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自由人ZERO-01


第一話

焦っていた、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは焦っていた
それもそのはず、今回の召還の儀式はどこかおかしかった。
召還の儀式は次の学年に進むための試験であり召還した『使い魔』で今後の専門課程を決めるためのものだ
普通は梟や土竜、サラマンダーなどの野生生物などが召還されるはずであった。
もちろん大多数の生徒はそういった物を召還していたのだが…
しかし…今回は一部の生徒…そう五人程が問題だった。

~ギーシュの場合~
「鳥?」
「鳥だ…」
「鳥だよな?」
「でも…あんな鳥は見たこと無いぞ?」
「なんかあの鳥キョロキョロしてないか?」
なんだか他の生徒が騒いでいるが気にしないでおこう、本当はモグラとかがよかったんだけどなぁ…
しっかし…なんとなくだけども…モテそうに無い鳥だなぁ…
そんなことを考えながらもギーシュ・ド・グラモンは契約を済ませた
と、同時に…「何すんじゃあぁぁぁぁぁーーーー!!」その鳥が喋った……というか…叫んだ
「何だあれ!?」
「韻鳥!?」
「なんだよそれ?聞いたこと無いぞ!」
またも生徒達が騒いでいる、がさっきとは違い大騒ぎだ
「何が悲しゅうて男とキスなんぞせにゃならんのだ…」
そして件の鳥は泣いていた
というか雄だったのか…まあ、あの言い分には自分も同感なのだが。
そう考えていると『ボン』ん?なんの音……あれ?
鳥がいたはずの場所を見てみると上半身裸の男がいた。
「よくもやってくれたなぁ…一体何のつもりだ?」
「い…いったい君はなんなんだい?」
表面上は冷静だが内心はパニック状態の自分がそこにいた
「あぁ?俺様は鳥人界のナンバーワンバード様だよ、で?ここは何処だ?
見たところ七世界のどこでもないみたいだが…天上界か?」
「七世界?天上界?」・・・・・使い魔の話を聞いているとまた生徒達が何かを騒いでいた。

~タバサの場合~
それは一見大きな蛇に見えた
「蛇…?」
「蛇じゃねえよ竜だ」
普通に返してきた
「今喋ったのは…アナタ?」
「俺以外に誰がいンだよ」
まあ、言われてみればそうなのだが
「あぁ、リュウじゃねぇかよ」
ギーシュの使い魔が割って入ってきた
「知り合い…?」
「「まあな」」
~~~~~~
「フーン、使い魔?べつに良いぜ」
やはり、そのリュウと呼ばれた(自称)ドラゴンはバードと同じように人型になっていた
「良いのかよおっさん!?」
「長い人生だ、ツチノコになることもあれば異世界で使い魔になることもあるさ」
《だからアンタはあと何年生きる気だよ…》
バードはそんな表情をしていた。

~通称マルコメの場合~
お…女!?
しかもかなりの美人だ
「ゲッ!サクラ!?」
「マルコメが平民を召還したぞ」
「本当だ、平民だ」
いや、こんな美人なら兵民でもかまうものか!いくぞっ!
「あっ!かまわずコントラクト・サーヴァントに持ち込んだぞ!」
「あー…蹴り飛ばされてる…」
「あれ?あのロープみたいな物何処から出したんだ?」
「こころなしか嬉しそうだな」
「あー…蹴り転がされてる…」
「あれ?手から茨みたいなの出してないか?」
「ああ、やっぱり鞭として使うのか」
「あっギ-シュの使い魔とさっきのドラゴンが止めに入った」
「でも、マルコメはやっぱり嬉しそうだ」
「あいつ…変態だな…」

~キュルケの場合~
「早かったな…」
「ああ…」
「なんか内二人は『道連れにしてやる』って顔で一人は『おもしろそうだ』って顔だったな…」
「ちょっと可哀想だったなあの虫…」
「絶対パシられるな」

~モンモランシーの場合~
「やっぱり知り合いだったのか…」
「あの美形のにーちゃんなんであんなあっさり了承したんだ…」
「あのギーシュの使い魔の言ってた『忍』って誰なんだろうな?」
「さあ?でもその名前が出たとたんに青ざめてたな」
「なんなんだろうな?」

そんなことがあったのだ
あれだけすごい使い魔が団体で召還されているのだからあれほどでなくとも
とりあえず召還だけは成功させなければいけない…
しかし、ギーシュの使い魔は『七世界』と言っていた…七つの世界に『ナンバーワン』が一人づついるのなら『ナンバーワン』は全員で七人召還されたのは今のところ五人
残った『ナンバーワン』はあと二人
そのどちらかが自分の使い魔として出てくるかもしれないそう思っていたのだが…
~~~~~
「まだなのかよゼロのルイズ!」
「もうすぐ日が暮れちまうぞ」
「いい加減にあきらめたらどうだ?」
ああ、うるさい!いい加減にして欲しい
自分がゼロなのは自分が一番分かっている、だがこの儀式は次の学年に進むために必要なものなのだ。
だから…何度失敗しようと諦める訳にはいかないのだ。

