あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

アネゴな使い魔

「宇(略)」

ルイズがそう唱えた瞬間爆発が起こる…そして…

「ケホッ!まったくなんだってんだい!?久々に丸一日銃火器の手入れして過ごそうと思ったのに
ミルフィーもいないのに爆発するなんて…ん?」

咳き込みながら愚痴り煙の中から現れたのは帽子を被りモノクルをかけやや露出が多いが
それでも軍服といった感じの服装の赤色セミロングの髪をしたグラマラスな女性だった。

「あの…あなたは?」

コルベールが軍人といった感じの服装なのを警戒しておずおずとはなしかける…

「それはこっちが聞きたい質問なんだけどねぇ…まあ、まずは名乗るとするさ。
EDEN軍所属フォルテ・シュトーレン中佐さ…で、ここはどこなんだい?」




「貴族、メイジ…そして使い魔ねぇ…まあ、大体はわかった。
クロノクリスタルも通じないみたいだし行くあてもなし…いいさ、使い魔、やってやるよ」

「当然よ」

ルイズのその言葉を聞いてフォルテは少し顔を顰めてからやや舐めるような表情を浮かべ口を開いた

「まあ、使い魔自体は仕事としてやってやるとして…
お前さんのことは侮蔑の意味を込めてご主人様と呼ばせてもらうよ」

「なっ!?侮蔑ですって!?どういうことよ!?」

「本来は同意の上のはずの儀式で同意してないあたしを呼び出し、それでそのまま使い魔にする…
さらにあたしが使い魔になることを了承するのを当然と思っていた…
そんなのに払ってやる敬意なんざあたしにはないね」

「なっ!?貴族にそんな口聞いていいと思ってるの!?」

「そんなの関係ないね。あたしが敬語を使うのは基本的に尊敬できる人物だけさ。
それ以外の親しい人間や尊敬できる人間じゃないのには大方こんな喋り方さ。もちろんあんたは後者さ」

「へ、平民の癖に!」

「だから、関係ないっていってるじゃないか。名乗りでわかってると思うけどあたしは軍人さ。
軍となると上官下官という風な立場あるけどね…
今まであたしが下で働いてきた中で一番信頼できた直属の上司は貴族でもあったけど
貴族ということも上官ということも除いてタメ口だったよ。
最初はお前さんと同じで舐めて司令官殿呼ばわりでのだったしね。
まあ、今でもタメ口なのは信頼できる証だけど…
ちなみにその前の上官は平民だけど立派な方だったから敬語だったよ。
それに下の連中は貴族のボンボンであろうと容赦したことはないしね。
少なくとも生まれとか親の権力笠に着てるようなガキに使ってやるような敬語はないね。
あたしに敬語喋らしたかったら相応の努力をして示すんだね。おわかりかい、ご主人様?」

「クッ…」




「君のおかげで2人のレディの名誉が傷ついてしまったじゃないか。どうしてくれるんだね?」

そう言ってシエスタを責めるギーシュをフォルテは止める。

「ちょっとお待ちな、そこの若造…元はといえばお前さんが悪いのに発覚したらバレた原因の
メイドを責めるなんざ男らしくないねぇ…
男なら誠実に対処するか…もしくは2人同時に受けもつ甲斐性を見せなきゃねぇ…」

その言葉に周りからギーシュを馬鹿にする笑いが起こる…だが、フォルテはそれを一括する。

「面白半分ではやすなら静かにしな!!」

その言葉に不満そうながらも笑いが収まるがすでに気分を害したギーシュは頭に血が上りフォルテに
決闘を申し込んだ。少し失望した雰囲気のフォルテ…だが、すぐにいつもの表情に戻り口を開いた。

「まったく…いくら笑いものになったからとはいえ…自らの非を認めずに
今度は私に責任転嫁とは…ますます男らしくないねぇ…
いいよ、その決闘であんたの根性、叩きなおしてやるよ!」


その後、ギーシュはフォルテとともにこちらに出現した銃火器で、ワルキューレを破壊され、
さらに杖を破壊され、散々銃弾を掠められ失禁するまで脅され根性を叩きなおされた…




「敵に後ろを見せないものを貴族というのよ!!」

そう言いながらゴーレムへと向かっていくルイズ。と、それを止めるフォルテ。
その肩には破壊の杖が背負われていた

「フン…冷静に状況を判断できない馬鹿なのには正直あきれるがただ威張っているだけじゃなくて
やることはちゃんとやろうとする姿勢自体は気に入ったよ、ルイズ!どいてな!」

