あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロと疾風-05


ゼロと疾風 買い物・前編

ギーシュとの決闘から数日たった。学院では平和な日常が流れている。
チップは学院の誰よりも早く目を覚ました。太陽はまだ昇っていない。
軽く体を動かした後、チップは学園の近くにある森に向かった。チップはこの森で修行を行っている。
このハルケギニアに来てからの生活は、チップにとって退屈以外の何でもなかった。
学院はまったくの平和だった。危険というのも、このような森の奥深くに住んでいるオーク鬼といった存在ぐらいだ。
授業なんてものはただ眠くなるだけのものだった。食事も食堂に行けばシエスタが何かしらの料理を振舞ってくれる。
このような平穏は、チップのいた世界でまったく経験の無かったことだ。
こんなところにいては感覚が鈍ってしまう。そのため、チップの修行は今までよりもきつくなっている。
薄暗い森の中チップは一人の人間の存在を感じ取った。
「今日も早いな」
このハルケギニアにきてチップの予想していなかったことが起きた。なんと、チップに弟子ができたのだ。


チップが森で修行が始まってから数時間後、ルイズは自力で目を覚ました。
今日は虚無の曜日。つまりは休日だ。いつもはチップに起こしてもらっているが、今日は別にいいと伝えてある。
いつもとおなじように、身なりを整える。身なりを整えると、チップを呼ぶために手を叩く。いつもチップはこうするとやってくる。
「あれ?」
手を叩いてもチップ一向に現れない。その代わりにどこからか手紙のようなものが降ってきた。
とりあえず、手紙を開いてみてみる。
「・・・なにこれ?」
それに書かれていたのは、ルイズが今まで見たことの無いような文字だった。ルイズは考える。するとある一つの事に辿り着いた。
チップは異世界からきた。
異世界から来たのだったら、使っている文字も違う可能性もある。
「あの馬鹿、そんなことぐらい分かりなさいよ」
ルイズは手紙をクシャクシャにして寮を出た。
今日は休日。ルイズはある予定を立てていた。今日は街行き、ある物を買うつもりだ。「何かを成す」ための第一歩を踏み出すために。チップは買い物のお供だ。


さて、チップの居場所はどこだろう?
ルイズはチップの気持ちになって考えてみた。時間帯から考えてそろそろ朝ご飯の時間だ。
そうなると、チップのいるのは厨房だろうか?チップは厨房で余った材料を使い、自分の食事を作る。
チップの情報はあっさり厨房で手に入った。どうやら森の中で修行をしているらしい。
あれだけ強いのだ、チップはさらに強くなろうというのであろうか?
そんなことを考えながら、ルイズは森に向かった。すると森の近くでキュルケの姿を発見した。
「キュルケじゃない!あなたいったい何しているのよ?」
キュルケはあの決闘以来、チップを誘う様な態度をとっている。おそらく、私をからかう為だろう。
今回も、ルイズの目が届かないところでチップを誘惑するのかもしれない。
ド・ラ・ヴァリエール家は、何回もツェルプストー家に恋人を奪われた経験がある。
「あら、ルイズじゃない。あなたこそ、こんなところに何のよう?」
「質問に対して質問で返すのは感心しないわね」
ルイズはキッとキュルケを睨んだ。
「まったく、つまらない事にこだわる子ね。私はタバサを探しに来たのよ。タバサの使い魔に『タバサはどこ?』って訊いたら、こんなもの渡されたの」
キュルケはポケットの中から一枚の手紙を取り出した。
それには、『現在、森の中で修行中』と書かれている。
「私のほうはこんな感じよ。で、あなたは何でこんな所にいるの?」
「私は、チップを探しに来たの」
二人の間に沈黙が流れる。
タバサとチップ・・・?
二人はしばらく考え込んだ。そして
『ないない、よりによって、その組み合わせは無い』
二人の意見は見事に一致した。
「とりあえず、二人で森の中に入ってみる?」
特に断る理由も無いので、ルイズはキュルケの提案に従った。
森の中を進み数分後、ルイズとキュルケは人の気配を感じた。


