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超魔王(?)使い魔-12

「さ、今のうちにさっさと逃げましょ」
ギーシュ、君はいい噛ませ犬だったが、君が二股するからいけないのだよ
「あ、あの…」
「あら、あなたは…」
「あ、私シエスタと申します」
「さっきは掃除手伝ってくれてありがとね。助かったわ」
「いえ、そんな…そ、それよりどうなさったんですか?何かあったんですか?」
「何もないわ。ただ少しの不幸が重なるとああいう風に大惨事にも繋がるの。覚えておきなさい」
「は、はあ…」
お、話してるうちに処刑が終わったみたいね。ギーシュは…おお、泡吹いてる。カニみたいでちょっとおもしろい。
そんなことを考えてたらモンモランシーがこっちに向かってきた。
「ありがとね、ルイズ。あなたのおかげで浮気者に罰を与えることができたわ」
「そ、そう?それはよかったわ」
じゃあね、といってモンモランシーが去っていった。
「…いいことをすると気分がいいわね」
「…つっこまんぞ」
つれないわね。とにかく、ギーシュが目を覚ますとやっかいだしさっさと逃げなきゃ
「…ま、…待て、ゼロのルイ…ズ…」
…面倒なことになりそうね。
虫の息のくせにわざわざ絡んでくるなよ…
「き、君のせいで二人のレディの心が傷ついてしまったではないか!」
見た目にはアンタが一番傷ついてるけどね。しかも心じゃなく体が。

「知らないわよ。アンタが二股なんてするからでしょ。そんな甲斐性もないくせに」
まわりの野次馬が笑う。
「そうだぞ!ギーシュお前には二股なんてまだ早かったんだよ!」
その言葉にまたまわりが笑う。ギーシュは顔を真っ赤にして怒鳴ってきた。
「ううう、うるさいっ!こ、こうなったらけ、決闘だ!」
「そう、分かったわ」
適当に呪文を唱えて爆発を起こす。
「うわ、い、いきなりとはひきょ」
爆発。
「くそっこうなったら、ワル」
爆発。
「ちょっとま」
爆発。
「待ちたま」
爆発。
「マジでま」
爆発。
「話をき」
爆発。
「ごめんなさ」
爆発。
「許し」
爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。爆発。
「よし、勝ったわ。帰るわよラハール」
「…あれ、大丈夫か?」

「ま、待て…」
…まだ生きてたのか。
「何?まだやるの?」
杖を構えるとヒッ、とギーシュが悲鳴をもらす。…腰抜けね。
「だだ、だから、まず話を聞きたまえ!僕が決闘しようと言ったのは君ではなく使い魔の彼だ!」
うわ、勝てないからって相手変えたよこいつ。マジで腰抜けね。いえ、むしろ玉無しね。種馬のくせに玉無しって価値ないわね。
「…君、今とてもひどいこと考えなかったか?」
「気のせいじゃない?」
人の心読むなんて玉無しのくせに生意気ね。
「…まあいい!とにかく!僕は君の使い魔に決闘を申し込む!」
「よし、やっちゃいなさい、ラハール」
「分かった」
おお、棍棒投げた。ギーシュにクリーンヒット。そしてマウントポジション
「ぐはっ何をすぶへぇ!」
殴る
「くそっ平民のくせぬふぁ!」
殴る殴る
「痛っちょっ」
殴る殴る殴る
「ひょっとまっ」
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る爆発殴る殴る殴る殴る爆発殴る爆発爆発殴る殴る殴る爆発殴る爆発殴る
「よし。勝った。帰るぞ」
「そうね。帰りましょ」
「ところでさっきさりげなく攻撃してなかったか?」
「気のせいでしょ」

「ひ、ひふぉのふぁなふぃふぁひゃいふぉまへひひはまふぇ!」(訳:人の話は最後まで聞きたまえ!)
…何言ってんのか分かんないわよ。
「…まず顔治してきなさい。待っててあげるから。何言ってんのか分かんないし見てて痛々しいし」
~二十分後だよ!~
お、やっと帰ってきた。待たされる身にもなりなさいよね。
「まったく、君たちは人の話は最後まで聞けと教わらなかったのかね!
だいたいだね、人をあれだけ痛め付けておいて痛々しいとは何事だ!
君たちには常識というものがないのかね!?君たちのように常識のない輩がいるから最近の若者はとか言われてしまうのだよ!
だからね…コラ!あからさまに寝たふりするんじゃない!」
帰ってきて早々説教とかもうね。しかもなんでこんな玉無しに常識とか言われなくちゃなんないのよ。
アンタが言うと説得力当社比99%減なのよ。こんなバカに説教なんかされたら寝たふりの一つもしたくなるってもんよ。
「…で?何か言いたいことがあるんじゃなかったの?」
「そ、そうだった。使い魔君。僕と決闘したまえ!…ストップ!ここでじゃない!だから棍棒を構えるのはやめてー!」
「…ならどこでやるのだ?」
「ヴェストリの広場の広場ならちょうどいいだろう。今度は不意討ちはなしだ、正々堂々僕と戦え!」
そういやコイツがあまりにもウザいから当初の目的忘れてたわ。
もとはと言えばラハールの力を確かめるはずだったのよね。
「OK、受けるわその決闘」
「よし!ならば僕は先に行って待っている。逃げるなよ?」

「…おい。なんで勝手に受けたのだ」
「なに?やっぱり勝てないの?」
「誰にモノを言っている!オレ様は超魔王ラハール様だぞ!」
その自信はどこから来るんだろう。
「はいはいわかったわかった。
…でも相手はメイジよ?さっきは不意討ちだからどうにかなったけど今度は魔法を使ってくるはず。勝算はあるの?」
「魔界にも魔法使いはいた。問題ない」
「あっそう。でも、危なくなったら逃げるのよ?平民なんてメイジには勝てなくても当たり前なんだから」
せっかく呼び出した使い魔に死なれたりしたら困る。…それだけよ。別に心配してるワケじゃない。
「オレ様が逃げる?万に一つもありえんな」
「ま、待ってください!」
ん?シエスタ?どうしたんだろう
「なに?」
「決闘なんて…危険です!やめてください!殺されてしまいます!」
やれやれ。話を聞いてなかったのかしら?
「だから危なくなったら逃げるわ。大丈夫よ」
「それでも危険です!もし逃げられなかったらどうするんですか!?ラハールくんが怪我なんかしたら…
怪我…包帯まみれ…ああ、官能的でいいかもしれない…
やっぱり頑張ってください!」
この娘、大丈夫なのかしら…ていうか欲望に忠実すぎでしょ
「…行くわよ、ラハール」
「…うむ」
「頑張ってくださいね~!医務室で待ってますから~!うふふうふうふふふふふふ…」
ダメだ。手遅れだ。私たちは不気味な笑い声から逃げるようにヴェストリの広場に向かった…

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