あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロの使い魔ももえサイズ-4.5


今日も今日とて患者を探すさすらいのナース由美(女性に年を聞くのはマナー違反だぞ☆)
今回はのっけから宇宙服ひとつで宇宙のどこかに居る患者を探してさまよっているのだ。
(あと何光年ぐらいかはこのままなのだろうか………)
OPの長門のポーズよろしくで虚空をさまよっていると、急に二つの閃光が目に入ってきた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
そんな効果音とともにやってきたのはロボット二体であった。
その姿を遠くで見つけた由美は目を擦りながらゆっくりと起き上がった。
「ははははは! ここなら思う存分勝負が出来るわい」
「望むところ! 今度こそお前を叩き潰す!」
(ロボ………?)
すると耳につけていた無線から声が入ってきた。
「アダルト! 今そっちにロボット二体が向かったという情報が入ったわ!」
彼女には良心が具現化したロリ由美というもう一人の由美が存在する。
アダルト由美がさすらっている間彼女に病棟の患者さんの世話をしてもらっているのだ。
「わかった」
短く答えたアダルトは、足裏に付けたブーストを起動させロボ2機の攻撃を食らわない程度に近づいていった。
「うわ、小っさ」
そこらにある隕石よりも小さなソレを見たとき、思わずアダルトは呟いた。

「うおおおおおお!!!!」
先に攻撃を仕掛けたのはタケノヤミカヅチの方だった。一気に間合いをつめて飛び膝蹴りを食らわせにかかる。
「とおっ!」
タケノヤスクナヅチは上空に飛んでこれを回避しすぐさま急降下してタケノヤミカヅチの頭部を狙う。
「うわっ!」
それを手で受けようとしたタケノヤミカヅチであるが、手にかかる衝撃に耐えられず思わず吹き飛ばされてしまう。
「ほれほれ、お主の力はこの程度か?」
そういって悪役っぽく高笑いをするオールド・オスマン 中々型にはまっているのではないかと由美は思った。
「ぐぐぐ…………」
思わず歯噛みをするフーケ。しかし彼女とてただやられているばかりではない。
一旦後ろに引くと素早いスピードでタケノヤスクナヅチの顔面に右ストレートを食らわせた。
「ぐふっ」
タケノヤスクナヅチがひるんだ。その隙を突いてタケノヤミカヅチはここぞとばかりにパンチを繰り出す。
「あたたたたたたた!!!!!!!!!!あたぁ!!!」
そのパンチを食らい続けるタケノヤスクナヅチはみるみるうちに落下していく。この機に乗じてタケノヤミカヅチは一心不乱に拳を叩き込んだ。
「お前はもう…………死んでいる。」
その瞬間、タケノヤスクナヅチが瞬く間に破砕した。
「あっ」
一瞬のタイムラグ。そして―――
「うわあああああああーーーーーー!!!!」
オールド・オスマンは断末魔の叫び声をあげながら大気圏へと落下していく。
由美はそれを遠くから見ているだけであった。あとあくびもした。

そして、今までタケノヤミカヅチの中に居たキュルケがフーケに問いかけた。
「どうしてこんな事を…………?」
「それは………私には大切な人が居るんだ。」
宇宙の果てを見据えながらフーケはそう答える。
「私にはせいぜいこの世界を守ることしか出来ないけれど、守りたい人が居るんだ。
ただ……それだけでいいんだ。」
「守りたい………人」
キュルケは自分にとっての守りたい人を想像してみる。父、母、親友、使い魔……使い魔!?
「あーっ!!!! 私、フレイムの事忘れてた!」
そうなったらいつまでもこんなところにはいられないとキュルケは機内で暴れ始めた。
「ちょっと! あんた達の茶番は済んだでしょ! いい加減早く私を帰しなさいよ!」
「まっ、待て! 今ちょっと私いい事言ったのに、なんでそんな邪魔をするのよ!」
「うるさいわね! あんたなんかがちょっといい事言ったって別に扱いがよくなったりするわけじゃないのよ!
元はといえばあんたはただのコソ泥
「しゃがますね!(やかましい)」
さすらいのナースは数少ない出番を取られてしまう事をとても恐れているのだ。
彼女の一喝に怯みはしたもものすぐに二人は彼女に詰め寄り始めた。
「何だお前は私になんか文句でもあるのかい?」
「そうよ、そうよ。 だいたいなんであんた変な服着てこんなところにいるのよ!」
タケノヤミカヅチが彼女に触れたその瞬間
ざしゅ
さすらいのナースに触れる事は死を意味する。
「うわああああああああああああーーーーーーーー!!!!!」
アダルト由美の手刀を食らったタケノヤミカヅチはあっという間に落下していった。
(終わった………)
戦いを終えて少し眠りにつこうかと思っていたアダルトであったが、通信機から何か声がしてくる。
切ってしまおうかと思ったがそんな暇もなく、通信機からかわいい声で怒っている声が聞こえてきた。
「アダルト! もっと空気を読まないと駄目だよ。 いくら初登場で出番が最初だけしかなかったからって
「うるさい」
そう短く通信を切ったアダルト由美はひと時の眠りに落ちた。
心の広い者にさすらいのナースはつとまらない。
それがこの宇宙を旅して得た彼女の出した一つの結論であった。

「………てなことがあってねー」
「………そう。」
タバサはいつもの反応で
「ふーん……よ、良かったね……」
ももえはなぜか目をそらしていて、
「そっ、そうなんだ……ははは………」
ルイズは必死に目の前の現実を受け入れようとして壊れかけていた。
その日の深夜には既に戻ってきていたキュルケの口から聞いた話を聞いた三者の反応はこんな感じでいまいちだったのだ。
まあそんなことはキュルケにどうでもいい。キュルケは使い魔のフレイムと早く戯れたかった。
「おいで、フレイム。」
キュルケが口笛を吹くと、フレイムは御主人様の呼びかけにこたえてこっちによってきた。
キュルケは大きな胸を押し付けながら抱擁する。
「う~ん………♪ よしよしよし………」
サマランダーの着ぐるみを着ていて、キュルケになすがままにされているももえ。とりあえずスキンシップをとることにした。
「ごー」
「とかげはかわいい……。とかげはかわいい………。とかげはかわいい………。」
それを遠くから見守っていたタバサと首の無い火とかげは両手を肩まであげてそれを首と一緒に横に振った。
「だめだこりゃ。」
一人と一匹はその場からさっさと退散したのであった。
「ねえ、キュルケってさ なんかムツ○ロウさんみたいになってきてない?」
「え? 誰のことを言ってるのかしら、モモエ?」
目が既に虚ろになりつつあるキュルケは着ぐるみの頭の部分をなでながらニコニコと笑っていたのであった。

終わりだけどつづく


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