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ルイズと剣狼伝説-3

食事を終えて教室に移動する
生徒達は各々横に自分の使い魔を置いて授業の準備をしている
ルイズも机に座り準備を始めた

シュヴルーズは生徒達にお復習のつもりで淡々と魔法の四元素説明していく
そしてそれぞれの元素をマスターする事によってドットからライン、トライアングル、スクウェアとランクを上げていく事も、魔法が無い世界の住人であるロムも理解することが出来た
「ではこの魔法を実際に・・・・、ミス・ヴァリエール、貴方にやってもらいましょう」
「ふぇ?私ですか?」
ルイズが指名された途端、教室がざわめき始める。
(なんだ?急に部屋の空気が・・・・)
ロムが疑問に思う頃にはルイズが席から立ち上がり教壇に向かおうとする
「ルイズやめて、お願い」
キュルケが青い顔をしてルイズに言う
「成功させれば文句無いでしょ」
「でも貴女はゼロ・・・・」
「皆さん冷やかしはお止めなさい、ではミス・ヴァリエール宜しくお願いします」
この会話を聞いていたロムは閃いた
(ふむ、どうやらゼロという理由がこれでわかるらしいな)
教壇に立ち、呪文を唱え触媒に杖を向けるルイズ。
その時、触媒が爆発し周りのものがぶっ飛んだ。
煙が明けるとシュヴリーズは気絶しており、ルイズはは真っ黒になりながらも平然と立っていた
「ちょっと・・・・、失敗しちゃった見たいね」


ルイズがそう言うと周りからブーイングが起こる
「何をやっているんだよー!」
「だからゼロのルイズにやらせたくなかったんだ・・・・」
「魔法の成功率ゼロのルイズ!これどうするんだよら!!」
(ケホッケホッ、成る程・・・、だからゼロなのか)
ロムは納得した

「マスター、これで終わりだ」
授業の後、二人は罰として教室の片付けを命じられた
ロムが言われるがままにテキパキと仕事をこなしたので思ったより早く終わった「あ~も~どうしていつも失敗しちゃうのよ!」
「マスターそんなに癇癪を起こすな。次は失敗しないようすればいいじゃないか」
「それが出来れば苦労してないわよ!」
どうやらそれなりに自覚はしているようである
「は~あ~、こんな事じゃ何時までゼロって呼ばれるわ・・・・、私これからどうなるんだろ・・・・」
そういってもう一つ深いため息をつく
そんなルイズを見てロムが下を向いて語り始めた
「どんな夜にも必ず終わりが来る。」
突然雰囲気の変わったロムに驚くルイズ
「闇が溶け、朝が世界に満ちるもの・・・・、人、それを黎明と言う」
「な・・・、何言っているのあんた」


「つまりそういうことだ。今は後先が見えぬ状況でも、必ずそれを打破するきっかけが見つかるものだ。
今日の失敗を乗り越え、明日の成功の為に努力する。
それは魔法使いにでも言える事じゃないのか?」
「・・・・・・・・」
顔を上げて微笑むロム、確かにそうだ
今日失敗した事を明日の成功の為に反省すればよい。
確かにそうだ、確かにそうだが・・・・
「あんた・・・・」
「ん?」
「ご主人に何説教しているのよー!!!」
「なっ・・・・!」
ルイズが突然の怒鳴り声に驚くロム、確かにロムの言っていた事は筋が通っている
しかし自分は貴族。
ロムは平民でしかも自分の使い魔。
使い魔に説教される貴族なんて末代まで言えぬ恥である。
ロムは無意識にルイズのプライドを傷つけたのであった。
「あんた、今日一日ご飯抜きよ!でも雑用はしっかりやってもらうからね!」
そういうとルイズは真っ赤な顔で教室から出ていき、ロムだけが残された。

(う~む、前の戦いから取り入れたエネルギーは今日の朝のみ、その量も多いとは言えない。
流石に今日一日はキツいな)
そんな事を考えながら食堂の前を通り掛かると
「あの~」
「ん?」
「今お一人でしょうか?」
後ろを向くとメイド服を着た少女、シエスタが立っていて自分に語りかけた


