あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

怠惰な使い魔

「ちょっと!!起きなさいよ!!ねえ!!」

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは怒鳴っていた・・・自らが呼び出したそれに向かって・・・
結論から言おう・・・彼女は何回も失敗しながらもようやく召喚に成功した・・・
したのだが・・・

『シュコー・・・シュコー・・・』

呼び出されたのは珍妙な格好・・・正史において彼女が召喚するはずだった存在が例えたなら
宇宙服がぴったりだったか・・・を着た青年だった・・・
まあ、青年っぽいのはさっき顔の部分をおそるおそる覗き込んでようやく気づいたわけだったが・・・
当然、最初は周囲もルイズも一体何を呼び出したのかと混乱していたが・・・
いや、青年とわかった時点でもまだ混乱していたといえる・・・
とりあえず人間を呼び出したと騒ぎ立てる生徒がいたが問題はどういう身分の人間を呼び出してしまったかということだ・・・
貴族・・・特に王族などを呼び出してしまっていたらシャレにならない・・・
さらにその上でコントラクト・サーヴァントをおこないなぞしてしまったら・・・
なんか微妙にふわふわ浮いてるしメイジ・・・貴族の可能性大だ・・・
というわけで青年が貴族であるかどうか確認することになったのだが・・・
まあ、ある程度格好でわかるはず・・・わかるはず・・・なのだが・・・
先ほども言ったが青年の格好は宇宙服っぽい格好・・・
そのような格好をしている人間など前例ないハルケギニア・・・
だが、こんなとんでもない格好の平民がいただろうか?否。
だが、貴族にこんな珍妙な格好のものがいたであろうか?否。
つまり、わからない・・・
さて、こうなると青年がどのような身分の人間であるというのは外見から判断できない・・・
では、どうするか?
簡単だ。本人から聞けばいい・・・聞けばいいのだが・・・
青年は寝ていた・・・『シュコー・・・』とか宇宙服?着てるせいで妙に聞こえる規則正しい呼吸をして・・・
いや、呼吸が規則正しいのは仕方がない・・・
呼吸するのも面倒なので着てる服に人工呼吸器を付けそれに任せていたりするのだから・・・

で、先ほどから起こそうとしているのだがルイズがいくら叫ぼうとまったく反応を示さないというか
眠りが乱れないのである・・・
と、召喚に時間を大分使ってしまいかなり時間もおしてきているため監督をしていたコルベールも控えめながら
その起こそうとする行為に参加し始めた・・・

「すいません。ちょっとよろしいですか?」

そういいながらゆっくりと宇宙服?につつまれたその体をゆする・・・しばらくして・・・

『ゆらさないでよ。うるさいな~』

という声が聞こえた

「うわぁ!?僕の使い魔がしゃべったぁ!?」

他の生徒が召喚した使い魔の口から・・・さらに

『自分の口で話すのは面倒だから彼らの口を借りることにするよ・・・ふわぁ~』

「わ、私の使い魔も!?」

別の使い魔も喋りだした・・・その声は先ほど喋った使い魔の口からもれた声と同じだ・・・
しかも、欠伸までしている・・・

「ど、どうなっているんだ!?」

コルベールもこの事態に混乱するが最初の声がゆらすなと言ったのにハッとして自分がゆすっていた
未だ寝息をかいてる青年の方へと視線を向けた・・・

「き、君なのか!?」

恐る恐る聞いてみると宇宙服?の真上にそれを脱ぎ起きた状態の青年の姿が映し出された・・・
また別の使い魔の口から声が漏れた・・・

『そうだよ』

その言葉を聞いたコルベールはまだ完全に落ち着いてないとはいえ本来彼に聞こうとしていたことを聞こうと

『聞きたいことはわかってる』

『私が誰で何者か?』

『私は太上老君・・・仙人だ』

また別の使い魔が喋る・・・流石に4度となると同様は少ない・・・それとは別に彼が話していることにより新たな驚愕が生まれていた・・・

『貴族じゃないのなら』

『そこの少女と契約して欲しい』

確かにそうである・・・そうであるのだが、先ほどから自分はまだ何も言ってないのだ・・・
身分のことも・・・身分が貴族でない場合の対処も・・・聞く予定の質問を先に提示、回答していくのだ・・・
いや、それ以前に他人の使い魔を喋らせしかも自身は寝ているなぞ・・・
だが、その緊張は次の台詞によって一気に台無しになった

