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外伝 使い魔は不良高校生?

外伝 使い魔は不良高校生?



ミョズニトニルンの場合

俺の名は竹之内豊。
クロマティ高校のウラ番として一年を仕切っている。
いや、正確には仕切っていたというべきか・・・・・・
信じられない事に俺は今、地球とは全く別の異世界に召喚されてしまったのだ。
俺を召喚したのはこのジョゼフとかいう青髭のオッサンだ。
なんとこのガリアとかいう国の王様っつうから驚きだ。
そいつが言うには、俺はミョズニトニルンとかいう特殊な使い魔で様々な道具を使えるらしい。
とりあえず帰る方法がないので今はこいつの下で働いているのだが、これも中々悪くない。
なんとこいつ、そのうち周辺の国々にでかい戦争を仕掛けるらしい。
こいつもかなりのワルだ。
とにかく、こんなすげえ事に加担できるなんて地球にいた頃じゃまずありえねえ。
俺は喜んで使い魔になる事を受け入れた。
こいつはまずアルビオンとかいう空に浮かぶ国をターゲットに選んだ。
適当な人間を見つけてそいつを使って内乱を起こしてのっ取らせ、調子付かせて隣国に戦争を仕掛けさせたところを後ろからズドン!
完璧な作戦だ。
さらに、その隣国のトリステインにしてみれば俺たちに大きな貸しを作ることが出来る。
まさに絶体絶命としか言えない状態にまで追い詰められたところに颯爽と助け舟が来るわけだからな。
あのオッサン、無能王とか呼ばれてるくせにあなどれねえ。
伊達にここいらの国に戦争をしかけようとしてるわけじゃなさそうだ。
そしてその時は来た!

俺はこの遠征軍の大将を務める事になった。
裏でチマチマと動くなんざ性に合わねえ!
あのオッサンにそう言ったらあっさりと大将の椅子を俺に差し出しやがった。
無論、信用の全くない人間を大将にするほどあいつもバカじゃない。
俺はここに来てからまずやったのは周囲の人間の信頼を得る事だ。
自慢じゃないが俺は昔、アメリカでマフィアの幹部をやっていた事がある。
人心掌握はお手の物よ。
時々「魔法も使えない奴が偉そうに!」と言ってケンカを仕掛けてくる奴もいたが、そんな奴らは俺の拳であっさりと黙らせた。
メイジなんざ魔法を使う前に叩き潰しちまえば意味はねえ。
こうしてガリア国内で俺の存在は英雄の如く広まっていった。
誰一人として俺が大将になる事に文句を言った奴はいねえ。
むしろ俺が大将になった事で軍全体の士気が上がってるくらいだ。
そしてやっとの事で初陣だ。
やる事は簡単。
こっちを味方だと思ってるクロムウェルとかいう頭のおめでたい坊さんに一発お見舞いしてやる。
たったそれだけで俺の手柄になるっつうんだから笑いが止まらねえ。
だが、ここに来て予想外のトラブルが起きた。
それはアルビオンに向けて出発した時の事、
まさに、俺の人生最大最悪の危機だった!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
空飛ぶ戦艦って・・・・・・こんなにも揺れるんだな・・・・・・
バタッ

「将軍が突然お倒れになられたぞ!」
「閣下!お気を確かに!!」
「今度は暴れだしたぞ!?」
「将軍を止めろおおおおぉぉぉぉ~~~~~~~~!!!」


そりゃあの構造じゃ揺れるでしょうよ





ヴィンダールヴの場合

我が名はカルロ。
誇り高き聖堂騎士隊の隊長を勤めている。
偉大なる神と始祖ブリミルに仕える卑しき僕だ。
さて、最近我が国の教皇聖下に不穏な噂が流れている。
なんと、どこの馬の骨ともしれないただの平民を聖下直属の配下にしているというのだ。
なんという神への冒涜!
それも始祖ブリミルの弟子の血を受け継ぎし教皇聖下ともあろうお方が!!
これは一言言わなければなるまい。
私は執務室へと赴いた
ガチャッ

「教皇聖下!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

バタン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今・・・半裸の髭男が目の前にいたような気がしたのだが・・・目の錯覚だったのだろうか?
そうだ、いくらなんでもあんなのを配下にしているわけがない。
よしもう一度。
ガチャッ

「いやーフレディ、いつも悪いね。どうも私じゃ手が届かなくて。
 あ、そう、その本だよ。ありがとう、助かるよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
噂は本当だった。
しかもあんな変態男を!

「聖下! 何をしておられるのですか!!」
「おや、カルロ。そんなに慌ててどうしたのですか?」
「どうしたもこうしたもありません! なぜそのような男を置いておられるのですか!?」
「ああ、それは私の使い魔だからですよ」
「・・・・・・・・はい?」
「ええ、だから私の使い魔として召喚したのが彼なんです」

ツカイマ・・・・・・・・・?
この男が?
人間が?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前から型破りなお方だとは思っていたが、まさか人間を使い魔として召喚するとは・・・・・・

「でっ、ですが! そんな話聞いた事がありません!」
「ええ、ですから私の配下という事にしておいたのです。言っても誰も信じないでしょうからね」

なるほど。
事実、私とて未だに信じられない。
が、それ以外にこの様な事態は考えられない。
というより、こんな男がこのような場所にいる事自体が本来ありえないのだ。
こいつが教皇聖下の使い魔だという事は認めるしかなさそうだ。

「ま・・・まあよい。ではフレディとやら、我等の邪魔になるような事だけは決してするなよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「何とか言ったらどうだ!?」
「ああ、無駄ですよ。フレディは召喚されて以来、一回もしゃべった事はありませんから。私が何を聞いても答えてはくれませんでしたからね」

なっ! なんだと!?
平民風情が教皇聖下に対して御仕えになる事すら身に余る光栄だというのに、聖下からの質問を全て無視したというのかこいつは!?
何たる侮辱!
やはり今ここで神に代わって私が屠って・・・!!

