あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロの魔獣-02


結論からいえば、真理阿は『役に立つ』使い魔だった。
召喚から3日経ち、あらためてルイズはそう思った。

まず、彼女よく働く。

ルイズが指示を出すまでもなく、掃除や洗濯にと甲斐甲斐しく動き回る。
おそらくは天性の働き者なのだろう、同年代のメイド(シエスタと言ったか?)と親しくなった真理亜は
そのまま厨房の仕事を手伝いに行き、たちまち平民たちの間で人気者になった。
(手伝ったお礼にと貰った布団を繕いなおし、その日のうちに寝所まで確保した。)

平民だけではない。
彼女はどういうわけか、他の使い魔達から好かれた。
彼女の前では本来獰猛な性質の使い魔も、鼻を鳴らして擦り寄ってくる。
じゃれつくフレイムを見て、「どっちが主人か分ったもんじゃないわね」などとキュルケは苦笑したが
彼女自身、真理阿の事を気に入っているらしく、いつものように毒づいてこない。
それは、キュルケに限った事では無いらしく、初めは平民を召喚した事を馬鹿にしてきた学友たちも
公の場で彼女を侮辱する事は無くなっていった。



しかし! しかしである。
ルイズは気に入らない。

平民の小娘を召喚し、公衆の面前で接吻するハメになった。
その事実だけでも耐え難い屈辱だというのに、彼女は平然と平民たちの仕事の真似事をする。

しかも、彼女はただ従順なだけではない。
一度、ルイズは彼女に
「使い魔は主にだけ仕えていればいいのよ!主を貶めるようなマネはしないで!!」と抗議したが、逆に
「平民の上に立つ貴族がそんな狭量でどうするのか」と、たしなめられた。
ルイズは主従関係を持ち出して優位に立とうとしたが、真理阿は未熟な妹に言い含めるかのように
時に強く、時に優しくルイズに迫り、まったく頭が上がらない。
普段は同年代に見える真理阿が、その時は何故か、母親のような貫禄すら感じさせた。

結局その日、ルイズは使い魔にセイザ(真理阿の故郷の風習らしい)させられ
小一時間足が痺れて立てなくなるほど説教を受けた。

ゼロのルイズの汚名を返上できず、使い魔に八つ当たりもできない。
悶々とした日々を送るルイズは、数日後、ある騒ぎに首を突っ込む事となった・・・。


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