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ソーサリー・ゼロ第二部-7

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五〇

 町外れにある小さな滝を目指して歩く君は、黒い長衣をまとった人物が、こちらに向かって大股に歩いてくるのを見出す。
 頭巾を目深にかぶっているため顔はわからぬが、長身であり、腰には細身の剣らしきものを差している。
 互いの距離が十ヤードほどに狭まったので、その人物の顔が見えるようになるが、目を丸くしたことに、頭巾の内側にあるのは吊り上った目と口をもつ白い仮面だ。
 仮面の人物は君にはなんの関心もないらしく、まっすぐに進んでくる。
 君はこの怪しげな相手とかかわりあいにならぬよう、道の脇に寄るか(一四三へ)、それとも挨拶をしてみるか(二七五へ)?

二七五

 相手が貴族だろうと推察した君は、平民らしくやや卑屈な態度で挨拶するが、仮面の人物は足も止めずに
「どけ、平民」と言いつつ、
君のそばを通り過ぎる。
 その声は仮面のせいでくぐもっているが、若く自信に満ちた男のものだ。
 君は仮面の男を見送り、まったく貴族様というやつは、と小さくつぶやき肩をすくめると、先に進む。一三五へ。

一三五

 歩き続ける君は、やがて滝にたどり着く。
 滝は高さも幅もたいしたものではなく、とくに名勝というわけでもないのだが、町の喧騒に幾分うんざりした君にとっては、水の流れ落ちる単調な音と、
顔にかかる霧のような水気が心地よい。
 よく目をこらすとすでに先客が居て、滝壺のそばに、長衣をまとい頭巾を目深にかぶった人影が、ぽつんと立っている。
 今夜は、よくよく長衣の人物に縁があるようだと思った君は、その人物に話しかけようとするが、相手は君に気づいて素早く振り向き、その拍子に頭巾が脱げる。

 君は驚きの眼で相手の姿をを見つめる。
 月明かりに輝く緑色の長髪に、やや吊り上った切れ長の目、均整のとれた肢体。
 目の前に居るのは、牢につながれているはずの≪土塊のフーケ≫だ!
 驚いているのは向こうも同様だ。
「な、なんであんたがここに!?」と、
狼狽を隠せない。
 君は、フーケと闘う準備をするか(二二六へ)?
 穏便に話しかけてみるか(五六へ)?

五六

 君はとっさに身構えるが、考えてみれば命を懸けて≪土塊のフーケ≫と闘う理由はない。
 彼女が脱獄しようが、盗みを働こうが、君やルイズに迷惑がかからぬ限りは放っておいてもかまわぬだろう。
 問題は、フーケのほうが君を恨んでいるか否かだ。
 君が、このあいだは災難だったなと軽い口調で言うと、フーケは
「ええ、あんたのせいで大変な目にあったわ。あんたが余計なことをしなけりゃ、あの蛇に襲われることもなかったんだから」と言う。
「でも、あの化け物を倒したのもあんたなんでしょう? 貸し借りなしってことで、許してあげる。それに、≪先住の魔法≫の使い手に一対一で喧嘩を売るほど、
わたしは命知らずじゃないわ」
 そう言って、フーケは口の端を吊り上げる。
 どうやら彼女は、君の使う魔法を≪先住の魔法≫だと誤解しているようだが、わざわざ訂正することもなかろうと考えた君は小さくうなずくと、
話題を変えることにする。
 フーケになにを尋ねる?

