あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

GTA:LCS-0 12

(ルイズ買うな……ちょっと外で待っててくれ)
(?……わかったわ)
「お帰りですかい?」
何とも馬鹿にしたような口調でこう言う店主を背にルイズを外に出し、何食わぬ顔で俺は物品を漁る振りをする。
「いや、俺の用が済んでいないからな」
得物がいっぱい差してある入れ物から手軽な手斧を取り出し眺めてみた。
「いい斧だな……実に素晴らしい出来だ……そうだ折角良い物に巡り会えたんだ、試し切りしていいか?」
「え?…結構ですが……」
俺の突然の提案に戸惑う店主。眼鏡の奥から動揺の色が見える。
「 お 前 の 身 体 で な !!」
「ひっひいいいいぃぃぃぃいぃいぃぃぃぃいぃぃ!!」
そう叫ぶと、勢い良く店主の目の前のカウンターを手斧を大きく振りかぶって叩き割ってやった。
「動くな!試し切りさせてくれるのではないのか!?」
「冗談を!!……ご…御勘弁を!!……ぐああぁぁぁぁああぁぁっぁぁぁあ!!」
まさかの事態に店主は恐れおののき、逃げようとするが俺はそれを見逃さず、襟首掴んで此方を向かすと素手で顔面を渾身の力で殴り飛ばし、
掛けていた眼鏡は粉々に砕け散った。それでも収まらず、膝を二発ほど鳩尾に噛ますと、血反吐を吐いて転がっていった。
「げほっげほっ……うう……酷い事しやがる……」
「まだ少し、自分の立場が分かってないようだな」
俺は見えるように手斧を持ち直すと、そのまま振りかぶり殴る振りをする。
「ひっひいいいいいいいっ!!助けてえええっ!助けてえええっ!!」
「助けなんて無いね」
この一言で主の身の毛がよだつ。最早逃げる以外の抵抗は無理だろう。

「止めてくれええええっ!助けてくれえええええっ!!」
「ダメだね」
逃げ回る店主を悠々と回りこみ、じりじりと精神的に追い詰めていく。
「俺っ!俺を殺してなんになるんだ!!」
「そうだなぁ・・…ミンチにして肉屋に売るというのはどうだ?」
「うわあああああああっ!!うわああああああああっ!!」
冗談で言ったのだが、この一言が止めになった。半狂乱になってマウスの如く逃げ回るのだが、出口は俺が塞いでいる為逃げる事は出来ない。
観念したのか店主は端に丸くなって凍えていた。
「オヤジ、この剣は実際の所金貨何枚の代物なんだ?100枚なんて有り得ないだろ」
「ごっ…五十枚…です……」
「まだ教育が足りないみたいだな」
立ち上がり手斧を振り上げると、もう止めてくれと言わんばかりに直ぐに発言を訂正する。
「10枚!10枚で結構です!結構ですので許してくださいっ!!私が悪かったです!!」
「まぁそうだろうなぁ……これを機にあんまり酷い商売は止めるんだな」
切欠はルイズの傲慢だが、吹っかけるのは良い度胸だ。これ以上あこぎな商売は止めるだろう。
「ルイズ終ったぞ」

「……反省するわ……」
事のあらましを俺から聞いたルイズは神妙な表情でこう言い置いた。彼女はバカではないので直ぐに分かるだろう。
「金貨余ったので、ちょっと物資の買出しに行くわ……トニーは外で待ってなさい」
「ああ」
しかしこれが甘かった。



――…小一時間後。
「どうしてこんなに買い込んでくるんだ!!」
再びルイズを目にすると、両手に抱え込むほどに物資を買い込んで来た。ちょっと待て、馬だぞ?乗せられる訳無いだろ!!
「大丈夫よ、これ位」
「馬に乗らないだろ!」
ああ、俺が付いて行くべきだった……これは無鉄砲以外の何だ……仕方ない。
「……丁度良いのがあった」
苦悩の思考の中で、目の前に裕福だろう夫妻と従者を乗せた馬車が目の前に止まった。
「ルイズ、そこで待ってろよ」
「え?え??」
馬車が止まるのを狙って近寄り、止まった瞬間駆け上がってドアを開け、夫人の額を殴って気絶させると引きずり出し、馬車に乗ると主人の
方を足蹴で馬車から叩き出した。
「ちょっ…!おま……ぐうぉ!!」
「わっ……わしの馬車あああぁぁぁぁああっ!!」
後ろの状況の異変に動揺した従者を膝蹴りで横に蹴落とすと成り代わって座り、馬車を走り出させる。
「ちょっ……!ちょっとトニー何やってるのよ!!」
「ルイズ乗れ!!」
ルイズを抱えて乱暴に乗っけると、後ろの座席にルイズを放り込む。突然の事に言葉を発する事が出来ない彼女を無視して暴走とも言える様な
スピードを出して町を駆け抜けていった。

mission completed!
      $100

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