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イザベラ管理人-18



第18話:家族というモノ・後編


日が落ちたラグドリアン湖畔の森の一角、焚き火を囲む数人の少年少女がいる。
その中でも最も小柄な少女、タバサは悩んでいた。
が、彼女の鉄面皮は欠片ほども動いていないので、それに気づく者はいない。
キュルケもタバサの方を向いていないので気づくわけもない。
「ば、爆破って…お前ら過激なことするな…」
「あら、発案はあたしじゃないわよ?昨夜まで一緒だった素敵な騎士さんが発案者よ」
耕介と別れて翌日の夜、二人は爆破作業に勤しむためにラグドリアン湖にやってきた。
そこを謎の剣士に襲撃されたのだが…その剣士は惚れ薬の解毒薬の材料を求めてやってきていたサイトだったのだ。
惚れ薬を誤飲したというルイズは、まさしくどろどろふにゃふにゃになっており、確かにサイト達がわざわざこんな場所まで材料を調達にやってくるのも頷ける有様だ。
「また素敵な人?フン、相変わらずゲルマニアの女には慎みってものがないようね」
「ふふ、そうよ?惚れ薬で無理やり繋ぎとめられる慎み深いトリステイン貴族様と比べれば、自分の魅力で勝負するゲルマニアの女が慎みに欠けるのは当然じゃない?」
「ぐっ…」
モンモランシーがトリステイン貴族らしい言葉を口にするが、舌戦においても状況においてもキュルケが有利である。
トリステイン貴族VSゲルマニア貴族の舌戦をよそに、サイトはどろどろになったルイズに迫られまくっているらしく、疲労困憊と言った有様だ。
そんな彼に、耕介とニアミスしていたと伝えるべきか…。
「う、うわ、ルイズあんまりもぞもぞしないでくれ…ッ!」
胡坐をかいたサイトの腕の中で眠るルイズが、寝苦しいのか身じろぎしたらしい。
腰のあたりへの刺激が危険なことになっているのだろう。
タバサは結論を出した。
伝えるのは止めだ。
サイトはルイズの相手で手一杯のようだし、ニアミスしていたことを告げたところで何ができるわけでもない。
耕介はプチ・トロワに戻ったし、あの様子では…。
タバサは従姉が暮らすプチ・トロワの方角へ顔を向けた。
今自分が心配しても無駄であることはわかっているが…やはり、心配なのだ。


同時刻、プチ・トロワ。
イザベラは、メイドに持ってこさせたティーセットで紅茶を淹れる耕介を見つめていた。
その手つきはずいぶんと手馴れており―2ヶ月間もプチ・トロワで暮らしていれば当たり前ではあるが―イザベラ付のメイドと比較しても遜色がない。
特に、イザベラの好みの濃さと温度を叩き込まれてからは、イザベラが飲む紅茶は全て耕介が淹れたものである。
イザベラ専用の優雅な装飾が施されたカップには既にミルクが少し張られている。
そこに紅茶が徐々に注がれ、芳しい香りと温かな湯気が立ち上る。
王宮に届けられたばかりのセカンドフラッシュで淹れられた紅茶は、イザベラの好物の一つだ。
以前はストレートで飲んでいたが、耕介が試しに淹れたミルクティーを飲んでからは、いつもミルクを入れるようになった。
ティースプーンでかき混ぜられ、薄い紅が乳白色に染まっていく。
「できた、どうぞ」
耕介がソーサーに乗ったティーカップをイザベラの前に置いた。
紅茶独特の芳香がより一層強くイザベラの嗅覚を刺激する。
耕介が己の分の紅茶を淹れるのをなんとなく待つ。
耕介が淹れ終わったのを確認し、同じタイミングでカップを持ち上げる。
一口啜ると、少量のミルクと混ざり合った紅茶独特の風味が舌に広がる。
馥郁たる香りが鼻に抜ける。
しばらくの間、二人は何も言わずに紅茶を楽しんだ。
そして、またもや同じタイミングでカップを下ろす。
そのことがどこかおかしくて、イザベラはほんのわずか表情を緩ませた。
「どうした?」
耕介が問いかけるが、イザベラはなんとなく理由を言う気にはならなかった。
「なんでもないよ」
それ以上耕介は何も聞かず、わずかに首をかしげただけだった。



