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フーケの使い魔

夜のトリステイン魔法学院の廊下に、一つの足音が響いていた

足音の主は女性だった。学園長秘書・ミス・ロングビル
それが彼女の表の顔だった…そう、表の
緑髪を月明かりで光らせ、廊下を歩く彼女に

「調子は、いかがかな?マチルダ」

そう、窓の外から問いかけるものがいた


ドラが使い魔 番外・フーケの使い魔


「まあまあ、ね」
その問いに彼女は動揺の色も見せず、返事を返した

「貴族の子供の相手って言うのも、なかなか楽じゃないわ」
「…ほう、私にはずいぶんと楽しそうに見えたがね」
「…私をからかってるの?」
「いやいや」


そう言って窓の外から顔を出したのは、タキシードを身に着け、シルクハットを被り
仮面をつけ、金のステッキを持ったマタドーラに良く似た(こちらは体色が紫で、角の変わりに
ネコの耳が付いている)人物?だった

「…で、本題の「破壊の杖」のほうは?」
「あんたの言ったとおり、とんでもない兵器だったわ
 アレを盗むのはよっぽどの馬鹿だわね」
そう言って肩をすくめるロングビル…いや、すでにその顔は、彼女の裏の顔になっていた

「で、そっちは?」
「…どうもキナ臭くなってきたんでね。もう少し調べてみる必要がありそうだ」
「そうかい……」

しばしの沈黙の後

「…マチルダ、私としては君には怪盗としてではなく、この学院で
 一教師として働いてもらいんたいだが…」
「馬鹿言うんじゃないよ」
彼の言葉に、フーケは鋭い目つきで答える


「あの日から…あんたを使い魔にしたあの日から、私はあんたと同じ道を歩むって決めたんだよ
 義賊として…怪盗「土くれのフーケ」としてね」
「だろうね、そういうと思ったよ。まぁ、しかたない、か…」
苦笑する彼に、目つきを緩めフーケは尋ねる

「そういえば、今日あんたに良く似た使い魔が召喚されたわ」
「ほう、どんな?」
「確か…牛のような角があって、赤い肌をしていたわね」
「……なるほど、「彼」か…」
「知り合い?」
「いやなに、ただの腐れ縁さ」


その頃

「えっくしょい!!」
「風邪ですか、マタドーラさん?」
「いや、んなことはないはずなんだけど…」
うわさの彼は犬耳メイドとこんな会話をしていた


「…では、私はもう行くとしよう」

彼は窓枠に足を書ける

「ええ、それじゃ…」


「…また、ね。ミスタ・ドラパン」

「君もな、ミス・マチルダ」


そう言って彼…ドラパンは窓枠を蹴り、颯爽と夜空へ去っていった

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