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第五部 第二話 『その炎は罪深く』



  アルビオン~トリステイン戦争  二日目

―――ラ・ロシェール 朝

 アルビオンへ行くフネのための港町であり、世界樹の枯れ木をくり抜いた立体型の桟橋
や、メイジが岩から切り出して作った建物群が峡谷にある。
 そんな賑やかだったはずの街も、今は人影もない。桟橋に係留される船もない。かつて
は貴族達が泊まった高級宿屋『女神の杵』亭は、フーケに破壊されたままの状態で放置さ
れていた。
 その上空を、数騎の風竜騎士が飛び回っている。

 竜騎士が一騎降下し、『女神の杵』亭を窓から覗く。かつては高級貴族だけが使用した
一番高級な部屋も、テーブルや鏡台にホコリが積もりはじめている。他の竜騎士も降下し
て、いくつかの建物を見て回る。ほとんどの荷物は持ち去られ、あるいは盗まれ、あとに
は脱ぎ捨てられた服、小さな鞄、ガラクタ、子供の人形、ボロボロに錆びた剣やらが床に
散乱するばかり。


 しばらく旋回した後、全くの無人である事を確認して、上空へ急上昇。竜騎士が向かう
雲の間には、アルビオン艦隊が滞空していた。

「本当に無人なのか。やつら、まさかラ・ロシェールまで放棄するとはな」
 偵察隊からの報告を聞いて呆れているのは、艦隊司令長官兼トリステイン侵攻軍総指揮
官、といっても本職は貴族議会議員という政治家のサー・ジョンストンだ。
「兵力集中は基本ではあります・・・が、ここまで徹底するとは、驚きです」
 そういって隣の上官に同意したのは侵攻艦隊旗艦の艦長、サー・ヘンリ・ボーウッド。
 二人が前を見ると、遮るもののない青空と雲海が広がっている。

 サー・ジョンストンの声は神経質そうで、心配げだ。
「大丈夫かね、艦長。やつら、何かとんでもない秘策をもって待ち受けているのではない
かな?」
「もちろん。やつらも少ない戦力を少しでも集中させ我らに奇襲をかけるべく、あれこれ
と努力している事でしょう」
「い、いや、私が言ってるのはそういう事ではなくて、だな」
「ガリアからの情報、謎の使い魔…ですか?」
「そ、そ、そうだ。信じたくはないが・・・」
「そうですな。無論、それも含めての艦隊編成をしております。今は、作戦を実行すると
しましょう」

 ボーウッドは内心、この臆病な長官を『クロムウェルの腰巾着』と軽蔑していた。もと
もとレコン・キスタに共感もしていない。軍人は政治に関与すべきでない、との信念の下
で、レコン・キスタに就いた上官の命令のままに戦っていたら、ずるずると昇進して旗艦
の艦長にまでなってしまったのだから。
 そんな、任務に私情を挟まぬ優秀な軍人ボーウッドでも、隣で恐怖に震える上司の気持
ちには共感していた。

「あの異常な警備態勢、そしてこの奇妙な艦隊を見れば、私とて不安にはなります。です
が、兵達の前で指揮官が動揺を見せてはなりませんぞ」
「う、うむ、わかっている、わかっている」

 ボーウッドが『奇妙な艦隊』と評したアルビオン艦隊はラ・ロシェール上空を通り、雲
の中を一路トリステインへと向かった。




 竜騎士が艦隊に戻ると、床に散乱していたガラクタの中で、うつぶせの人形の指ががピ
クリと動く。
 白銀の髪に黒いドレスを着た人形はゆっくりと顔を上げ、竜騎士が飛び去った事を確認
すると、窓からアルビオン艦隊を見上げた。
『ふぅん・・・あれがアルビオン艦隊ね』
 ボロボロに錆びた剣が答えた。
「ああ。まちがいねぇな。それにしてもおでれーた、すっげぇ大艦隊だ」

 水銀燈は床に放り出していた鞄の中から、巨大な望遠レンズ付きデジカメを取り出し、
最大望遠でカメラを覗く。
『本当に変な艦隊ねぇ、ほとんどが普通の船…というか、ボロくて小さいわねぇ』
 デルフリンガーはサビを取り、自身を輝く刀身に戻した。
「ああ、ボロいのは焼き討ち船だ。敵艦隊に突っ込ませて自爆させるんだぜ。でも、そん
なに多いのかよ?」
『ええ、半分以上がそうよぉ。他に、大砲はないけどやたら大きな船とかもいるわねぇ。
それが三列に並んでるわ。全部で・・・53,かしらぁ?左に17,真ん中が18,右が
18…やたらと間を空けて並んでるのねぇ?』
「大きいのは補給船だろうけど、半分以上が焼き討ち船ってのはヘンだなぁ。もともと戦
艦の数で勝ってるのに」
『なんだかわかんないけどぉ、とにかくあたしの役目はこれで終わりよぉ。帰るわねぇ』

