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ルイズと剣狼伝説-1

「てんくうちゅうしんけん?何それ?」
ロム・ストールの発した聞いたことの無い単語を不思議に思うルイズ
「悪を断ち、弱きものを守る正義の拳法、俺は亡き父の遺言によりそれを用いて旅を続けていた」
「ふ~ん・・・、ってそんな話をしている暇はないわ!今すぐ契約するわよ!!」
「契約?何の?」
「主と使い魔の契約よ!今から貴方は私の使い魔になるのよ!」
ルイズは力みながら説明した


第1話 新たなる大地!その名はハルケギニア!


「つまり使い魔とは君たち魔法使いのしもべになること、俺は君に召喚されたから君の使い魔として契約をしなければならない」
「そうよ、物分かりが早くて助かるわ、では早速・・・・」「断る」
「んな!何を言っているの!貴方は私に」
「君達魔法使いが伝統に従うように俺には亡き父の遺言に従って悪を討つ旅を続ける義務がある。それを途中で止めるわけにはいかない」
「そーいうことなら私も言うわよ!召喚のやり直しは出来ないのからもう私には貴方に使い魔になってもらうしか道がないのよ!」
ロムの言い分にルイズは真っ赤な顔をして反論する

ルイズは思っていなかった
まさか貴族である自分が平民(?)であるロムからここまで拒絶されるとは
さらに周りの見回すと既に契約を済ませた級友達はそれぞれ使い魔の自慢話をしつつルイズをニヤニヤしながら見ている
当初の予定なら今頃自慢話の中心にいるのは自分のはず・・・・
しかし現実はそうではなかった
ルイズの涙腺は爆発寸前だった
(気の毒だが俺は一刻も早く仲間達の戻らなければならない。)
ルイズに同情しつつ、ロムは手を空に掲げた
(彼女の話からここはクロノスではない事は確かだ。だが彼女は俺をこの世界に呼ぶ事が出来た)
(っという事は戻る事も可能なはずだ・・・・、よし、剣狼よ!我に導きを!!)
しかし何も起こらない
(ばっ・・・馬鹿な!剣狼が現れん!?)
父から受け継いだ狼の紋章を持つ剣、剣狼が今まで自分の下に現れないとはこれまでに無かったのだ
さすが多くの修羅場を乗り越えたロムもこれには焦った
「聞きたい事がある」
「何よ!」
ロムは少し青い顔でルイズを見る、ルイズは再び目に涙を溜めていた
「帰る手段はあるのか」
「無いわよ!サモン・サーヴァントは呼び出す事しか出来ないのよ!」
「・・・・本当か?」
「本当よ!嘘付いてもしょうがないでしょ!」

少し思考した結果・・・・
「わかった、君の使い魔となろう」
「ほっ本当!?本当に本当!!?」
「ああ、ただし帰る手段が見つかったら必ず帰る、それまで俺が使い魔としての働きをする」
ルイズは片手で涙を拭い、胸に手を当て息を吸った
一度は閉ざされたと思われた道に光が差したのだ・・・・・・

「ではコントラクト・サーヴァントを始めるわよ。そこに座りなさい」
ロムは言われるままに膝を地に付ける、するとルイズは目の前に杖を掲げた
「我が名は、ルイズ・フランソワーズ・ド・ル・ブラン・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」
(成る程、これが契約か・・・・これで俺は、ってな!?)
ルイズは呪文を唱えたあとロムに顔を近づけ、口付けを交わした
「ふう、これで契約は終わりよこれであんたは私の使い魔になったわ」
「・・・・・・・・」
唖然としたロムはルイズの顔をじって見ていた
その透き通っている目に思わずルイズは頬を赤らめる
「なっ何よ、ひょっとして照れているの?しょ、しょーがないじゃない!私だって好きでやってるわけじゃないんだから・・・・」
「いや、女に迫られるのは慣れているがいきなり口付けをするのは初めてだと思ってな。意外と大胆なのだな」
ルイズの顔が全面真っ赤になる
「仕方がないでしょこれが儀式なんだから!それより今からあんたは私の使い魔よ!!」
「ああ、出来る限り努力しよう・・・む?体中が・・・・あ、熱い!!」
ロムの左手の甲から文字が浮かび上がる
「それは使い魔のルーンよ、使い魔になった証拠よ」「ふむ、珍しいルーンだな、どれもっと良く見せてくれないか」
コルベールがロムの左手に自分の手を添える、するとコルベールが段々悩ましい顔になっていった
(こっこれはどういうことだ!?この平民何かおかしい・・・・!これでは・・・・)
「もういいか?」
「あ・・・・、すっすまん、では皆、教室へ戻るぞ」
ギャラリー達が宙に浮き始め、建物の中へと入っていく。
色々話している声があったがもちろんそれはルイズの事であった
「ルイズの使い魔にはあんな平民がお似合いだな」
そんな声が聞こえた気がする
「なんだ、マスターは飛ばないのか」
「うるさい!さっさと行くわよ!全く、何で私の使い魔が平民なのよ!」
ルイズはまだ怒っていた