『けど・・・』

『めんどくさい・・・』

「・・・」

めんどくさい・・・拒否の言葉なのだが・・・実に気の抜ける言葉である・・・
コルベールはあきれてしまう・・・周囲も似たようなものだ・・・
だが、一人だけ怒り狂ったものがいた・・・召喚したルイズその人である

「ふざけんじゃないわよ!!貴族相手にめんどくさいだなんて!!」

本来、人間を呼び出してしまったため召喚をやり直させてもらう気であったルイズだが
さすがにその言葉にプライドが反応してしまったらしい・・・
その言葉にめんどくさそうに青年は対応する・・・投げやりに・・・

『めんどくさいものはめんどくさい・・・』

『しかし、君は私を使い魔にしないといけない』

『そこの教師もそうさせる気のようだ』

『そうしないと君は進級できない』

『進級できないと困る』

『なので君は必死』

『私としてはそれがやかしましくてたまらない』

『やかましいのが続くとゆっくり眠れない』

『めんどくさいことこのうえない』

はぁ~・・・っとため息まで使い魔の口から漏れる・・・
なお、喋った使い魔の中に「しゃべる気なかったのにしゃべっちゃったのね~!!」とか言ってる竜がいたが
この状況下では些細なことだ

『仕方ない・・・使い魔にはなってあげるからさっさと契約済ましちゃって』

嫌々といった言った感じの声で太上老君は告げた

「なによ!私の使い魔になれるんだからもっと光栄に思いなさいよね!!」

と怒鳴るルイズであるがそういいながらも彼女はコントラクトサーヴァントを行おうと太上老君の顔を自分に近づけ・・・

「って・・・この着てるのが邪魔よ!!」

そう言って宇宙服?を脱がそうとするルイズだが脱がし方がわからない・・・

「ちょっと!!これどう脱がすの!?」

『中からしか脱げないよ。脱がされたら嫌だし』

「脱ぎなさい!!」

『めんどくさい・・・』

その答えが気に入らなかったルイズは太上老君に失敗の爆発魔法を叩き込む。
爆発を叩き込む前に『ちなみに壊そうとしても無駄だから』とか聞こえたが当然無視だ
しかし、太上老君の言うとおり宇宙服?にはまったく傷がついてない・・・
太上老君の本体も相変わらず規則正しい寝息を立てている
それがさらに気に入らないルイズは失敗魔法を連続で叩き込むがやはりびくともしない
業を煮やしたルイズは再び怒鳴りつける

「ふざけんじゃないわよ!じゃあ、どうしろってのよ!」

『怠惰スーツ越しでいいでしょ。』

『それじゃあお休み』

「それじゃあダメなの!」

青年の返答にまたしても怒鳴りつける・・・しかし今度は何も返答が返ってこない・・・
当然だ・・・ルイズは知らないことだがさっきまで彼と会話できたのは彼の眠りが浅かったからに過ぎない・・・
答えるのもめんどくさくなった彼は眠りの奥深くに逃げてしまったのだ・・・
反応が返ってこなくなったルイズはとりあえずダメもとで言われたとおり彼の宇宙服?・・・怠惰スーツに
口付けた・・・するとあっさりスーツの手にに使い魔のルーンが刻まれた・・・
一応これも召喚されたものだしOKだったのだろう・・・

その後、コルベールがそのルーンが珍しいと怠惰スーツに記されたルーンを書き写し・・・
他の連中が空を飛んで戻るなかルイズは寝たままの太上老君を引きずり戻ったのだった・・・
・・・その夜・・・ルイズは夢の中にいた・・・なぜか夢だとわかるそんな夢・・・
ふと振り返ると自分が召喚した太上老君が自分の後ろにいた・・・
太上老君は怠惰スーツを身にまとってない・・・目も開いていて神秘的な雰囲気をかもし出していた・・・

「私をここに呼んだのはあなた?」

唐突に問うルイズ
太上老君はそれに答えようとせず問いを返した

「君はなぜそんなにがんばるんだい?」

「何故って・・・」

「貴族だから?自分を認めてもらいたいから?
・・・無駄なことだよ」

「ッ・・・なんですって・・・」

太上老君を睨むルイズ・・・無駄というのに才能がないといわれたと思ったからだ

「人間にもいつか終わりが来る・・・貴族の威厳・・・それも悠久の時の中では無意味だよ。
例えどんなによい国でもいずれは叛乱が起き打倒されということが続く・・・
貴族も最後には無惨に歴史から埋もれる。人も然り」