しかし…「ミス・ヴァリエール…まことに残念なのですが…日没を期限に儀式を終了したいと思います」
教師コルベールはルイズにそう告げた、儀式の終了…それはルイズの留年を意味する言葉であった
「……っつ…分かりました…絶対に日没までに成功させて見せます!」
そしてあとすこしで完全に日が落ちると言う時、教師コルベールは告げる
「ミス・ヴァリエールそろそろ日没ですまことに残念なのですが次の召還で今回の儀式は終了とさせていただきます」
「…っ…ハイ…」
これが最後のチャンス…これを逃してしまえば文字通り後が無い…
《大丈夫だ今度こそ成功する、絶対に失敗なんてしない…》
ルイズは自分にそう言い聞かせた
「宇宙の果てのどこかにいる私の使い魔よ!
 神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!
  私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに答えなさい!」
今までと違う、長い詠唱を唱え杖を振り下ろす
その瞬間、いままでで一番大きな爆発がおこった。

「ケホッ…どう…私は成功したの?…早く確認しなけれ…ば…」
とても濃い土煙のせいで他の生徒は見えない、だが…そこには…明らかに生徒とは違う人物がいた
蝙蝠のような翼が背中から生えている、年齢はおそらく自分と同じ程だろう、顔立ちもなかなか…
いや…見とれている場合ではないこれはサモン・サ-ヴァントが成功した証…
ならば早く契約の儀式コントラクト・サーヴァントを実行しなければ
すでにルイズには使い魔を選んでいる余裕は無かった
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
ルイズはそう早口でまくし立て、その使い魔候補に走りより

契約の口づけをした

「い…一体何を?…熱っ!手が熱い!なんだコレ」
ルーンが刻まれたようだ、コレでコントラクト・サーヴァントが成功した事が分かった
「大丈夫よ危険はないわ」
「危険は無いって…あっつい!」

その時一陣の風が吹き辺りの土煙を吹き飛ばした、と同時に日が完璧に沈んだ
「ミス・ヴァリエール?どうでした?結果は?」
コルベールがそう、ルイズに聞いてくる
「成功しました!見てください」
そう言いながら振り返るとそこには先ほどの少年が………いなかった!?
「あれ?ミ…ミスタ・コルベール違うんで「おめでとうございます、ミス・ヴァリエール」え?」
おめでとう?何故?
「子供と言えど召還には成功しました、これであなたも次の学年に進めます。ああすいませんね、おや?コレは珍しいルーンだ…」
子供?一体何処に…
そう思いつつルイズが視線を下げると「やーほー」

ちみっこがいた

「ねえ、アンタさっきの人知らない!?こう蝙蝠みたいな翼生えてて…」
ルイズは鬼気迫る表情で問い詰めていく
「知ってるぞ」
「どこ!?」
そしてそのちみっこは自分を指差した
「冗談言わないでよ!にゃ!?」
ルイズは気付くといきなり後ろから摘み上げられていた、そしてルイズが振り返ると『ナンバーワン』達がいた
「たぶんそれはコイツで間違いねぇよ、日も沈んじまったしきっと変身が解けたんだろう。まあ、詳しい説明は本人から聞きな」
とバードがルイズを摘みながら言う
「ちょっと借りるぞ、色々と説明しておくから」
そう言いながらバードはヒーローを連れて行く
『ナンバーワン』達は生徒たちから少し離れた場所で話し合いをしている

「さあ、儀式も終わりましたし皆さん学校に帰りましょう」
その言葉を待っていたかのように生徒はそれぞれ『フライ』の魔法で飛んで行く
『ナンバーワン』たちも話が終わったようでそれぞれの主の所へ向かっていた。

「みんな帰ったけどルイズは戻らないのか?」
「…私は飛べないのよ…って…あんた飛んでない?」
ルイズはヒーローの背中に翼があるのを発見していた、確かにさっきの少年の翼と似ていると言えば似ている
「もしかして本当にさっきの?いや…確かにルーンはあるけど「じゃあいくぞー」え?」
その瞬間ヒーローはルイズを持ち上げ空高く飛んでいた
「キャァァァァァァァァァァ!!」
何も知らされずに飛んだルイズは悲鳴を上げていた
「びっくりした…アンタ凄いのね」
「で、どっちに行けば良いんだー?」
「今日はもう疲れたから部屋にもどるわ…あっちよ」
そう言ってルイズは自分の部屋の方向を指差した

~第一話Fin~

おまけ
「おーいだれかー…」
「嘘…縛られっぱなし?」
「いや…これはコレで…」
夜は更けてゆく…

因みにサクラはリュウに乗ってました


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