イザベラは、やけに落ち着いている自分に驚いていた。
自分はもっと取り乱すと思っていた。
事実、父に『下がれ』と告げられた時には何も考えることができなかった。
恐怖と悔恨と怒りと諦念に支配され、心が雁字搦めにされた。
わかっていたことだ。父は自分の努力など意にも介していない。
叔父が死ぬ前に、既に試していたではないか。自分がいくら政治や魔法について勉強し、父の役に立とうとしても…父は目もくれなかった。
今更、再び政務や軍略を学んだところで、父が自分に目を向ける道理があるはずがない。
それでも、自らの利用価値を高めることで、ほんのわずかでもいいから父の興味を惹きたかった。
褒め言葉など期待したわけではない。ただ、視線を向けてくれるだけで良かった。
だが、結局、父はイザベラに何も向けることはなかった。
北花壇騎士団団長としての手腕を褒めてはくれたが、あんなものは父が部下を動かす際の操作術以外の何者でもない。
父の出頭要請の本題は「シャルロットをどうするか」だけだ。
シャルロットのことがなければ、イザベラが呼ばれることなどなかった。
『もしかしたら』などという希望的観測とさえ言えない、既に妄想の域に堕した望みにすがった結果がこれだ。
一人だったなら、もう何もすることはできなかっただろう。
何をする気力も湧いてこなかっただろう。
けれど、力を失って崩れかけた時、そばに耕介がいてくれた。
父の命令に思考を漂白されたまま退出しようとした時、耕介が後ろにいてくれた。
そして、イザベラとしては驚くべきことに、耕介は怒っていたのだ。
既にこちらを見もせずに、愛人に人形の説明をする父を睨みつけ、内出血を起こすほどに右手を握り締めて。
イザベラよりも頭一つ分以上は高い位置にある瞳が、普段の彼からは想像もつかないほどの熱さで燃え上がっていた。
耕介は”イザベラのために”怒っていた。
母が死んでから、イザベラのためにあれほどに心を動かしてくれた人がいただろうか。
絶望と諦念に染まって穴だらけになった心に、耕介の存在がすっぽりと納まった。
だからかもしれない。
今の自分が、平静でいられるのも。
イザベラの根本を成していたのは、認めてほしい、自分を見てほしいという叫びだ。
彼女の世界が壊れはじめた7年前から、彼女はずっと過去の残骸にすがり、直せないものを直そうとしてきた。
直せないことに気づきたくなくて、父との関係を失いたくなくて、意地と虚勢を張り続けてきた。
けれど、どうやっても、残骸は所詮は残骸。時間を巻き戻す術でもなければ、既に修復不能な域に達しているのだ。
後悔は尽きない。
もしも自分に魔法の才能があったら、いやむしろ才能が完全になければ。母が死んで変わり始めた父を支えられるほどの力があれば。
だが、イザベラにはわずかでも魔法の才能があり、父を支えられるほどの力はなかった。
いったいどうすればよかったのか、今でもわからない。7年間、ふとした時に考えてきたことだ。
それでも、答えは出なかった。そもそも、答えが出るような問題ではないのかもしれない。
なんにせよ、もう受け入れるしかなかった。
もう…イザベラとジョゼフは、親子ではないのだ。
ただ、その形だけが残っているだけで中身が空っぽの器でしかない。
だが、それならば、新しい器を用意すればいい。新しい中身を注げばいい。
そのどちらも、今ならイザベラは作り上げられると思うのだ。
「イザベラ…その…悪かったな、取り乱して…」
カップを下ろしてからしばらく沈黙していた耕介が、ばつが悪そうに右手をなでながらそう言った。
イザベラが止めなければ、あの場でジョゼフに怒鳴りかかろうとしたことを謝っているのだろう。
彼の右手は、イザベラの《ヒーリング》によって既に元の色を取り戻している。
イザベラは人生でおそらく初めて、魔法が使えることに感謝していた。
「別に、いいさ。それよりも、あんたがあんなに怒ったことに驚いたよ」
この温厚という字を具現したような耕介がイザベラのために激怒したことは、本当は震えるほどに嬉しかったが…素直にそんなことを言えるわけがない。
故に、紅茶の湯気に表情を隠して、イザベラはなんでもないように言ったのだった。
「そりゃ、怒るさ。それに俺は結構怒りっぽいんだぞ」
数秒、沈黙が降りた。
「……あんた、それ本気で言ってる?」
「え?ああ、そうだけど…」
場を和ませようとした冗談か?単にとぼけてるだけか?
否、おそらくこいつは…
「全くの本気なんだろうね…」
イザベラは頭痛を覚えて額を押さえた。
耕介は心底からわけがわからないといった風で、訝しげにイザベラを見つめている。