「そんなことわからないでしょ!!」

「わかっているんだよ、私には・・・そういう未来を私は見たから・・・」

そしてルイズの目の前に光景が・・・広まろう・・・として途中でストップした

「?」

「見せるのもめんどくさい。全部見せると三ヶ月もかかるし・・・」

一気に先ほどまでの神秘的な雰囲気が四散した・・・

「ちょっと!!」

「それに見せて納得するかどうかわからないし」

「当然よ!」

「そうだよね・・・じゃ、おやすみ」

「待てい!!」

寝ようとする太上老君をつかむルイズ・・・太上老君はめんどくさそうに閉じかけた目を開ける

「さっきの質問が私をここに呼んだわけ!?あんだけ昼間苦労させといて!!それだけ!?」

「・・・ああ、そうだった・・・使い魔としてのことなんだけど私はめんどくさいので何もしないから。
まあ、怠惰スーツは丈夫だから盾に使ってもいいよ」

「な、なによそれ!!ふざけるんじゃ・・・」

「ああそれと君の属性だけど・・・」

急に自身の魔法のことを言われたので怒鳴るのを止めるルイズ
太上老君は言葉を続ける

「虚無だと思うよ」

「え!?」

いきなり言われたことにわけがわからなくなるが太上老君はかまわず今度は紙を取り出し彼女に渡す・・・
かつては自分を頼ってやってきたものにはそれなりの手ほどきをしていたのだがさらに怠けが進行したらしい・・・

「詳しくはそれに書いてあるよ・・・といっても寝てる間にぱくった知識だから正しいかどうかわからないけど・・・
それじゃ、今度こそ・・・」

そういう彼の手には一発覚醒くんハイパーとか書かれたハンマーが握られていた
それにはさすがにルイズも焦る

「ちょっと!!」

が、静止の言葉を聞かず太上老君はルイズの頭にハンマーを振り下ろす

「グッバイ、ルイズ、永久にーーー!!!」

「あだ~!!!」






気がつくとルイズは目覚めており朝だった・・・
夢に関しては首をひねったが枕元には夢の中で太上老君に渡された紙が存在していた・・・
その後、その紙に書かれた知識のおかげでルイズは虚無の使い手として大成したとか・・・
ちなみに太上老君は本人のいうとおり盾として使われごくごくたまに立体映像で出てきてアドバイスしてくれたとか・・・
あと、ルイズが生涯経験した中で最高の戦いでは怠惰スーツが破損しその怒りで暴れまくったらしい・・・

~おわり?~






















NG~あるいはアナザールート~




「な、なによそれ!!ふざけるんじゃないわよ!!」

「しつこいな~・・・なに?君も何か欲しい口?」

「そうね!こんだけ疲れさせといてそれはないでしょ!!使い魔としての役目を果たす気がないなら
何か役立つものをよこしなさい」

「そういうのを人はカツアゲという・・・」

「だまらっしゃい!!」

「はいはい・・・じゃ、これあげる」

そういって太上老君はルイズに布のようなものを渡す

「スーパー宝貝・傾世元禳を・・・って、そういや君、仙道じゃなかったっけ・・・」

彼がそういってるあいだにもルイズの体はどんどん干からびていった・・・

「・・・まあ、夢の中だし大丈夫でしょ」

その後、「干からびるのがなんか妙に遅いな~」と思ってたところ死ぬ一歩手前でルイズが意識を取り戻し抗議してきた・・・
太上老君は無視して「あれ~?もしかして仙人骨持ち?それとも虚無の・・・」とかしばらくぶつぶつと唸っていたが
流石に罪悪感を感じたのか彼女に夢の中で修行をつけたという・・・

その後・・・傾世元禳を我が物にしたルイズはその力を使い敵を誘惑し手ごまとし
『傾国のルイズ』として歴史に長くその名を刻んだという・・・仙道なっちゃって寿命なくなっちゃったし・・・
ちなみに鍛えた太上老君があんな性格・・・しかも彼の最初の弟子が教えを請うた時よりめんどくさがりになっていたため性格はかなり捻くれてしまったとか・・・
貧乳とかチビとか言われると「私は自分の身体的特徴を言われるのが死ぬほど嫌い」と地形が変わるのも省みず相手を吹き飛ばしたとか・・・



~今度こそおわれ~

新着情報

取得中です。