破壊の杖を構えるフォルテ

「艦や施設内じゃデカイのは撃てないんで溜まってたんだ!あたしのストレス発散もかねて盛大に吹き飛びな!!」

発射された弾が爆発しゴーレムを打ち砕いた。




ルイズが外したのを確認しフォルテはアンリエッタに口を開く

「姫殿下、少しよろしいでしょうか?」

「なんでしょ…!?」

唐突にフォルテはアンリエッタを押し倒す…そしてどこか得体の知れない笑顔で話を続ける…

「信頼できる幼馴染にわざわざ泣き落としまでかまして任務を命じた気分はいかがですか?」

アンリエッタの背筋に冷たいものが走る…だが、そんなことお構いなしにフォルテは続ける…

「悲劇のヒロインなんて演じているほど余裕のあるときでもあるまいに…」

「……」

「…この先またこのような事をするのでしたら覚悟なさいませ…」

そう言ってアンリエッタの胸に人差し指を持っていく…

「ここに風穴が開きますよ…あたしの…拳銃でね…」

そしてゆっくりとアンリエッタを解放する

「覚えといてくださいね!!」

最後に人のよさそうな笑顔を浮かべフォルテは立ち去った…




ワルドがルイズへと杖を向ける…彼の杖から魔法が放たれる寸前…銃弾が飛来する。
ワルドは攻撃を中断し急いで飛びのく…飛来した方向にはフォルテの姿があった…

「敵を欺くにはまず味方から…やれやれ…どこの世界…いつの時代にもこんな考えを持ったやつはいるもんだ…」

少し自嘲の混じった声で呟くフォルテ…

「けど…それはいただけないねぇ…」

そしておもむろに顔上げた…そして叫び銃を構えながらワルドへと向かう…

「人の主人に手をお出しでないよぉー!!!」




~オマケ~

タルブ村…フォルテはシエスタの祖母の形見…竜の羽衣のコックピットでコンソールを操作していた…

「間違いない…武装…主なシステム…ほとんどがあたしの知る機体だ…登録されてるパイロットも…」

「フォルテさんは、曾お祖母ちゃんを知ってるんですか!?」

横からシエスタが顔出す。フォルテは気だるそうに返事する…

「まあねぇ…同僚…のはずなんだけどねぇ…」

やけにはっきりしないフォルテ…と、ウィンドウに映像が表示される…
そこには様々な奇行をとる彼女を含めた今は解散した部隊ムーンエンジェル隊の面々…
そして2人の少年と髭の中年男性…

「こんな変な事、あたしゃしたことないしこんなガキとオッサンも知らないねぇ…
第一、この子はこんなことする子じゃなかったんだけどねぇ…
所属もツインスター隊とかになってるし…ヴァニラもこんな変なぬいぐるみはつれてないしねぇ…」

ウィンドウを見ながらあきれたように呟くフォルテ…だが、すぐに表情を引き締める。

「よし!H.A.L.Oの調整はこんなもんでいいだろ!ハッピートリガー…じゃなかった!
GA-006シャープシューター!出るよ!」

長い間沈黙を保ってきた竜の羽衣…紋章機シャープシューターは久々にその体を宙へと躍らせた…



~おまけ その2~

「うわははは!!!くらいなアアア!!!」

「なんのオオオ!!!銃などきかぬウウウ!!!」

銃を乱射するフォルテ、そして銃弾を剣をぶん回してはじく銃士隊隊長アニエス…
あまりの状況と2人のあまりのテンションに唖然となる周囲…
と、唐突にフォルテが銃の乱射を止めた…そして口元に笑みを浮かべながらアニエスに話しかける…

「まさか、リリィ以外に剣であたしとここまでやれるやつがいるなんてねぇ…」

「それはこちらの台詞だシュトーレン中佐…」

息を荒くしながらアニエスも笑みを浮かべ言い返す…

「なあ、アニエス…銃と剣じゃ埒があかないねえ…」

「…私も今そう思っていたところだ」

二人が同時に邪魔な上着を脱ぐ…

「肉弾戦で行くよ!!」

「望むところ!!」

まずは取っ組み合い…そこからバックドロップやらジャイアントスイングやらキックやら…
もはや周囲はあまりの惨状に震え上がっていた!!

結局勝負はフォルテのことを認めたアニエスが敗北を認め決着がついた…
この日、2人に戦いを通しての友情が芽生えた…




~さらにちょいおまけ~

「なあ、相棒…たまには俺を使ってくれよ…」

壁に立て掛けられた剣が声を発する。だが、それを聞いてもフォルテは顔色一つ変えようとしない…

「嫌だね。あたしゃ銃の方が気に入ってるんでね」

愛銃の銃口をぺろりと舐めながらあっけらかんとフォルテは返答した…
結局、彼女がインテリジェンスソード・デルフリンガーを振るうことは2桁に満たなかったという…

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