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ゼロの斬鉄剣-03.5


ゼロの斬鉄剣 閑話―五ェ門の一日―
(時間軸としては決闘後からデルフを買いに行く虚無の曜日の間で、時間は原作よりのんびり進んでます)

五ェ門の朝は早い-
日が昇ると同時に目を覚まし、一路洗濯場へ
ルイズの洗濯物はシエスタに渡し自分の洗濯物を洗う。
「ゴエモンさんて本当に器用な方なんですね、お洗濯どころか裁縫までできるなんて。」
感心するシエスタ
「なに、己の胴衣の手入れも剣の修行の内なのだ。」
シエスタのほめ言葉に僅かに高揚する
その姿をみていたシエスタのメイド仲間たちは
「(あら、やっぱりいい男ね・・・・)」
「(うらやましい・・・)」
「(うちの旦那もあれくらいできれば・・・)」
などと噂をしているのであった。
すっかり汚れを落とし、いざ焚き火を起こし乾かす。
「うふ、じゃあ私は別の仕事があるのでこれで。」
シエスタは五ェ門に挨拶をして去る。

五ェ門は胴衣を乾かしている間、褌姿で敷地をランニングする
途中-
マルトーが大きな鍋を眺めているのに気がついた
「マルトー殿、如何なされた?」
「おお、ゴエモンじゃねぇか。いやな、使わなくなった大鍋なのだが処分にこまっていてな。」
ほう、と五ェ門は鍋を一瞥し、一閃ひらめいた。
「マルトー殿、よろしければこの鍋を拙者が引き受けたいのだが。」
思わぬ申し出に顔を綻ばせる
「おう!引き受けてくれるのかぃ!そいつは助かるよ!」
処分に困り果てていたマルトーは大喜び
「では、洗濯場の傍にある広場に据えてもらえぬか?」
「お安い御用さ、夕方までにはおいておくよ。」
「かたじけない。」
そうして再び五ェ門は去っていく
「肌寒い朝にたいした奴だな、おい、お前らも見習え!」
「「「「へい!」」」」

ランニングを終え、水浴びをして体を清める五ェ門
「(かっこいいわぁ・・・)」
「(シエスタもあの体で・・・きゃ!)」
遠くから気配を感じるがきにしない五ェ門
水浴びを終える頃には胴衣も乾いていた

午前
部屋に戻りルイズを起こす、いまや日課となっている。
ルイズの着替えが終わるまで外で待機する五ェ門、そこへ
「あらダーリン、おはよう~」
扉が開きキュルケがくっついてくる、相変わらず顔を赤くする五ェ門
影からタバサ、ぼつりと
「おはよう・・・」
「うむ、おはよう。」
タバサはそういうとすごすごと階段に向かっていく
「(あら、タバサ・・くすっ、負けられないわね)」
「じゃあダーリン、またね~」
トットットと小走りでルイズの後をおうキュルケ

間もなくルイズが現れる
「待たせたわね、キュルケと何を話してたの?」
「ああ、ただの朝の挨拶だ。」
あまり面白くないという顔で五ェ門を見るルイズ
「まあ、いいわ。いきましょ」
さっさと食堂へ向かう
「じゃあゴエモン、食事が終わったらまた扉の前で待っていてね。」
心得たと首肯する五ェ門

食事を終えると朝の授業だ、今日は朝からコルベール先生の授業がある
相変わらず眩しい。
一方の教師陣はゴエモンに対して概ね好意的である、というのも授業は真面目に聴いている上
いれば生徒たちが引き締まるのだ、もっともそれは先の決闘の副産物ともいえるのだが。
以前マリコルヌがルイズを馬鹿にしようとしたとき刹那の五ェ門の眼差し一発で押し黙ってしまったのだ。普段から小生意気な生徒をあつかう教師にとっては心強い味方といえる。


昼食
いまや五ェ門のたすきがけ姿は名物ともいえる。
異国の服をまとい堂々とした出でたちもあいまって近頃は女生徒たちやメイドの間でも評判である。
いまかいまかとデザートを配られるのを待つ生徒がちらほらと見える。
尤も、その光景を面白くない顔でみる男子生徒の一部――マリコルヌを筆頭としているが、男子生徒でも
五ェ門に一目置いている生徒が現れているので少数といえるだろう。

午後
午後は五ェ門にとって修行の時間である。
敷地の外で見つけた滝にうたれ精神統一したり、瞑想などをするのだ。
ふいにタバサの使い魔―風竜のシルフィードが姿を見せる
「(きゅい!ゴエモンが瞑想してるのね、きゅいきゅい!)」
離れたところから見つめているのだが当の五ェ門はきにしていない
変わった生き物がこっちを見ているぐらいという感覚なのだ。
「(お姉様にもあんな雄が傍にいてくれたらもっと安心なのね!きゅい!)」
などと考えていることは五ェ門とて知る由もない。

夕方
約束の時間、約束の場所へたどり着く五ェ門
「ゴエモン、これでいいのか!?」
「うむ、その場所でいい。かたじけない。」
「じゃあ俺たちはこれから夕食の支度をするから、またな!」
そういうとコックたちはひきあげていく
「(うむ、ここなら・・・)」
そしてせっせと即席の竈を作り鍋を据える
そして何個ものバケツをつかい鍋に水を汲む
足場となる板を底に敷き詰めていく
そう、即席の風呂である。
火をくべ、湯加減がちょうどよくなる頃には太陽は落ち、月が昇る
「・・・・ふぅ」
思えば異界の地に来てからまともな風呂に入ったのはこれが初めてではないか、と自らの仕事に
満足する五ェ門、のちにこの風呂が「ゴエモン風呂」という名称で広く平民に伝わるのはまた
別のお話。






風呂から上がり、疲れをとったところで夕食を食べる五ェ門、いつもどおり片付けを手伝い部屋へ戻る
「ちょっとゴエモン、夕食前になんで部屋にもどってこなかったのよ!」
夕方になれば普段は戻ってくるはずの使い魔がもどらなかったので不機嫌のようだ
「すまぬ、風呂に入っていたのだ。」
えっというルイズ。
「な、なんで風呂なんかはいれたのよ!貴族にしか開放していない筈でしょ!」
ああ、そういうことかと五ェ門は
「即席の風呂を作ったのだ、月を見ながらの露天風呂は気持ちがよいのだ。」
うっと言葉がつまるルイズ。

「ふ、ふん・・・うらやましくなんか・・」
といいかけたが
「よければお主も使うがいい」
と半ばからかっていたが
「う、うるさいうるさい!何であたしがあんたの風呂なんかに・・・」
そうは言うもののうらやましそうなのはみえみえなので五ェ門はふっと笑う
「もう寝るんだからね!おやすみ!」
いつものように服を脱ぎ捨てベットに入るルイズ
「(まったく、世話の焼ける主だ。)」
といいつつまんざらでもなくなっている五ェ門もやがて床で寝息を立てるのであった

―END―


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