あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

天才と何とかは紙一重というかむしろ完全にハルケギニアに行きました

 ルイズはあの日から散々精神を擦り切らせている。
きっと今の彼女が”エクスプロージョン”を使っても爆竹程度の威力しかでないだろう。
そして、そんな彼女の耳に不吉な声が届いてしまった。
「ギーシュが決闘をやるぞー。相手はゼロのルイズが召喚した使い魔だー!!」
 ルイズはその一言を聞いたせいで、地面に頭から突っ伏しSAN値は残り3になった。
「ったく、あんの■■■■は~!!何度わたしに心労を掛けさせれば気が済むのよ!!」

 ヴェストリの広場には、近年稀に見る人だかりが出来ていた。
娯楽の少ない学院という閉鎖空間の中では、ケンカじみた決闘もイベントになるのだ。
「諸君!これは決闘だ!!」
『青銅』の二つ名を持つ少年、ギーシュ・グラモンが高らかに宣言し、杖を掲げた。
「ヤツはこの僕を侮辱した!よって、それ相応の「ギーシュ!!」」
ギーシュは自分の宣言を途中で遮った声の主、ルイズのほうに目を向けた。
「あいつと決闘するって本当なの?」
ルイズはギーシュの肩を掴みながら静かで、それでいて威圧感バリバリに質問した。
ギーシュの掴まれた肩には万力で挟まれたかのような圧力が掛かり始めている。
「あ、あぁ、本当だとも。あいつは平民の癖に貴族であるこの僕を侮辱したからね。って、痛いからこの手放して!!」
ギーシュはルイズの雰囲気に呑まれながらも決闘することを肯定すると、肩に更なる圧力が掛かった。
「も、もしかして止めようと思っているのかい?」
「まさか?その逆よ。徹底的に、還付なきままにボコボコにしなさい。なんなら不慮の事故も問わないわ。このわたしが許可する」
 ルイズはまるで、修羅の如きの顔つきでギーシュに釘を刺していると、広場に件の使い魔が姿を現した。

「ぬあーはっはっはっはっはっはっ!!げひゃーはっはっはっはっはっはっ!!」
 実に下品な笑い声とエレキギターの音が広場に響き渡った。
「この大宇宙に一人いるかいないかと聞かれたら一人しかいない大・天・才!!ドクタァァァァァァアアアアア!!ウェェェェェッストォォォォオオオオ!!
との決闘からよくぞ逃げずに来たであるな、ギーシュ・グラモン」
実に電波受信率400%でオレンジ色の液体に溶けてしまいそうなルイズの使い魔の男が、白衣をはためかせながら広場に現れた。

「いいわねギーシュ。絶対に手加減なんてするんじゃないわよ!!」
 ルイズはギーシュに更なる釘を刺すと観客の方へと離れていった。
「う~む、これが今時流行りの女の子とも言うべきツンデレであるか。
人目がある所では『貴様を倒すのはこの俺だ。ニンジン男』とツンツンしながらも、その裏では長年のカップルの仲を引き裂きその彼女を寝取って逆玉になるのであった。
あれ?これってもしかしてかませ犬?」
■■■■は自分の言った解説に実に感慨深そうな表情をしている。
「えぇ~い、なにをワケの分からんことをゴチャゴチャと!!いいだろう、徹底的にやってやる!!
僕は二つ名は『青銅』。そして僕の使う魔法はこれだ。来い『ワルキューレ』!」
 ギーシュはやけくそ気味に青銅のゴーレム『ワルキューレ』を7体全て作り出した。
普段なら一体しか出さないのだが、後ろにいるルイズのプレッシャーがそれを許さなかったからだ。
「OH!!本気と書いてマジと読む気合の入りっぷりであるな。
ならば、我輩は獅子は兎を狩るのに全力出しすぎて死にかけるも、サイボーグとなり勇気でなんでも乗り越えたという故事に習うことにするのであ~る」
 ウェストのそのセリフと共に辺りが揺れ始めた。
「ぬあーはっはっはっはっ!!出でませい!!スーパーウェスト無敵ロボ28號+(プラス)~リミッター解除は友のため~!!」
そして地面から巨大なドリルを載せた80メイル以上ある巨大なロボットがハルケギニアの空の下に姿を現すのであった。

 この瞬間、ルイズのSAN値は0になった。

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