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ゼロの悪魔召喚師-04

ゼロの悪魔召喚師  第四話
<ルイズ>

「じゃあ、使い魔のできることを確認しないとね」

ワタシの目をまっすぐみながらおとなしく話を聞く流星。
まずわかったこと
メイジでもなんでもない平民だということ。
腕についてるマジックアイテムとはハンドベルドコンピュータという名前だいうこと。
そして、それはワタシには扱えないということ。

「あやしい…ものすごくあやしい…これいじょうないほどあやしい…」

もの凄いジト目で私は流星を見る、流星はそれを受け流しながら
「どこが怪しいのでしょうか?ご主人様」
「ワタシがそのハンドベルなんとかを扱えないところよ!なんでよ!使い魔のものはご主人様のものでしょ!」
「ハンドベルドコンピュータですよ。まぁ長いのでCOMPとか呼びますけど」
爽やかに笑いながら答える
「笑いながらシレッと答えるな!!」
バンッ!バンッ!
思わずテーブルを叩く。

一応状況を確認しておこう。落ち着くためにも必須だわ。
まずここはワタシの部屋。テーブルを挟んでイスに座っている。
そしてテーブルの上にCOMPとかいうもの。
時間はもうすぐ寝る時間だ。
コイツは夕飯まえからコッパゲに連れて行かれていった。
おかげでこんな時間に尋問…じゃない質問タイムになってしまったのだ。


「ああ、マグネタイトの性質で本人確認しますから」
やっぱり笑いながら答える
コイツは…今なら殺意の波動に目覚められるわね。
「マグネタイトって何よ!」
もう質問じゃなくて怒鳴り声になっている。
「生体磁気と呼ばれる生物の精神活動エナジー。激しい感情の変動を起こし得る生物が多く持つものです。ご主人様はたくさん持ってると思いますよ」
「そんなわけのわからない物持っていても、しょうがない「魔力といってもいいかなぁ」なんですって!?」
思わず流星の胸倉をつかんで締め上げる。
ワタシは魔法が使えない、というか使っても必ず爆発する。そのワタシが大量に持っている気にならないわけがない!
「苦しい…、あ…とテーブルの上に乗るのはやめたほうが「うーるーさーい!」」
確かにいつまでもテーブルの上にいてもしょうがないので降りてイスに戻る。
「早くマグネタイトの事を説明しなさいよ!」
「ええとですね、MAGつまりマグネタイトのことですが強力な魔力を持っている悪魔…じゃない、人間が大量に持ってることが多いのです。わかっていただけましたか?」
知りたいのはそういうことじゃない!
「持っているなら魔法を使えるわよね?」
「そうとは限りません、別に魔法を使えない人でも持っているときは持ってますから」
だめだ…それじゃあ意味がない………
…マグネタイトの説明を思い返してみると、悪魔って言葉がでてきたわね…
「悪魔っていわなかった?」
「強大な力を持ってる魔術師は悪魔のようなものですし」
顔を下に向けて自分の上着を直しながら答えた。
「そういえばなんで強大な魔術師たちが持ってるって知ってるの?もしかしてメイジキラー…ってそんなわけないわよね」
「もちろんです。COMPを貰った時に説明されました。本人以外に使えないのは盗まれても使えないようにという防犯でしょうね、たぶん」
服を直し終わってやっと顔を上げる、ワタシはそんな使い魔の目を覗き込みながらさらに質問を続ける。


「COMPは何ができるの?」
「ええと、アイテム管理とマッピングです」
ジト目で流星を観察する、嘘は言ってはないみたいね。
「アイテム管理って、アンタ鞄も何も持ってないじゃない」
「COMPの中に入ってますよ」
思い切り睨みつけ、乗馬用の鞭を取り出す。
「アンタ、馬鹿にしてるでしょ…すこーし教育が必要みたいね…」
「嘘は言ってないんですよ、実演しますから」
そういってテーブルの上のCOMPを身につけ手を二、三度開くと変な石ころが手のひらの上に乗っている。
「ちょ、ちょっと、どういうことよ?」
魔法?手品?わけがわからない。
「デジタルデータとして格納しているので」
「意味がわからないわよ、わかるように説明しなさいよ!」
「私もわからないんですよ。料理の作り方はわからなくても、食べることはできる。そういうことです。」
ん~~~納得がいかないけれど使えるのらばいいか…?
あ~~でもやっぱり知りたいし…
でも、わからないものは説明なんてできるわけないし…
「まぁ、これ一個だけじゃありませんけどね」
「COMPの中にはほかにも何か入っているの!?」
何か驚くようなものがあるかもしれない、気に入らないが驚いてばかりだ。
「いくつかの銃、マジックアイテムですかねぇ」
「マジックアイテム!?それよ!それ!早く出しなさいよ!」思わず立ち上がり、叫んでしまった。
「いくつかはコルベール先生に譲りましたよ。」
「何勝手に人に上げてるのよ!今度からはワタシの許可を求めなさいよ!」
「理不尽すぎますよ…ご主人様」
睨み付けたら黙った。