「ああ、一人だ」
「じゃあ厨房に来てくれませんか?料理長が呼んでいますので」
(料理長?何故俺に用があるんだ?)
不思議に思いながらもシエスタに連れられ厨房に付いたロム
「マルトーさーん!連れてきましたよー!!」
「おおー来たかー!そこのテーブルに座らせてやってくれ!!」
「はーい!では、ちょっと待っててくださいね」
言われるままに待っているとシエスタは焼き立てのパンと湯気のたったスープを持ってきた
「これ、食べてもいいのか?」
「はい、私達の賄い食の余りですがどうぞ」
ロムの質問に微笑みながら答えるシエスタ、この世界に来て初めて人の心の暖かさに触れた気がする
「有難い!では、いただくとする」
そういうと綺麗に食べて行くロム、うん、これこそ究極のパンだと心の中で頷く
「いやーいい食いっぷりだね兄ちゃん!全く俺はあんた見たいな人に飯を作りたいよ!!」
奥から男が現れる
「俺は料理長のマルトーって言うんだ!宜しくな!!」
「俺はロム・ストール、貴方がこの料理を?」
「ああそうだ!」
「感謝する」
ロムが礼を言うとマルトーは笑う
「わっはっは!いいって事よ!同じ平民じゃねえか!」
「平民?じゃあここにいる人達は皆?」
するとシエスタが答える
「はい、皆貴族様にご奉仕する為にここで働いているのです。
でも昨日平民が貴族様の使い魔になったって噂になったから皆心配だったんですよ」
「案の定シエスタがあんたが貴族どもの横で床下に座りながらパンにかじりついていたのを見ていてよ、それを聞いた俺は頭にきていたんだ!」
ロムはそのパンを作った人間が誰かを聞こうとしたがやっぱりやめた


「いや~それにしてもあんた立派な鎧を着ているな!」

「どこかの騎士だったのですか?」
「いや・・・・まあ、そんな感じだ」
異世界から来たなんて信じられないようなので言わないでおく
「それより、食事の礼をしたいのだが」
「そんなのいらんいらん!」
「いや頼む、一応の礼儀は突き通したいのだ」
「じゃあお皿を並べてもらいましょう。もうすぐお食事の時間ですし」

厨房から出ると授業を終えた生徒達が食堂へと入ってきて、その中で長いテーブルの上に黙々と皿を並べていくロム
そこへ金髪の少年がバラをくわえながら複数の取り巻きと共に入ってくる
「なあギーシュ、結局君の彼女は一体誰なんだ?」
「ふっ、僕の心の中には特別な女性なんかいないよ。それぞれが僕の花なんだ」
ギーシュがギザっぽく取り巻きの一人の質問に答える
するとギーシュのマントから紫色の小瓶が落ちる
皿並べを終えてシエスタと共に厨房に戻る途中のロムがそれに気付き拾う
「君これを落としたぞ」
ロムが声をかけられギーシュが振り向く、
(あ!この男昨日の!昨日はよくも・・・・ん・・・・?)
ロムの持つ小瓶に気付くと顔に焦りが表れ始める


「君、それは僕のでは無いよ、勘違いしていないかい?」
「いや、確かに君が落としたものだ」
(ちぃぃぃぃ!平民を本気で殴りたいと思ったのは始めてだ!)
「あっ!その紫色の香水はモンモランシーが特別に調合したものじゃないか!」
「っということは本命はモンモランシーか!」
ギクっ!と焦りが更に顔に表れる
そして横を見ると可愛らしい栗毛の女の子が涙を目に溜めてギーシュを見つめていた
「ギーシュ様、やはり貴方はあの人と・・・・」
「ち、違うんだよケティ。僕の心には何時も君が・・・・」
ばちん、と音がしてギーシュが頬を赤く腫らした後「さようなら」っと言って少女が走り去って行く
「まっ待ってケティ話を・・・・」
ギーシュが追おうとすると・・・・


「待てぃ!!!」
「!!!???」
ギーシュと取り巻き、それにロムとシエスタが声の出場所に向くと強烈な光がありそこに誰かが立っていた
「一つの恋を通さず、平気で別の恋をする不純な気力。
人、それを『浮気』という・・・・」
「誰だ!?」
「貴様に名乗る名前は無い!!」
光が消えるとそこに立っていたのは腕を組んで鬼の様な形相をしたカールが目立つ少女であった・・・・
「げぇ!モンモランシー!ちっ違うんだよこれは・・・・」
「あんたやっぱり他の女の子と会ったのね!喰らえ!乙女の怒り!彗星脚!!」
「がふう!」
モンモランシーの踵落としが炸裂する、ギーシュは無惨にも床に叩きつけられた
そして少女は去っていく
「す、凄かったですね・・・・」
「・・・・・・・・何なんだ一体」
あまりの気迫にロムとシエスタは固まっていた、特にロムは色んな意味で固まっていた・・・・
「とっとにかく厨房に戻ろう」
「待ちたまえ!」
一声出して立ち上がるギーシュ、凸は真っ赤になっている
「君のおかげで二人の女性の名誉が傷ついてしまった・・・・、どう責任とっつくれるのかい?」
どう考えてもお前が傷ついている


「それは君が浮気をしていたから悪いのだろう」
あっさりしたロムの反論に周りが肯定する
「ふっ・・・・、平民がこの僕に・・・・、よし、決闘だ!」「何・・・・?」
周りが突然ざわつき始める
「お待ち下さい貴族様!貴族同士の決闘は禁止されています!!」
シエスタがなだめるが
「これは貴族の決闘ではない。貴族と平民の決闘だよ。互いの名誉を賭けたね
さあどうする?」
「・・・・・・・・」
果たしてロムは決闘を受けるのか!?
(それにしてもモンモランシー、いつあんな魔法を覚えたんだ?)

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