そこにいたのは
パンツ一丁のチップ。
何故かチップの服を着ているタバサ。
この時点でかなり問題があるが、さらに問題があるのはその状態だ。
チップがタバサを押さえつけている。
タバサの顔は真っ赤で、肩で息をしている。よく見てみると、薄っすらと涙が見える。
その光景をみて、ルイズの頭に怒りがこみ上げてくる。
今の今まで、ルイズはチップのことをいい奴だと思っていた。
キュルケの誘惑には乗らない、なんだかんだで自分の面倒を見てくれる。
しかしなんだ、この状況は!!よりによってあのタバサと。
「ン?なんだルイズじゃねーか。それにキュルケ。いったい何のよーだ?」
ずいぶんと舐めきった態度だ。ちっとも、自分が悪いとは思っていないような感じだ。
こうなったらお仕置きしかない!使い魔の躾はしっかりしないといけない。画面端コンボを決めてやる。
「いったい、どうしたんだ?」
あらチップ、私の怒りを感じ取ったのかしら?今更、慌てた顔しても関係ないんだから!
「キュルケ!!」
へ?キュルケ?
ルイズはキュルケの方を見た。一瞬だった。ルイズの怒りは一瞬に消え去った。
キュルケがすさまじい顔でチップのほうを睨んでいる。
「あんた・・・タバサに何しているの?・・・」
まずい!!
ルイズは直感でそれを理解した。ルイズはチップを半殺し程度で終わらせるつもりだが。いまのキュルケは明らかにチップを殺すつもりだ。
ルイズはすぐにチップとキュルケの間に立った。
「どきなさい、ルイズ」
どことなく、ヴァリエール家の血を、ルイズより濃く引き継いだ姉と重なる。
チップを殺すわけにはいけない!なんだかんだでチップは良い奴なのだ。なにより自分の使い魔だ。
「とととと、とりあえずチップの話を聞きましょ!ね、キュルケ!!」
ルイズは必死だ。そして、チップのほうを見る。
「チップ!いいこと、何でこんな状況になったか説明してちょーだい。出来るだけ詳しくね」
「あぁ、わかった」
チップは何でこの状況になったかを話し始めた。


要約
───こいつの名前はタバサ。数日前に俺に弟子入りしたメイジ。俺にとって、記念すべき弟子一号♪
タバサの知り合いは、空を飛びまくっているシルフィード。 皆にナイショでダイエットをしているイザベラ。 訳あって師匠をやっている俺。
学校にいたとしても自己の成長には繋がらない。今日もタバサの面倒を見ながら修行の真っ最中。
学院の授業なんて眠くなって、ストレスが溜まるしな☆そんな時、俺は徹底的に修行に励むのさ。
まだまだ弱い自分への試練ってやつだ!自分の夢への前進ともいうかな?
「隙だらけだぞ!!」・・。そんなことを忠告しながらながら、タバサに稽古をつける。
「ブギーブギー」まったくオーク鬼ってのは同じようなセリフしか言わない。
オーク鬼は力が強いけど、お頭が足りて無くて不十分だ。もっと等身大の修行相手が欲しい。
「がさごそ」・・・またか、と寡黙なタバサは思った。シカトするつもりだったけど、チラっと音のした草むらを見た。
「・・!!」
      • チガウ・・・今までの動物とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がタバサのカラダを 駆け巡った・・。「・・(なんだこいつ・・!!・・こいつは動物・・?)」
そいつはギーシュだった。いきなり、ルーンを唱えて魔法を放った。「な!なに?」錬金魔法をきめた。
「ピカッ!ピカーンッ!」服があっという間に砂に変わってしまった。TO・LOVEる(笑)


「・・・という事だ」
「つまり、ギーシュの錬金でタバサの服が砂になったから、チップの服をタバサに着せてあげた訳ね」
「そうだ、大変だったぜ。タバサの奴が本気で怒ってよ、ギーシュを殺すところだった」
そう言って、チップはある方向を指差した。そこにはギーシュだった物体が転がっている。
一応かすかに動いているので、生きていると思う。
「それで、チップがタバサを止めている時、偶然私とキュルケが来た訳ね」
「まあな・・・それより着替えてきていいか?こんな格好だと寒いしよ」
確かにチップの格好は変わらず、パンツ1丁だ。
「わかったわ、すぐ着替えてきなさい」
キュルケの怒りもある。一旦チップを遠ざけて置いたほうがいいだろう。
「タバサも着替えなさい。その格好だと動きにくいでしょ?」
身長183セントのチップの服を、身長143セントのタバサが着たのでサイズが全然合っていない。
「わかった」
「チップ、着替え終わったら戻ってきてちょーだい。今日は町に行くから」
「ってことは、馬も連れてきたほうがいいな。了解」
そう言ってチップは消え、タバサも学院のほうに戻っていった。
これでチップは助かるはず、ルイズは胸を撫で下ろした。
「キュルケ、誤解も解けた・・し・・・」
ルイズの全身が凍りついた。キュルケが纏っている空気は全然変化していない。むしろ、さっきより強くなっている。
キュルケの視線は、ずたぼろのギーシュに向かっている。
「タバサを・・・裸にねぇ・・・」
普段、空気のあまり読めないルイズも十分理解できた。ただ標的がチップからギーシュに変わっただけだったのだ。
ギーシュは貴族だ。一応ギーシュを殺してはいけない。
ルイズは勇敢にもギーシュとキュルケの間に入った。
「おちついてキュルケ!!・・・ほらギーシュってばチップに決闘とか挑んでるじゃない。きっと、チップの武器を砂にする為に錬金を使ったのよ。きっと悪意なんて無かったに違いないわ」
「たとえ、目的がどうであれ・・・タバサを裸にした結果には変わりないわ!」
確かにそうである。
「安心してちょーだい。ルイズ」キュルケは微笑んだ。
ルイズはほっと胸を撫で下ろした。これで、この場は何とかなったわけだ。
「大丈夫よ、跡形や証拠なんて、一切残さないから」
それは、大丈夫じゃねーよ。ルイズは心の中で突っ込んだ


