あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

〇な使い魔

ント小ネタ



あれは何なんだろう?
 爆発の煙が晴れてようやく見えてきたのは、赤くてウサギの耳みたいなのがついたちっちゃいゴーレムみたいなもの。
 というより、動くのこれ? 私、錬金使えないのよ!?
「おい、ルイズが変なゴーレム召喚したぞ」
「どうせ動かせないんだから意味ないじゃん」
 黙れ外野!

 ……落ち着くのよルイズ。今は外野に構っている時間はないわ。とりあえず、現状を確認すると
1・召喚には成功した。
2・でも動かない。
3・生物じゃない=使い魔として機能しない。

 ……うん。現状確認終了。次にやることは決まっているわね。
「ミスタ・コル――」
「契約しなさい」
 即答!? ……いえ、諦めては駄目よルイズ。一生がかかっているんだから。
 つまりはもう一度、サモン・サーヴァントを行えるように説得すればいいのよね。この使い魔(仮)はゴーレム。つまり、生きていない。
「……あのー」
 新しい使い魔を召喚するためには前の使い魔が死ななきゃいけないけど、これはそもそも生きてないわ。
「……すいません」
 ならば、これは単なる失敗。サモン・サーヴァントは失敗したのよ。つまり、もう一度サモン・サーヴァントを行えるって事よね! よし、これで行くわよ!
「お、お願いします。気付いて下さい~」
「さっきからうるさいわよ! 一体なんなの……よ?」
 あれ? 気がつくと回りのみんなが下がって杖を構えている。青い髪の娘なんかは後ろに氷の槍まで待機させてるし。
「いったい、どうしたのかしら?」
「そ、それが僕にも分からなくて……」
「「うーん……」」
 とここで気付いた。今、私は誰と話しているのだろう? 声はすぐ隣からしているのだが、確か全員、私から離れている筈だ。
「…………」
 なるべく驚かないように恐る恐る、隣を見てみると、そこには先ほどの赤いゴーレム。右手を顎(?)に当てて、何でだろう? という感じで首(?)を傾げている。
 うん、ぶっちゃけ動いてた。

 そして、そんな私の視線に気付いたのか、赤いゴーレムは、慌てて頭をこちらに下げてきた。
「あ、おはようございます。僕はロボまるっていいます!」



 それからが大変だった。ロボまるに敵意が無いと分かるやいなや、ミスタ・ツルッパゲがロボまるを解体しようとするわ、青い髪の娘――タバサがロボまるを気に入りさりげなく奪おうとするわ、ロボまるの人気(主に女子からの)に嫉妬したギーシュが「僕のゴーレムの方が強い」とか言いながらいきなり決闘を申し込むわ、返り討ちにあうわ、ロボまるの最も効率の良い食事が「竜の血」と呼ばれる物だという事が判明し、またハゲが暴走するわ、フーケのゴーレムを倒すわ、ワルド倒すわ、レコンキスタを一緒に倒すわ、進化するわ……。

 とにかく、いろいろな事があった。今では私も魔法を使えるようになった。私の使い魔
のロボまるも今やカスタまるとなり、伝説のガンダルーヴとして使い魔達の憧れの的になっているそうだ。
 最近はロボまるの任務が多くて離ればなれになる事が多いけど、いつも心は一つ。

「ロボまる! 私の詠晶の時間を稼いで!」
「うん、分かったよルイズ!」

 ファイアナックル!!

<完>

-「ロボットポンコッツ」のロボまるを召喚



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