母さんやお父さんに知られた日にゃあ、そりゃあ、もう、ねぇ、ほんと、・・・・・・・・・ご愁傷さまです
「何よ!!そのもう駄目だね見たいな言い方!!第一、あれは本当にモンモランシーの父親なの!?」
ルイズの言う事ももっともです ですが、
「あれを・・・」
タバサちゃんの指差す先には・・・・・・
ビコーーーン、ビコーーン、ビコーーーン・・・と目を点滅させてモンモランシーを見つめるお父さんと、
ミョーーン、ミョーーン、ミョーーン・・・・・・とロール髪を伸ばしたり、縮めたりと反応するモンモランシーが!!
「あれこそ親子の証明」
「あ、ああああ!!頭が!!頭が割れるよーに痛いわ!!」
頭を抱えて本気で悩みこむルイズに影が差します その主はいわずと知れたお父さん
「やぁ、君がルイズちゃんだね」
ふよふと浮きながらシュピっと手を上げてフレンドリー全開なお父さんは
「娘とコルベール先生から話は聞いたよ、使い魔の儀式をしてたそうだね」
ルイズはハッと思い出して謝りだしました
「御免なさい!!きっと何かの間違いだったんです!!モンモランシーのお父さんを呼び出すつもりは無かったんです!!
 ですからどうかどうか、この今回の件は穏便にお願いします!!特にお母様にはご内密にまだ死ニタクナイッス!!」
ところがお父さんの答えは意外なモノでした
「使い魔は・・・・好きかい?」
「は?」
突然のお父さんの質問にルイズは一瞬固まって、よく考えて、答えました
「は、はい、好きです」
お父さんの表情がいっぺんしてあたりが暗黒に包まれます
「使い魔が好きだというのか!!」
「ひぃ!!は、はい」
そのお父さんのオーラにルイズが脅えます
「そうか・・・・・」
そう呟くとお父さんは今度はふよふよと空に上がっていきます
「え、ええーーー!?」
「ルイズちゃん、実は私は君の使い魔ではない」
「あ、安心したよーな安心できないよーな」
「君は自分の使い魔を探すんだ」
いつの間にか空は晴れ、鐘が鳴り響き、光が差す中で、お父さんはどんどん上昇していきます
「ええ、私の使い魔って!?」
もう何がなんだか解らないルイズは涙声混じりにお父さんに聞きます
「私に聞かれてもなぁーーー」
空の上からお父さんの無責任な声が聞こえてきました
「そんなぁーーーーー」
ルイズの絶叫が空しく空に響くのでした


その日の夜、結局使い魔は召喚できませんでしたが、進級に関しては学院長から太鼓判を押してもらったルイズは自分の部屋に帰ります
「・・・散々な一日だったわ・・・」
召喚の儀式の疲れがどっと来たルイズはもう寝ようと部屋の扉を開けると・・・・・・・・・
「やぁ、遅かったね 君の使い魔が見つかるまで代わりを務めてあげよう」
「なんでいるのよーーーー!?」
ベットの上でごろごろするおとうさんを見て本日、何度目かになるかわからない叫びをあげるルイズなのでした
                                                 続くよ


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