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ルイズと剣狼伝説-2

「マスターよ、朝だ」
男がすやすやと眠る少女に語りかける、しかし少女は一寸も目に光がささらないようグッと閉じようとしといる
とりあえず寝ている少女の毛布をはいだ
「な、なによ!なにごと!」
少女が驚きながら上体を起こす
「朝だから起こした」
「はぇ?そっそう・・・・ってあんた誰よ!」
寝ぼけた表情で男に怒鳴る少女、男が口を開く
「ロムだ」


第二話 少女の使い魔となった戦士


「ああ、昨日召喚した使い魔ね」
ロムを召喚した少女、ルイズはベットの上で上がり欠伸をひとつ、そして命令
「服」
ロムは椅子に掛かっている服を取りに行く、さらにルイズは命令する
「下着も取って」
「何処にある」
「そのクローゼットの下、引き出しに入っている」
言われるままに引き出しを明けて適当なのを取りだし制服と共に渡す
するとルイズはネグリジェを脱ぎ始めたのでロムは少し慌てて後ろを向く
(やれやれ、やはりこれだけは慣れないな。それにしても何故今女性の肌がこんなにも艶やかに見えるんだ・・・?以前はそれほどでもなかったのに・・・・)
兄さん、それは男性のサガです
「じゃあ服を着せて」
「・・・・・・・・」
ロムは目をそらしながらブラウスのボタンを留めていく


二人は着替えが終えて部屋から出ると目の前のドアから女の子が出てくる。長い赤毛で身長が高く、大きく突き出たバストが特徴的な少女、「微熱」のキュルケ・ツェルプストーだ
「おはよう。ルイズ」
「おはよう。キュルケ」
ルイズが嫌そうに返すと
「あらあら、やっぱり昨日の召喚は夢じゃなかったのね」
バカにした口調で言うと
「でも平民ではね~、ふふふ、あっはっはっは!」
含み笑いの後の大笑いのコンボにルイズはプルプル震えている
(どうやらこの二人の仲は最悪のようだな・・・・、あまりお互い近づけない方が良いか)
二人の交流を見て学習するロム、するとキュルケの後ろから真っ赤で巨大なトカゲが現れた。尻尾が燃え盛る火で出来ているのが主人の胸の様に目立っている
「これって、サラマンダー?」
ルイズが悔しそうに尋ねた
「そうよー、見てよこの大きい尻尾についた大きな火、間違いなく火竜山脈のサラマンダーよ!惚れ惚れしちゃうわ~」
「あんた『火』属性だもんね」
「ええ。微熱のキュルケですもの、あなたと違って私はちゃんと自分に相応しい使い魔を召喚してるわ、それよりも・・・・あなたの使い魔は」
キュルケはルイズの後ろで手を腰に当てて一部始終を見ていたロムに視線を合わせる
「貴方お名前は?」
「ロム・ストール」
「ロム・ストール?ここらへんでは聞かない名前ね。じゃあお先に、ゼロのルイズ」
炎のような赤髪をかきあげ、サラマンダーと共にキュルケは去っていた
(それにしても・・・・、いい男だったわ。)
「くやしー!何なのあの女!自分がサラマンダーを召喚したからって!」
「マスターは俺を召喚したからいいじゃないか」
「よくないわよ!メイジの実力を見るには使い魔を見ろって言うのよ!平民とサラマンダーじゃ犬と狼を比べるのと同じよ!!」


(その例えなら俺が狼だな)
「ところで、彼女、ゼロのルイズと言っていたが、『ゼロ』とは何だ?」
「あだ名よ、嫌いだけど」
ルイズはさっきよりトーンを落として呟いた
「彼女は自分の事を微熱だというのはわかるがマスターは何故ゼロなんだ?」
「うるさいわね、さっさと食堂へ行くわよ」
プンプンしながら奥へ歩いていくルイズ
(そういえば昨日も周りの生徒は宙を浮いて移動していたがルイズは歩いていたな。それが関係しているのか?)

トリステイン魔法学院の食堂は非常に広く、やたら長いテーブルが3つ並んである
前の椅子に座った先生やメイジが楽しそうに雑談している。
その上豪華な飾り付けがなされていてこの学院の華やかさを物語っている
ロムはその物珍しさに周りに目を配り、気が付くとルイズが得意気に言った
「トリステイン魔法学院が魔法だけじゃないのよ。メイジはほぼ全員貴族なの。『貴族は魔法をもってしてその精神となす』がモットーのもと、貴族たるべき教育を存分受けるのよ」
ロムはその言葉を聞くと深く頷く。
彼もまた、クロノス族の族長である父の教えより身体だけではなく精神の成長が大切である事を教えられていた
「世界が違えど心の教えは変わらぬのだな」
「何か言った?」


さてロムはここに来て重大な問題に気付く。それは食べ物、エネルギー原の有無である。
もともとマシン生命体はエネルギーカップ、もしくはロムトロンと呼ばれる物でエネルギーを補給するのだが残念ながらこの世界にはどちらも無い。
エネルギーが補給出来ないことは餓死に繋がる・・・・。
「何ずっとパンとにらめっこしているのよ、ひょっとして食べないの?」
「いや・・・・、そうではないが・・・・」
椅子に座って朝食を食べているルイズが床であぐらをかいて皿を睨むロム見下ろして言う
「言っておくけど、渋っても何も出ないから。平民がここに入れる事だけでも珍しいのよ」
仕方がなくパンにかじりつくロム
(硬い・・・硬すぎる・・・・、これは食べ物なんかじゃ無い。
こんなものを作った奴の顔を見てみたいな・・・・)
などといつもは考えもしない事を心の中で呟き、良く噛んで飲み込む。そして・・・・
(・・・・なんとかなるか)
どうやら大丈夫のようである

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