その夜・・・・
ルイズの部屋にてロムは窓から夜空を見上げる
「ふむ、この世界の月は2つあるのか」
「そんなの当たり前でしょ」
「俺の世界には太陽が2つあるが・・・・」
「太陽が2つ!?暑くないのそれ!!?」
「いや、それほどでもない、環境はこの世界とはあまり変わり無い。それに俺が仲間と共に旅をした場所には全てが氷でできた大地もある」
「あんた今までどんな生活してきたのよ・・・・」
ルイズは呆れながらも言う
ロムはルイズに自分の世界の事を話していた。自分の事や、世界に住人の事、そして仲間達と共に旅をしていたこと
「要するに貴方の世界の住人は貴方の様に体を鋼で包み、それ所か別の物に姿を変えることができるのね。じゃあ貴方も姿を変えることができないの?」
「できん、俺はクロノス族に属している。クロノス族は人間の姿が基本だ」
(何よそれー!平民の使い魔を連れているなんて馬鹿にされないためにずっと姿を変えさせておこうと思っていたのにー!)
ルイズがぶわぶわと長い髪をかきあげる
ロムが再び口を開ける
「しかし君を悪人から守ることはできる。天空宙心拳は人を活かす拳だ」
確かにロムは見掛けかしてとても強そうだ
顔立ちも昔家に招待された高名な騎士と似ている
しかしその騎士との決定的違いは魔法が使えないという事
もしも悪人が魔法を使ってきたらあっという間に吹き飛ばされてしまいそうだ
「まぁ期待しておくわ、それよりもあんたにやってもらうことは沢山あるわよ!覚悟しなさい!」
「ああ」
ロムがこくりと頷く
「じゃああんたの寝床はそこ」
ルイズが指を床にさしたあとロムに毛布を渡す
「ああ、野宿には慣れている」
それからブラウスのボタンを一つずつ外していき、下着姿となった
「なっ、なにをしているんだ!」
ロムがすっとんきょうな声をあげる
「寝るから着替えるのよ」
「何故人前でやる!」
「別に、使い魔に見られたって何ともないわ」

迫られるのは慣れていると答えたが元々女性自体に慣れてないロムは流石にルイズの行動にまたもや唖然とした
「それとこれ朝までに洗って置いてよね」
っと言って純白の下着類を渡す
「少し、夜風に当たって来る・・・・」
ロムがドアノブに手を掛ける
「あらそう、言っておくけど帰るなんて事は考えない方がいいわよ。明日から雑用三昧だから、それじゃおやすみ」
一度召喚された場所へと戻るロム
「あの時剣狼は確かにこの手にあった、っということは剣狼もこの世界にあるはずだ。」
自分の手のひらを握りしめる
「バイカンフーを呼べば次元を貫いて下の世界へ戻れるはず、きっとクロノスへ戻ることができる」
空に浮かぶ2つの月を見上げる
「ジェット、ドリル、ジム。俺がいなくなった世界で何を思っている?」
共に父が印した狼の印を探す旅を始めた仲間達、夜空を見ていると彼等の顔が浮かび上がる
「レイナは今頃、泣いているのか?」
自分に良くくっついていた可愛らしい妹が大きな月に浮かび上がる
「待っていろ皆、俺は必ず帰って見せる」

そっとドアを開けると薄暗いランプに肢体を照らしながらすやすやと眠るルイズがいた
「だが、俺はこの娘を守る事が・・・今後の日課だな」
ルイズをレイナに照らし合わせながらロムはランプの火を消した









おまけ
金髪の少年がセミロングの髪の少女と共に学院のベランダに出ていた
「確かに君の言う通り今日の夜空は星が多くて美しい・・・・、素晴らしいよカレン」
「ありがとうございますギーシュ様・・・・」
カレンと呼ばれた少女は両頬にそれぞれ手を当ててうっとりしていた
「おお、今蒼い流星が流れたよ」
「私も見えました、まるで妖精が夜の運河を滑るように・・・・」
「カレン、夜が深くてもこの星の輝きの下なら遠く都を探すことができるよ。それに、今は君の顔をしっかり照らされていてとても美しい・・・・」
「ギーシュ様・・・・」
二人は互いの唇を合わせようとする、すると下の方から足音が聞こえる
「誰だ?二人の時間に割り込んで来た無粋な者は」
下を見ているとそこにいたのはあのゼロのルイズが召喚した平民であった
(全く、貴族の楽しみに土足入ってくるとは。これだから平民は・・・・)
「あの方・・・・素敵」
(な、なんだってー!)
「あのしなやかな体付きを思わせるスマートな鎧、キリッとした目付き・・・・素敵ですわ・・・・。でもあの人はあのルイズの使い魔で平民・・・・ああ、何この気持ち!?これが恋心!?」
拳を握りしめて男を睨み付ける
(あの男平民でありながらこの僕から(何人もいる)ガールフレンドを誘惑するなんて・・・・、・・・・この代償、高くつくよ・・・・)
しかしその後酷い目にあうのは自分だったりする・・・・

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