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ソーサリー・ゼロ第二部-5

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五〇七

 体力点二を失う。
 術を使ってしばらく待つと、徐々に地面が遠ざかる。
 君の体が大きくなっているのだ!
「嘘ぉ!?」
「え、ええ!?」
 ルイズとギーシュが信じられぬという顔で見守るなか、君はもとの三倍ほどの大きさになる。
 武器を抜いて甲虫と闘え。

 バドゥ甲虫
 技術点・七
 体力点・九

 術が効いているため、君は通常の倍の技術点で闘うことができる。
 怪物を一回負傷させたら一三六へ。

一三六

 一撃を喰らった怪物は、怒りの唸り声とともに口から液体を吐きかけ、君の脚に命中させる。
 この甲虫の唾液は酸性であり、人間の肉など簡単にむしばんでしまうのだ。
 脚にやけどを負ったので、体力点二を失う。
 このまま闘い続けてもよいが、バドゥ甲虫を負傷させるたびにサイコロ一個を振って、酸の唾液が自分にかかったかどうかを
見なければならない。
 一~四が出れば命中し、体力点二を失う。
 五~六が出ればかからない。
 怪物を倒したら八二へ。
 これ以上酸を浴びる危険を冒したくないのなら、背後に控える二人の魔法使いに援護を求めてもよい(三二三へ)。

三二三

 君は振り返ると、ギーシュに援護を求める。
 突然の怪物の出現と、君がどの≪系統≫にも属さないであろう魔法を使ったという、立て続けに起きた予想外の出来事を前に、
あっけにとられていたギーシュだが、君の言葉に対する反応は素早い。
「ワルキューレ!」
 掛け声とともに手にした薔薇を振ると、いくつもの花びらが舞い、それは地に着く瞬間に青銅の女戦士の像へと変化している。
 ギーシュの命令一下、四体の青銅ゴーレムは統制のとれた動きでバドゥ甲虫を取り囲むと、一斉に槍を突き立てる。
 四本の槍が刺さった怪物は、正面に立つ青銅ゴーレムに酸の唾液を浴びせ、大顎で挟んでたちまちのうちに圧し潰してしまうが、
残った三体の再度の突きでとどめを刺される。
「や、やった! 勝った! 僕のワルキューレが化け物を退治したんだ!」
 ギーシュが快哉を叫ぶ。八二へ。

八二

 地面に開いたままの甲虫の穴から、石粉をかき集めてよい。
 済んだら再び馬に跨り、ラ・ロシェールへ向かう旅を続けよ。

「あの……さっきのはいったい? なにもマジックアイテムを使った様子はなかったし、まさか≪先住の魔法≫なのかい?」
 君と轡(くつわ)を並べたギーシュが、先程の君が使った魔法について尋ねてくる。
 君はどう答える?

 実は異国の魔法使いなのだと正体を明かす・七〇へ
 (持っていれば)指環か護符などの装身具を見せ、これを使ったのだと言う・二四〇へ
 質問を無視する・三一八へ

二四〇

 魔力の込められた品物のなかには、掲げたり呪文を唱えたりせずとも、身に着けて念じるだけで魔法が発動するものもあるのだという
君の説明に、ギーシュはいちおう納得したようだ。
『魔法を使えるのは杖を持った貴族だけ』という先入観に縛られたギーシュには、君が遠い異国の、まったく体系が異なった魔法の
使い手であるということは想像もつかぬのだろう。
「なんで他のみんなには隠してるの?」
 君たちの会話を聞いていたルイズが、ギーシュが少し離れた隙に君のそばに馬を寄せて、小声で問いかけてくる。
「あんたが異世界のメイジだって知ってるのは確か、わたしとオールド・オスマンのふたりだけよね?」
 昨日のシルフィードにまつわる一件で、タバサとその≪使い魔≫にも知られてしまったのだが、そのことは黙っておくことにする。
 君は、自分が≪先住の魔法≫の使い手だと間違えられたりしては、いろいろと面倒なことになるからだと答える。
 ≪先住の魔法≫がどのようなものかあまり定かではないが、術者が杖を必要とせぬうえに≪四系統≫よりも強大な魔法であり、
おもにエルフ族などの人間以外の種族によって使いこなされるらしい。
 この世界のエルフは人間にとって仇敵であり(≪旧世界≫のエルフは排他的だが善良だ――もちろん闇エルフと黒エルフは別だが)、
≪先住の魔法≫を使ったとして、彼らとのつながりを疑われたりしてはたまったものではない。

 午後のあいだずっと馬を進めてきた君たち三人は、前方の谷間に大きな村を見出す。
 日がどんどん傾いているため、君たちはこの村に一泊することに決める。一六〇へ。

一六〇

 村には大勢の商人と、彼らが雇い入れた傭兵たちがうろついており、どこの酒場からも、早々と酔っ払った彼らが騒ぐ声が聞こえてくる。
 君たちが身をもって味わったように、最近の街道近辺は怪物の出没があいついでいるため、どの商人も護衛なしで馬車を動かそうとはせぬのだ。
 同じ理由で、日が暮れてから野宿を行おうとする者も激減している。
 商人たちにとっては痛い出費だが、傭兵と宿屋にしてみれば絶好の稼ぎ時だ!
 そのためか、ルイズが最初に向かった村一番の上等な宿屋は、驚くほど高価な料金を示してくる。
「いくらなんでも高すぎない?」とルイズは抗議するが、
亭主はそのような客の扱いには慣れているらしく
「へい、近頃はなにもかも値上がりしておりやして。貴族の旦那様がたにご満足いただけるお部屋とお食事をご用意させていただこうと思うと、
これ以上はとてもお安くならねぇんでございやす」と、
立て板に水の調子で弁解する。

