「宇宙の果てのどこかにいる私のしもべよ! 神聖で美しくそして強力な使い魔よ! 私は心より求め訴えるわ! 我が導きに応えなさい!」
ゲートが開き爆発が起こる。
すると白煙の向こうから何か物音がする。
「な、何かしら……?」
煙を掻き分け召喚した使い魔の方に向かうと、なんと小さなほわほわした真っ赤な動物のようなものが、広場に生えた雑草をむしゃむしゃ食べている!
「きゃあっ」
ルイズの悲鳴にその真っ赤なものはルイズの方を振り向いた。
よく見るとそれは小さなぬいぐるみのようでルイズは思わず、
「な……、なかなか可愛いじゃない」
と言ってしまった。
するとそれは、
「ごわごわ……」
と言ってにっこり笑った。
「名前は、そうね……ゴワゴワ鳴くからゴワゴワ!」
ゲートが開き爆発が起こる。
すると白煙の向こうから何か物音がする。
「な、何かしら……?」
煙を掻き分け召喚した使い魔の方に向かうと、なんと小さなほわほわした真っ赤な動物のようなものが、広場に生えた雑草をむしゃむしゃ食べている!
「きゃあっ」
ルイズの悲鳴にその真っ赤なものはルイズの方を振り向いた。
よく見るとそれは小さなぬいぐるみのようでルイズは思わず、
「な……、なかなか可愛いじゃない」
と言ってしまった。
するとそれは、
「ごわごわ……」
と言ってにっこり笑った。
「名前は、そうね……ゴワゴワ鳴くからゴワゴワ!」
ゴワゴワはルイズが呆れるほどたくさん食べた。
毎日たくさん食べているせいかゴワゴワはどんどん大きくなっていった。
ところが、それとは反対にルイズの体はだんだんと衰弱していった。
「どうしたのでしょうか……」
心配したコルベールがルイズを医務室で診断させたが、養護教師にも原因不明と言われてしまった。
そのうちにルイズはベッドから起き上がれないほどに衰弱してしまった。
それにひきかえゴワゴワはますます大きくなっていった。
毎日たくさん食べているせいかゴワゴワはどんどん大きくなっていった。
ところが、それとは反対にルイズの体はだんだんと衰弱していった。
「どうしたのでしょうか……」
心配したコルベールがルイズを医務室で診断させたが、養護教師にも原因不明と言われてしまった。
そのうちにルイズはベッドから起き上がれないほどに衰弱してしまった。
それにひきかえゴワゴワはますます大きくなっていった。
そしてある夜、眠っているルイズの枕元にゴワゴワがやってきて舌なめずりした。
大きく口を開けたゴワゴワがルイズを食べようとしたその時、
「幽霊縛りアップリケ! 幽霊を闇の世界に連れ戻しなさーい!」
花子さんが現れるとゴワゴワにアップリケを投げつけた。
アップリケが貼りつくと、ゴワゴワの体から白いガスのようなものが出てきてすーっとルイズの体の中へ入っていった。
途端にルイズの体は元通りになった。
「ごわごわは生きている人間のエネルギーを食べてしまうのよ……。そして動けなくなった人間を食べてしまうの……」
花子さんはそう言うと消えてしまった。
大きく口を開けたゴワゴワがルイズを食べようとしたその時、
「幽霊縛りアップリケ! 幽霊を闇の世界に連れ戻しなさーい!」
花子さんが現れるとゴワゴワにアップリケを投げつけた。
アップリケが貼りつくと、ゴワゴワの体から白いガスのようなものが出てきてすーっとルイズの体の中へ入っていった。
途端にルイズの体は元通りになった。
「ごわごわは生きている人間のエネルギーを食べてしまうのよ……。そして動けなくなった人間を食べてしまうの……」
花子さんはそう言うと消えてしまった。
ごわごわを見たら気をつけて……。
姿はホワホワちゃんに似ていても本当は恐ろしい妖怪なんですから……。
姿はホワホワちゃんに似ていても本当は恐ろしい妖怪なんですから……。