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ルイズと剣狼伝説-10

「天空宙心拳!旋風蹴り!!」
ロムがゴーレムに向かって蹴りあげるしかし、腕のガードによって防がれそのまま吹き飛ばされてしまった
「ち、ならば!」
瞬時に体勢を整えると飛ばされた先にある木を蹴りあげさらに高く跳んだ
「はあ!稲妻蹴り!疾風突き!瞬殺拳!!」
そのまま懐に入り込み、止まらぬ連撃を与える
するとゴーレムはたまらず倒れてしまった
「ロム!」
ルイズが叫ぶ
「凄い・・・・、流石ダーリン、ゴーレムなんかに遅れを取らないぐらい強いじゃない」
キュルケが感嘆する
「・・・・・・・・」
タバサはじっと闘いを観察していた
(土埃が濃くて視界が悪い!奴はいつ立ち上が・・・・うお!!)
ロムの正面に巨大な拳が向かってきた
これを蹴りあげ、三角跳びで手の上に乗り、顔に向かって腕の上を走った
「天空宙心拳!旋風二段蹴り!!」
全身を回転させながら強烈な蹴りを頭に二発、顔を削られてさらにゴーレムはのけぞったがロムの勢いは止まらない
「岩石砕きだ!!」
さらに顔に強力な一撃を叩き込み、ゴーレムは再び大きな音を立てて倒れた
「やったやった!ダーリンあのゴーレムをやっつけちゃった!これでフーケも」「いいえ!まだ動くかもしれないわ!!でもあそこまで削っちゃえばひょっとしたら私達でも」
興奮するルイズとキュルケに対して
「駄目」
タバサが冷たい一言を放つ

「なんで駄目なのよタバサ!ダーリンがゴーレムを押しているじゃないの!」
キュルケは反論するがタバサは続けて言った
「硬い」
「へ?」
「あのゴーレムは硬い」
「っで、でもロムは素手でギーシュのゴーレムを壊したわよ!」
ルイズもたまらず言うが
「それよりも硬い、もしこのまま彼が戦えば彼は直ぐに弱ってしまう」
「そ、そんな!それじゃロムは」
「やられちゃう」
ルイズとキュルケの顔が青くなる
「ロムを助けて!」
ルイズが叫ぶがタバサは首を振った
「近寄れない」
近寄ろうとするとゴーレムが拳を振り回すので使い魔を近づけることが出来なかった
一方ロムは
(さすがに・・・・このまま闘えば俺の拳が砕けてしまうな。だがここで退くわけにはいかん!
こいつを倒してフーケを捕まえる!ルイズの誇りの為に!!)
そしてゴーレムが立ち上がる
そして立ち上がったのと同時に拳が鋼鉄に変わる
「なっ・・・・!」
ロムが声を上げて驚く
ゴーレムの拳がうなる、がロムは高く跳んで避ける
「さっきよりも速い!ここにきてまた強くなった!」

ルイズは苦戦するロムをなんとか自分が手伝える方法はないのか
そう考えていてすぐに目に入ったのはタバサが抱えていた『巨人の剣』という名の杖だった
「タバサ!それを!」
タバサは頷いてルイズに『巨人の剣』を手渡す
見た目はただの大きな杖だ
しかし自分の魔法はあてにならない、今はこれしか頼れない
ルイズは深呼吸して、目を見開いた
「タバサ!私に『レビテーション』をお願い!!」
タバサが慌ててルイズに呪文をかける
するとルイズは杖と共にゆっくりと地に降りた
「そこのゴーレム待ちなさい!ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールが相手よ!!」
地面に立ったルイズは遠くに居るゴーレムに向けて怒鳴った
「ルイズ!来ちゃ駄目だ!!」
ロムも怒鳴る、しかしゴーレムの注意はルイズに向いた
ルイズは思いっきり杖を振るが何も起きない、その間にゴーレムはどしどしとルイズに向かって言った
「なんで何も起きないのよ!本当に魔法の杖なのこれ!!」
ルイズは前を見てゴーレムが自分に近づく事に気付くと真っ青になった
「いやあああああ!」
ルイズが叫ぶ
「ルイズ!!」
ロムも思いっきり叫んだ

その時だった

左手の甲に刻まれたルーンが突然強い光を放った
「何!」
ロムが突然の事に驚く


それと同時にルイズの持っていた『巨人の剣』も強く光った
「な、なんなのこれ!?あっ『巨人の剣』が崩れて!?」
空にいるキュルケとタバサもその強い光に驚いていた
「タバサ!これは!?」
「見当もつかない」
そしてルイズの方の光が止む
「こ、これが『巨人の剣』の!?きゃあ!」
ゴーレムは拳をルイズに向けるが
しかしルイズは追い付いたロムに抱き抱えられてなんとか助けられた
「ル、ルイズ!それは!」
「こ、これが『巨人の剣』の正体みたい・・・・」
ルイズの手の中にあったのは、白銀の身が美しい剣、その柄には狼の印が付いていた
「『剣狼』・・・・」
ロムが呟く
「剣狼!?それがその剣の名前!?」
ルイズが大声を出す
「ルイズ!その剣を俺に!!」
「は、はい!」
ルイズは『剣狼』と呼ばれた剣を渡すとロムから降りる
しかし容赦なくゴーレムは一撃をぶちかまそうとしていた
「ヴァリエール!!」「危ない!」
キュルケとタバサが叫ぶ
「きゃああああああああ!!」
「天よ地よ、火よ水よ、
我に力を与えたまえ・・・・!」
ロムがそう呟くと剣は再び光、宙を舞った

大きな鈍い音がした



「あれ・・・・?何ともない・・・・?どうして?」
ぎゅっとつむっていた目を見開くとそこには

「青い・・・・ゴーレム・・・・?」
フーケのゴーレムよりは一回り小さいが、蒼く輝く巨人がそこに立っていた


光のエネルギーが頂点に達した時

ロムは剣狼を通じて次元を越え

光の巨人を呼ぶことができる

巨人と合身した時、ロムは更なる力を引き出す事が出来るのだ!!

