あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロテリ7

「あぁもう、人の使い魔にちょっかいかけるのはやめなさい!この色ボケ女!!」
自分の使い魔に猛烈アタックをしてくるキュルケに激昂するルイズ。
「あ~ら、愛っていうのはためらわないことを言うのよ。そんなことも知らないの?」
「あんたは一体どこの宇宙刑事よ!!」
ちなみにペルデュラボーとタバサは我冠せずといった風に、少し離れた場所で読書をしている。
毎日の恒例行事のように起こっている喧嘩にも満たないコミニケーションを、一々聞いてる程彼らもヒマ人ではない。

さて、普段ならそろそろこのコミニケーションも終わる頃に、いつもとは違うことが起こった。
「え・・・」
「なんなの、あれ?」
目の前に突然現れた巨大な存在に呆然となるルイズとキュルケ。
「ほう・・・」
「・・・岩ゴーレム」
そして、その存在に多少の興味を持ったペルデュラボーと、キュルケの呟きに律儀に答えを返すタバサ。

突然、どこからともなく現れた岩ゴーレムがこっちに向かって歩いてきたのだ。
「きゃ、きゃぁあああああああ!」
「ふ、踏まれる!踏み潰されるぅうううう!!」
そう叫びつつ、その場からルイズとキュルケは全力ダッシュで逃げ、いつの間にか遠くへと退避していたそれぞれの使い魔と友人と合流する。
「な、なんなのよ・・・・・あの巨大な岩ゴーレムは」
「あんな巨大な土ゴーレムを操れるなんて、トライアングルクラスのメイジの仕業に違いないわ」
そんな彼女たちを尻目に、岩ゴーレムは宝物庫の壁に文字通りの鉄拳をぶつけ、巨大な穴を開けた。
そして、その穴の中に何か黒い人影が滑り込んだ。


「ふふふ、あのツルッパゲが言ってことは本当みたいね」
そこは文字通り宝の山であった。きっと、一つだけでも相当な財産になるだろう。
「本当は全部頂いて行きたいんだけど、目的の物だけでガマンするとしますか」
そう呟くと、当初の目的の『破壊の杖』を無視し、その向こうに厳重に保管されている鎌と指輪に目を向ける。
きっとどこかの博物館に展示されていたら、そこから人は動かないだろう。そんな風に思えてしまうほど神秘的であり、禍々しくもあった。
(おっと、いけない。仕事仕事)
ついつい見とれてしまった自分を叱り付け、まずは指輪に手を付けた。


「ちょ、ちょっと、宝物庫に誰か入っていったわよ。もしかして新手の強盗?」
「だとしたら捕まえないと」
そう言い、それを実行しようとしたがそれはできなかった。
巨大な岩ゴーレムが土煙を上げながら崩れ始めたからだ。
「こ、今度はなに!?」
「・・・煙幕」
そのセリフと共に中庭が土煙で埋め尽くされ、それが晴れた頃には土煙と共に盗賊も消えていた。

そして残っていたのは『太陽の指輪 確かにいただきました 土くれのフーケ』という書置きだけだった。

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