 カシャカシャとシャッター音を響かせた後、水銀燈はデルフリンガーを抱えて鏡台の中
に入っていった。




「へぇ~。あいつら、ラ・ロシェールを素通りしたのねぇ」
 キュルケがデジカメのモニターを食い入るように覗き込んでいる。
「桟橋破壊は、後の艦隊運用、交易に支障がでる。トリステイン艦隊を、倒さないで占領
しても、維持が手間」
 タバサもメガネをクイクイと直しながら、艦隊の映像を見つめている。
「それにしても、この三列の艦隊…やっぱりだ。ルイズさんの『エクスプロージョン』を
警戒してるんだ。これだけ各列が離れると、真ん中の一番でっかい戦艦、旗艦からの指揮
に問題が出る。なのに、あえてそれをするってことは・・・」
 ジュンは手にするカメラの映像を次々と映し、奇妙なほど各列の間が空いた艦隊を見続
けた。
「各列のどれに『エクスプロージョン』が来ても、残った二列は無事・・・というわけだ
わね」
 真紅がベッドに座って顎に手をあて、推理している。
「気になるのは、その戦艦達の後ろにいる、焼き討ち船の多さですねぇ。トリステイン艦
隊と戦うだけなら、そんなにいらないかもですぅ」
 翠星石も真紅の横に座り、頭をひねっている。

 厚くカーテンが引かれたルイズの部屋では、水銀燈が撮影してきた映像からアルビオン
艦隊の情報が分析されていた。

『その辺の事はあんた達で考えなさぁい。それじゃ、頑張りなさいよぉ』
「おう!お疲れさーん」
 デルフリンガーに送られて、水銀燈はnのフィールドへ帰っていった。

  コココン…ココン…コン
 扉が奇妙なリズムでノックされた。
「あ、ルイズさん。おかえりなさーい」
 ルイズは扉を開けて入ると同時に、はあぁ~っと大きな溜め息をついた。
「その様子ですとぉ、どうやら待機命令のままのようですねぇ」
「そのとーりよ、スイ。
 まったく父さまったら『我が娘は大砲や火矢ではありませぬ』て軍議でタンカきったん
ですって!
 ・・・んな事言ったって、『虚無』無しじゃ勝てないわ!あたし、歩いてでもトリスタ
ニア行くわよ!」
「まぁまぁルイズさん、ちゃんとゼロ戦で運ぶからさ」
「ええ!運んでくれるだけで良いわ。お願いするわね」
「ああ、でも今はギリギリまで待とうか。でさ、ルイズさん。これ見てよ、この艦隊。全
部で53隻だけど、これはどうみても・・・」

 カーテンの引かれた薄暗い部屋では、デジカメを囲んで小さな軍議が続いていた。




 トリスタニアに近づくアルビオン艦隊の姿は、カラスやフクロウなどの使い魔を有する
メイジ達にも捕らえられていた。
 トリステイン艦隊旗艦『メルカトール』号に乗り込んだマリコヌルその他のメイジが、
艦隊司令長官ラ・ラメー伯爵へ報告する。
「本当に、そんな編成で向かってきているのか?」
「は!はひぃ!間違い、あっありません!」
「そうか、ご苦労だった。各員持ち場に戻ってくれ」
 マリコルヌは太った体を揺らしながら甲板へ戻っていった。

 ラ・ラメー伯爵はトリステイン艦隊をぐるりと見渡す。
 トリステイン艦隊は旗艦『メルカトール』号を中心とした輪陣形をとっていた。といっ
ても戦列艦は10隻しかいないので、円というよりはいびつな八角形。その周囲に、やは
り焼き討ち船としての古めかしい船が10隻浮いている。
 輪陣形とは、旗艦を中心に円を描くような陣形だ。旗艦周囲を守る多数の補助艦と、小
型高機動な大量の空戦力によって成り立つ。現在トリステイン艦隊は、トリスタニア上空
に滞空している。このため首都警護竜騎士連隊はじめ、トリステイン全土から集結した竜
騎士・グリフォン等の空兵力が艦隊周辺を飛び回っている。

「どう読む?艦長」
 ラ・ラメー伯爵は隣に立つ『メルカトール』号艦長フェビスに尋ねる。フェヴィスは口
ひげをいじりながら、しばし思案した。
「・・・ガリアの、ヴェルサルテイル宮殿の噂を信じたということでしょう」
「やはりそうだろうなぁ。まさか、ここまで信じてくれると、驚いてしまうな」
「意外と真実だったのかもしれません」
「ふふ、さあな。いずれにせよ、これは我らにとってチャンスだということだよ!」
「各個撃破の絶好の機会、千載一遇の好機ですな」