「闇ある所に光あり
悪ある所に正義あり・・・・
天空よりの使者!!
ケンリュウ見参!!!」



「・・・・凄い、あれが巨人の剣の力?」
「ダーリンが、ゴーレムになっちゃった・・・・!」
その様子を見ていたタバサとキュルケが目を見開て驚く
「ロ、ロム!?あなたなの!?ロム!!」
「マスター、俺だ、安心しろ!すぐに終わる!!」
ケンリュウの中にいるロムが言う
するとケンリュウは自分よりも一回り大きなゴーレムを持ち上げ前に投げた
ゴーレムは何も出来ずに森の中に落下していく
「出ろ!剣狼!!」
ロムが叫ぶとケンリュウの頭の上が輝くと、その中から巨大な剣狼が現れる
「さあ、これで終わりだ!!」
ケンリュウが剣狼を手に取り構える
ゴーレムは木を薙ぎ倒しながら立ち上がり腕を広げてケンリュウに向かって突進する!
「とあー!!」
ケンリュウは高く跳んだ!
「天空真剣!稲妻二段斬り!!」
そしてゴーレムを上から切り裂き、更にもう一撃を与える!

「成敗!!」

ロムがそう叫ぶとゴーレムは四つに分かれ、倒れる
そしてただの土の山になってしまった


ケンリュウからロムが出てくる、すると闘いを見守っていた皆が近寄ってきた
「ロム!凄いわ!やっぱり私のダーリンね!」
キュルケが抱きついてきたそして未だに放心状態のルイズに対してロムが言った
「マスター、戻ってきたぞ。ゴーレムも倒した」
ハッとなったルイズはロムに顔を向けた
「当然でしょ!私の呼んだ使い魔なんだから!!」
そして顔を赤くしながら言った
「フーケはどこ?」
タバサの一言で全員が一斉にはっとした
「そうだ、奴を捕まえなければこの事件は終わらない!」
ロムがそう言うとケンリュウは消えて、そこには剣狼だけが残っていた
辺りを偵察に行っていたロングビルが戻ってきた
「ミス・ロングビル!フーケはどこからあのゴーレムを操って・・・・」
キュルケがそう言うとロングビルはわからないというように首を振った
四人は土の小山を探しロムは地に突き刺さった剣狼を見つめる
「何故あのような状態で剣狼が?俺と一緒にこの世界に来たのでは無いのか?」
そう思って剣狼に手をかけようとするが、突然横から走り抜けたロングビルに奪われた


「ご苦労様」
「ミス・ロングビル!どういうことですか!?」
ルイズが唖然としてロングビルを見つめる
「さっきのゴーレムを操っていたのは私、ごめんなさい」
「え、じゃ、じゃああなたが・・・・」
目の前の女性は眼鏡を外し、優しそうな目はつり上がり猛禽類のような目付きになる
「そう、私が『土くれ』のフーケ!さすがは『巨人の剣』ね。あのゴーレム、スクウェアクラスの作り出すそれよりも強力だったわ!」
剣狼を四人に向けて掲げる、タバサが杖を振ろうとするが
「おっと。動かないで?動いたら今すぐあのゴーレムを呼んで貴方たちを踏み潰すわ」
仕方なくルイズ達は杖を放り投げる
「どうして!?」とルイズが叫ぶ
「そうね・・・・ちゃんと説明しなきゃわからないわよね。
私ね、この『巨人の剣』を奪ったのはいいけど使い方がわからなかったのよ。
振っても振っても魔法をかけても何も起こらない・・・・。使えなければ宝の持ち腐れ、そうでしょ?」
フーケが妖艶な笑みを浮かべた

「それで俺達をおびき寄せて使い方を知ろうとしたのか」
ロムが睨みながら言う
「そうよ、魔法学院の者だったら知っててもおかしくないでしょ?
まあ知らなかったら全員ゴーレムで踏み潰して次の連中を呼ぶつもりだったけど。
でもその手間は省けたわ」
フーケは笑う
「じゃあお礼を言うわ!さよなら!」
フーケは空に掲げてケンリュウを呼ぼうとした
それと同時にキュルケは目をつむった
タバサとルイズも目をつむった
しかしロムが言った
「そいつは俺しか使えない」
「あなた何を言っているの?」
フーケが言い返す
ロムが構えるとフーケは剣に向けて強く念じたが何も起きない
「な、どっどうして!?」
フーケが怒鳴る
「言ったはずだ、それは俺しか使えないと」
「あ、あなたいったい・・・・何者・・・・」
フーケは唖然としながら後ずさりするが、ロムはその瞬間に後ろついて言った
「お前に名乗る名前は無い!」
そしてフーケを気絶させて剣狼を拾いあげる
「ロム?」
ルイズ達は目を丸くしてロムを見つめた
「さあ、これで一件落着だ。早く帰ろう」

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