ルイズは強力な使い魔を召喚することに成功していた。
その力は凄まじく、今回は裏切り者でスクウェアメイジであるワルドすら圧倒していた。
しかし、今その使い魔の様子がおかしい。とりあえず声をかけてみる。
「すごいじゃない、プフ、ありがとう」
すると彼はいきなり天を仰ぎ、クネクネしながら泣き始めてしまった。
「ありがとう!!?私にはもったいない言葉です!!!私は使い魔失格です!!!!」
「へ?」正直何がなんだか分からない
「私のつまらぬ愚考によって主を危険なめにあわせてしまったのです」
「私も皇太子様もみんな貴方によって救われたのよ、プフ」
とりあえず落ち着かせよう。
「元使い魔のプフ、あぁプフ、私はなんて無能なのでしょう。
愚か者です、使い魔失格です。まさに無能以下の屑ですね?」
「あなたは無能じゃないわよ、プフ」
「使い魔失格なのは、ほんの少しでも!危険性があったのに!!主の御側を離れたことにあるのです!!!」
完全に自分の世界に入っている。
「あぁ屑以下の背信者プフ!!今の私は只の虫けらです!!」
だめだ、ルイズは諦めた。
「死のう」
「へ?」
「屑以下の背信者、虫けらのプフが死ねば、主は新たなる、
有能な使い魔を召喚できます。私は自分の意思で死なせてもらいます」
さすがにそれはまずい。
「それはまずいわよ、プフ」
とりあえず、話を変えなくては。
「えーと・・・・・・外にレコン・キスタが迫ってきているけど・・・何とかしてくれない?」
なぜだか、その言葉を聴いたプフはギーシュなど比べる事が出来ないぐらいにクネクネし、さらに泣き出してしまった。
「あぁ!!プフ。貴様はなんて恥知らずなのでしょう。私に自分で死ぬ権利など無い筈です。にもかかわらず・・・かかわらず・・・あぁプフ!!!貴様の存在は原子一つにすら劣る!!!」
そういい終わると、すぐに姿勢をただし蝶のような翼を広げ、外に飛び出しレコン・キスタに向かってしまった。
その力は凄まじく、今回は裏切り者でスクウェアメイジであるワルドすら圧倒していた。
しかし、今その使い魔の様子がおかしい。とりあえず声をかけてみる。
「すごいじゃない、プフ、ありがとう」
すると彼はいきなり天を仰ぎ、クネクネしながら泣き始めてしまった。
「ありがとう!!?私にはもったいない言葉です!!!私は使い魔失格です!!!!」
「へ?」正直何がなんだか分からない
「私のつまらぬ愚考によって主を危険なめにあわせてしまったのです」
「私も皇太子様もみんな貴方によって救われたのよ、プフ」
とりあえず落ち着かせよう。
「元使い魔のプフ、あぁプフ、私はなんて無能なのでしょう。
愚か者です、使い魔失格です。まさに無能以下の屑ですね?」
「あなたは無能じゃないわよ、プフ」
「使い魔失格なのは、ほんの少しでも!危険性があったのに!!主の御側を離れたことにあるのです!!!」
完全に自分の世界に入っている。
「あぁ屑以下の背信者プフ!!今の私は只の虫けらです!!」
だめだ、ルイズは諦めた。
「死のう」
「へ?」
「屑以下の背信者、虫けらのプフが死ねば、主は新たなる、
有能な使い魔を召喚できます。私は自分の意思で死なせてもらいます」
さすがにそれはまずい。
「それはまずいわよ、プフ」
とりあえず、話を変えなくては。
「えーと・・・・・・外にレコン・キスタが迫ってきているけど・・・何とかしてくれない?」
なぜだか、その言葉を聴いたプフはギーシュなど比べる事が出来ないぐらいにクネクネし、さらに泣き出してしまった。
「あぁ!!プフ。貴様はなんて恥知らずなのでしょう。私に自分で死ぬ権利など無い筈です。にもかかわらず・・・かかわらず・・・あぁプフ!!!貴様の存在は原子一つにすら劣る!!!」
そういい終わると、すぐに姿勢をただし蝶のような翼を広げ、外に飛び出しレコン・キスタに向かってしまった。
ルイズは思うことがある。プフはとても有能な使い魔だ。
礼儀正しく、どんな命令にも従う。そして、何よりも強い。
しかし、時々「本当にコイツで良かったのだろうか?」と真剣に考えることがある。
礼儀正しく、どんな命令にも従う。そして、何よりも強い。
しかし、時々「本当にコイツで良かったのだろうか?」と真剣に考えることがある。