 結局、君たちは比較的安い隊商宿の、四人部屋に泊まることにする。
「貴族の眠るにふさわしい場所とは、とてもじゃないけど言えないなぁ」
 寝台を調べたギーシュが憂鬱そうにぼやくが、布団や枕はじゅうぶん清潔そうで、ノミやダニもいないようだ。
 揺れる馬上で半日ちかくを過ごしたため疲れきった君たちは、簡素だがたっぷりとした食事を終えると(体力点二を加える)、
そのまま布団に潜りこむ。
 真夜中には外の喧騒もやみ、一晩ぐっすり眠る。
 体力点三を加えて一六五へ。

一六五

 三人のなかで最も早起きだったのは、やはり君だ。
 やがて、ルイズが焦点の定まらぬ眼をこすりながらむくりと起き上がり、寝間着を脱ごうとして、はたと手を止める。
 すでに起きている君と、向かいの寝台で眠るギーシュの存在に気がついたのだ。
「着替えるから、外に連れ出してー」
 間延びした声で指示を出すルイズに従い、
「ああ、ヴェルダンデ……」と寝言を言うギーシュの襟首をつかんで寝台から引きずり降ろすと、
そのまま廊下に出て扉を閉め、彼女が着替え終わるのを待つ。
 着替えが終わると、ギーシュを今度は室内に引きずり込み、頬を軽く叩いて目覚めさせる。

「君たちには恥ずかしいところを見せてしまったな。寝ぼけてベッドから落ちてしまうなんて、今まで一度もなかったんだが。やはり、
粗末な寝床のせいだな! こんな硬い布団で寝たのは、生まれて初めてだったから」
 頭を掻きながら醜態の言い訳をするギーシュに、ルイズは必死で笑いをこらえる。

 出発した君たちはなんの問題もなく馬を進めるが、正午ごろになると急に空が暗くなる。
 黒雲が太陽を隠し、遠くの空からは低い雷鳴の音が聞こえてくる。
 嵐の兆候とみて間違いなさそうだ。
 君は背後を振り向き、ふたりの同行者の様子を眺める。
 ルイズは防水性に優れた素材の頭巾つきマントを羽織っているが、ギーシュはいつもどおりの飾りつきシャツ姿であり、その長い黒マントは、
雨風をしのぐ役に立つようには見えない。
 慌てて学院から出てきたとはいえ、雨具のひとつも持たぬまま旅についてくるギーシュの軽率さを内心で罵りながら、
君はどこかで雨宿りはできぬものかと周囲を見渡す。
 街道沿いの木陰でも君にとってはじゅうぶんだが、温室育ちのふたりには少々辛かろう。
 街道を離れて二、三百ヤード進んだ先には岩だらけの尾根が見え、うまくゆけば岩棚の下や洞窟で雨宿りができるかもしれない。
 君はどうする?

 木陰で嵐が去るのを待つ・三三一へ
 尾根で洞窟を探す・二八二へ
 時間が惜しいのでこのまま進む・一一〇へ

二八二

 君が雨宿りできる場所を探すと告げ、馬から降り道から離れて下生えの中を進むと、ルイズとギーシュもそれに従う。
「まあ、仕方ないわね。わたしはともかく、ギーシュは雨への備えができてないし。ギーシュ、あんたこのままだと雨に降られて、
マリコルヌみたいな風邪っぴき声になっちゃうわよ」
「ああ、それはいけない! 全世界の女性を悲しませることになってしまう!」
 ルイズとギーシュの、冗談とも本気ともつかぬやりとりを聞きながら、尾根の岩肌を調べ、望みどおりのものを見つける。
 それは、三人が入ってもまだ余裕のありそうな大きさの洞窟だ。
 洞窟の前の地面を調べてみるが、人や動物の足跡は残っていないし、一歩ずつ慎重に踏み込んで匂いを嗅いでも、獣や糞尿の悪臭はない。
 ここなら安全に嵐が過ぎるのを待つことができそうだと判断した君は、ルイズたちを招きいれようと声をかけたがその直後、
中から死者でも目を覚ましそうなすさまじい咆哮が響き、跳び上がる!
 血に飢えた狂犬のような声を聞き、ルイズとギーシュもぎょっとして後ずさる。
 君は慌てて武器を抜くが、洞窟の中からはなにも現れない。
 あの声を以前にどこかで聞いたような気もするが、すぐには思い出せない。
 君は、洞窟に入り中に居るなにかと対決するか(一五へ)?
 それとも、他の雨宿りに適した場所を探すか(二二七へ)?

一五

 武器を構えて中に入るか(二六七へ)?
 それとも術を使うか?

 FAR・四五九へ
 HOW・四三七へ
 POP・三七八へ
 YAP・五〇〇へ
 LAW・四四三へ


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