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超魔王(?)使い魔-11

みなさん、こんにちは。シエスタです。ラハールくんとミス・ヴァリエールは仲直りできたようですね。よかったです。
え、なんで知ってるのかって?別にラハールくんのツンデレっぷりがかわいすぎたから思わず尾けちゃったとかじゃないですよ。
ええ、違いますとも。本当ですよ?
あと、お二人が私のことを忘れたまま食堂に向かっちゃって一人寂しく掃除することになったことも気にしてません。
…気にしてませんとも。
さ、掃除も終わったし、私も食堂に行かなくちゃ!私も一応メイドですからね。結構忙しいんですよ?
そう思って食堂に入ったら、何やら大騒ぎになっていました。
…どうしたんだろう。
そう思って騒ぎの中心を見てみると、ラハールくんとミス・ヴァリエールが何やら激しい口論を交わしていました。
…なんで?さっき仲直りしてなかったっけ?
しかも二人の近くには金髪の貴族の方が倒れていました。
…状況がまったく掴めない
なにをどうしたらこうなるんだろう?
まわりにいる貴族の方々からは何やら決闘とか物騒な単語が聞こえてきました。
ますますわからない。誰かー。説明していただけませんかー?



~三十分前~
ラハールと一緒に食堂にやってきた。さっきのお礼もかねてちょっとくらいなら私のを分けてあげてもいいかもね。
「おい、今度はちゃんと食えるんだろうな?」
「心配しなくてもちょっとくらい分けてあげるわよ。優しいご主人さまに感謝なさい」
「…ちょっとかよ」
「文句があるなら食べなくていいわよ」
「…フン。まあいい。食えるのならかまわん」
本当に口が減らないわね…まあ別にいい。ここに来た本当の目的は別にあるのだから。
「さっさと椅子を引きなさい。気が利かないわね」
「そのくらい自分でやれ」
またこいつは…使い魔の心得というのが分かっていないみたいね。
「ご飯食べたいなら言うこと聞きなさい」
「…チッ」
あ、舌打ちしやがった。まあちゃんと言うこと聞いたし許してやることにする。
「オレの椅子はどこだ?」
「ないわよ、そんなの」
「何ぃ!?どういうことだ!」
「…あのねぇ、ここに入れて、しかも食事までできるのよ?それだけでも十分特別なの。そのくらいは我慢しなさい」
「…オレに立って食えと?」
「座りたいなら床に座ってもいいわよ」
「ハァ…」
「どうしたの?座らないの?」
「…いい。床に座るくらいなら立って食う」
「行儀が悪いわね」
「誰のせいだ!!」
「さあ?見当もつかないわ」
「…お前性格悪いとか言われないか?」
「いい性格してるとは言われるわね」

「…ところでそろそろ食わないのか?」
馬鹿みたいなやりとりに疲れたのかラハールが尋ねてきた。
「お祈りが先よ。もう少し待ちなさい」
「誰かさんのおかげで朝食食えなかったから腹が減っているんだがな」
…厨房でシチュー食べてたクセによく言う。私が知らないとでも思ってるのかしら?
「シチューは朝食にも入らないのかしら?ずいぶんな胃袋をお持ちのようで」
「!?なんでお前がそれを知っている!」
「あのメイドが嬉しそうに話してくれたわ。…今度からはちゃんと食べさせてあげるから厨房に行くのはもうやめなさい。
使い魔の食事管理もできないとか思われたくないからね」
これはウソ。本当はあのメイドに近付けたくないだけ。放っておいたらなにか危険な気がする。
「…なんでオレ様がお前の言うことを聞かねばならん」
「アンタに食べ物与えないようにって命令することもできるのよ?そんなに行きたいなら今度からは私も行くわ。それなら許してあげる」
「…わかった。それでいい」
「ん。よろしい。じゃあお祈り始めるわよ」