「まぁ最近は無闇に怒らないように気をつけてるけどさ。10年くらい前は荒れててさ、色んな奴にケンカ売って殴り合いしてたよ」
肩をすくめて、自嘲気味に耕介はそう言った。
またもや沈黙が降りる。
イザベラは、裏町にいるようなチンピラのごとく、耕介が道行く他人に因縁をつけて殴りあいをしている様を想像した。
いや、正確に言うならば、想像しようと試みた。
「………あんたが……殴り合いの…ケンカ…?」
「ああ。昔から背だけはでかかったから、結構強かったんだぞ?ま、武道家には手も足も出なかったけどな」
何かを思い出したのか、遠い目をして上腕を撫でる耕介。
一方、イザベラは、やはり荒れている耕介というのを想像するのに苦戦していた。
そこではたととあることに気づいた。
(あたし…耕介の過去をほとんどなにも知らない…)
いつの間にか、耕介は今も昔もこうなんじゃないかと勝手に決め付けていたのかもしれない。
だが、そんなわけがないのだ。
イザベラとジョゼフが、昔は仲のいい親子であったように、耕介にも今に至るまでに様々な出来事があったはずなのだ。
思い返してもみろ、酔いが回っていておぼろげではあるが、エギンハイム村での狂宴で彼は誰かを傷つけたことがあると言っていたではないか。
いったいどうして、今の今まで、彼のことを知ろうとしなかったのだろう?
(……決まってるか……)
自分は過去のことを何も話していないのに、耕介には問うことに気が引けたのだ。
そして、同時に、イザベラは”知りたくなかった”のだ。
「はぁ……」
イザベラは深いため息をついた。
気づいてしまったのだ。
耕介を、”人”として…”耕介”として見ていなかったことに。
「大丈夫か、イザベラ?」
耕介が心配げに声をかけてくる。
先ほどからのイザベラの挙動は、どう控えめに見ても不審すぎたので当然だろう。
だが、イザベラにとってそんな心から心配してくれる相手というのは、もう望むべくもないものだった。
だから、今それを与えてくれる相手である耕介を、昔与えてくれていた父や母に重ねていたのだ。
言うなれば、代替物にしていたのだ。
「コースケ」
けれど、今、イザベラは”耕介”が知りたいと思う。
「あんたの昔のこと、聞かせてくれないか?」
「ん、俺のこと?」
「ああ、コースケが荒れてた頃のこととか…サザナミ寮…だっけ?でのこととかさ」
”主”と”使い魔”ではなく”擬似親子”でもなく、”イザベラ”と”耕介”として、関係を築きたいと思う。
だから、もっと自分のことを話そう。
だから、もっと耕介のことを知ろう。
「あんたのことを知りたいからさ」
そう言って、イザベラは笑顔を浮かべた。
それは、過去へ向かって手を伸ばし続けた少女が未来へと向き直った証の、歓喜の笑顔。
見る者全てを魅了する、希望を得た者にしか成しえない輝かしい一人の少女の笑顔だ。