結局、チップとタバサが戻ってくるまで、ルイズはキュルケの説得を続けた。少し涙を流しながら。
チップたちが帰ってきたとき、ルイズはキュルケにあるものを見せ続けていた。それには、こんなことが書かれていた。
『ギーシュは死んでいます。食べても美味しくありません』
それを見たときのチップとタバサの反応。
「いや、それを見せてどーするんだ?熊に死んだフリは通じないぞ」
「・・・というか、キュルケは熊じゃない」
今回の事件が今後、あんな大惨事になることとは誰も思わなかった。


おまけ
タバサ・勝利メッセージ(W=WIN、L=LOSE)
ソルW・まだ力を隠している
  L・復讐ってのは、餓鬼の遊びじゃないぜ
カイW・奇麗事じゃ片付かないことがあるの
  L・あえて言いましょう。復讐がもたらすのは悲しみだけですよ
メイW・いい笑顔・・・うらやましい・・・
  L・現在、メイ・シップでは乗組員募集中!君もどう?楽しいよ
ミリアW・上には上がいる。そんなことは解っているつもり・・・
   L・あなただけが不幸ってわけじゃなにのよ
アクセルW・苦手・・・
    L・もっと笑ってみなよ、結構楽しいもんだよ
ポチョW・人間?
   L・確かに疑問に思われるような外見ではあるが、私は人間だ
エディW・心をも奪う。あなた・・・その行為がどれだけ罪深いか知っているの?
   L・私ニハ一分一秒デスラ無駄二デキナイノダ!タダノ人間二カマッテル暇ハ無イ
梅喧W・剣技も極めれば魔法使いにも匹敵する。勉強になった
  L・すべてを捨てる覚悟が無けりゃ、復讐なんて出来ないぜ
ファウストW・ありえない
     L・駄目ですよ、幼いうちにそんな目をしては。まだ貴女には未来があるのだから
紗夢W・このメニューの端から端までお願いします
  L・いい食いっぷりネ!料理人として嬉しいアルヨ
暗慈W・暑苦しい
  L・子供はもっと活発に遊ぶもんだぜ!遊び方知らないなら教えてやるよ
ブリW・変わった武器ね
  L・すごい!!猛獣使いですね!?その竜は芸とか出来ますか?
ザッパW・・・・・・・・・・・・・・・・(返事が無い、気絶しているようだ)
   L・駄目ヨ、ソンナ目ヲシチャ・・・私ミタイニナッチャ駄目
スレイヤーW・笑うな!!私は真剣に戦っている!!
     L・風に乗る氷、雪風の芸術、堪能させてもらったよ。是非、また遊びに来てくれ
イノW・その苦しみは、人を弄んだ罪。
  L・がんばってね、いざって時に獲物を横取りして、あ・げ・る
ジョニーW・このノリは苦手
    L・君にはきっと笑顔が似合うはずだ。俺が保障する!
ヴェノムW・その目で何を見ているの?
    L・職業柄、様々な復讐鬼を見てきた。悪いが君に復讐の才能は無いよ
テスタW・激しい怒りを秘めている・・・何が貴方の怒りを抑えているの?
   L・そこにいる竜よ、ただ気絶しているだけだ。すぐに連れて帰るがいい
ディズィーW・・・・・・・・・・・・・・(なにやら自分の胸を黙ってみている)
     L・そんな悲しい目をしないでください。あなたは普通の人間でいられるはず・・・
正義W・どんな相手だろうが、最後まで諦めない
  L・他のモノと大して変わらない。ただ平等に未来の可能性を絶つのみ
アバW・珍しい
  L・竜頭脱皮。所詮、貴女は程度
オダソルW・力の底が全然見えない・・・
    L・なんでこんな餓鬼が此処にいるんだ?
ロボカイW・錬金で砂に変えよう
    L・コレハコレデ・・・ハッ!!私ハ何ヲ考エテイルノダ!?


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