「…アンタ食べるの早いわね」
半分くらいは分けてあげたはずだ。なのに私が四分の一も食べおわらないうちに完食するとは…これが若さか。
「お前が食うのが遅いだけだろう」
…私も女の子だし、人前で食事するときはちゃんと慎みをもって食べている。そのくらいは分かってほしい。
「アンタが早すぎるのよ。もう少し落ち着いて食べなさい」
さて、そろそろ本題を切り出すとしよう。
「アンタってさ…強いの?」
「当然だろう」
「レベル1とか言ってたのは?」
「ぐ…それでも並のやつらには負けん。オレ様は超魔王だからな」
「そう、そこよ。超魔王とか悪魔とかいってるけどホントなの?
アンタがただの平民じゃないってことは分かるわ。でも、悪魔とか言われても私には信じられないの。
だからね、証明してみせて」
「昨日も言っていたな。別に信じなくてもかまわんが、いったい何をさせる気だ?」
これは…手応えありかな?
「簡単よ。あそこに金髪のキザっぽいやついるでしょ?あいつを倒してみせて」
「なんでオレ様がそんなことを…」
「できないの?やっぱり弱いのね。あれだけ偉そうなことを言っておいていざとなったら逃げるのね」
「…何?」
よし!かかった!

「いいわよ。別に逃げても。もともと期待してなかったし。弱いのなら仕方ないわね」
「オレ様が…弱いだと?」あと一押しね
「あら、違うの?じゃああいつを倒すくらい簡単にできるわよね?」
「当たり前だ!あんな見るからに噛ませ犬みたいなやつに負けるものか!」
噛ませ犬か…なかなか言うわね。
「じゃあやってきなさい」
「見ていろ!すぐに終わらせてきてやる!」
よし。計画通り。昨日はあいつ…ギーシュを撃墜しそこねちゃったのよね。
私のことを馬鹿にするようなやつは必ず制裁を受けるのよ。
最初は自分でやろうかと思ってたけどラハールの強さを確かめるいいチャンスだしね。
ラハールの強さを確かめられて尚且つギーシュに制裁を下す。まさに一石二鳥じゃない。
もしラハールが危なくなったら適当に爆発起こして逃げればいいだけだしね。
お、ラハールがギーシュに近づいた。ギーシュは気付いてないみたいね。どうするんだろう?
って、ラハール何か手に持ってる?何あれ?棍棒?
ちょ、まさか、
「死ねえええええ!」
「うわ!?なにうぶぉふぁ!」
不意討ちかよ!

「な・に・やっ・てんのよこの馬鹿犬がぁー!」
「ぐえっ」
とりあえずドロップキックを叩きこんだ。それも体重の乗ったかなりいいのを。でも今はそれどころじゃない。
「あ、あんた何やってんのよ!?」
「お前が何をする!お前がこいつを倒せと言ったんだろうが!」
まわりが騒つき始めた。くそう、面倒なことになりそうだ…
「誰が不意討ちしろって言ったのよ!?普通に戦いなさいよ!」
「ならそう言え!」
「言わなくても分かりなさいよ!」
「無茶言うな!」
「ち、ちょっと!?ギーシュ、大丈夫!?」
んん?誰だっけ、この縦ロール…確か…モモタロス?
「モンモランシーよ!」
ああ、そうだったそうだった。
「それよりギーシュに何するのよ!ああ、可哀相なギーシュ…」
…なんでこんなラブラブシーン見せられなきゃいけないんだろう
「ギーシュ様!大丈夫ですか!?」
何やら一年生も乱入してきた。
「…なに?あなた」
「…ケティと申します。ギーシュ様とお付き合いさせてもらってます」
おお?これはまさかの修羅場シーンかな?いいぞー。もっとやれー。
「お付き合い…?ふぅーん…ギーシュ、起きなさい」
うわ、こめかみにトーキック決めたよ。ひどいことするわね。
「ぐぴゃ!…はっ!ここは…ってケティ!それに、モ、モンモランシー…!ど、どうしたのかな?」
「ギーシュ…何か言い残すことは?」
「死ぬの前提!?いや、それより何が…」
…恋する乙女の怒りって恐ろしいわね
「私というものがありながら…二股なんて…このバカー!!」
おおお…鳩尾に連打…明らかに気絶してるのにまだ…これは死んだかもわからんね

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