耕介には幾度も自問してきた事がある。
それは、どうしようもない、答えの出ない二律背反。
理性的な自分が語りかける。
『本当にこれ以上深入りしていいのか?お前は異邦人なんだぞ?いつかは元の世界に戻らねばならないのだぞ?』
感情的な自分が語りかける。
『確かに異邦人だ。だが、だからといって目の前で苦しんでいる少女たちを見過ごすのか?』
いっそのこと、戻れる可能性が完全になければ、これほど悩む必要はない。
だが、未だ手がかりは掴めないが、可能性がないと断じるにはまだ早いだろう。
それに、最悪でも姉の十六夜のために400年を放浪し続けた御架月だけは、なんとしても元の世界に帰してやらねばならない。
そのためにも戻ることを諦めるわけにはいかないし…耕介自身にも、諦めるには元の世界には未練がありすぎる。
だが、今耕介は何をしている?
イザベラの悲しみを知り、使い魔の契約を結んだ。タバサからは父親のように慕われている。エルザは耕介を唯一の拠り所としている。
マルコーは料理人仲間として友誼を結んでくれている。プチ・トロワのメイドや衛士の一部にも友人と呼べる者たちがいる。
いつかは消えなければならないこの世界で、何故こんなにも多くの人たちと関係を築いた?何故自ら未練を増やした?
元の世界には帰りたいが、こちらの世界の住人たちとも関係を続けたい。
そんなことは不可能だ。
元の世界に帰るならば、こちらの世界に残るならば、片方の世界とは関係を断ち切らねばならない。
今は帰る手段が見つかっていないからまだいい。
だが、いざ帰る手段が見つかった時…本当に決断できるのか?
槙原耕介という人間は一人しかいない。
故に、この問題に最良の答えは出せない。
いつか断ち切らなければならない関係ならば、これ以上深入りすべきではないのだ。
特にイザベラ、タバサ、エルザの3人は耕介を失えば深く傷つくだろう。
既に手遅れと言える域に達しているが…これ以上、彼女たちの傷を深くするつもりか?
理性ではわかっている。これ以上、彼女たちに深入りすべきではない。
けれど…耕介は目の前で苦しんでいる人を見ては、手を差し伸べずにはいられない。
そして、その度に苦悩は深まる。
彼女たちの前では、悩んでいるそぶりなど見せない。そんなことができるわけがない。
だが、頭の片隅にこびりついて離れないその問題は、ずっと彼を苦しませ続けている。

「あんたの昔のこと、聞かせてくれないか?」

だが…もう悩むのはやめだ。
問題の先送りに過ぎないことはわかっているし、根本的な解決など不可能だ。
けれど。

「あんたのことを知りたいからさ」

こんな笑顔を見せられてしまっては。
せめて…せめて、彼女が耕介を必要としなくなるまでは、共に在りたいと思ってしまうではないか。
確かに別れは確定していることだ。人間なのだ、仮に異世界という壁がなかったとしても、いつかは死という別れが否応なしにやってくる。
だからといって、それが彼女たちを突き放す理由になるのか?
御架月だけは早く元の世界に帰してやらねばならないから、帰る手段は探し続ける。

「ああ、わかったよ。さて、何から話そうかな…」

だが、イザベラが他の家族を見つけて愛情を与える側になるまでは、彼女と共にいようと…耕介は決断した。
そして、耕介は青二才だった昔…ケンカ三昧の荒くれ者であったことや、恋人に迫って投げ飛ばされて全治2週間の骨折を負わされたことなどをイザベラに聞き出されることとなったのであった。
恋人がいたことや、その恋人に迫ったことを知られてイザベラから厳しいツッコミを受ける耕介であったが、それはまた別の話。