 ラ・ラメー伯爵が飛ばした指示は、手旗信号や信号旗によって艦隊各艦と周囲を飛ぶの
騎士達へ伝えられた。艦隊はゆっくりと形を変え、まだ見えないアルビオン艦隊へ艦首を
向けて横一列に並んでいく。


 艦隊一番右に並ぶ先導鑑に対し、最後尾となる鑑として『イーグル』号が一番左にあっ
た。
「ふむ、単横陣か…敵艦隊の射程直前で面舵にて一斉回頭、敵横陣列の右鑑列へ向かい、
すれ違いざまに撃ちのめす…というわけだ。敵戦列艦は18隻だが、3つに分かれれば6
隻前後。数で勝る事が出来る」

 『イーグル』号ではウェールズが、艦隊の陣形から作戦の意図を読み取っていた。

「さようでございますな、おう」「おっと!私はもう皇太子でもなんでもないと、何度も
言ったろう?パリーよ」
「そ、そうでござったな、こほんっ。改めて、う、ウェールズ艦長」
 パリーと呼ばれた労メイジは、言いにくそうにウェールズの名を呼んだ。

 もう一度こほんっと咳払いをして、誤魔化すように話を続けた。
「それに、『ロイヤル・ソヴリン』号に積める竜騎士の数は20。例え他の艦にも無理矢
理積んだとしても、トリステインが数で上回る事が出来ますぞ!」
 そういうと、パリーは拳を握りしめて涙を流し始めた。
「くぅ~!ニューカッスル城では、平民達を無事に投降させるため、共に城を出ざるをえ
んかった!もはやこの老骨も、路傍の石の如く屍を晒すか…と世をはかなんでおったが、
よもや再戦の機会を得るとは!
 自害せなんで、ほんによかったぁ!これで、これで陛下に胸を張って会いに行く事が出
来ますぞ!!」
「よさないか、パリー、縁起でもない。これは死ぬための戦いじゃない、生きるための戦
いだ」
「お、おっと、失礼致しました」

 ウェールズは伝令管を全て開け放ち、艦内全体に声を響かせる。
「諸君!よく聞いて欲しい、これより本艦はレコン・キスタ艦隊と砲火を交える。
 だが、これは決してアルビオン王家の復讐でも捲土重来のためでもない。我らは皆、ト
リステインに亡命したのだ。だから、私も諸君等も、等しくトリステインの一国民に過ぎ
ない。
 蛮勇は許さん、特攻も自害も認めん!生きろ。戦って戦って、戦いの最後の瞬間まで生
きるんだ!我らの新しい故郷、トリステインのために、這い蹲ってでも生き、杖が折れて
も戦うんだっ!!」
 艦内各所から雄叫びや歓声が帰ってくる。ブリッジも皆が拳を振り上げ、口々に始祖へ
の祈りと必勝の誓いを叫ぶ。

「さぁパリーよ、この戦は速力が勝負だ。焼き討ち船をかわして、他の2艦列が駆けつけ
る前に、どれだけ敵の数を減らせるかが鍵となる。遅れを取るなよ!」
「ははっ!」

  ―――アンリエッタ、必ず私は帰る。待っててくれ―――


 横一列に並ぶ全艦艇が船首を向けるその先に、アルビオン艦隊がポツンと見えたのは、
それからすぐの事だった。




 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

注 艦隊簡易展開図

   戦 戦艦
   ・ 小型船
   ○ 中型船
   ◎ 大型船

  ←トリステイン艦隊進行方向  メ:『メルカトール』号  イ:『イーグル』号

   戦戦戦戦メ戦戦戦戦イ・・・・・・・・・・



           戦         戦
 戦         戦         戦
 戦         戦         戦
 戦         レ         戦
 戦         戦         戦
 戦         戦         戦
           戦          
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ・         ・         ・
 ○        ○        ○
 ○        ○        ○
 ◎                  ◎

         アルビオン艦隊  レ:『レキシントン』号

 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽





「見えました。・・・敵艦隊、単横陣です」
 報告を聞いたボーウッドは、満足げに頷いた。
「うむ、予想通りだ。やつらは左右いずれかの艦隊に速攻をかける気ですな」
「だだ、大丈夫かね?特に左翼は戦艦が5隻しかいないんだよ!?やつらは10隻で、こ
れでは」
 サー・ジョンストンの震える声に、ヤレヤレという感じでボーウッドは答えた。
「狙わせるために5隻にしたのですよ、作戦通りです。これでヤツらの動きは読めるし、
問題ありません」
「しっ!しかしだねっ!」
「大丈夫です。様々な事態に対応した作戦が練られてあるそうですから、今はこれで大丈
夫ですよ」
「そ、そう信じているが・・・そもそも、あの者の言うままに動いていていいのか?」
「閣下の作戦案は全て、あの女性が記憶しているそうですから。少なくとも、現在の所は
問題は生じていません。
 ともかく、予定通りに始めましょう」
 そういってボーウッドは、様々な指示を飛ばしながら、中央艦列最前列の艦首を見た。
そこには黒いコートをまとった痩身の女性が立っていた。


