あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

【薔薇男と穴を掘る使い魔】~白の国の罠(その1)~

やあ、世界の半分の人のアイドル・ギーシュお兄さんだよ!!
最近は『悪魔を召喚したメイジ』として有名だけどね。

ん?
その悪魔が何処だって?

彼が色々な意味で手を出すのは男だけなので、
現在では女子寮のとある一室に監視を付けて住まわせているのだよ。
本来ならば使い魔の小屋に押し込めるのが当然なのだが、
僕の知らない内に参加していたフーケ捕縛の功労を評して
偉大なるオールド・オスマンが特例中の特例としてそれを認めたんだ。

それだけだと信じたい。
その校長が『悪魔』に送る視線の異質さは、僕の気の所為だと信じたい。
頼むから彼を見る度に頬を染めないで下さい本当に御願いですから。



【薔薇男と穴を掘る使い魔】~白の国の罠(その1)~



今日も今日とて、僕は女子寮に足を向ける。

モンモランシーの機嫌が未だに直らないからね。
薔薇は振られても諦めないのさ。

『悪魔』の様子見と言う大義名分があるので、
以前の様にコソコソと入り込む必要が無くなったのは非常に有り難い。

いや、そうだとしても誰も全く注意しないのはおかしい。
『フーケのゴーレムを背後からメイスで粉砕した』との報告が
もしかしたら学院の隅々にまで伝わってしまっているのかもしれない。
この間なんか、厨房で『ぼくらのスゴイやつ』とか称えられてたし。
正直、只の学生にそんな化物の主を咎めろと言うのは酷だよね。

それにしても、彼に棍棒なんて与えたかなぁ?

そんな風に悩んでいるとルートを間違えてしまったらしく、
気付いた時にはあの貧乳・ザ・貧乳のルイズの部屋の前に立っていた。

知らない人も多いが、この世の全てのおっぱいには魔力がある。
貧乳・巨乳・美乳・普乳・奇乳の裏ペンタゴンとして、
古来よりこのハルケギニアのありとあらゆる物事を司っているのだ。

恐らく、彼女の素晴らしき貧乳の魔力が僕を此処に引き寄せたのだろう。
だから、
この目の前のドアから漏れ聞こえてくる話し声を
耳を当てて盗み聞きをするのは最早マナーと言っても過言では無い筈だ。

「すいません。 でもキスして良いって言ったから。」
「唇にする奴が何処にいんのよ!!」
「此処。」
「男は度胸。 何でもやってみる物さ。」
「良いのです。 忠誠には報いる所が無ければなりませんから。」

………部屋の中から正にありえない人物の声が聞こえた。
それも2人。

「貴様ーッ!! 何をしているかアーッ!!」

錬金で作った合鍵でドアを開けると、勢いを付けて部屋の中に飛び込む。
ドアの向こうには、鞭を持ったルイズ,踏まれた才人,半裸の『悪魔』,オロオロする姫様。
ドアを開けると、其処は地獄絵図でした。

ルイズが足で顔を踏み付ける度に、才人がもがいて身体をくねらす。
それによって揺れる才人の臀部を僕の使い魔の視線が追尾する。
興奮して来たのか彼の服が隆起し、年頃の女の子である姫様がその様子を凝視する。

嗚呼、例の棍棒ってそれですか。

しかも、その場の雰囲気が濃過ぎな所為で誰も僕に気付かない。

「決闘だーーッ!!」

声を嗄らす程叫ぶと、漸く皆が此方を見てくれた。

「………縛り首………。」「…………不味いわね。」「………やらないか?」

姫様達が何かボソボソと小声で話し合ってるのは聞かなかった事にしよう。
姫様達が丈夫そうなロープを錬金したのは見なかった事にしよう。
僕の身体がそのロープで簀巻きにされているのは気にしない事にしよう。

おかーさん、貴方の息子は素敵な友達に恵まれて今日も幸せです。

かしこ。

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