アンドバリの指輪の力によって仮の命を与えられたウェールズと、そうとわかっていても愛のために生きようとしたアンリエッタの哀しい別れ。
それを見届けたサイト一行をシルフィードにて学院まで送り届けたタバサは、切ない気持ちを抱きながら寮の自室へと戻ってきた。
例によって彼女の鉄面皮は動いていないが…心中は、複雑であった。
死者との再会…それは、いつの時代も人が望むものだ。
タバサとて、シャルルともう一度会えるとなれば、それがどんな邪法であろうとも手を出しただろう。
だが、アンリエッタと共に杖を向けてきたウェールズは、ラグドリアン湖でのウェールズを見ればわかるように、完全に他者の操り人形となっていた。
恋人、親子の違いはあれど、あのアンリエッタはタバサであったかもしれないのだ。
まるで、タバサの願いを皮肉られたようにも感じてしまい、会ったこともないクロムウェルとかいうレコン・キスタの首領にはどうしようもない嫌悪を感じる。
タバサがベッドに腰掛けて悄然としていると、突然窓をコンコンと叩く音がした。
タバサは特に動じることもなく、《念力》で窓を開けて深夜の闖入者を招き入れる。
深夜の訪問者に驚くことはなかったが…それが一つだけではなかったことはタバサをわずかに驚かせた。
それは、2羽のフクロウであった。
机の上まで飛んでくると、片方の体が突然真ん中から真っ二つに分かれ、中から手紙が出てくる。
もう片方には足に手紙がくくりつけられていた。
片方は伝令用のイザベラのガーゴイルだ。だが、二つに分かれた方はイザベラのものではない。手紙の押印が違う。
まず、タバサはイザベラからの手紙を読むことにした。
それは、従姉からの身を案じる手紙であった。
イザベラがそんな手紙をくれたことに、素直に喜びを感じる。
本当に、彼女は昔の共に遊んだ頃のイザベラに戻りつつあるのだ。
だが、抱いた温かい気持ちはすぐに冷却された。
冷たい瞳に戻ったタバサはもう片方の手紙を開いた。
その手紙には、タバサの予想通りのことが書かれていた。
タバサの数々の武功に対する美辞麗句が並べ立てられ…そして、最後にこう書かれていた。
『シャルロット・エレーヌ・シュヴァリエ・ド・パルテル。この者の功績を認め、王家直属近衛騎士に任命する』
通常ならば、ありえないほどの大抜擢だ。
だが、違う。煌びやかな文面と、その実態はかけ離れている。
これは、タバサの命運が、イザベラを介してのものではなくジョゼフに直接握られたことを意味する。
イザベラがタバサへ与える任務を減らせば、遠からずこうなることはわかっていた。
北花壇騎士として与えられていた任務以上の危険が待ち受けていると思っていい。
けれど、これは彼女にとってはチャンスでもあった。
直接、ジョゼフと対面できる機会があるかもしれない。
中枢に近づけるようになれば、母の心を壊した薬の解毒薬に関する情報を得られるかもしれない。
これからのことに対する不安と、昏い希望が混ざり合い、タバサは歯を噛み締めた。
その瞳が放つ光を見た者がいたならば、その者はわき目もふらずに逃げ出しただろう。
それほどに昏く、熱い瞳であった。
そして、タバサは心の片隅でイザベラと…そして、耕介にもう会えなくなるかもしれないことをわずかだけ悲しみ、すぐに奥底に押し込めた。
彼女は憎きジョゼフの命へと至る復讐の茨道を一歩ずつ進んでいく。
心を凍らせながら。過去から目を逸らしながら。今を奥底に押し込めながら。



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