「ああ、でも頼んだことはちゃんとやってくれますし、使い魔としても優秀ですから。フレディは十分よくやってくれまてますよ」

くっ! 聖下がそうおっしゃるのなら仕方が無い。
命だけは見逃してやる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?

「あのお・・・・・聖下?」
「はい、なんでしょうか?」
「お言葉ですが、彼は一切しゃべらなかったという事ですが、ではフレディという名前は一体・・・・・?」
「私が付けました」
「なぜにフレディなどという名前に?」
「これと言った理由はないのですが、ただ・・・」

そうして一区切りつけて、聖下は真剣な面持ちで遠くを見つめながら続けた。

「夢を見たのです」
「夢?」
「私もよくは覚えていないのですが・・・」

(そこでボクはアイツの名前を考えてみたよ)
(フレディでどうだろう!?)
(フレディ?)(フレディ)(フレディ?)(フレディ)
(((フレディ・・・・・・・・)))


「その朝に彼の名前はフレディしかないと・・・・・・」

本当にこの方に付いていって大丈夫なのであろうか・・・・・・・・


しゃべらないキャラは書くのが辛いです





記す事さえ憚られる・・・・・・・・

さて戦争も終わっちまってこっちは負けだ。
結局、銀貨一枚の稼ぎにもなんなかったからな。
こうなったらいつもどうり、地道に盗賊家業でやっていくしかねえな。
お、そう思ってたらいい所に小っちぇえ村があるじゃねえかよ。
ここは森の奥地。
助けも呼べねえし、戦争で若い連中は借り出されたままだ。
こういう時が一番楽して稼げるんだ。
適当に脅して金巻き上げて、いい女がいれば攫って売り飛ばす。
多けりゃ二ヶ月は遊んで暮らせる金が手に入る。
こっちは十数人、まず返り討ちに合うこたぁねぇ。

「へっへっへ。ボス、とっとと襲っちまいやそうぜ」
「待て待て。そう慌てるな」

先走ろうとする部下を制してゆっくりと近づく。
おおおお、こりゃいい女がいるじゃねえか!
長い耳と特大級の胸を持った超美人。
こりゃ上手く交渉できりゃ金貨単位でいけるぜ。
改めて気合を入れなおし、脅しを掛けようと弓を放つ準備をした。

「ボっボス! アレ!・・・アレ!」

急に部下の一人が騒ぎ始めた。
全く、こんなチンケな場所で何を驚いて・・・

「なっ・・・・・!!」

な・・・なんだありゃ!?
全身真っ黒な毛に覆われた二本足で立っている獣。
いや、あれは亜人か!?
とにかくあんなの見たことねえ!

「え、洗濯の手伝いをしてくれるの? いつもありがとう」

あの女と仲良く話している・・・・・・
そして二人で洗濯を始めた。

「ボス! アレは一体・・・!」

むしろこっちが聞きてえよ!

「落ち着け! とにかく様子を見るんだ」

あんな怪物がいるなんて想定外だ。
ここは慎重に行くべきだろう。
その後もあの怪物はあの女と共に話し合ったり(しゃべっているのは女だけだが)一緒に家事をしたりと、まるでごく普通の人間のように振舞っていた。
これは非常にまずい。
俺たちとて幾多もの戦争に参加しては金を稼いでいた傭兵だ。
中にはトロルなんかともやりあう事もあった。
それでも生き残れたのは奴らの頭が非常にバカだったからだ。
そこに付け入れば俺たちでも相手に出来た。
だが、あいつは人間並みに賢い。
言葉を完璧に理解し、やること成す事だけ見ていれば人間と変わりない。
その上にトロルみたいなデカイ体。
正面からやり合えばまずこっちにも犠牲が出るだろう。
下手したら全員がグチャグチャの肉塊に変わっちまう。
そのくらいに亜人って奴らは厄介な存在だ。
だが、こうして様子を見ていてわかったこともある。
この村には女とあの怪物、そしてそれ以外にはガキしかいねえって事だ。
つまり、あの怪物が離れたときが勝負!
そしてその時はあっさりと訪れた。

「まあ、ももリンゴ狩りにも付き合ってくれるなんて。ホントに助かるわ」

そういって女と怪物は森の中へと入っていった。

「よし、今だ野郎共! あの家に押し込むぞ!」
「ちょっボス! 本気であそこに行くつもりっすか!?」
「ったりめえだろ! ここで逃げたら盗賊の名が廃るぞ!」
「で・・・でももしもあの化物が戻ってきたら・・・・」
「落ち着けオメーら。いいか、確かに奴は今までに相手にしてきた亜人共とは違う。だが所詮は一匹だ。
 例え戻ってきてもこれだけの人数で一気に不意打ちをかければ瞬殺よ」
「な・・・なるほど! さすがはボスだぜ!」
「わかったらさっさと行くぞ!!」

部下にも気合が入って、やっとこさ仕事の開始だ。
俺は目の前の小屋のドアを思いっきり蹴り開けた。

「オラオラ! さっさと有り金と金目のもん出・・・せ・・・・・や・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

さっきと同じ怪物が・・・さらに三匹・・・・・・・

「「「「「「「「「「「「勝てるわけねええぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~!!!!!!」」」」」」」」」」」」


記すことさえ憚られる=四匹で一人?



                                    強制終了


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