「全部あげたわけではないですよ、今あるのは攻撃・回復系統ですかね」
「それどんなやつよ?」
胡散臭そうに流星を見てしまう。
「回復系統は魔力のこもった石ですよ、今出したやつです。傷をある程度までなら瞬時に治せますよ」
相変わらず笑ったまま答える。
「攻撃系統は?」
色とりどりの石をテーブルに転がす
「それぞれ、炎、氷結、電撃、衝撃ですね」
「全部貰っておくわね~♪」
「どうぞ……」

…まぁ、完全にはずれではないけど完全に当りでもないといったとこかしら…
まぁ、マジックアイテムと銃があるなら少しは戦えるか…
「って銃!?アンタ銃なんか持ってるの?」
そうだわ、コイツ銃って言った。
「何なのよ、アンタ盗賊?傭兵?そういえばその胸の紋章もどういうことよ?」
すっかり、マジックアイテムに気をとられてしまった。
「一応学生ですよ、ノモスは物騒なところでしたので。この胸の紋章は通っていた学校のものです。」
「学校?アンタ、貴族なの?そうは見えないけど?」
高貴さといったものがコイツから見受けられない、まかり間違って貴族だったとしてもウチよりは家柄は低そうだ。
「平民ってやつですね、ここでの身分は。ただ私の住んでた所では平民も学校に行くんです」
苦笑いしながら答える。
「日本にしろノモスにしろ身分制度はなかったり、実力のほうが評価されるんでこっちのことはよくわかりませんが」
「じゃあ、ご主人様がここの常識というものを教えてあげるわ」
ここは主人としての威光を示すところよね。
「ご教授のほどよろしくお願いします。ご主人様」まっすぐとこっちの目を見てくる。
これが優越感なのかしら、人に物を教えるなんてしたことなかったし。
自然と笑いがこぼれてくるのを抑えられない。
「ご主人様?どうなさいました?」
「えっ、な、なんでもないわ。まずは…」


「…というわけよ。駆け足だったけどわかった?何か質問ある?」
できる限り短くまとめたつもりだったけど、ずいぶんと夜も更けてしまった。
「はい、大丈夫だと思います。それにしても教えるが上手ですね。」
称賛のまなざしで見てくる。こんなこと初めてね…
コイツはいい使い魔だ。気持ちよくしてくれるし。
でも、躾とはべつよね。さっきとは別の気持ちから笑いがこみ上げてくる。
「じゃあ、もう遅いから寝ましょう。あんたは床ね、ベッドはひとつしかないんだから」
ワタシは床に敷いた藁を指差した。
「はい、わかりました」
あ、あれ?不満を言ってきたのを躾という予定は?スルーの魔法?
ワタシはネグリジェに着替えながら、流星のほうを見る。
COMPつけて、上着を毛布代わりにして寝る仕度をしている。
「アンタ、寝るときにもそれをつけて寝るの?」
「いつでもつけておかないと落ち着かないんですよ、ノモスではいつ襲われるかわかりませんでしたし」
ノモスってどんだけ治安が悪いのよ…
「ああ、ついでにこれを洗濯しておいてね」
流星に投げて渡す。
「はい、わかりました。お休みなさいませ、ご主人様」
こちらに一礼してくる流星。
完全なまでの従順。全く反抗する気がないのか?
何の反抗もないのも物足りないわね。自分だけが空回りしてる気になってくるわ。
「じゃあ、おやすみ。流星」
パチン、指を鳴らしてランプを消す。

人間だから楽に会話できるけどこんな使い魔で立派なメイジになれるのかしら?
まぁいいわ、まだ時間はいっぱいあるんだから明日にしよう。
精神的に疲れたし…明日こそ…鞭を…使い…た…い…

危険なことを考えながらルイズは眠りについたのだった…

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