 どうやって脱獄したのか・二五へ
 ラ・ロシェールになにをしに来たのか・一八八へ
 なぜ盗賊をやっているのか・三九へ
 先刻すれ違った仮面の男を知っているか・一一二へ

二五

 警戒厳重であろう牢獄から、どうやって脱出したのかと君は問うが、フーケは
「わたしみたいな美人が、あんな暗くて汚いところで朽ち果てるのはあまりに惜しい。そう考えた、善意にあふれた紳士が居てね」と答えるばかりで、
具体的な方法は語らない。
 その『紳士』とやらは、どうせお前と似たり寄ったりの悪党なのだろう、と言う君だが、彼女が脱獄したことを心の奥底では喜ばしく思っている。
 ≪土塊のフーケ≫は、トリステイン全土の貴族たちから、さまざまな宝物を盗み出した大盗賊だ。
 この世界の法律について詳しくはない君でも、さんざん貴族に恥をかかせた彼女の末路が、よくて速やかな処刑、悪ければ死すら許されぬ長く念入りな
拷問であろうことは、容易に想像がつく。
 金のためなら殺人も辞さぬ悪党とはいえ、美しい女がそのような運命から救われたことに、君は少しだけ安堵しているのだ。
 君は次にどう質問する?
 彼女がラ・ロシェールになにをしに来たのかを尋ねるか(一八八へ)、なぜ盗賊をやっているのかを訊くか(三九へ)?
 滝にくる途中ですれ違った、仮面の男を知っているかどうかを尋ねてもよい(一一二へ)。

一八八

 フーケがこのラ・ロシェールに来ているということは、彼女もアルビオンへと渡るつもりなのだろうか?
 君はフーケに、この地でなにをするつもりかと尋ねるが、彼女は小さく鼻を鳴らすと、そっぽを向いてしまう。
 君は別の質問をするか(一九七へ)、それとも術を使うか?

 NAP・四八九へ
 HOW・四五八へ
 DUD・三五四へ
 TEL・四〇七へ
 GOD・五一〇へ

五一〇

 体力点一を失う。
 黄金石(こがねいし)は持っているか?
 なければこの術は使えないので、一八八へ戻って選びなおせ。

 黄金石を持っているなら、かざして術をかけよ。
 君が呪文を唱えるのを聞いて慌てて振り返るフーケだが、君の魔力は彼女の心をとらえる。
 フーケは動きをとめ、戸惑ったように君を見つめる。
 その目つきは先ほどとはうって変わって、非常に好意的なものだ。
 君がもう一度、ラ・ロシェールになにをしに来たのかと質問すると、フーケは
「アルビオンでひと仕事しなくちゃいけないのよ」と答える。
 君が冗談めかして、戦場での火事場泥棒に転向したのか、と言うと、
「もう、そんなわけないでしょ。私を牢屋から出してくれた、とある『紳士』が、交換条件として仕事を持ってきたのよ」と、
笑いながら言う。
「それにね、アルビオンは故郷なのよ。あそこじゃ貴族派の傭兵連中が好き放題に暴れまわっているそうだから、妹たちの無事も確認しなきゃ。
ウェストウッドって村でね……」
 術の効果が切れる前に退散しようと考えた君は、ここでお前を見たことは誰にも言わない、とフーケに約束し、別れを告げようとする。
 しかし、フーケが慌てて君を引き止める。
「待って! 滝壺の中に、なにか居る!」
 彼女の言葉にしたがって滝壺に視線を転じると、水面を破って巨大なものがぬっとそそり立つ。一六二へ。

一六二

 それは蛇のようにとぐろを巻いた、長大な生き物だ。
 濡れた翼をはばたかせて舞い上がると、水を滴らせながら空中を漂い、じっと君たちをにらみつける。
「あいつは……あのときの化け物の仲間!?」
 杖を抜いて身構えるフーケに、君は無言でうなずく。
 目の前の怪物は七大蛇の一匹、水神ヒュダーナの力を与えられた水大蛇だ!
「忌々しきアナランドびとめ!」
 大蛇はシューッと息を吐く。
「この港町に居るということは、我らの拠点を探り当てたか! しかし、きさまがいと高き地にたどり着くことはない! わしが阻む!」
 そう叫ぶと、君たちめがけて舞い降りてくる。
 術を使うか?

 KIN・四六六へ
 GAK・三七七へ
 HOT・四四二へ
 MUD・三九五へ
 SUS・四一八へ

 それとも、別の方法で闘うか(四七へ)?


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