 アルビオン艦隊中央艦列の先頭艦船首で、足下に大きな鞄を置いたシェフィールドが、
猛禽類のような笑みを浮かべている。
「・・・まったく、あたしがいない間に、ジョゼフさまの所で勝手してくれたようじゃな
い!」
 そう吐き捨てると、シェフィールドは右腕を高々と掲げた。
「おかげでジョゼフさまと来たら、寝ても覚めてもあいつらの事ばっかり・・・ホント、
嫉妬しちゃうわねぇ」
 高く掲げた右手を、一気に振り下ろす。と同時に、凄まじい熱気が中央戦列艦の後方で
わき起こる。
「さぁ、次はこちらのターンよ・・・楽しく遊びましょう!!」

 戦列艦の後方から、シェフィールドの左右を通り抜け、燃えさかる船が次々と疾走して
いった。紅蓮の炎に彼女の黒いローブまでが赤く照らされ、激しくひるがえる。



「や!焼き討ち船、来ます!」
 アルビオン艦隊の列の間を、真っ赤に燃える船が向かってくるのは『メルカトール』号
からでも見えていた。
 だが・・・

「や、焼き討ちせ・・・ん・・・来ません!」
「な…んじゃっそりゃあー!!」
 目の前で見えてる事実に、フェヴィス艦長は思わずおかしな叫びをあげてしまった。焼
き討ち船はトリステイン艦隊に向かうかと思いきや、途中で失速し、落ちていってしまっ
たのだ。
 トリステイン艦隊にいるほとんどの人間が、あっけにとられて呆然と、落ちていく船の
列を見ていた。

 間の抜けた沈黙が広がる中、甲板からマリコルヌの悲鳴が艦内にまで響いてきた。
「うわああーーー!!ま、街があーーーー!!!」


 真っ赤に燃え上がった船が、次々とトリスタニアに落下していく。
 ブルドンネ街大通りに、貴族達が住まう屋敷に、橋に、街のあらゆる場所に…いや、街
の風上全体に、中央艦列後方にいた11隻中9隻が、燃えさかりながら落ちていった。


「ばっバカな!?城下を全て焼き払う気か!?」「占領が目的じゃ・・・」「第一、この
艦隊を無視してまで街を焼いてどうすんだよぉ!?」「ち、地上が、陸軍が!」「俺の、
家があ、店があああ」

「落ち着け!とにかく我らは艦隊に集中するんだ!」
 艦長の叫びに、熟練した乗員達が我を取り戻し、次の指示を待つ。それを見て急遽乗り
込んだ学生の士官候補生なども、ようやく落ち着いた。
 ラ・ラメー伯爵が咳払いと共に、声を張り上げる。
「心配するな!城下の避難は既に済んでいる。街は再建出来る!今は、この一戦に集中す
るのだ!!」
 そして伯爵は右手を振る。と同時に、艦隊は一斉に右へ回頭し、最大戦速で疾走し始め
た。周囲の竜騎士始め全ての幻獣も、その動きに併せて右へ駆ける。

 フェヴィスが力の限りに声を張り上げ、艦内に檄を飛ばし続ける。
「大丈夫だ!右の艦列は僅か5隻、そして騎士の数はこちらが上だ!あの艦列を速攻で潰
し・・・他の、艦を・・・」
 だが、彼の指示は途中で止まってしまった。

 彼は、いやトリステイン艦隊の全ての人々が、目を奪われた。
 アルビオン艦隊後方の、補給艦と思われていた大きな2隻の艦から飛び立つ竜騎士の群
れに。
「て・・・敵艦隊より、竜騎士が続々と離艦、来ます!その数、42…57!?か!数え
切れませんっ!!!」
 士官からの報告は、悲鳴となった。



「戦列艦は5隻でも、動きの速い竜騎兵が圧倒していますからなぁ」
 アルビオン艦隊旗艦では、ボーウッドは相変わらず冷静に戦況を分析している。
「大型商船を急遽改造しての竜騎士専用艦、『竜の巣』号と『母竜』号か…閣下の発想に
は驚かされるよ」
 サー・ジョンストンも、相変わらずビクビクしながら戦況を眺めている。

 天下無双と名高いアルビオン竜騎兵100騎が、竜騎兵以外も入れて半数にも満たない
トリステインの騎兵と、艦隊へ襲いかからんとしていた。
 その下では、トリスタニアが炎に包まれていた。


          第2話    その炎は罪深く  END


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